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伊藤 隆郎大学院人文学研究科 社会動態専攻准教授
研究活動情報
■ 論文- 2024年03月, 史学, 92(4) (4), 33 - 62, 日本語イブン・ハジャル・アルアスカラーニーのタズキラに見られる集団イジャーザの一例[招待有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2023年06月, Frederic Bauden (ed.), The Mamluk Sultanate and Its Periphery, 65 - 82, 英語A Collection of Histories of the Mamluk Sultanate's Syrian Borderlands[査読有り]論文集(書籍)内論文
- 2022年08月, Anna Kollatz (ed.), Mamluk Descendants: In Search for the Awlad al-Nas, 195 - 215, 英語Awlad al-Nas during and after the Reign of al-Nasir Hasan[査読有り]論文集(書籍)内論文
- 2022年06月, 西南アジア研究, 94, 1 - 35, 日本語マムルーク朝の歴史叙述における黒死病[査読有り]
- 2021年03月, Stephan Conermann & Toru Miura (eds.), Studies on the History and Culture of the Mamluk Sultanate (1250-1517), 229 - 245, 英語Careers and Activities of mamluk Traders: Preliminary Prosopographical Research[査読有り]論文集(書籍)内論文
- De Gruyter, 2021年01月, Maribel Fierro & Mayte Penelas (eds.), The Maghrib in the Mashriq, 513 - 535, 英語[査読有り]論文集(書籍)内論文
- 2019年, Orient, 54, 55 - 73, 英語The Last Mamluk Princess, Her Endowment, and Her Family History[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2016年12月, Antonella Gehrsetti (ed.), Al-Suyuti, a Polymath o the Mamluk Period, 47 - 63, 英語Al-Suyuti and Problems of the waqf[査読有り]論文集(書籍)内論文
- Durar al-'uqud al-farida fi taragim a'yan al-mufida is an Arabic biographical dictionary by a famous historian of the Mamluk Sultanate, al-Maqrizi, of his contemporaries. This recently published work contains a long biography of Timur, or Tamerlane, the founder of the Timurid dynasty. In discussing the biography, this article presents some interesting and original details: first, it reviews the editions of Durar al-'uqud that have been published to date; secondly, it gives an outline of Timur's biography; after that, it scrutinizes al-Maqrizi's sources for Timur's life and then the relations between his and other Arabic biographies of Timur; lastly, it considers the value of the work.BRILL ACADEMIC PUBLISHERS, 2015年, Arabica, 62(2-3) (2-3), 308 - 327, 英語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2011年, アジア・アフリカ言語文化研究, 82, 31 - 60, 日本語マムルーク朝スルターン=カーイトバーイのダシーシャ・ワクフ[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 西南アジア研究会, 2009年, 西南アジア研究, 70, 76 - 96, 日本語一調査台帳による16世紀ダマスクスのワクフとミルク[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2007年, University of Munich, ドイツ語Stiftungen der Qalawuniden: Aufstieg und Verfall einer mamlukischen Sultansfamilie[査読有り]学位論文(博士)
- 2003年, Der Islam, 80, 46 - 66Aufsicht und Verwaltung der Stiftungen im mamlukischen Ägypten[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 西南アジア研究会(京都大学文学部内), 1997年, 西南アジア研究, 47, 22 - 38, 日本語サハーウィーの参照した歴史関連文献[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 史学研究会, 1996年, 史林, 79(3) (3), 1 - 45, 日本語14世紀末-16世紀初頭エジプトの大カーディーとその有力家系[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2024年03月, 史窓, 81, 19 - 40アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』 訳注(14)
- 2023年10月, 佐藤昇編『歴史の見方・考え方2 : 史料から広がる歴史学』, 60 - 83, 日本語女奴隷から女王へその他
- 2023年03月, 史窓, 80, 45 - 61アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』 訳注(13)
- 2022年05月, The Encyclopaedia of Islam, THREE, 123 - 126, 英語al-Nasir Hasan[査読有り][招待有り]
- 2022年03月, 史窓, 79, 21 - 50, 日本語アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』 訳注(12)
- 2021年, 史窓, 78, 115 - 145アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』 訳注(11)
- 2020年, 史窓, 77, 25 - 45アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(10)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2019年, Orient, 54, 1 - 6Introduction: An Overview of Recent Studies on Women and Family in Mamluk Society記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 2019年, 史窓, 76, 21 - 51アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(9)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2018年05月, 佐藤昇編『歴史の見方・考え方 : 大学で学ぶ「考える歴史」』, 78 - 89フィクションのなかに実像を探そう:あるカリフの虚像と実像その他
- 2018年, 史窓, 75, 23 - 44アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(8)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2017年, 史窓, 74, 1 - 25アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(7)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2015年, 史窓, 72, 63 - 79アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(6)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2014年, 史窓, 71, 1 - 24アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(5)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2013年, 史窓, 70, 31 - 49アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(4)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2012年, 史学雑誌, 121(12) (12), 80 - 89五十嵐大介『中世イスラーム国家の財政と寄進』[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2012年, 史窓, 69, 19 - 53アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(3)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2011年, 史窓, 68, 51 - 94アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(2)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 2010年, 史窓, 67, 27 - 65アフマド・イブン・ファドル・アッラー・ウマリー著『高貴なる用語の解説』訳注(1)速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 神戸大学史学研究会, 2009年, 神戸大学史学年報, 24(24) (24), 33 - 54, 日本語マムルーク朝時代のワクフ研究[査読有り]記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 2009年, 史学雑誌, 118(5) (5), 291 - 295回顧と展望:西アジア・北アフリカ(イスラーム時代)[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2006年, Orientalistische Literaturzeitung, 101(2) (2), 226 - 231J. Machida et al.: Aspects of Arabic Script Cultures in China書評論文,書評,文献紹介等
- 2006年, Orientalistische Literaturzeitung, 101(6) (6), 697 - 699Florian Sobieroj: Islamische Handschriften, Teil 5: Thüringen書評論文,書評,文献紹介等
- 京都女子大学・京都女子大学短期大学部, 2004年, 史窓, 62, 131 - 135, 日本語ヒラール・サービー著、谷口淳一・清水和裕監訳『カリフ宮廷のしきたり』[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2004年, 西南アジア研究, 60, 94 - 107S. Conermann/ A. Pistor-Hatam (eds.): Die Mamluken書評論文,書評,文献紹介等
- Tenth Conferenc of the School of Mamluk Studies, 2024年03月, 英語Al-Mu'ayyad Shaykh and His Contemporary Biographersシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- Annual Meeting of the Middle East Studies Association, 2023年11月, 英語Land Tenure in 15th Century Egypt according to al-Tuhfa al-saniyya of Ibn al-Ji`anシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- Archival Practices Materialised, 2023年09月, 英語The Persianate and Persian Haram Documents Related to Tamurbugha口頭発表(一般)
- The Hijaz and the Making of Islamic History, 2023年05月, 英語Waqf al-dashisha of Mamluk Sultan Qa'itbay[招待有り]口頭発表(一般)
- 中東・イスラームの歴史と歴史空間の可視化分析, 2023年03月, 日本語15世紀アラビア語伝記集のデジタル解析に向けて口頭発表(一般)
- Strong Asymmetries in Social Relations Compared: The Mamluk Sultanate, Medieval Japan and Beyond, 2022年10月, 英語Amirs and Iqta` Holdings in Late 9th-/15th-Century Egypt口頭発表(一般)
- Eighth Conference of the School of Mamluk Studies, 2022年07月, 英語A Forgotten Chronicle and the "Syrian School" of Historical Writing in 9th-/15th-Century Damascusシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」キックオフ・シンポジウム, 2021年03月, 日本語デジタル・ヒューマニティーズとイスラーム史研究の展望口頭発表(一般)
- In Search for a Hidden Group: Where are the awlad al-nas?, 2020年12月, 英語"Awlad al-nas" during and after the Reign of al-Nasir Hasan口頭発表(一般)
- 東洋史研究会大会, 2020年11月, 日本語マシュハド・レザー廟図書館所蔵のアラビア語文書集成について口頭発表(一般)
- World Congress for Middle Eastern Studies, 2018年07月, 英語, 国際会議Writing a Biography of Ibn Khaldunシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- Fourth Conference of the School of Mamluk Studies, 2017年05月, 英語A Princess and Her Endowmentシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- German-Japanese Workshop on Mamluklogy, 2016年11月, 英語, 国際会議A Summary of the Waqf Documents of the Mamluk Sultan Barsbay口頭発表(一般)
- Third Conference of the School of Mamluk Studies, 2016年06月, 英語Slave Traders and Mamluksシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- Between Saladin and Selim the Grimm: Syria under Ayyubid and Mamluk Rule,, 2015年07月, 英語, 国際会議A Damascus Scholar’s Waqf Document and His Family Historyシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- Second Conference of the School of Mamluk Studies, 2015年06月, 英語A Compendium of Histories of the Mamluk Sultanate’s Syrian Borderlandsシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 日本中東学会第32回年次大会, 2015年05月, 英語The Early Ottomans in Mamluk Historiography口頭発表(一般)
- First Conference of the School of the Mamluk Studies, 2014年06月, 英語Al-Suyuti and Problems of the Waqfシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 北海道大学, 2022年04月01日 - 2026年03月31日地域から見直すアラビア語文化圏:11-15世紀
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 奈良大学, 2021年04月01日 - 2025年03月31日ハラム文書に含まれるペルシア語文書の解読と研究当科研研究は2021年4月にはじまったが、文書を読解していくためにはまず東洋文庫所蔵の2000枚ほどのハラム文書のマイクロフィルムから、この科研で読むPersian文書とPersianate文書42点を選び出して焼き付けて研究分担者が共有しなければならなかった。このためには研究代表者が4月に東洋文庫を訪れて写真を選定してその焼き付けを申請する予定であった。しかし、幸いなことに2021年1月に東洋文庫が所有するマイクロフィルムのPDFが、そのオリジナルの所有者であるカナダのMcGill Institute of Islamic Studiesからオンライン上に上げられた。それをダウンロードし、PDFを全てをJPEGにして、全員が共有するクラウドDropboxの共有ファイルに収納し、それによって全てのハラム文書写真を全員が共有することができた。そして2021年7月から8月にかけて、3週間奈良大学の大学院生1名を雇用してデータベースソフトFile Maker Pro2に、Donald P. Littleによるカタログ(Beirut, 1984)情報とともに全ハラム文書のJPEGを貼り付け、ハラム文書のデータベースを完成させた。 9月以降、Dropboxの共有ファイル中のJPEGおよびデータベースをつかって月一回のペースでZoomによる研究会をひらいて文書を読み進め、現在まで予定の42点の文書中Persian7点、Persianate3点を解読した。 2021年5月に、Zoomによる研究会において研究分担者の伊藤隆郎博士にChristian Muller, Der Kadi und seine Zeugen, Wiesbaden, 2013の内容を詳細に紹介してもらった。 2021年6月24日に、Konrad Hirschler博士を長とするドイツのハラム文書を研究する3人と当研究会8人でシンポジウムをおこない、今後の研究協力について協議した。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2021年04月01日 - 2025年03月31日中世後期マシュリクにおける気候変動と自然災害本研究は、中世後期(西暦13世紀半ばから16世紀初頭)のマシュリク(本研究ではエジプトと歴史的シリア、およびこの時期に両地域と関係の深いヒジャーズを指す)における異常気象や風水害、旱魃、蝗害、疫病、地震などの自然災害、またそれらが影響したと考えられる物価の動向、飢饉、暴動などに関する記録を同時代のアラビア語史書から抽出し整理する。そして、どのような気候変動と自然災害が生じ、それらが政治、経済、社会にどのように影響したのか、また逆に人々がそれらにどのように対応したのかを明らかにするものである。具体的な研究項目は、次の通りである。(1)中世後期マシュリクにおける異常気象に関する記録を、同時代のアラビア語史書から抽出して整理する。そして、中世温暖期から小氷期への「大変転期」とされるこの時期に、マシュリクでどのような気候変動が起きていたのかを明らかにする。(2)同時期のマシュリクにおける風水害、旱魃、蝗害、疫病、地震などの自然災害に関する記録を同時代のアラビア語史書から抽出して整理し、(1)気候変動との関連を明らかにする。(3)同時期のマシュリクにおける物価動向、飢饉、暴動などに関する記録を同時代のアラビア語史書から抽出して整理し、気候変動と自然災害が政治、経済、社会にどのように影響し、逆に人々はそれらにどのように対応したかを明らかにする。 上記研究項目のうち(1)については、1480年から1501年までの短い期間ではあるが、イブン・タウク(1509年没)の『日記』にダマスカスの天候が詳しく記録されていることがわかったので、それらを整理中である。(2)については、1348-9年に猛威を振るった黒死病に関する歴史書の記述を検討した論文を書き、投稿した(印刷中)。(3)については、先行研究から情報を収集している段階である。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 学術変革領域研究(A), 学術変革領域研究(A), 東京外国語大学, 2020年11月19日 - 2025年03月31日デジタルヒューマニティーズ的手法によるコネクティビティ分析2年度目となる2021年度は、本研究課題の主要な資料である人名録テキストを分析するための枠組みを設定することを目標とし、各地域の人名録に書かれる内容・構造・特徴的な表現や収録される母集団の位置づけを明らかにするとともに、それらに適したタグ付けの方法を検討した。 作業過程において、人名録作者はどのようにして各人物に関する情報を集めることができたのか、そしてその情報源は何に基づくものであるかという問いを立て検討した。その結果、人名録の情報が少なからず、学問修得において弟子が師からもらう免状(イジャーザ)に依拠していることが明らかとなった。タグ付けの指針については、数多くの人物を扱う際の一義的なIDをどのようにつけるかといった問題や、複雑な血縁・婚姻関係をどのようにタグ付けすればよいかなどについても議論された。さらに、テキストの情報に依拠して個と個のつながりを復元していくことで浮かび上がるコネクティビティは、どの程度現実のコネクティビティを反映しているのかという問いが立てられ、現在もその問いに対する考察が進められている。具体的には、20世紀後半以降の博士論文の謝辞からコネクティビティを復元し、実際の学問的発展とどのような相関関係があるかについての検証を行う。 この他、計画していたとおり、デジタル・ヒューマニティーズ的手法の習得を目指すハンズオンセミナーを開催し、本研究課題の関係者のみならず、大学や分野を超えて、多くの参加者を得た。ハンズオンセミナーで扱った内容は、手書き文字の自動認識ソフトウェアであるTranskribus、関係性の記述方法であるResource Description Framework、地理情報システム(GIS)、Text Encoding Initiative (TEI)である。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 北海道大学, 2018年04月01日 - 2021年03月31日13-15世紀におけるアラビア語文化圏再編の文献学的研究イブン・ハルドゥーン研究班では合宿1回を含む研究会を計7回実施し、イスラーム以前の時期にも及ぶ世界史認識など、様々な点について検討をおこなった。ウマリー研究班では研究会を計10回実施し、マムルーク朝領土の地理区分や駅逓制度など、様々な点について検討をおこなった。 6月には、早稲田大学(東京)で開催された第6回国際マムルーク学会(Sixth Conference of the School of Mamluk Studies)において、Intellectual activities across the regions in the Mamluk period: Views from al-Andalus and Khurasanと題するパネルを組織した。研究協力者の森山央朗氏およびスペインから招聘したMaribel Fierro氏、Mayte Penelas氏、Abdenour Padillo-Saoud氏の四名による研究報告があり、東西の広大な地域にまたがる知識人活動について意見交換をおこなった。 12月には、神戸大学においてイブン・ハルドゥーン研究班およびウマリー研究班合同で研究会を実施し、研究分担者の中町信孝氏および研究協力者の森山央朗氏の二人が研究報告をおこなった。また、両班の研究実施状況について意見交換をおこない、認識の共有をはかった。 研究協力者の橋爪烈氏が3月にイギリスおよびトルコにおいて、研究分担者の谷口淳一氏が8月にレバノンにおいて関連史資料の調査を実施した。
- 学術研究助成基金助成金/基盤研究(C), 2018年04月 - 2021年03月, 研究代表者競争的資金
- 科学研究費補助金/基盤研究(C), 2012年04月 - 2016年03月, 研究代表者競争的資金
- 学術研究助成基金助成金/挑戦的萌芽研究, 2011年競争的資金