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検索詳細青山 薫大学院国際文化学研究科 グローバル文化専攻教授
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■ 受賞- 2015年01月 The Association of College and Research Libraries (ACRL), a division of the American Library Association, 2014 Choice Outstanding Academic Title Award, Asian Women and Intimate Work•overall excellence in presentation and scholarship •importance relative to other literature in the field •distinction as a first treatment of a given subject in book or electronic form •originality or uniqueness of treatment •value to undergraduate students •importance in building undergraduate library collections, アメリカ合衆国国内外の国際的学術賞
- The Japan Sociological Society, 2020年, 社会学評論, 71(2) (2), 215 - 232, 日本語[招待有り]研究論文(学術雑誌)
- ジェンダー史学会, 2016年, ジェンダー史学, 12, 19 - 36, 日本語
昨年、全米で法制化されるなどして話題になった「同性婚」1 。日本では、その法制化が現実味を帯びないうちに賛否両論が出揃った感がある。本稿は、この議論をふまえ、「同性婚」やこれに準ずる「同性パートナーシップ」を想定することが、現在の世界と日本社会でどのような意味をもつのかを考察する。
そのために本稿は、まず、世界で初めて同性カップルの「登録パートナーシップ」を法制化したデンマーク、やはり初めて同性同士の法律婚を可能にしたオランダ、特徴的な「市民パートナーシップ」制度を創設したイギリス、そして「婚姻の平等」化で世界に影響を与えたアメリカにおける、「同性婚」制度の現代史を概観する。そしてこれら各国の経験に基づいて、「同性婚」が何を変え、何を温存するのかを考察する。そこでは、「同性婚」が近代産業資本主義社会の基礎としての異性婚に倣い、カップル主義規範を温存させることを指摘する。また、「同性婚」が、異性婚の必然であった性別役割分業・性と生殖の一致・「男同士の絆」(セジウィック)を変化させる可能性についても論じる。次に本稿は、近年の日本における「同性婚」に関する賛否両論を概観する。そこでは、賛成論が、同性婚の1)自由・平等の制度的保証面、2)国際法的正当性、3)象徴的意義、4)実生活の必要性に依拠していること、反対論が、同性婚の1) 性的少数者の中のマイノリティ排除、2)経済的弱者の排除、3)社会規範・国家法制度への包摂、4)新自由主義経済政策との親和性を問題視していることを指摘する。
そのうえで本稿は、異性愛規範が脆くなってきた今、抗し難い「愛」の言説を通じて「LGBT」が結婚できる「善き市民」として社会に包摂されるとき、他のマイノリティを排除していること、さらに、日本における包摂には、欧米の「同性婚」議論では「愛」と同様に重要視されてきた自由と平等の権利さえ伴っていないことに注意を注ぐよう、読者に呼びかける。
[招待有り] - グローバル化とセックスワーク――深化するリスク・拡大する運動――本稿は,公序良俗を守り,「健康な成人向け娯楽」を提供し,「女性と子ども」この産業から保護する法が,男女を分け,女性を,公序良俗の内部にいる「善い女性」と商業的性行為によって無垢さを失った「悪い女性」に分断する性の二重基準にもとづいていることを批判的に検証する.そして,この法によってセックスワーカー(SW)が社会的に排除され,あるいは保護更生の対象とされることを問題視する.さらに本稿は,法の二重基準に内包された階級とエスニシティにかかわるバイアスが,グローバル化が広げる格差と不安定さによって鮮明になったことを指摘する.そして,このような二重基準が,近年,移住SWをつねに人身取引にかかわる犠牲者あるいは犯罪者と位置づけ,とくに逸脱化・無力化する法とその運用にもあらわれていると議論する.日本社会学会, 2014年09月, 社会学評論, 65(2) (2), 224 - 238, 日本語
以上の目的をもって,本稿では,SW支援団体と行ったアウトリーチにもと[招待有り]研究論文(学術雑誌) - 2012年, 女たちの21世紀, 72, 15 - 30あってはいけないセックスワーク―外国人セックスワーカーと不可視化の危険[招待有り]
- 2012年, 厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策研究事業)平成23年度 分担研究報告書セックスワーカーとの協働による予防介入プログラムの開発と普及に関する研究
- 日本社会学会, 2011年06月, 社会学評論, 62(1) (1), 125 - 126, 日本語
- 2011年, 厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策研究事業)平成22年度 分担研究報告書セックスワーカーとの協働による予防介入プログラムの開発と普及に関する研究
- 2010年, Journal of Intimate and Public Spheres, 115 - 120Changing Japanese Immigration Policy and Its Effects on Marginalized Communities: a Sociological Perspective
- 2010年, 『シンボルとしての土地』「アジア太平洋におけるリージョナリズムとアイデンティティ」研究会, 47 - 56社会規範に呼応するセクシュアリティとジェンダー―タイ女性性労働者の場合
- 2010年, The Proceedings of International Symposium on Asian Gender Under Construction, 197 - 210Migrant Sexworkers in Japan: Moving from Modernisation to Globalisation
- 2008年, 公開研究会記録「セックスワーク論の再検討, 1 - 21セックスワーク―二分法を越える必要
- 2007年, アジア太平洋地域の人身取引問題と日本の国際貢献, 51 - 78タイ王国チェンライ県7郡における帰国女性一次調査
- 2021年12月, 東京地裁419号法廷, 日本語持続化給付金訴訟意見書
- ピープルズ・プラン研究所 ; [19--]-, 2015年04月, ピープルズ・プラン, (68) (68), 76 - 82, 日本語子どもを産む人・育てる人を増やしたいのなら、シングルマザー支援に力を入れて同性パートナーシップを法制化すれば? : 渋谷区方式を越えて。 (特集 人口減少 : 何が問題か)
- 2010年, 個別施策層(とくに性風俗に係る人々・移住労働省)のHIV感染予防対策とその介入効果の評価に関する研究 平成21年度 総括・分担研究報告書個別施策層(とくに性風俗に係る人々・移住労働者)のHIV感染予防対策とその介入効果に関する研究 2 性風俗に係る人々のHIV感染予防・介入手法に関する研究 女性セックスワーカーの意識・行動調査
- 単著, 16章 それほど新しくない「新しい家族」――同性婚の保守性・革新性, ミネルヴァ書房, 2021年11月, ISBN: 462309281Xどうする日本の家族政策 (いま社会政策に何ができるか 3)
- 共著, 明石書店, 2021年04月, 日本語, ISBN: 4750351644東南アジアと「LGBT」の政治——性的少数者をめぐって何が争われているか
- 共著, 十三の中国エステで働くということ, 松籟社, 2021年03月, 日本語, ISBN: 4879843849日本で働く 外国人労働者の視点から
- 分担執筆, セクシュアリティとは何か/セクシュアリティとアイデンティティ/セクシュアリティと結婚・家族・国家, ミネルヴァ書房, 2020年03月, 日本語, ISBN: 4623089711よくわかる社会学[第3版] (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
- 分担執筆, Researchers and Gatekeepers in Participatory Action Research in Japan’s Sex Industry, Routledge, 2018年11月, 英語, ISBN: 0815354126Routledge International Handbook of Sex Industry Research (Routledge International Handbooks)
- 共著, Routledge, 2018年11月, 英語‘Researchers, Gatekeepers and Participatory Action Research in Japan’s Sex Industry’, Dewey, S., Crowhurst, I. and Izugbara, C. eds., International Handbook of Sex Industry Research: New Directions and Perspectives学術書
- 分担執筆, セックスワーカーへの暴力をどう防ぐか―各国の法体系と当事者中心のアプローチ, 日本評論社, 2018年09月, 日本語, ISBN: 4535587248セックスワーク・スタディーズ
- 分担執筆, 「不法滞在」をする側の論理一とくに性風俗産業で働く人々について, 京都大学学術出版会, 2018年01月, 日本語, ISBN: 4814000723国際移動と親密圏: ケア・結婚・セックス (変容する親密圏―公共圏)
- 共著, 京都大学出版会, 2018年, 日本語「「不法滞在」をする側の論理 ― とくに性風俗産業で働く人々について」安里和晃編『国際移動と親密圏:ケア・結婚・セックス』:79-99学術書
- 共著, Rougledge, 2015年, 英語, This chapter argues that Japanese laws which regulate the sex industry do not protect those who work in the industry but treat them as criminal offenders or delinquents, or victimes of circumstances, who need to be rehabilitated into good public morals. Making clear that there is a multi-layered bias in the laws against those sex workers and that the conseqent social exclution学術書
- 分担執筆, The Sex industry in Japan: the Danger of Invisibility, Routledge, 2014年09月, 英語, ISBN: 0415639484Routledge Handbook of Sexuality Studies in East Asia
- その他, Routledge, 2014年03月, 英語‘The Sex Industry in Japan: The Invisible Danger of Public Morals’, in McLelland, Mark and Mackie, Vera eds. The Routledge Handbook of Sexuality Studies in East Asia学術書
- その他, Brill Academic Publishers, 2014年01月, 英語‘Moving from Modernisation to Globalisation: Migrant Sexworkers in Japan’, in Ochiai, Emiko and Aoyama, Kaoru eds. Asian Women and Intimate Work学術書
- 共編者(共編著者), Brill Academic Publishers, 2014年01月, 英語Ochiai, Emiko and Aoyama, Kaoru eds. Asian Women and Intimate Work学術書
- その他, 丸善出版, 2013年11月, 日本語「性労働のグローバル化」の項、吉原和男他編『人の移動事典―日本とアジア』、144-145頁事典・辞書
- 共著, 有斐閣出版, 2013年03月, 日本語千田有紀・中西祐子・青山薫著『ジェンダー論をつかむ』教科書・概説・概論
- その他, ミネルヴァ書房, 2013年03月, 日本語「性の商品化とセックスワーク」の項および「親密圏と親密権」の項、木村涼子・伊田久美子・熊安貴美江編『よくわかるジェンダースタディズ―人文社会科学から自然科学まで』206-207頁、212-213頁事典・辞書
- その他, 小学館, 2012年12月, 日本語「売春」の項(山手茂と共著)、『日本大百科全書(ニッポニカ)』(オンライン版)小学館/Yahoo! 百科事典、http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%A3%B2%E6%98%A5/,2012事典・辞書
- その他, The Feminist Press at the City University of New York, 2012年12月, 英語'Migrants and the Sex Industry’, in Fujimura-Fanselow, Kumiko ed. Transforming Japan: How Feminism and Diversity are Making a Difference: pp.284-301 of pp.560一般書・啓蒙書
- 共著, 『厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策研究事業)「個別施策層(とくに性風俗に係る人々・移住労働者)のHIV予防対策とその介入効果の評価に関する研究」平成21-23年度 総合研究報告書』, 2012年03月, 日本語東優子・要友紀子・ぽんぽんまる・小山ケイ・綾瀬麗次・タミヤリョウコ・鍵田いずみ・野坂祐子・青山薫著「性風俗に係る人々のHIV感染予防・介入手法に関する研究」9-18頁調査報告書
- 分担執筆, 日本における移住セックスワーカー―社会的排除に遭う変化の体現者, 京都大学学術出版会, 2012年02月, 日本語, ISBN: 487698574Xアジア女性と親密性の労働 (変容する親密圏/公共圏 2)
- その他, 京都大学出版会, 2012年02月, 日本語「日本における移住セックスワーカー―社会的排除に遭う変化の体現者」落合恵美子・赤枝香奈子編『アジア女性と親密性の労働』238-304頁/330頁学術書
- その他, 弘文堂, 2011年11月, 日本語「人身取引」の項、見田宗介・大澤真幸・吉見俊哉・鷲田清一編『現代社会学事典』、695頁事典・辞書
- 分担執筆, セックスワーカーの人権・自由・安全―グローバルな連帯は可能か, 岩波書店, 2011年10月, 日本語, ISBN: 4000284711かけがえのない個から――人権と家族をめぐる法と制度 (ジェンダー社会科学の可能性 第1巻)
- その他, 『平成20-22年度(文部科学省)科学研究費補助金 研究成果報告書「人間の安全保障と人身取引―エンパワーメント視点からのアプローチ」』, 2011年06月, 日本語「タイ調査の報告:グローバル化と女性の人身取引/非正規移住―搾取と暴力を減らすために」51-58頁調査報告書
- 分担執筆, Migrants and the Sex Industry, The Feminist Press at Cuny, 2011年03月, 英語, ISBN: 1558616993Transforming Japan: How Feminism and Diversity Are Making a Difference
- 共著, 『厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策研究事業)「個別施策層(とくに性風俗に係る人々・移住労働者)のHIV予防対策とその介入効果の評価に関する研究」平成22年度 総括・分担研究報告書』, 2011年03月, 日本語青山薫・要友紀子・八木香澄「セックスワーカーとの協働による予防介入プログラムの開発と普及に関する研究」9-18頁調査報告書
- その他, 岩波書店, 2011年03月, 日本語「『セックスワーカー』とは誰か―終章」伊藤るり編『新編 日本のフェミニズム 9 グローバリゼーション』218-229頁/344頁学術書
- その他, 岩波書店, 2011年03月, 日本語「セックスワーカーの人権・自由・安全―グローバルな連帯は可能か」辻村みよ子編『ジェンダー社会学の可能性 第1巻 かけがえのない個から―人権と家族をめぐる法と制度』135-158頁/224頁学術書
- 分担執筆, 「性」をめぐる自由について―親密「権」を用いた検討, 岩波書店, 2010年07月, 日本語, ISBN: 4000283588生――生存・生き方・生命 (自由への問い 第8巻)
- 共編者(共編著者), 2009年03月Reconstruction of Intimate and Public Spheres : proceedings of the 1st Next-Generation Global Workshop : January 11-12,2009 Kyoto University
- 単著, Palgrave/Macmillan, 2009年, 英語Thai Migrant Sex Workers from Modernisation to Globalisation学術書
- 分担執筆, 「バイ・セクシュアルである」と、いうこと, 明石書店, 2008年05月, 日本語, ISBN: 4750327697身体とアイデンティティ・トラブル
- 単著, 大月書店, 2007年12月, 日本語「セックスワーカー」とは誰か―移住・性労働・人身取引の構造と経験学術書
- 分担執筆, Beyond Fixed Identification of “Victim” or “Criminal”: A New Look at the Debate on Sexual Slavery and Sex Work, Tohoku University Press, 2007年, 英語, ISBN: 9784861630637Gender & law in Japan
- 共著, 親密「権」へのご招待―違いを認める社会空間をつくりだす過程、あるいは訓練, ナカニシヤ出版, 2003年09月, 日本語, ISBN: 4888487251親密圏のポリティクス
- 神戸大学国際文化学研究科 第21回公開講座, 2021年10月移民難民問題と私たちの社会公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- Workshop on “LGBT” Politics in Southeast Asia and Japan Center for Southeast Asian Studies, National Chengchi University, Taiwan & Graduate School of International Development, Nagoya University Japan, 2018年10月, 英語, 国際会議The Sexual is Political: Utilisation of ‘LGBT’ by Nation States, the Market and Sexual Minorities口頭発表(一般)
- 港区立男女平等参画センター(リーブラ)講座, 2018年04月, 日本語, 東京都港区立男女平等参画センター, 国内会議性風俗の仕事を暴力と犯罪から遠ざけるために~国内外の当事者運動・政策に学ぶ~[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 大阪弁護士会, 2017年12月, 日本語, 大阪弁護士会, 国内会議ポスト近代家族の同性婚・パートナーシップ制度[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- Wednsday Seminar, 2017年03月, 英語, Institute for Pupulation and Social Research Mahidol University, Thailand, 国際会議Same-sex Marriage/Partnership within Post-modern Japanese Family[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会(第83回)」, 2016年09月, 日本語, 中央合同庁舎第8号館大会議室, 国内会議「現場と先例に学ぶ性風俗産業における暴力被害防止」[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- , the Sussex Centre for Migration Research, Migration Series Seminar, 2016年09月, 英語, Sussex Centre for Migration Research, University of Sussex, UK, 国際会議28 September 2016, ‘The Fine Lines: Migration, Trafficking, Care and Sex Work’[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- Institute for Population and Social Research, 2016年06月, 英語, Mahidol University, Nakhon Pathom, Thailand, 国際会議‘Migration and the New Mode of Reproduction’[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- The Toyota Foundation & National Research Foundation of Korea Colloquium on ‘Integration of Migrants and Social Policy Issues: Reflections from Japan, Korea and Thailand towards Creation of Inclusive Society’, 2016年04月, 英語, College of Social Sciences, Hanyang University, Korea, 国際会議‘The Impossibility of Policing Trafficking: Prioritising the Lived Experiences of Migrants in the Sex Industry’[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 第2回セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国⼤会, 2014年10月, 日本語, 大阪府立ドーンセンター, 国内会議セックスワークとLGBT[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 反貧困ネットワーク会議, 2014年08月, 日本語, 反貧困ネットワーク関西, キャンパスプラザ京都, 国内会議女性の貧困と性風俗産業公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- The 11th International Congress on AIDS in Asia and the Pacific, 2013年11月, 英語, Queen Sirikit National Convention Center, Bangkok, Thailand, 国際会議‘Skills for STI Prevention Developed from the Diverse Experiences of Sex Workers’, with Kaname, Yukiko, Mizushima, Kaorin and Miyagai, Makiシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- Doshisha Women’s College of Liberal Arts, The 10th Anniversary of Memorial Symposium for Child Studies, 2013年10月, 英語, Doshisha Women’s College, Kyotanabe Campus, Japan, 国際会議‘Women and the Sex Industry in Thailand: the Focus on EMPOWER’口頭発表(基調)
- Department of Social Work and Social Administration, The University of Hong Kong, Research Seminar Series, 2013年03月, 英語, the University of Hong Kong, Hong Kong, 国際会議‘Sexwork and Participatory Action Research in Japan’公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- Department of Social Work and Social Administration, The University of Hong Kong, Open Seminar, 2013年03月, 英語, the University of Hong Kong, Hong Kong, 国際会議‘Sexless Japanese and Hegemonic Masculinity’公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 東北大学法学研究科・東京大学社会科学研究所連携GCOEシンポジウム「集中討議・ジェンダー社会科学の可能性」, 2012年03月, 日本語, 東京大学伊藤国際学術研究センター, 国内会議「かけがえのない個から―人権と家族をめぐる法と制度」(辻村みよ子、上野千鶴子、井上匡子、紙谷雅子、岩本美砂子、小島妙子、藤田英典、二宮周平と)[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- The 2nd Sex Worker Open University, 2011年10月, 英語, Acola Theatre, London, UK, 国際会議‘The Effect of the 2004 Korean Anti-prostitution Law on Sex Workers in Korea and in Japan’, with Kaname, Yukiko口頭発表(一般)
- 京都大学文学研究科「GCOE『地域社会における在日外国人の多様化とネットワーク変容に関する実証的研究』研究会」, 2011年07月, 日本語, 京都大学農学研究科, 国内会議「いま、日本で外国人を生きるということ」(崔博憲、中田英樹、川越道子、松平尚也と)公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- The 10th International Congress on AIDS in Asia and the Pacific, 2011年07月, 英語, Busan Exhibition & Convention Center, South Korea, 国際会議‘Foreign Sex Workers in Japan’, with Kaname, Yukiko口頭発表(一般)
- 京都大学文学研究科「GCOE オムニバス講義」, 2011年06月, 日本語, 京都大学文学研究科, 国内会議「親密『権』のポリティクス―セックスワークを題材に」公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 静岡県立大学男女共同参画推進センター/グローバル・スタディーズ研究センターシンポジウム, 2011年06月, 日本語, 静岡県立大学, 国内会議「グローバル化とジェンダー―非『国民』のすすめ」[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- The 15th Asian Studies Conference Japan, 2011年06月, 英語, International Christian University, Tokyo, Japan, 国際会議‘Exploring Issues of Diversity and Human Rights in Japan from a Feminist Perspective’, with Fujimura-Fanselow, Kumiko, Aiba, Keiko, Hara, Minata, Kaneko, Sachiko and Tolentino, Leny P.シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 富山大学「交響するアジア第1回国際シンポジウム―東アジア『共生』学の探求―共に生き、共に学ぶ」, 2011年02月, 日本語, 富山国際会議場, 国内会議「排除される側から見る『共生』の限界―移住セックスワーカーの現在」[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- Conference on Sexual Boundary Crossings and Sexual Contact Zones in East Asia, 2010年10月, 英語, Institute of Comparative Culture, Sophia University, Tokyo, Japan, 国際会議‘Sexworkers Who Stay Tomorrow: Sexualised Migrants and Their Survival Strategies’[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(A), 神戸大学, 2023年04月01日 - 2028年03月31日移住性労働と人身取引における経験とネットワーク:対策と支援をめざす9ヶ国調査
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 挑戦的研究(開拓), 神戸大学, 2023年06月30日 - 2027年03月31日アジアにおける《多様な性》――英語ジェンダー二元論を超える試み
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(A), 一橋大学, 2022年04月01日 - 2027年03月31日災厄とハイブリッド化の時代のトラウマとジェンダー:ケアと臨床・逸脱・文化創造
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 基盤研究(A), 立命館大学, 2021年04月05日 - 2026年03月31日生を辿り途を探す――身体×社会アーカイブの構築◇本研究費を用い大学院生他がオンラインで行ったものを含め、今まで蓄積されたものも含め、インタビュー調査・講演等の記録を整理・点検し、掲載・公開した。史料的な価値のある動画についても調べ、そのURLも掲載→累計388。各主題別にも分類し、各々の頁にも掲載。◇永村実子氏・寺嶋正吾氏・窪田好恵氏より書籍機関紙等の寄贈を受け、整理を始めた。2021年度以前の寄贈・取得分についても整理・配架を継続した。◇人に関する情報を増補・作成。物故者についてのHP上の頁が163。2021年に亡くなった方10名についての頁を増補あるいは製作。その幾人かへのインタビュー記録を掲載。◇企画展「長島愛生園の人びと:ハンセン病、隔離と希望」の記録を整理・掲載。◇東アジア障害学セミナーの開催に関わった。その記録を収録・公開。研究代表者、分担研究者が報告、例えば介助制度についての歴史をまとめ、共有することの意義を述べた。◇書籍・雑誌・機関紙を集積し配架する書庫を整備。目録を作成中。◇2011年の東日本大震災の時に情報を集積し公開したが、本研究の期間中には優生保護法下での不妊手術を巡る報道等を整理した。2020年3月に開始した新型コロナウィルスに関する頁の増補を続けた。それぞれに種々の運動がどう関係してきたのかしているのをまとめた。私たちにとって歴史は現在の歴史でもあり、アーカイブとは今を集積することでもある。◇雑誌『遡航』(発行:遡航刊行委員会)を創刊。国公立病院の病床数の変遷、所謂医療的ケアに関わる国の会議での議論の推移、障害者の海外派遣、等についての論文を掲載。大学での障害者受け入れに関する資料を収録。◇5年間で20冊の刊行を予定している書籍の準備を開始。◇マスメディアがその時々に集め、しかしこのままでは忘却・消失するだろう資料や過去の記事の学術利用のあり方等について、まず、京都新聞社との協議を開始した。
- JSPS, 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業(学術知共創プログラム), 2021年 - 2026年移住・移民の常態化を前提とする持続的多文化共生社会の構築
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 神戸大学, 2019年04月01日 - 2023年03月31日グローバル・ウェルフェアの実現と課題をめぐる文理協働型実証研究本研究は、以下の3つの切り口から文理協働による共同研究の遂行を目的としている。第一に、移民・難民の起源地における住民の基本的な生活条件を直視することを通して、大規模な移民現象のプッシュ要因を文理両面から総合的に再検討する。第二に、多領域横断的な研究体制を構築し、必然的に文理融合的な様相を呈する移民・難民の起源地の生活条件の問題に、学際的なチームが協力して打開策を検討する。第三に、開発援助が実施されている地域に実際に生きる人々/それらの地域を故郷とする人々が、様々な援助をどのように受け止め、また将来に向けていかに活かせるのかを分析する。 残念ながらコロナ禍の影響によって、イスラム圏から来た在日外国人の聞き取り調査など国内での調査研究は実施することができたものの、ホンジュラス、南アフリカ、モロッコ、ケニア、イラン、キルギスタン、インドネシア、フィリピン等の国々を対象に、医学、社会学、法学、人類学、教育学、政治経済学等の多様な角度から現地調査を遂行し、どのような開発援助の問題点が現地で明らかとなっているのかを分析するという目的は果たせなかった。 しかしながら、この間、インドネシアのアイルランガ大学や南アフリカのケープタウン大学をはじめとする海外の研究者や世界銀行、ユネスコ、ユニセフとは、海外共同調査やワークショップ開催に向けて定期的にコンタクトを取り続け、海外調査や研究集会を再開するための準備を着々と進めることができた。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 神戸大学, 2019年04月01日 - 2023年03月31日移住性取引再考―グローバル化の苦痛を軽減するための調査研究全体としては、9月に神戸大学でワークショップを行い、方法論および現在までの研究を共有した。同時に日本の性風俗産業について、セックスワーカー当事者・支援者団体およびチェーン店舗経営者からのレクチャーを受けた。これらの結果、数年前まで、そこで働く人の出身国籍によって区分けされ横のつながりがない、と一般に言われていた日本の性風俗産業内部の分断を、現在では経営者も働く人も越えて往来するようになっている傾向が、新たに観察された。なお、このワークショップは本研究の代表者がやはり代表者として進めている国際共同研究と合同で行い、それぞれの分担者・協力者の情報交換の機会とした。 各国・各テーマについては、次のとおりの研究を行い、実績を上げた。1)ネットワーク分析のテキストへの適用について、携帯翻訳機から取得した会話データを用いて検討した。今後、性取引等の当時者に対するインタビューデータへの応用を検討する。2)日本について、セックスワークとグローバル化に関する先行研究を中心に文献調査を行った。また、名古屋市繁華街における性的少数者であるセックスワーカーの実態について聞き取り調査、大阪における中国出身セックスワーカーのパイロット調査を開始し、今後の聞き取りとネットワーク分析データにつながる人間関係および知見を得た。定住化後の当事者ネットワークについては、次世代などにかかわるケア・ネットワークの表かも視野に入れる必要が明らかになった。3)フランス・パリと東京において、現地NPOと協力のうえアウトリーチを行う交渉を始めた。パリにおいては当事者団体の協力を得て次年度のワークショップを計画。準備を開始した。4)タイについては、先行研究レビューが完了し、英語での共有も行った。
- 日本学術振興会, 学術研究助成基金助成金/国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 神戸大学, 2018年10月 - 2023年03月, 研究代表者全体としては次の研究活動を行った。1)4月末から5月、中心的協力機関である英国ケンブリッジ大学、およびエセックス大学とサセックス大学で、それぞれワークショップを開催。先行研究についての理解および調査方法論を共有した。2)9月に神戸大学で、アジアの分担・協力研究者を中心に、研究会及び講演会を開催。各自の研究・進捗状況を共有し、日本における調査協力者からの情報提供を得た。 研究代表者・分担者はそれぞれ次の研究実績を上げた。1)イギリスについて、警察の捜査情報を利用した人身取引ネットワークに関する先行研究に学んだ。他国では同様のデータを得ることが困難なため裁判記録やSNS通信記録を利用する方法を検討する案を得た。他方、協力者が増え、それぞれが孤立して行っている調査を、今回の国際共同研究によって統合する方向も提案された。2)タイについては、先行研究レビューが完了し、聞き取り対象者を得るためのアウトリーチを開始した。3)オランダについては、アムステルダムにおける移住セックスワーカーに対する参与観察を開始した。4)日本については、「興行」や風俗産業界に関する歴史をはじめとした先行研究の収集および整理を行う一方、国際政治学上の「安全保障化」議論を用いて、人身取引とこれに対する女性の脆弱性および対策の枠組みについて考察し、部分的に明らかにした。また、現在移住セックスワーカーを雇っているチェーン店舗の経営者に接触し、研究協力を得ることになった。5)フィリピンについては、在留資格「興行」やフィリピン人移住女性についての言説を収集し、データベース化を開始した。5)中国出身者については、日本(大阪)において1人のセックスワーカー当事者にパイロットインタビューを行った。競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 基盤研究(A), 一橋大学, 2017年04月01日 - 2022年03月31日トラウマとジェンダーの相互作用:精神病理・逸脱・創造性トラウマとジェンダーの相互作用を、(1)精神病理や臨床的側面から、(2)犯罪行為や逸脱現象の側面から、(3)当事者の自助グループやメディア発信・アート表象など文化創造的な側面から探り、明らかにすることを目的に、以下の研究活動を行った。フィールド調査の他、国内外での共同研究および学会での情報収集を進めた。また、論文執筆、ワークショップ等の開催、学会報告・講演等により研究成果の発信に努めた。 (1)では、宮地は、年間テーマである「自傷行為、依存症とジェンダー:トラウマの「自己治療」をこえて」にそって、解離性同一性障害における自傷性・他傷性とジェンダーの関係、物質乱用や反社会的行動の既往のジェンダー差など、トラウマとジェンダーと解離の関係について分析を進めた。その成果として、解離性同一性障害の男性事例についての論文を学会誌に発表した。 (2)では、後藤は、児童虐待とその刑事的対応、性暴力の刑事裁判における問題点、リプロダクティブ・ヘルス/ライツと堕胎罪について考察を進め、各種学会で報告を行ったほか、講演及びワークショップの開催などで成果の発信に努めた。 (3)では、青山は、9月に国際ワークショップ「ジェンダー・セクシュアリティ・表象」を開催し、マイノリティ表象と創造性の関係について議論した。また、12月にLGBTIQの性暴力被害の支援体制構築に関わっているNGO「Broken Rainbow - Japan」代表を招き、公開講演会「偏見のないドメスティックバイオレンス対策」を開催し、トラウマとジェンダーと創造性の関係について考察、議論した。宮地は、震災のトラウマとジェンダーについて、昨年度までに引き続きフィールド調査および実践的研究を実施した。また、元ハンセン病患者の療養所を訪問し、ライフヒストリーやアート表現、暮らしの様子などの考察を行った。
- 厚生労働省, 厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 エイズ対策政策研究, 2020年 - 2022年, 研究分担者HIV受検勧奨のための性産業従事者や事業者等に対する効果的な介入に向けた研究
- JSPS, 拠点形成事業 A, 2016年 - 2021年, 研究分担者日欧亜におけるコミュニティの再生を目指す移住・多文化・福祉政策の研究拠点形成
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 名古屋大学, 2016年04月01日 - 2019年03月31日東南アジアでは、民主体制は必ずしも「LGBT運動」の拡大にも、性的少数者の権利付与にも寄与しない。ここから二つの議論を立てた。まず、諸国家による性的少数者への多様な対応は、いかに支配勢力が「善き国民・市民・家族」の像に関するヘゲモニーを市民社会に行使し、性的少数者を正統性/非正統性の象徴として利用しているかによる。性的少数者は進歩、市場、民主主義の象徴にもなるし、道徳的退廃の象徴にもなるので、支配勢力にとって自らの正統性を強化するのに都合が良い。次に、性的少数者の多様な実践は、彼らが「善き国民・市民・家族」のヘゲモニーに対して、参加、再定義、破壊のいずれで対処しようとしているかによる。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 広島国際学院大学, 2016年04月01日 - 2019年03月31日現在の日本では、人口減少とグローバル化が進展する中で、「周縁労働力」としての外国人労働力の再編が加速化する状況にある。本研究では、日本国内の各地域において、技能実習生や日系外国人を主な対象として製造業や農業などにおける外国人労働力の新しい動向を明らかにした。また、こうした外国人労働力の再編は、日本国内の動向だけではなく、送り出し側の状況やその社会における日本のプレゼンスの変化もあわせて理解することが不可欠であることから、フィリピン・ベトナム・タイ・ラオス・ブラジルなどにおいて現地調査を実施した。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 基盤研究(A), 一橋大学, 2013年04月01日 - 2018年03月31日トラウマとジェンダーの相互作用を、(1)精神病理的側面から、(2)犯罪行為や逸脱現象の側面から、(3)文化創造的な側面から探り、明らかにした。 (1)では海外研究協力者との共同研究や、臨床家、脳科学やジェンダー学等の専門家らによる共同研究会議を実施、トラウマの臨床的課題について検討した。(2)では刑事司法におけるストーカーや性犯罪事件の取り扱い、女性薬物依存症者のトラウマと社会復帰、性労働従事者への暴力について分析した。(3)では参加型アートプロジェクトの実施、参与観察を行い、トラウマからの創造性について考察した。(1)~(3)を統合し、成果を著作やウェブサイト等の形にまとめ、国内外で発表した。
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金/基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2012年04月 - 2015年03月, 研究代表者2005年風営法改正いらいの繁華街「クリーンアップ」(取り締まり強化)が進み、調査の要であるアウトリーチやピアエデュケーションに積極的に反応する人は、風営法届け出事業の中でも条件の良い店舗で働く人に偏っていることが明らかになった。合法性産業の二極化が進み、「クリーンでない」店舗等で働く人の脆弱性が高まったと言える。不法就労の外国人についても、外界と接触を避ける傾向が強まり脆弱性が高まっていた。 各国当事者団体とWHO等一部国連機関の、性労働者の脆弱性を高める性取引犯罪化は避けるべきとの主張に照らしても、性労働者の権利と安全を守るためには、取り締まり強化を避けるべきであると本研究は結論した。競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 基盤研究(A), 京都大学, 2010年04月01日 - 2014年03月31日アジアの家族は多様であり、東アジアと東南アジアの違いというような地理的違いにも還元し尽くせないことが、統計的に明らかになった。一枚岩の「アジアの家族主義」の伝統も現実も存在しない。しかし圧縮近代という共通の条件により、国家よりも市場の役割の大きい福祉レジームが形成され、そのもとでは家族の経済負担は大きく、移民家事労働者の雇用と労働市場の性質によりジェンダーが固定され、近代的規範の再強化も見られる。
- 厚生労働省, 厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 エイズ対策研究, 2009年 - 2011年, 研究分担者個別施策層(とくに性風俗に係る人々・移住労働者)のHIV感染予防策とその介入効果に関する研究」競争的資金
- 科学研究費補助金/挑戦的萌芽研究, 2010年, 研究代表者競争的資金