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検索詳細深川 宏樹大学院国際文化学研究科 文化相関専攻准教授
研究活動情報
■ 受賞- 2023年12月 澁澤民族学振興基金, 第50回 澁澤賞, 『社会的身体の民族誌―ニ ューギニア高地における人格論と社会性の人類学』
- 2022年03月 日本オセアニア学会, 第21回 日本オセアニア学会賞, 『社会的身体の民族誌―ニ ューギニア高地における人格論と社会性の人類学』
- 2018年06月 日本文化人類学会, 第13回 日本文化人類学会奨励賞, 「身体に内在する社会性と『人格の拡大』」―ニューギニア高地エンガ州サカ谷における血縁者の死の重み」
- 2023年12月, Grassroots Law in Papua New Guinea (Melissa Demian ed.), 23 - 44Legal Consciousness and Predicament of Village Courts in a “Weak State”: Internalization of External Authority in the New Guinea Highlands[査読有り]
- 2023年03月, 『サブスタンスの人類学―身体・自然・つながりのリアリティ』松尾瑞穂編, 111 - 149「言語身体」とサブスタンス論の臨界点―ニューギニア高地エンガ州における「重み」の言葉の事例から[査読有り]
- 2022年09月, 文化人類学, 87(2) (2), 170 - 190イメージの運動の人類学的記述―ニューギニア高地の植民地期/脱植民地期における「白人」イメージの民族誌[査読有り]
- 2020年12月, 『オセアニアで学ぶ人類学』風間計博・梅崎昌裕編, 139 - 153経済―贈与交換のニューギニア、あるいは人と物の溶け合うところ
- 2018年06月, 『21世紀の文化人類学:世界の新しい捉え方』前川啓治、箭内匡、深川宏樹、浜田明範、里見龍樹、木村周平、根本達、三浦敦 著, 53 - 93人格と社会性
- 2018年03月, 文化人類学, 82(4) (4), 526 - 546紛争の「重み」、感情の仲裁―ニューギニア高地エンガ州サカ谷の事例から[査読有り]
- 2017年03月, 『交錯と共生の人類学―オセアニアにおけるマイノ リティと主流社会』風間計博編, 267 - 297狂気に突き動かされる社会―ニューギニア高地エンガ州における交換と「賭けられた生」[査読有り]
- 2017年03月, 『食をめぐる人類学―飲食実践が紡ぐ社会関係』櫻田涼子・稲澤努・三浦哲也編, 194 - 226「母親」の声を耳にするとき、お前の胸は痛むだろう―ニューギニア高地における豚肉の贈与の拒絶と血縁関係[査読有り]
- 日本文化人類学会, 2016年06月, 文化人類学, 81(1) (1), 5 - 25, 日本語身体に内在する社会性と「人格の拡大」―ニューギニア高地エンガ州サカ谷における血縁者の死の重み[査読有り]
- 2016年03月, 『〈紛争〉の比較民族誌―グローバル化におけるオセアニアの暴力・ 民族対立・政治的混乱』丹羽典生編, 137 - 170敵と結婚する社会―ニューギニア高地における紛争の拡大と収束の論理[査読有り]
- 2016年02月, 現代思想, 44(5) (5), 80 - 97【翻訳】 マリリン・ストラザーン「歴史のモノたち―出来事とイメージの解釈」[招待有り]
- 2016年02月, たばこ史研究, 135, 14 - 24煙草に刻まれた歴史―「白人」への憧憬と紙巻き煙草(二)
- 2015年11月, たばこ史研究, 134, 2 - 12煙草に刻まれた歴史―「白人」への憧憬と紙巻き煙草(一)
- 2014年02月, Revisiting Colonial & Post-Colonial: Anthropological Studies of Cultural Interface (Heung Wah Wong and Keiji Maegawa eds.), 73 - 96Constructing Self and Other in the New Guinea Highlands: Whiteness and Inter-Clan Competition in the Postcolonial Period[査読有り]
- 2013年03月, 『現代オセアニアの〈紛争〉―脱植民地期以降のフィールドから』丹羽典生・石森大知編, 18 - 26パプアニューギニアにおける紛争の現状[査読有り]
- 2013年03月, 『現代オセアニアの〈紛争〉―脱植民地期以降のフィールドから』丹羽典生・石森大知編, 53 - 72ニューギニア高地における部族間抗争の変容[査読有り]
- 2013年03月, 筑波大学, 1 - 259争いと身体観に関する人類学的研究―ニューギニア高地における仲裁と村落裁判[査読有り]
- 2012年08月, 『カルチュラル・インターフェースの人類学―「読み換え」から「書き換え」の実践へ』前川啓治編, 30 - 46ニューギニア高地における白人性の獲得―脱植民地期におけるキリスト教の実践
- 村落裁判の形式化と戦略的利用―ニューギニア高地エンガ州における権威の希求本稿ではニューギニア高地エンガ州の事例から、判事がいかに自己を権威づけ、その権威を人々がどのように認め、村落裁判を利用するかを考察する。パプアニューギニアでは独立時に、住民にとって利用しやすい法制度として、村落裁判所が司法制度の末端に設けられた。村落裁判法の規定では、村落裁判は地域ごとの慣習に基づき、判決を下すとされる。一方、実際の村落裁判は、慣習的な仲裁とはかけ離れたものとなっている。こうした点を、従来の研究は、村落裁判の判事が国家の近代型裁判を模倣することで、自らを権威づける試みとした。しかし、本稿の事例から明らかになるのは、その試みが部分的にしか成功しえない点である。村落裁判は警察等の物理的な強制力をもたず、人々によって見せかけの権威として戦略的に利用される傾向にある。本稿は、そうした事例を植民地行政官に由来する外部の権威との関連から考察する。くにたち人類学会, 2012年05月, くにたち人類学研究, 7, 49 - 65, 日本語[査読有り]
- 早稲田大学文化人類学会, 2011年12月, 文化人類学研究, 12, 90 - 112, 日本語サブスタンスと交換による親族関係の構築―ニューギニア高地における葬儀時の母方親族への贈与の事例から[査読有り]
- 2009年07月, 日本オセアニア学会ニューズレター, 94, 11 - 19ニューギニア高地における白人理解とモラリティ―植民地統治の理想化と現状の悲観視
- 2020年03月, カルチュラル・グリーン, 1, 47 - 52ニューギニア高地エンガ州の縺れ合う自然と文化―環境に遍在する「水」と「心臓」
- 2017年12月, コンタクト・ゾーン, 9, 457 - 464【書評】 比嘉夏子著『贈与とふるまいの人類学―トンガ王国の〈経済〉実践』
- 2017年06月, 民博通信, 157, 25太平洋地域の人類学的研究の最前線
- 2017年04月, 月刊みんぱく, 41(4) (4), 10 - 11クランの一員になってみました
- 2016年09月, 月刊みんぱく, 40(9) (9), 14 - 15パプアニューギニアの石蒸し料理ムームー
- 2016年03月, アジア・アフリカ地域研究, 15(2) (2), 278 - 282【書評】 岡野英之 『アフリカの内戦と武装勢力―シエラレオネにみる人脈ネットワー クの生成と変容』
- 2015年08月, 平成26年度公益財団法人たばこ総合研究センター助成研究報告書, 75 - 98ニューギニア高地エンガ州における喫煙慣行と社会変容に関する人類学的研究
- 2015年03月, コンタクト・ゾーン, 7, 323 - 329【書評】 田所聖志著 『秩序の構造―ニューギニア山地民における人間関係の社会人類学』
- 分担執筆, 親族と身体(パプアニューギニア), 丸善出版, 2024年10月, ISBN: 9784621310076オセア ニア文化事典
- 分担執筆, メラネシア(ニューギニア高地), 丸善出版, 2023年12月, ISBN: 9784621308417世界の冠婚葬祭事典
- 風響社, 2021年03月, 日本語, ISBN: 9784894892903社会的身体の民族誌-ニューギニア高地における人格論と社会性の人類学
- 分担執筆, 【象徴人類学】デイヴィッド・M・シュナイダー, ミネルヴァ書房, 2018年04月, 日本語, ISBN: 9784623082742はじめて学ぶ文化人類学―人物・古典・名著からの誘い
- AA研共同利用・共同研究課題「アジア太平洋地域における希望の人類学的研究:新たな身体実践が拓く未来」研究会, 2024年06月希望という方法、希望のロマン化、身体化された希望、そして希望の限界―希望の人類学序説―
- 第90回 神戸人類学研究会, 2022年10月イメージの運動の人類学的記述―ニューギニア高地エンガ州サカ谷の植民地期/脱植民地期における「白人」イメージの民族誌
- 神戸大学大学院国際文化学研究科 研究推進インスティテュート 2022年度第1回新任教員セミナー, 2022年06月社会的身体の民族誌序説―ニューギニア高地における人格論と社会性の人類学
- 国立民族学博物館共同研究会「オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究」, 2021年10月〈他なるもの〉の記憶から〈他なるもの〉との生成へ―ニューギニア高地の植民地期/脱植民地期における「白人」イメージの民族誌理論
- 日本オセアニア学会関西地区研究例会, 2020年01月死に至る言葉―ニューギニア高地の伝記的な生における諸物の因果と「言語身体」
- 国立民族学博物館共同研究会「グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究」, 2019年12月言葉の重みとは何か?―「言語身体」の概念化へとむけた一考察
- 科学研究費補助金「イギリスロマン主義期における百科の思想と出版」研究会, 2018年12月環太平洋地域における百科の思想序説―オセアニア島嶼部の文化と自然の関係に焦点を当てて
- 科学研究費補助金「社会関係を開閉する食実践と住に関する文化人類学的研究」研究会, 2018年10月ニューギニア高地における家社会の変貌―親族と居住をめぐる社会動態
- 「マイノリティと主流社会の共存」研究会, 2017年02月民族誌から生-誌へ―ニューギニア高地エンガ州における交換と狂気
- 大阪大学大学院人間科学研究科教育改革推進室・日本文化人類学会近畿地区研究懇談会共催公開シンポジウム「在来の紛争処理をめぐる比較民族誌―アフリカ・オセアニア・ラテンアメリカの事例から」, 2016年07月, 大阪大学において「戦争の仮面」論再考―ニューギニア高地における敵対・同盟関係の前景化と後景化
- 国立民族学博物館共同研究会「グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究」, 2016年06月, 国立民族学博物館において血が否定されるとき―ニューギニア高地におけるサブスタンス紐帯とその切断
- 平成26年度公益財団法人たばこ総合研究センター助成研究報告会, 2015年08月, 霞ヶ関ビル35階東海大学校友会館においてニューギニア高地エンガ州における喫煙慣行と社会変容に関する人類学的研究
- ZAIRAICHI Workshop: Reflecting Local Knowledge to Global Context, 2015年02月, Kyoto University, JapanThe Formalization and Authority-seeking of Village Courts: Reconstruction of Local Arbitration in the New Guinea Highlands[招待有り]ポスター発表
- Symposium: Risk, Agent X, Science & Technology. Tsukuba Global Science Week (TGSW) 2014, 2014年08月, University of Tsukuba, JapanCurse of Uncertainty: Healing Ritual and Multiple Causes of Misfortune
- 科学研究費補助金「パプアニューギニアにおける社会的新秩序の形成:開発に伴う公共圏の生成に関する研究」研究会, 2014年07月, 立教大学において罪としての怒り―ニューギニア高地におけるキリスト教と呪い
- 日本文化人類学会・近畿地区研究懇談会博士論文・修士論文発表会, 2014年03月, 国立民族学博 物館において争いと身体観に関する人類学的研究―ニューギニア高地における仲裁と村落裁判
- 日本オセアニア学会第31回研究大会, 2014年03月, 高知市国民宿舎桂浜荘において告白と呪い―ニューギニア高地におけるキリスト教の実践と感情の民俗理論
- 科学研究費補助金「太平洋島嶼部におけるマイノリティと主流社会の共存に関する人類学的研究」研究会, 2013年12月, 京都大学においてニューギア高地における紛争の社会性―人格論の観点から
- 日本文化人類学会2013年度次世代育成セミナー, 2013年11月, 国立民族学博物館において身体に発現する呪い―ニューギニア高地エンガ州における人格と感情
- 筑波人類学ワークショップ001「縺れと個体化の過程の中へ:ANTの限界を超える方法論の探求」, 2013年08月, 筑波大学館山研修所において潜在する呪い―ニューギニア高地における血縁者間の争いと感情
- 東北大学東北アジア研究センター共同研究・ワークショップ「食からみる「つながり」の文化人類学的研究」, 2013年03月, 東北大学において血縁関係における呪いの生起―ニューギニア高地における食を介したサブスタンスの交換に焦点を当てて
- 東北大学東北アジア研究センター共同研究「食からみる「つながり」の文化人類学的研究」, 2012年12月, 東京工業大学において食物の交換関係の切断と呪い
- 筑波人類学研究会第10回定例会, 2012年03月, 筑波大学においてニューギニア高地における身体と感情の民俗理論―象徴的身体論の枠組みにおいて
- 国立民族学博物館共同研究会「オセアニアにおける独立期以降の<紛争>に 関する比較民族誌的研究」, 2011年11月, 国立民族学博物館においてニューギニア高地における争いの拡大の論理―クラン間の敵対関係と友好関係の並存
- 日本文化人類学会第45回研究大会, 2011年06月, 法政大学において死の悲しみがもつ力―ニューギニア高地における呪いの事例から
- International Workshop: Anthropology of Cultural Interface, 2011年02月, 香港大学においてニューギニア高地における白人性の獲得―脱植民地期のキリスト教の実践とモラリティの変容
- 日本オセアニア学会関東地区研究例会, 2010年12月, 東京大学において集団関係と血の交渉―ニューギニア高地における葬儀時の母方親族への贈与
- 日本文化人類学会第44回研究大会, 2010年06月, 立教大学においてもめごとの処理における怒りの解放と抑圧―ニューギニア高地の調停と村落裁判の事例から
- 日本オセアニア学会第27回研究大会, 2010年03月, 名鉄犬山ホテルにおいて報復手段としての村落裁判―ニューギニア高地における争いの事例から
- 筑波人類学研究会第4回定例会, 2009年06月, 筑波大学においてモラル的な理想像としての「父」と「白人」―ニューギニア高地における国家独立の帰結
- 筑波人類学研究会第3回定例会, 2009年03月, 筑波大学においてパプアニューギニア高地における揉め事と病気
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会 科学研究費補助金、基盤研究(B), 2024年04月 - 2028年03月, 研究代表者アジア太平洋地域における希望の人類学―新たな身体実践が拓く未来
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所、共同利用・共同研究課題, 2024年04月 - 2027年03月, 研究代表者アジア太平洋地域における希望の人類学的研究:新たな身体実践が拓く未来
- 日本学術振興会 科学研究費補助金、若手研究, 2020年04月 - 2024年03月, 研究代表者ニューギニア高地における紛争の感情と「実存の時間」に関する人類学的研究
- 国立民族学博物館, 共同研究, 2018年10月 - 2022年03月, 研究分担者オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究競争的資金
- りそなアジア・オセアニア財団, 2020年04月 - 2021年03月, 研究代表者りそなアジア・オセアニア財団 出版助成
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金、基盤研究(C), 2018年04月 - 2021年03月, 研究分担者イギリスロマン主義期における百科の思想と出版競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金、基盤研究(C), 2018年04月 - 2021年03月, 研究分担者社会関係を開閉する食実践と住に関する文化人類学的研究競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金、研究活動スタート支援, 2018年08月 - 2020年03月, 研究代表者ニューギニア紛争後社会における未来と感情の動態に関する人類学的研究競争的資金
- 国立民族学博物館, 共同研究, 2016年04月 - 2020年03月, 研究分担者グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究競争的資金
- 日本たばこ総合研究センター, 研究助成, 2014年04月 - 2015年03月, 研究代表者ニューギニア高地エンガ州における喫煙慣行と社会変容に関する人類学的研究競争的資金
- りそなアジア・オセアニア財団, 調査研究助成, 2012年04月 - 2014年03月, 研究代表者多元的法体制における紛争調停と感情処理についての人類学的研究競争的資金
- 国立民族学博物館, 共同研究, 2012年04月 - 2013年03月, 研究分担者オセアニアにおける独立期以降の<紛争>に関する比較民族誌的研究競争的資金
- 公益信託澁澤民族学振興基金, 大学院生等に対する研究活動助成, 2012年04月 - 2013年03月, 研究代表者ニュ ーギニア高地における争いと感情の動態に関する人類学的研究競争的資金
- 日本科学協会, 笹川科学研究助成金, 2011年04月 - 2012年03月, 研究代表者パプアニューギニアにおける争いの解決方法と地域の秩序維持に関する人類学研究競争的資金
- 松下国際財団(現松下幸之助記念財団), 研究助成, 2007年04月 - 2008年03月, 研究代表者パプアニューギニア高地、鉱山開発地区における商業活動と贈与交換に関する人類学的研究競争的資金
■ 学術貢献活動