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木下 孝司
大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻
教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(教育学), 京都大学
■ ミニ講義
■ 研究キーワード
  • 乳幼児の発達
■ 研究分野
  • 人文・社会 / 教育心理学
■ 委員歴
  • 2011年03月 - 2013年12月, 日本発達心理学会, 理事

研究活動情報

■ 受賞
  • 2003年 日本発達心理学会, 第12回日本発達心理学会論文賞, 『発達心理学研究』に掲載された論文
    木下 孝司

■ 論文
  • 子どもの自己発達と時間ー「待てない社会」での対話を通して
    木下孝司
    2022年05月, 子ども学, 10, 83 - 102, 日本語
    [査読有り][招待有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 教える目的に応じた幼児の教示行為の調整について
    木下 孝司
    2022年03月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科紀要, 15(2) (2), 153 - 159, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 文化伝達を支える発達基盤に関する研究展望:保育実践における文化伝達を検討するために
    木下孝司
    2020年06月, 心理科学, 41(1) (1), 17 - 35, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 大西実践に学ぶ─子どもを軸に,保護者と保育者を支えるために
    木下 孝司
    2018年05月, 障害者問題研究, 64(1) (1), 64 - 65, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 未来の出来事の生起可能性に関する幼児の認識:先行経験の影響に着目して
    吉田 真理子, 木下 孝司
    人間発達研究所, 2017年07月, 人間発達研究所紀要, 30(30) (30), 2 - 14, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 「1歳半の節」に関する発達心理学的検討
    木下 孝司
    2016年08月, 障害者問題研究, 44, 10 - 17, 日本語
    [招待有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 乳幼児・児童期の発達研究の動向と展望:「社会的な関わり」に着目して
    木下 孝司
    2016年, 教育心理学年報, 55, 1 - 17, 日本語
    [招待有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司
    本研究は,幼児が,言語だけでは伝えにくい技能を,他者の熟達が進むようにいかに教示するのかを検討した。34名の幼児を対象に,折り紙を使ったかぶとの作り方を,「折り紙がうまく作れず,一人で上手に作れるようになりたい」と紹介された学習者に教えるように求めた。あわせて,心の理論課題と,技能の学習プロセスを内省する課題も実施した。その結果,以下のことが明らかになった。1)年中児も年長児もともに,実演が中心であったが,年長児は教え始める際に,学習者の注意を自分に向けさせる発話が多かった。2)年中児は学習者の失敗を直接修正して代行することが多いのに対して,年長児は学習者自身が折ることを促す間接的な教え方をする傾向が認められた。3)心の理論課題の得点と,教示中に学習者の様子をモニタリングすることの間に有意な相関があった。また,自身の学習プロセスを自覚することと,学習者を主体にした間接的な教え方をする傾向の間にも有意な相関が認められた。以上のことから,年長児以降,他者の技能を向上させることを意図した教示が可能になることが示唆された。
    一般社団法人 日本発達心理学会, 2015年09月, 発達心理学研究, 26(3) (3), 248 - 257, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 共同注意
    木下 孝司
    日本児童研究所, 2014年06月, 児童心理学の進歩(2014年度版), 53, 1 - 24, 日本語
    [査読有り][招待有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 発達保障における発達診断の方法の検討
    木下 孝司
    本稿では,発達年齢や発達指数などの数値を出すことに留まる発達診断のあり方を批判的に検討した.その上で,発達保障のために発達診断を活用するには,発達の普遍性と個別性を把握する発達理論が必要であることを指摘した.さらに,発達検査の利用において次の3つの点に留意すべきであることを述べた.1)検査結果を「できる-できない」という基準でとらえず,課題達成に必要な能力の分析を行う.2)課題実施において,子どもの反応に応じて条件変化を導入する.3)検査場面をある種のコミュニケーション状況としてとらえ直して,検査者と子どもの関係を分析する.最後に,発達診断と教育実践はともに,子ども理解の仮説を検討するという点で共通性があることを述べて,両者の関連について議論した.
    全国障害者問題研究会, 2013年11月, 障害者問題研究, 41(3) (3), 10 - 17, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 幼児期の「心の理論」:心を理解するということが“問題”となるとき
    木下 孝司
    ミネルヴァ書房, 2013年07月, 発達, 34(135) (135), 16 - 22, 日本語

  • 指定討論から─発達保障論における発達論の意義
    木下 孝司
    人間発達研究所, 2013年03月, 人間発達研究所紀要, 26(26) (26), 118 - 120, 日本語
    研究論文(大学,研究機関等紀要)

  • 障害児の指導を発達論から問い直す─要素主義的行動変容型指導を超えて
    木下 孝司
    本稿では,子どもの能力や特性を心身の機能ごとにとらえて,障害や困難の短期的な改善を図る指導のあり方を要素主義的行動変容型指導と規定した上で,その問題点を発達論の立場から批判的に検討し,人格の形成を目指す指導論において求められる発達論を提案した.最初に,要素主義的行動変容型指導が,新自由主義的な社会システムにおいて形成された「力」概念を前提にしたものであることを論じた.続いて,この種の指導を発達論からみたときの問題点として,(1)発達的変化をとらえる発達的スタンスの欠如,ならびに(2)能力獲得の意味を吟味する目標論の欠落を指摘し,これらの問題を克服するために発達研究が抱えている課題を提起した.最後に,研究課題をもちながらも,発達論は実践に対して,子どもの行動や実践的対応を問い直すメタ的視点を提供するという重要な役割を果たすことを論じた.
    全国障害者問題研究会, 2011年08月, 障害者問題研究, 39(2),18-25(2) (2), 18 - 25, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司, 久保 加奈
    The main purpose of the present study was to examine young children's ways of teaching peers something. Four-year-old, younger five-year-old children and older five-year-old children were observed in natural settings at nursery school. We collected 123 episodes of peer teaching and analyzed them in three aspects. First, the children were inclined to teach before they were requested to teach by others. Second, many of which they taught peers were the skills with physical and manual activities. And they often told peers to follow social norms and rules. Third, 5-year-olds, but not 4-year-olds, used indirect teaching strategy to prompt others to acquire the knowledge and skills by themselves. We propose that we could distinguish between two kinds of teaching depending on whether the teaching children may have the intention to improve other's knowledge, skill, and social norm, and discuss the developmental roots of teaching.
    心理科学研究会, 2010年12月, 心理科学, 31巻2号(2) (2), 1 - 22, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司
    心理科学研究会, 2010年06月, 心理科学, 31(1),31-40(1) (1), 31 - 40, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 子どもの発達をめぐる最近の研究動向─認知発達研究に潜む問題点と教育実践
    木下 孝司
    本稿では,子どもの認知発達にかんする研究の動向を歴史的に概観し,その理論的問題点について検討した.1970年代以降,発達心理学では発達の領域固有性と乳幼児の有能性が強調された.そうした研究動向と進化心理学的観点が結びついて,近年,生得的モジュール説が唱えられるようになってきている.この説は障害特性の理解やそれに基づいた教育実践に大きな影響を与えているが,次の3点で問題をもつことを指摘した.1・発達を連続的なプロセスとみなすメタ理論を基盤にしている,2・高次の心理機能も生得的に規定されているとする最終状態生得論に依拠している,3・機能連関や発達連関という視点が欠落している.以上の議論をふまえて,連関性をおさえた発達研究が必要であり,そうした研究を進めるための課題を提起した.
    全国障害者問題研究会, 2009年08月, 障害者問題研究, 37巻2号 pp.55-61(2) (2), 55 - 61, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 共同注意と心の理論
    木下 孝司
    日本乳幼児医学・心理学会, 2008年07月, 乳幼児医学・心理学研究, 17巻1号 pp.39-47(1) (1), 39 - 47, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司, 吉田 真理子, 塚越 奈美
    日本教育心理学会, 2008年, 日本教育心理学会総会発表論文集, 50, 613 - 613, 日本語

  • 今日の乳幼児研究からみた情動理論への期待
    木下 孝司
    ヴィゴツキー学協会, 2007年07月, ヴィゴツキー学, 第8巻 43-50, 43 - 50, 日本語
    [査読有り]

  • 木下 孝司
    神戸大学, 2007年03月, 神戸大学発達科学部紀要, 14,285-294, 157 - 166, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • わが国の最近1年間における教育心理学の研究動向と展望 発達部門(乳・幼児)─認知発達研究からみた乳幼児研究の動向と今後の課題
    木下 孝司
    日本教育心理学会, 2006年, 教育心理学年報, 45,33-42, 53 - 60, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 幼児期における過去に関する対話と「心の理論」・自己概念の関連:聴覚障害児との比較を通して
    木下 孝司
    2005年05月, 平成14〜16年度科学研究費補助金(基盤研究C2)研究成果報告書, ,, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司
    Research on theory of mind has increased for the last twenty years. Many researchers have refined on the "false belief" task in order to demonstrate that younger children can understand the representational mind. Nevertheless, they have not deliberated how the self is differentiated from the other and how self/other knowledge is acquired. This paper reviews the theoretical and empirical studies on young children's "temporally extended self"(Neisser, 1988) and its relation to self/other understanding in terms of temporal perspectives. It starts by highlighting children's understanding of the connection between the past and the present self. Then it is argued that, if made a few modifications, delayed self-recognition task should be an adequate one to assess the "attitude toward the absent objects". Secondly, it is presumed that other's temporally extended self is understood later than one's own. Finally, this paper proposes a new version of "Sally-Ann" task, which examines children's abilities to understand temporal change of other's mind.
    心理科学研究会, 2005年02月, 心理科学, 25-1, 58p-73p(1) (1), 58 - 73, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司
    神戸大学発達科学部, 2005年, 神戸大学発達科学部研究紀要, 12(3) (3), 50 - 52, 日本語

  • ミスコミュニケーション状況における2歳児の他者視点に関する理解
    木下 孝司
    2003年09月, 神戸大学発達科学部研究紀要, 10-1, 25p-34p, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 乳児期から幼児期における『心の理解』に関する研究展望
    木下 孝司
    2002年03月, 児童発達研究, 5, 27p-43p, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 乳児期から幼児期における「心の理解」に関する研究展望
    木下 孝司
    2002年, 児童発達研究, 5巻,27-43, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 乳幼児期の発達と子育ての悩み
    木下 孝司
    2001年12月, 聴覚障害, 56, 4p-8p, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司
    本研究は,時間的視点の理解を必要とする幼児の自己認知を検討したものである。56名の3, 4, 5歳児を対象に,被験児がゲームをしている最中,実験者はひそかに彼らの頭部にシールを装着し,その様子をビデオ撮影した。約3分後に,そのビデオ映像を提示してシールを発見して取るかどうかを調べた。以上のマークテスト実施後さらに,被験児自身ならびに実験者がシールに気づいた時点についての質問も行った。その結果,マークテストは4歳以降で可能となったが,マークテストに合格してもシールに気づいた時点を報告できない被験児が存在した。それに対して,シールに気づいた時点を自覚している被験児は,そうでない者に比べ,「心の理論」課題成績が良く,また他者に自己映像を見られることを忌避する者が多いことが明らかになった。以上の結果より,時間的視点を自覚的に理解することが、遅延提示ビデオ映像による自己認知ならびに「心の理論」の発達に関連することが示唆された。
    一般社団法人 日本発達心理学会, 2001年11月, 発達心理学研究, 12-3, 185p-194p(3) (3), 185 - 194, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司
    神戸大学発達科学部, 2001年03月, 神戸大学発達科学部研究紀要, 8-2, 91p-99p(2) (2), 91 - 100, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 地域療育システムの形成と通園施設の役割−広域圏における発達保障システムづくり
    大石 明利, 木下 孝司
    2001年03月, 障害者問題研究, 29-2, 124p-132p, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 最近の子どもの自己コントロール力は低下しているのか?—子どもの「変化」をとらえるための発達研究の課題
    木下 孝司
    2001年03月, 児童発達研究, 4, 17p-26p, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 『3歳未満児用保育の質尺度案1997』による公私立差・地域差・保母の年齢差の検討
    岩立 志津夫, 諏訪 きぬ, 土方 弘子, 金田 利子, 木下 孝司, 斎藤 政子
    日本保育学会, 1998年12月, 保育学研究, 36-2, 87p-93p(2) (2), 219 - 225, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 保育者の評価に基づく保育の質尺度
    岩立 志津夫, 諏訪 きぬ, 土方 弘子, 金田 利子, 木下 孝司, 斎藤 政子
    日本保育学会, 1997年12月, 保育学研究, 35-2, 52p-59p(2) (2), 272 - 279, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 麻生・遠藤・中野論文へのコメント−心の理解の発達的起源をめぐる問題
    木下 孝司
    心理学評論刊行会, 1997年05月, 心理学評論, 40-1, 95p-96p(1) (1), 95 - 96, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 子安 増生, 木下 孝司
    The concept "theory of mind", first proposed by Premack and Woodruff (1978), has drastically changed our view of the mind. In the first half of this paper, the concept's history and recent developments were reviewed. Included were studies of non-human primates, normal children, and autistic children, in addition to some philosophical discussions. The "false belief" paradigm has been successful in understanding children older than 4 years and in characterizing children with high-functioning autism. But with the paradigm alone, it is difficult to explain the "mind" of most non-human primates, younger children, and a large part of autistic children. In the second half, a theoretical discussion was made to understand early developments of mind. The theory theory and competing theories of modularity, simulation, and intersubjectivity were compared concerning the observability of mind (of self and others), the basic mechanism for understanding the mind, the indispensability of theorizing the mind, and the need for metarepresentation in pretend plays.
    The Japanese Psychological Association, 1997年04月, 心理学研究, 63-1, 51p-67p(1) (1), 51 - 67, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 木下 孝司
    静岡大学, 1995年, 静岡大学教育学部研究報告. 人文・社会科学篇, 46, 205 - 218, 日本語

  • 木下 孝司
    静岡大学, 1992年, 静岡大学教育学部研究報告. 人文・社会科学篇, 43, 193 - 212, 日本語

  • 木下 孝司
    静岡大学, 1991年, 静岡大学教育学部研究報告. 人文・社会科学篇, 42, 169 - 188, 日本語

  • 木下 孝司
    The purpose of the present study was to investigate the preschoolers' understanding of an other's cognitive (epistemic) content. In Exp. 1, fifty subjects (3-, 4-, and 5-year-olds) were asked about a story character's false belief and were required to justify such a cognitive state. In Exp. 2, thirty-eight subjects (4-, and 5-year-olds) had their understanding of a sudden change of other's cognitive content tested. Consequently, the following levels of understanding of a false belief were found. In Level 1; Subjects could understand other's false belief but were not able to be aware of the causal relation between other's perception/action and his/her knowledge. In Level 2; Subjects were able to be aware of such a ralation. And the latter could understand the change of other's cognitive content as well.
    日本教育心理学会, 1991年, 教育心理学研究, 39(1) (1), 47 - 56, 日本語

  • 心的過程に関する幼児の理解 : 幼児はどのような「認識論」を持つのか
    木下 孝司
    京都大学, 1989年, 京都大学教育学部紀要, 35, 289 - 300, 日本語

  • 乳幼児における要求伝達手段の調整過程 : 聞き手からのフィードバックとの関連で
    木下 孝司
    The purpose of the present study was to investigate how young children regulate their communicative means for request in response to a listener's feedback. 56 children (range; 0:10-2:6) and a tester were videotaped in three kinds of structured "frustration" settings. Major results were as follows. (1) Children older than 1:6 could regulate their communicative means and try hard to clarify their requests against the ignoring listener. (2) From 1:10, in addition to the above-stated regulation, children began to regulate their social relation with the listener. Furthermore, some two-year-old children began to be sensitive to the listener's point of view and soften their requests. (3) At 1:2-1:5, children could not regulate their communicative means by themselves but could regulate them in response to the listener's feedback. In this case, this feedback was considered to function as a kind of "scaffolding".
    日本教育心理学協会, 1987年, 教育心理学研究, 35(4) (4), 351 - 356, 日本語

■ MISC
  • 子どものうそと発達
    木下孝司
    2024年06月, みんなのねがい, (703) (703), 20 - 23

  • 安心して失敗できることと発達
    木下孝司
    2020年06月, みんなのねがい, (651) (651), 23 - 25, 日本語

  • わが幼き日 土の中に隠した「宝物」
    木下 孝司
    2019年05月, ちいさいなかま, (679) (679), 10 - 11, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 保育実践と発達心理学:相互の学びあいに向けて
    木下 孝司
    2019年04月, 心理学ワールド, (85) (85), 日本語
    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 子どもに関わる人たちの「明るさ」に惹かれて
    木下 孝司
    2019年02月, 日本発達心理学会ニューズレター, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(その他)

  • 特別な他者と新しい自分が出会う初恋の発達論
    木下 孝司
    2019年01月, みんなのねがい, (632) (632), 31 - 33, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • あこがれ,つながり,熱中する「私のアイドル」
    木下 孝司
    2017年04月, みんなのねがい, (610) (610), 29 - 31, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第12回 実践を記録し見直すとき
    木下 孝司
    2017年03月, ちいさいなかま, (644) (644), 82 - 87, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第11回 おとな同士がつながるとき
    木下 孝司
    2017年02月, ちいさいなかま, (643) (643), 86 - 91, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第10回 子どもたちの力に支えられるとき
    木下 孝司
    2017年01月, ちいさいなかま, (642) (642), 82 - 87, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第9回 「気になる子」が「気になる」子
    木下 孝司
    2016年12月, ちいさいなかま, (641) (641), 86 - 91, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第8回 「今ここにいる自分」が受けとめられるとき
    木下 孝司
    2016年11月, ちいさいなかま, (640) (640), 82 - 87, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第7回 「誇らしい自分」を感じるとき
    木下 孝司
    2016年10月, ちいさいなかま, (639) (639), 86 - 91, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第6回 子ども理解から保育を考える
    木下 孝司
    2016年09月, ちいさいなかま, (638) (638), 86 - 91, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第5回 「気になる子」が変わる最初のきっかけ
    木下 孝司
    2016年08月, ちいさいなかま, (637) (637), 86 - 91, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第4回 「生きにくさ」の背後にあるねがい
    木下 孝司
    2016年07月, ちいさいなかま, (636) (636), 86 - 91, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第3回 子どもの事実・実態を振り返って見えるもの
    木下 孝司
    2016年06月, ちいさいなかま, (635) (635), 86 - 91, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第2回 子どもの見方が変わると保育が変わる
    木下 孝司
    2016年05月, ちいさいなかま, (634) (634), 86 - 91, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」が変わるとき:困難をかかえる子どもの発達と保育 第1回 近頃,「特別支援」で気になること
    木下 孝司
    2016年04月, ちいさいなかま, (633) (633), 86 - 91, 日本語
    [招待有り]
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 「気になる子」の保育で悩んだときに立ち返りたい発達の視点
    木下 孝司
    2014年02月, 幼稚園じほう, 41, 12 - 18, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(その他)

  • 子どもの思いを伝えあうことばの発達
    木下 孝司
    2013年01月, 日本の学童ほいく, (449) (449), 12 - 17, 英語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 特別支援教育におけるアセスメントと子ども理解
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2012年05月, みんなのねがい, (546) (546), 22 - 25, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(最終回)夢中になることで生まれるもの
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2010年03月, みんなのねがい, (518) (518), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第11回)教えあう関係を通じた感動
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2010年02月, みんなのねがい, (517) (517), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第10回)変化していく自分
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2010年01月, みんなのねがい, (515) (515), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第9回)仲間から必要とされる自分
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年12月, みんなのねがい, (514) (514), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第8回)私のなかの〈私たち〉
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年11月, みんなのねがい, (513) (513), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第7回)コミュニケーションのズレに隠されたもの
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年10月, みんなのねがい, (512) (512), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第6回)日常の生活で「主人公」になる
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年09月, みんなのねがい, (511) (511), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第5回)「わたし」と「あなた」の喜びを重ね合う
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年08月, みんなのねがい, (510) (510), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第4回)人っていいなあ
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年07月, みんなのねがい, (509) (509), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第3回)世の中にはおもしろいことがいっぱい
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年06月, みんなのねがい, (508) (508), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第2回)ほほえみ には ほほえみ
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年05月, みんなのねがい, (507) (507), 12 - 16, 日本語

  • ゆったりじっくり歩む道のり--自分づくりの発達論(第1回)最近、せっかちになっていませんか?
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2009年04月, みんなのねがい, (506) (506), 12 - 16, 日本語

  • 仲間集団を通して育つ「かけがえのない自分」 (特集 あなたがいるから私がいる--自我の育ちと集団)
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2007年05月, みんなのねがい, (481) (481), 15 - 18, 日本語

  • 発達のまなざしと子どもの心(最終回)弱さをもつから発達する
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2004年09月, みんなのねがい, (446) (446), 26 - 29, 日本語

  • 発達のまなざしと子どもの心(5)遊びのネタはすぐそこに
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2004年08月, みんなのねがい, (445) (445), 32 - 35, 日本語

  • 発達のまなざしと子どもの心(4)仲間の中で発達するもの
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2004年07月, みんなのねがい, (444) (444), 28 - 31, 日本語

  • 発達のまなざしと子どもの心(3)生活の中で発達するもの
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2004年06月, みんなのねがい, (443) (443), 28 - 31, 日本語

  • 発達のまなざしと子どもの心(2)コミュニケーションの発達を支えるもの
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2004年05月, みんなのねがい, (442) (442), 30 - 33, 日本語

  • 発達のまなざしと子どもの心(1)"当たり前"をとらえ直す
    木下 孝司
    全国障害者問題研究会, 2004年04月, みんなのねがい, (441) (441), 30 - 33, 日本語

  • PB01 「過去」に関する聴覚障害幼児と母親の対話(発達,ポスター発表B)
    木下 孝司
    日本教育心理学会, 2003年07月05日, 日本教育心理学会総会発表論文集, (45) (45), 108 - 108, 日本語

  • 指定討論(学校教育と子どもの「自己」の形成 : 教育心理学における「自己」研究の新たな視点)(準備委員会企画シンポジウム4)
    木下 孝司
    日本教育心理学会, 2003年, 教育心理学年報, 42, 16 - 16, 日本語

  • 第4分科会 障害種別での保育・療育--第1小分科会 発達のおくれ (全障研第32回全国大会報告集) -- (第1部 乳幼児期の発達を保障するために)
    木下 孝司, 白石 恵理子
    全国障害者問題研究会, 1999年01月, みんなのねがい, (373) (373), 36 - 39, 日本語

  • 子どもの発達に共感する心−子育ての原点に立ち返って
    木下 孝司
    1998年06月, 教師の広場, , 8p-11p, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 249 3歳未満児の「保育の質」に関する研究(VIII) : 「3歳未満児保育の質尺度1997(自己評価用)」に基づく調査(1)項目別集計
    土方 弘子, 岩立 志津夫, 諏訪 きぬ, 金田 利子, 木下 孝司, 斉藤 政子
    日本保育学会大会準備委員会, 1998年, 日本保育学会大会研究論文集, (51) (51), 500 - 501, 日本語

  • 250 3歳未満児の「保育の質」に関する研究(IX) : 「3歳未満児用保育の質尺度案1997(自己評価用)に基づく調査(2)因子別集計
    岩立 志津夫, 土方 弘子, 諏訪 きぬ, 金田 利子, 木下 孝司, 斎藤 政子
    日本保育学会大会準備委員会, 1998年, 日本保育学会大会研究論文集, (51) (51), 502 - 503, 日本語

  • 251 3歳未満児の保育場面における保育方法の選択にみる「保育の質」
    金田 利子, 斎藤 政子, 木下 孝司, 岩立 志津夫, 諏訪 きぬ, 土方 弘子
    日本保育学会大会準備委員会, 1998年, 日本保育学会大会研究論文集, (51) (51), 504 - 505, 日本語

  • 新しい世界と出あう
    木下 孝司
    1996年11月, ちいさいなかま, , 44p-57p, 日本語
    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)

■ 書籍等出版物
  • 発達保障入門 : DVDブック
    全国障害者問題研究会
    共著, 発達保障とは何か:発達理解の基本を中心に, 全国障害者問題研究会出版部, 2023年08月, 日本語, ISBN: 9784881341162

  • 追悼 加用文男さん ゆかいな ゆかいな 仲間たちとー保育運動と共に歩んだあそび研究者
    加用文男さんのあそび論を語る会, 世話人会
    共編者(共編著者), それは加用さんに始まった:加用さん的研究方法論序説, ひとなる書房, 2023年06月

  • 新版 教育と保育のための発達診断 下 発達診断の視点と方法
    白石, 正久, 白石, 恵理子, 木下, 孝司
    分担執筆, Ⅰ 発達保障のための子ども理解の方法, 全国障害者問題研究会出版部, 2020年12月, 日本語, ISBN: 9784881349151

  • 新・育ちあう乳幼児心理学 : 保育実践とともに未来へ
    心理科学研究会
    編者(編著者), 有斐閣, 2019年12月, 日本語, ISBN: 9784641174511

  • 「気になる子」が変わるとき─困難をかかえる子どもの発達と保育
    木下 孝司
    単著, かもがわ出版, 2018年05月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 実践、楽しんでいますか?:発達保障からみた障害児者のライフステージ
    木下 孝司, 川地 亜弥子, 赤木 和重, 河南 勝
    共著, クリエイツかもがわ, 2017年08月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 講座・臨床発達心理学① 臨床発達心理学の基礎
    山﨑晃, 藤崎春代, 木下 孝司
    その他, ミネルヴァ書房, 2017年06月, 日本語
    学術書

  • 発達のひかりは時代に充ちたか?−療育記録映画『夜明け前の子どもたち』から学ぶ
    田村和宏, 玉村公二彦, 中村隆一, 木下 孝司
    その他, クリエイツかもがわ, 2017年02月, 日本語
    学術書

  • 人間発達研究の創出と展開:田中昌人・田中杉恵の仕事をとおして歴史をつなぐ
    中村隆一, 渡部昭男, 木下 孝司
    その他, 群青社, 2016年07月, 日本語
    学術書

  • 新・発達心理学ハンドブック
    田島信元, 岩立志津夫, 長崎勤, 木下 孝司
    その他, 福村出版, 2016年07月, 日本語
    学術書

  • 心の理論:第2世代の研究へ
    子安 増生, 郷式 徹, 木下 孝司
    その他, 新曜社, 2016年03月, 日本語
    学術書

  • 「心の理論」から学ぶ発達の基礎:教育・保育・自閉症理解への道
    子安 増生, 木下 孝司
    その他, ミネルヴァ書房, 2016年03月, 日本語
    学術書

  • 誠信 心理学辞典[新版]
    下山晴彦, 木下 孝司
    その他, ・誠信書房, 2014年09月, 日本語, 「心の理解の発達」の項目pp.206-208
    事典・辞書

  • 最新心理学事典
    藤永保, 木下 孝司
    共著, 平凡社, 2013年12月, 日本語, 「幼児期」の項目
    事典・辞書

  • 発達心理学事典
    日本発達心理学会, 木下 孝司
    共著, 丸善出版, 2013年06月, 日本語, 「あざむき」の項目
    事典・辞書

  • 自閉症の理解と発達保障
    奥住秀之, 白石正久, 木下 孝司
    その他, 全国障害者問題研究会出版部, 2012年08月, 日本語
    学術書

  • 現代心理学[事例]事典
    中島 義明, 菅井 勝雄, 木下 孝司
    その他, 朝倉書店, 2012年04月, 日本語
    学術書

  • 発達科学ハンドブック5 社会・文化に生きる人間
    氏家 達夫, 遠藤 利彦, 木下 孝司
    共著, 新曜社, 2012年03月, 日本語
    学術書

  • 発達心理学Ⅰ
    無籐隆, 子安増生, 木下 孝司
    その他, 東京大学出版会, 2011年09月, 日本語
    教科書・概説・概論

  • 子どもの心的世界のゆらぎと発達─表象発達をめぐる不思議
    木下 孝司, 加用 文男, 加藤 義信
    共編者(共編著者), ミネルヴァ書房, 2011年09月, 日本語
    学術書

  • よくわかる教育相談
    春日井 敏之, 伊藤 美奈子, 木下 孝司
    共著, ミネルヴァ書房, 2011年04月, 日本語
    教科書・概説・概論

  • 臨床発達心理学・理論と実践① 臨床発達心理学の基礎
    本郷 一夫, 金谷 京子, 木下 孝司
    共著, ミネルヴァ書房, 2011年02月, 日本語
    学術書

  • 子どもの発達に共感するとき─保育・障害児教育に学ぶ
    木下 孝司
    単著, 全国障害者問題研究会出版部, 2010年05月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 保育の理論と実践講座第2巻 保育の質と保育内容─保育者の専門性とは何か
    浅井 春夫, 渡邉 保博, 木下 孝司
    共著, 新日本出版, 2009年09月, 日本語
    学術書

  • 自己心理学2 生涯発達心理学へのアプローチ
    榎本 博明, 木下 孝司
    共著, 金子書房, 2008年09月, 日本語
    学術書

  • 原著で学ぶ社会性の発達
    渡辺 弥生, 伊藤 順子, 杉村 伸一郎, 木下 孝司
    共著, ナカニシヤ出版, 2008年03月, 日本語
    学術書

  • 乳幼児期における自己と「心の理解」の発達
    木下 孝司
    単著, ナカニシヤ出版, 2008年, 日本語
    学術書

  • キーワード 人間と発達[増補改訂版] 序 人間と発達
    浅野 慎一, 尼川 大作, 蛯名 邦禎, 木下 孝司, 白水 浩信, 谷 冬彦, 土屋 基規, 二宮 厚美, 橋本 直人
    共著, 大学教育出版, 2007年04月, 日本語
    学術書

  • 人間像の発明
    橋本 直人, 白水 浩信, 目黒 強, 木下 孝司, 平芳 裕子, 平山 洋介, 太田 和宏, 浅野 慎一, 津田 英二
    その他, ドメス出版, 2006年10月, 日本語
    学術書

  • 保育実践と発達研究が出会うとき─まるごととらえる子どもと生活
    清水 民子, 高橋 登, 西川 由紀子, 木下 孝司
    共著, かもがわ出版, 2006年, 日本語
    学術書

  • 発達心理学の新しいかたち
    遠藤 利彦, 安藤 寿康, 板倉 昭二, 開 一夫, 木下 孝司
    共著, 誠信書房, 2005年09月, 日本語
    学術書

  • よくわかる認知発達とその支援
    子安 増生, 別府 哲, 木下 孝司, 藤村 宣之, 郷式 徹
    共著, ミネルヴァ書房, 2005年07月, 日本語
    教科書・概説・概論

  • 『キーワード 人間と発達 』
    相澤 直樹, 伊藤 篤, 稲場 圭信, 岡田 修一, 岡田 由香, 小田 利勝, 木下 孝司, 齊藤 誠一, 佐藤 眞子, 杉野 欽吾, 谷 冬彦, 津田 英二, 土屋 基規, 廣木 克行, 朴木 佳緒留, 松岡 広路
    共著, 大学教育出版, 2005年04月, 日本語
    学術書

  • キーワード 人間と発達 序 人間と発達
    浅野 慎一, 尼川 大作, 蛯名 邦禎, 木下 孝司, 白水 浩信, 谷 冬彦, 土屋 基規, 二宮 厚美, 橋本 直人
    共著, 大学教育出版, 2005年04月, 日本語
    学術書

  • 地域で親子をどう支えるか:発達相談を通して見えて来るもの
    金田 利子, 木下 孝司, 吉川 治, 大石 明利, 奥山 俊明
    共著, 三学出版, 2004年05月, 日本語
    学術書

  • 臨床発達心理学② 認知発達とその支援
    田島 信元, 子安 増生, 森永 良子, 前川 久男, 菅野 敦, 木下 孝司
    共著, ミネルヴァ書房, 2002年03月, 日本語
    学術書

  • 自閉症と心の発達:「心の理論」を越えて
    木下 孝司, 玉村 公二彦, 別府 哲, 山口 学人
    共訳, 学苑社, 2000年11月, 日本語
    その他

  • 育ちあう乳幼児心理学 21世紀に保育実践とともに歩む
    河崎 道夫, 木下 孝司, 西川 由紀子, 寺川 志奈子, 金田 利子
    共著, 有斐閣, 2000年09月, 日本語
    教科書・概説・概論

  • 子どもが「こころ」に気づくとき
    丸野 俊一, 子安 増生, 木下 孝司, 遠藤 利彦, 久保 ゆかり
    共著, ミネルヴァ書房, 1998年08月, 日本語
    学術書

  • シリーズ障害と発達を探る 第1巻 コミュニケーションという謎
    秦野 悦子, やまだ ようこ, 別府 哲, 大井 学, 木下 孝司
    共著, ミネルヴァ書房, 1998年06月, 日本語
    学術書

  • 講座発達保障 第2巻 障害児心理学
    松野 豊, 茂木 俊彦, 黒田 吉孝, 伊藤 良子, 木下 孝司
    共著, 全国障害者問題研究会出版部, 1998年04月, 日本語
    学術書

  • 不思議現象 子どもの心と教育
    菊地 聡, 木下 孝司, 松井 豊, 佐藤 達哉, 渡邊 芳之, 加用 文男
    共著, 北大路書房, 1997年10月
    学術書

■ 講演・口頭発表等
  • 発達心理学から適切/不適切な保育を問う
    日本発達心理学会国内研究交流委員会, 若林 紀乃, 大久保 圭介, 川田 学, 池添 鉄平, 臺 加津美, 野澤 祥子, 古賀 松香, 木下 孝司
    日本発達心理学会第35回大会, 2024年03月
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • 自閉スペクトラム症幼児のユニークな心の理解 前提確認質問課題の分析を通して
    別府 哲, 工藤 英美, 木下 孝司, 内藤 美加
    日本発達心理学会第35回大会, 2024年03月
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • 幼児期の「集団の発達」をいかにとらえるのかー個の発達心理学を超えていくための最初の一歩
    木下孝司, 射場美惠子, 服部敬子, 西川由紀子
    日本発達心理学会第34回大会, 2023年03月
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 幼児期における教示行為の調整プロセスについて
    木下孝司
    日本発達心理学会第32回大会, 2021年03月
    ポスター発表

  • 発達心理学と保育実践の交差点に潜む「発達」をめぐる問い−「年齢」問題から見えるもの−
    木下孝司, 若林紀乃, 山田真世, 富田昌平, 川田学
    日本発達心理学会第31回大会, 2020年03月
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • フィールド研究における日誌法の意義 指定討論
    やまだようこ, 浦田悠, 麻生武, 高田明, 木下孝司, 神崎真実
    日本発達心理学会第31回大会, 2020年03月
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 幼児期における目的に応じた教示行為の調整
    木下孝司
    日本心理学会第83回大会, 2019年09月, 日本語
    ポスター発表

  • 「こころ」と「こころの理論」:Theory of mind 概念に最接近する 指定討論
    橋彌和秀, 木下 孝司
    日本発達心理学会第30回大会, 2019年03月, 日本語, 国内会議
    [招待有り]
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • 幼児の模倣学習における行為タイプと年齢の影響
    木下 孝司
    日本心理学会第82回大会, 2018年09月, 日本語, 東北大学, 国内会議
    ポスター発表

  • 生涯発達における世代を区切る基準は年齢だけでよいのか─感情の系と認識の系の交互発展的発達過程論から主導的活動をその基準に─
    金田 利子, 木下 孝司
    日本発達心理学会第29回大会, 2018年03月, 日本語, 仙台, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 「心の理論」をスクリプトの視点で捉え直す─子どもの生活シナリオの発展が心の理解を生む─
    熊谷高幸, 木下 孝司
    日本発達心理学会第29回大会, 2018年03月, 日本語, 仙台, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 『気になる子ども』も一緒に育つ─『気になる子』の理解からすべての子どもが育ちあう保育実践に─
    野村朋, 木下 孝司
    日本教育心理学会第59回総会発, 2017年10月, 日本語, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 幼児の模倣学習と教示における行為タイプの影響
    木下 孝司
    日本心理学会第81回大会, 2017年09月, 日本語, 久留米, 国内会議
    ポスター発表

  • ラウンドテーブル「生涯発達における発達理解と発達支援−感情の系と認識の系の交互発展的理解の必然性」における指定討論
    金田利子, 木下 孝司
    日本発達心理学会第28回大会, 2017年03月, 日本語, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • 幼児期における文化伝達の発達─研究方法に関する予備的検討
    木下 孝司
    日本教育心理学会第58回総会, 2016年10月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • Longitudinal study on the development of Origami (paper- folding) teaching in young children
    木下 孝司
    International Society for the Study of Behavioural Development 24nd Biennial Meeting, 2016年07月, 英語, Vilnius, Lithuania, 国際会議
    ポスター発表

  • 誰にとっての,何のための「子ども理解」なのか:発達的観点から
    日本発達心理学会国内研究交流委員会, 木下 孝司
    日本発達心理学会第27回大会, 2016年04月, 日本語, 北海道大学, 国内会議
    [招待有り]
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • 幼児期における「第三者を見て学ぶ」プロセス
    木下 孝司
    日本発達心理学会第26回大会, 2015年03月, 日本語, 東京大学, 国内会議
    ポスター発表

  • シンポジウム「小中一貫校・非一貫校における子どもの発達・適応問題を考える」における指定討論
    都筑 学, 木下 孝司
    日本発達心理学会第26回大会, 2015年03月, 日本語, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • 2歳児における表象発達と自己形成(4)─母親からみた子どもの気持ちの自己調整
    川谷和子, 木下 孝司, 山田真世, 大塚穂波
    日本発達心理学会第25回大会, 2014年03月, 日本語, 京都大学, 国内会議
    ポスター発表

  • 2歳児における表象発達と自己形成(3)─配分課題にみる自己調整
    木下 孝司, 川谷和子, 大塚穂波, 山田真世
    日本発達心理学会第25回大会, 2014年03月, 日本語, 京都大学, 国内会議
    ポスター発表

  • 2歳児における表象発達と自己形成(2)─ふり遊びの理解と産出の区別
    大塚穂波, 山田真世, 木下 孝司, 川谷和子
    日本発達心理学会第25回大会, 2014年03月, 日本語, 京都大学, 国内会議
    ポスター発表

  • 2歳児における表象発達と自己形成(1)─絵への命名行為と描画技術の関連
    山田真世, 大塚穂波, 木下 孝司, 川谷和子
    日本発達心理学会第25回大会, 2014年03月, 日本語, 京都大学, 国内会議
    ポスター発表

  • 就学前児の成長の自覚と時間概念の獲得
    平野泰亮, 木下 孝司
    日本教育心理学会第54回総会発表論文集, 2012年11月, 日本語, 琉球大学, 国内会議
    ポスター発表

  • Young Children’s Teaching As a Tool for Improving Other’s Skills.
    木下 孝司
    International Society for the Study of Behavioural Development 22nd Biennial Meeting, 2012年07月, 英語, 国際会議
    ポスター発表

  • 幼児期における技能習得に関する素朴理論
    木下 孝司
    日本教育心理学会第53回総会, 2011年07月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • 幼児期における教示行為の発達─他者の技能向上を意図した教え方に着目して
    木下 孝司
    日本発達心理学会 第22回大会, 2011年03月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • 幼児期におけるMental Time Travel─未来の出来事の生起確率に関する認識に着目して
    木下 孝司, 吉田 真理子, 塚越 奈美
    日本教育心理学会 第50回総会, 2008年10月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • 乳幼児期における自己と「心の理解」の発達
    木下 孝司
    日本心理学会 第72回大会, 2008年09月, 日本語, 国内会議
    口頭発表(一般)

  • 1歳児の対象操作における目標共有プロセスについて
    中川 唯, 木下 孝司
    日本発達心理学会 第19回大会, 2008年03月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • 幼児期における「秘密」行為の始まり
    木下 孝司
    日本発達心理学会 第19回大会, 2008年03月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • 幼児期における“教える”行為の発達について
    久保 加奈, 木下 孝司
    日本発達心理学会 第19回大会, 2008年03月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • 幼児における未来の出来事に関する認識の発達─未来の不確実性とそれへの「心配」に注目して─
    吉田 真理子, 木下 孝司
    日本発達心理学会 第19回大会, 2008年03月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • 自閉症児の逆模倣に対する反応と他者理解について
    田中 千尋, 木下 孝司
    日本発達心理学会 第19回大会, 2008年03月, 日本語, 国内会議
    ポスター発表

  • PG1-15 幼児期におけるMental Time Travel : 未来の出来事の生起確率に関する認識に着目して(発達,ポスター発表G)
    木下 孝司, 吉田 真理子, 塚越 奈美
    日本教育心理学会総会発表論文集, 2008年, 日本語, 日本教育心理学会

  • 今、あらためて、表象発生のメカニズムを問う
    中村 和夫, 加用 文男, 中垣 啓, 加藤 義信, 木下 孝司
    日本発達心理学会第17回大会, 2006年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 福岡,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 聴覚障害幼児と母親は過去の出来事をどのように語るか
    木下 孝司, 松本 花織, 田中 千尋, 塚越 奈美
    日本発達心理学会第16回大会, 2005年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 日本,, 国内会議
    ポスター発表

  • The development of delayed self-recognition, theory of mind, and episodic memory in preschoolers
    Kinoshita Takashi
    International Society of Behavioural Development 18th Biennial Meeting, 2004年07月, 英語, International Society of Behavioural Development, Ghent, Belgium,, 国際会議
    ポスター発表

  • 「過去」に関する聴覚障害幼児と母親の対話
    木下 孝司
    日本教育心理学会第45回総会, 2003年10月, 日本語, 日本教育心理学会, 日本,, 国内会議
    ポスター発表

  • PB01 「過去」に関する聴覚障害幼児と母親の対話(発達,ポスター発表B)
    木下 孝司
    日本教育心理学会総会発表論文集, 2003年07月, 日本語, 日本教育心理学会

  • 幼児期における遅延自己映像認知
    木下 孝司
    日本発達心理学会第15回大会, 2003年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 日本,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 「生活」という単位でみた発達理論と支援
    木下 孝司
    日本発達心理学会第14回大会, 2003年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 日本,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 指定討論(学校教育と子どもの「自己」の形成 : 教育心理学における「自己」研究の新たな視点)(準備委員会企画シンポジウム4)
    木下 孝司
    教育心理学年報, 2003年, 日本語, 日本教育心理学会

  • 幼児期における「時間的に拡張された」自己の認知と出来事の記憶
    木下 孝司
    日本発達心理学会第13回大会, 2002年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 日本,, 国内会議
    ポスター発表

  • 『心の理論』と自己発達
    木下 孝司
    関西心理学会第112回大会, 2000年11月, 日本語, 関西心理学会, 日本,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 『心の理解』の発達と自・他関係調整の発達
    木下 孝司
    日本発達心理学会第11回大会, 2000年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 日本,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 乳幼児期における“心の理解”と自他関係
    木下 孝司
    日本特殊教育学会第37回大会, 1999年09月, 日本語, 日本特殊教育学会, 日本,, 国内会議
    口頭発表(一般)

  • 発達研究の立場から
    木下 孝司
    日本心理学会第63回大会, 1998年10月, 日本語, 日本心理学会, 日本,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 『コミュニケーションのずれ』に対する2歳児の対処
    木下 孝司
    日本心理学会第62回大会, 1998年10月, 日本語, 日本心理学会, 日本,, 国内会議
    ポスター発表

  • 遊びの『おもしろさ』はどこにあるのか
    木下 孝司
    日本発達心理学会第9回大会, 1998年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 日本,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 251 3歳未満児の保育場面における保育方法の選択にみる「保育の質」
    金田 利子, 斎藤 政子, 木下 孝司, 岩立 志津夫, 諏訪 きぬ, 土方 弘子
    日本保育学会大会研究論文集, 1998年, 日本語, 日本保育学会大会準備委員会

  • 250 3歳未満児の「保育の質」に関する研究(IX) : 「3歳未満児用保育の質尺度案1997(自己評価用)に基づく調査(2)因子別集計
    岩立 志津夫, 土方 弘子, 諏訪 きぬ, 金田 利子, 木下 孝司, 斎藤 政子
    日本保育学会大会研究論文集, 1998年, 日本語, 日本保育学会大会準備委員会

  • 249 3歳未満児の「保育の質」に関する研究(VIII) : 「3歳未満児保育の質尺度1997(自己評価用)」に基づく調査(1)項目別集計
    土方 弘子, 岩立 志津夫, 諏訪 きぬ, 金田 利子, 木下 孝司, 斉藤 政子
    日本保育学会大会研究論文集, 1998年, 日本語, 日本保育学会大会準備委員会

  • 1歳児における“ふり”理解について−イレギュラーな出来事に子どもはどう対応しているのか
    木下 孝司
    日本教育心理学会第39回総会, 1997年09月, 日本語, 日本教育心理学会, 日本,, 国内会議
    ポスター発表

  • “ふり”が通じ合うとき−ふり遊びでのイレギュラーな事態は1歳児にどう『受ける』か?
    木下 孝司
    日本発達心理学会第8回大会, 1997年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 日本,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • “Mind”の理論から<心>の理論へ
    木下 孝司
    日本発達心理学会第9回大会, 1997年03月, 日本語, 日本発達心理学会, 日本,, 国内会議
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

■ 所属学協会
  • 日本認知心理学会

  • 日本保育学会

  • 日本教育心理学会

  • 日本発達心理学会

  • 日本心理学会

■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 幼児期の表象する心のめばえを探るーインクブロット法を用いて
    相澤 直樹, 田中 孝尚, 木下 孝司, 渡邊 隆信
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 神戸大学, 2024年04月01日 - 2027年03月31日

  • 文化伝達に着眼した幼児期の「集団の育ち」に関する評価
    木下 孝司
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2021年04月01日 - 2025年03月31日
    幼児は,園生活において,他児とかかわり,刺激し合って発達していく。我が国の保育実践では,人とかかわる力の育成が重視され,多くの保育者が,個の発達とともに,幼児の育ち合いや集団全体のさまざまな変化を「集団の育ち」として実感している。しかしながら,「集団の育ち」は明確に整理ができておらず,実証的な研究の難しさがあった。本研究の目的は,1)保育者が感じている「集団の育ち」とは何かを明らかにし,2)「集団の育ち」を文化伝達という観点から捉えることの妥当性と意義を検討することである。 2021年度は,1)保育者が「集団の育ち」を感じるエピソードの予備的分析,2)集団づくりをテーマにした実践記録の検討を行った。また,研究協力者(西川由紀子・京都華頂大学教授,服部敬子・京都府立大学教授)との研究会を5回開催して,保育実践における集団づくりに関して意見交換を行った。その中で,次のような知見を得た。1)4,5歳児クラスにおける「集団の育ち」エピソードは,幼児が自分たち主導で何かをする姿が共通して取り上げられやすいが,3歳児クラスにおける「集団の育ち」のイメージは,依拠する保育観による違いがあるかもしれない。2)「集団の育ち」は,個人の発達に影響を受ける側面がある一方で,個体能力とは相対的に独自の発達プロセスをたどることが実践的に示されており,集団づくりをめぐる保育理論上の論点となっている。3)集団づくりの実践において,幼児同士の関係形成にのみ焦点が当てられず,遊びや当番などの活動を媒介にして展開されることが多く,活動の共有や文化伝達という観点が重要であることが示唆された。

  • 木下 孝司
    学術研究助成基金助成金/基盤研究(C), 2018年04月 - 2021年03月, 研究代表者
    競争的資金

  • 木下 孝司
    学術研究助成基金助成金/挑戦的萌芽研究, 2015年04月 - 2018年03月, 研究代表者
    競争的資金

  • 木下 孝司
    科学研究費補助金/基盤研究(C), 2012年04月 - 2015年03月, 研究代表者
    競争的資金

  • 「心の理論」の獲得と実行機能の発達
    子安 増生, 別府 哲, 木下 孝司, 郷式 徹, チャーリー ルイス, クレア ヒューズ
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 京都大学, 2006年 - 2009年
    「心の理論」と「実行機能」の概念は、定型発達と非定型発達(広汎性発達障害)の両方を説明するために用いられてきた。構造方程式モデルによる成人の研究において、抑制制御、ワーキング・メモリ、セット・シフティングという実行機能の要素が分離された。しかし、子どものデータでは結果が一貫しない。抑制制御とワーキング・メモリは「心の理論」の出現にとって不可欠の要因であることが本研究の結果からも示された。

  • 木下 孝司
    科学研究費補助金/基盤研究(C), 2009年, 研究代表者
    競争的資金

  • 乳幼児期における自己と「心の理解」の発達
    木下 孝司
    研究成果公開促進費/学術図書, 2008年, 研究代表者
    競争的資金

  • 通常学級に在籍する障害をもつ子どもの自己認識の発達と自己受容プログラムの開発
    廣嶌 忍, 別府 哲, 三牧 孝至, 辻井 正次, 木下 孝司
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 岐阜大学, 2004年 - 2006年
    高機能自閉症児、聴覚障害児、吃音児に対してそれぞれ行われている研究、実践報告の検討を通して、通常の学級に在籍する障害のある子どもたちの支援には、次の3つの側面から支援をおこなうことが重要であることが示された。3つの側面とそれぞれに含まれる具体的な内容については以下の通りである。 (1)他者に認められる自分を実感する側面 ・他者と情動や身体感覚のレベルでの快を伴う共有経験をもつ。 ・クラスの仲間などの中で、成功経験を積む。 ・ありのままの自分が出せる、同じ障害をもった仲間と出会う。 ・大人が子どもの気持ちを代弁する。 (2)自分を理解する側面 ・大人が子どもの気持ちや行動を言語化する。 ・自分のもつ障害について学び客観的に自己を理解する (3)環境を整備する側面 ・障害を軽減する環境を作る。 ・障害による社会的不利益に対して、利益を意識し主張する。 こうした支援の多側面性はこれまで論じられてきておらず、今後はこれらの側面を発達的にどのように保障していくかが今後の検討課題であると示唆された。

  • 木下 孝司
    科学研究費補助金/基盤研究(C), 2005年, 研究代表者
    競争的資金

  • 幼児期における過去に関する対話と「心の理論」・自己概念の関連-聴覚障害児との比較を通して
    木下 孝司
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2002年 - 2004年
    本研究の概要は以下の通りである。 1.理論的考察:幼児期における「心の理論」と時間的に拡がりをもつ自己の発達的関連について,時間的視点という観点から概観し,「いま・ここ」にない"不在のもの"に対する態度を測定する方法として遅延自己映像認知課題を提案した。また,過去と現在の時間的関係を理解し,時間的視点から自他理解を深める上で,過去をめぐる対話が重要な役割を果たしていることを,聴覚障害児の「心の理論」に関する研究から示した。 2.実験1:3〜5歳の聴覚障害幼児と母親を対象に,絵日記を手がかりにして,過去の出来事を共同想起してもらった。その結果,(1)絵日記を用いることで,過去をめぐる対話がより持続すること,(2)子どもから母親を注視する頻度と,母親が過去の出来事に言及する頻度に相関があることが明らかになった。 3.実験2:11組の健聴児(2,3歳)とその母親,5組の聴覚障害児(2,3歳)と母親が,写真を見ながら,過去の出来事について対話をするプロセスを分析した。その結果,次のようなことが明らかになった。(1)聴覚障害児が過去の出来事や心的状態に言及する頻度には個人差が大きく,子どもの言語スキルと母親の発話スタイルからの影響が大きい.(2)母親が聴覚障害者であるペアにおいては,手話を有効に用いて,過去や心的状態に関する話題が多かった.(3)母親の発話スタイルは子どもの言語発達に応じて,「新情報聴取型」,「情報共有(提供)型」,「相互構成型」に分類できた。 4.結論:「いま・ここ」にない"不在のもの"である過去の出来事に関する対話には,2,3歳児が他者との視点の相違に気づく契機が多数含まれており,相互の心の理解を進めていく上で重要である。音声言語ならびに手話はそうした対話を成立させるものであり,心の理解や自己発達において不可欠な役割を果たしていると考えられる。

  • 幼児期における「心の理論」と自己発達の関連性について
    木下 孝司
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究(A), 奨励研究(A), 1999年 - 2000年
    従来,幼児の自己認知は「マークテスト」と呼ばれる鏡像認知課題によって測定されてきた。それに対して,本研究では遅延ビデオを用いた自己認知課題を実施し,時間的次元を含んだ自己認知の発達を検討した。 1.3〜5歳児を対象に,被験児に気づかれないように頭部にシールを装着し,その時のビデオ映像を約5分後に遅延提示した。その結果,ほぼ全員がビデオ映像を見て自己同定できたが,実際にシールを取ったのは4歳以降であった。ただし,課題達成した者の中には,過去の自己状態と現在の自己状態の時間的関係を理解していない者が含まれていた可能性が示唆された。 2.そこで,自己ならびに他者がシールに気づいた時点に関する質問をあわせて行い,自己認知達成レベルを次の4つに区分した。レベル0:マークテスト不合格。レベル1:シールを発見するが,それに自分が気づいた時点を特定できない。レベル2:ビデオ映像を見て自分自身シールに気づいたことを自覚できるが,実験者の過去の認識状態を推測できない。レベル3:自己と実験者の過去における認識状態の相違を理解してシールを発見する。このうち,レベル2以上の者は遅延ビデオ映像を「ある特定の過去時点において自分に起こったこと」として認知していると考えられ,その基盤には時間的な視点取得能力の発達があると考察した。また,自他相互の視点取得を必要とする「心の理論」課題の成績もレベル2以上において高いことが明らかになった。 3.上記の実験実施後1年経過した時点で,その時の出来事に関する再認テストを行った。その結果,自己認知達成レベル2の被験児は,レベル1以下の者に比べ,再認成績が良い傾向が見られた。この結果は,時間的連続性を備えた自己が発達することと自伝的記憶の発生の連関性を示唆するものであり,今後,時間的視点性と自他関係性の相互関連をとらえつつ自己発達について検討する手がかりとなるものである。

  • 3歳未満児保育の質の測定と評価に関する研究
    金田 利子, 諏訪 きぬ, 木下 孝司, 岩立 志津夫
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 静岡大学, 1995年 - 1997年
    本研究の目的は、3歳未満児の保育の質を測定・評価する方法を明らかにすること、具体的には、保育者自身が簡便に使用でき自らの保育を見直すことができる保育評価表の開発にある。以下今年度の実績について、年度当初に立てた計画にしたがって報告する。 1.前年度に作成した評価表の妥当性の検討:一昨年度の予備調査を基に昨年度作成した評価表(30項目)の妥当性を確かめるため、昨年度の末(97・3)、1都5県20%抽出で、保育者に自己評価をしてもらったが、今年度はその結果の集計・分析を行なった。その結果項目別集計においても因子分析においてもほぼ同様の結果が得られた。すなわち、30項目は、(1)ほぼバランスのよいものになっている。(2)属性別に違いが出てきている。(3)しかし一部に変化の出ない等の項目があり、その意味をさらに検討する必要がある。 2.前年度の自己評価調査のなかに、実際の保育における矛盾場面での対応の側面からの調査も加えたが、その項目が保育の質の測定と評価にとって有効かどうかの検討を試みた。その結果、全体として保育場面の対応においては、一致度が高かった。しかし、30項目の各因子得点との関連もある程度見いだされ、今後こうした矛盾場面の保育方法を意識的にとらえることで、尺度評定を実践的に補うものになるのではないかと示唆された。 3.事例的検討:さらに、30項目の評価表を個別に活用してもらい、どのように使用するときもっとも有効かを検討した。また、6月、9月、11月、と継時的な変化とその条件について分析した。その結果、園長と保育者、園の保育者間等に見られた評価の違い、時期による違いを保育者自身がとらえるとき、保育の改善につながることがわかった。 4.総合的に、3歳未満児を一括りにせず、0、1、2歳児別に検討するなども含めて、後少しの検討で、保育者による、簡便な保育評価法を作成していける可能性が見いだされた。

  • 乳幼児におけるふり遊びの共有過程と心的状態の理解-健常時および障害児の比較を通して-
    木下 孝司
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究(A), 奨励研究(A), 静岡大学, 1994年 - 1994年
    1.保育園において,18か月男児の観察を行い,主にそのエピソード分析を実施した。本研究で当初目的とした他児とのふり遊びの共有そのものは1歳後半ではそう多く観察できなかった。それに近いものとして,絵本の食べ物をつまんで他の1歳児の口元に差し出すという行為があった。ただし,差し出された側もためらう様子をみせるなど,ふりの意図をくぐらず行為そのものに反応しているという性質のものであった。また,そのすべてが笑いなどのメタサインの伴わないものであったのも特徴的である。 この時期,この男児は他児にかみついたりつきたおすなどいわゆる「問題行動」が指摘されていた。しかし,上記のような制約をもったふり遊びであれ,結果として一定の共有関係が作られ他者との葛藤において緩衝作用をふり遊びが持っていたといえる。従来,ふり遊びは象徴機能の発達という側面から検討がされてきているが,このように日常生活における他者との関係の中で果たす役割からさらに検討する必要が明らかになった。 2.障害児通園施設において,「自閉的傾向」と診断された女児2名を参加観察した。うち1名は観察期間ふり遊びとみなされる行為はみられず,もう1名において保育者のモデリング後に部分的にふりの行為で応じることが観察できた。さらに,後者の事例では,大人をからかうような(保育者のことばによれば「大人にちょっかいをだす」)対人関係の質の変化があわせて確認できた。今回,これまでの研究を概観して,こうしたからかい行為にも,自分の行為と他者の反応の随伴関係を再現する「道具的からかい」と他者にある心的状態を作ることを意図した「他者の意図をくぐったからかい」の2つのレベルがあるという考察も行った。自閉症児において観察されるからかいが,どのレベルのものであるかはさらに検討を要するところである。

  • 3歳未満児の「保育(DAY CARE)の質」に関する研究
    金田 利子, 諏訪 きぬ, 木下 孝司
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 一般研究(B), 一般研究(B), 静岡大学, 1993年 - 1994年
    少子化対策等3歳未満児保育の拡大がなされる時、量的拡大とともに「質」を高めていくことが21世紀を担う子どもたちの健全な発達にとって不可欠と考え、我々は「保育の質」研究に共同で取組んできた。 まず「保育の質」を捉える指標(仮説)を作成し、さらにそれら指標と「よい保育」イメージを「保育の質」を捉える基軸として、保育者と子どもの発達をかかわらせながら保育の実態分析を行なった。その実態分析の場として、0歳児担当制を実施している点では一致しているが、集団規模や保育形態等が異なると思われる、静岡市内4つの民間保育園に協力を要請した。平成5年度5歳児3月の保育実態分析に続き、2年目(平成6年度)には、4月から翌3月中旬まで毎月一回、同じ4園で0歳児クラスの保育観察をして、その資料分析を行なった。 その主な成果としては、日本では従来着手されて来なかった「保育の質研究」の枠組み・方法についての試行を行い、試案を作成し得たことである。具体的内容・方法論的成果としては以下のとおりである。 (1)保育者と保護者のよい保育イメージを分析し、「保育アイデンティティ」としてくくり出すことによって、その園のもつ一つの保育の質に迫れるのではないかと思われたこと。 (2)5歳児クラスの保育実態分析と0歳児クラスの保育実態分析とを重ね合わせることによって、園全体の保育の質がよりよく把握し得るのではないかと思われたこと。 (3)0歳児クラスの保育実態分析と担任保育者や保護者の意識調査、インタビュー、話し合い等を同時並行して組み合せることによって、より立体的に保育の質が描き出せるのではないかと思われたこと。 今後の課題としては、保育の質の指標とこの研究方法をいっそう明確にすることである。

  • 乳幼児期におけるふり遊びと心的状態の理解の関係について-健常児および障害児の比較を通して-
    木下 孝司
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究(A), 奨励研究(A), 静岡大学, 1993年 - 1993年
    1.保育園において、観察開始時11カ月男児と12カ月女児をターゲット児として、役2週間に1日の参加観察を実施した。今回観察した1歳前半までの期間では、ふり遊びとみなしうる行為そのものの頻度はきわめて少なかったが、年長児や保育者のふり遊びを見る時間は15カ月ころより増加する傾向が確認された。また、彼ら自身が産出するふり遊びの特徴として、その開始と終了の区分が不明瞭であったが、保育者がそばでそれを見ているのに気づくと、使っているコップなどの道具を保育者に差し出す、あるいはほほえの返すなどの対人反応が高い頻度で確認された。一方、たとえば、砂をコップですくって飲むふりをしている際に、「あっ、ジュースこぼれちゃった、早く拭いて」と大人の側が、虚構上の意味の変換をせまるような介入をしたばあい、ほとんどのエピソードでそのふり的行為は中断してしまった。 2.障害児通園施設においても、観察開始時4歳(発達年齢2歳)の「自閉的傾向」と診断された女児をターゲットに参加観察を実施した。この事例についても、全体にふり遊びの頻度は少なかった。ただし、上記の健常児と比較して特徴的であったのは、傍観者の存在にほとんど関心を示さず、上述のような対人反応はまったくなく、行為の形態としては「ふり」とみなされることを遂行しているが、その行為の共有するという点での問題性を指摘できる。 3.ふり遊びの発展において、単なる「行為の共有」からその行為の「意味の共有」への転換が必要であると考えられるが、今回明らかになったふり遊びプロセスでの対人反応がその後のふり遊びの発展においてどのような意味を持つのかについて、今後、観察研究を継続する中で明らかにしていく予定である。

  • 乳幼児における自己調整過程について
    木下 孝司
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究(特別研究員), 奨励研究(特別研究員), 京都大学, 1990年 - 1990年

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