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目黒 強大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻准教授
研究者基本情報
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研究活動情報
■ 受賞- 2024年12月 文部科学省, 令和6年度社会教育功労者表彰
- 2019年11月 日本児童文学学会, 第43回日本児童文学学会奨励賞, 目黒強『〈児童文学〉の成立と課外読み物の時代』(和泉書院)
- 2005年05月 日本児童文学者協会, 第2回日本児童文学者協会評論新人賞, マルチメディアという居場所-中景なき時代における児童文学の模索-
- 2024年09月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 18(1) (1), 15 - 24, 日本語大正期における副読本としての課外読み物論-『国語教育』を事例として-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2023年09月, 博士論文(神戸大学), 1 - 305, 日本語明治期における課外読み物としての〈児童文学〉の正統化と逸脱[査読有り]学位論文(博士)
- 2023年09月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 17(1) (1), 23 - 32, 日本語『童話研究』における「童話批評」の生成[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2022年09月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 16(1) (1), 95 - 104, 日本語明治・大正年間における『図書館雑誌』にみる課外読み物の選書論研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2022年06月, 子ども社会研究, (28) (28), 21 - 31, 日本語児童文学における〈子ども理解〉の動向[招待有り]研究論文(学術雑誌)
- 2022年03月, 大阪国際児童文学振興財団研究紀要, (35) (35), 15 - 30, 日本語巖谷小波の児童文化施設構想研究論文(学術雑誌)
- 2021年03月, 大阪国際児童文学振興財団研究紀要, (33) (33), 1 - 11, 日本語課外読み物としての松山思水『喜劇と喜歌劇 アンポンタン』の位相[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2020年12月, 日本児童文学, 66(6) (6), 114 - 120, 日本語リスク社会時代の児童文学 第六回 リスク社会のシミュレーション[招待有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2020年10月, 日本児童文学, 66(5) (5), 102 - 108, 日本語リスク社会時代の児童文学 第五回 マイノリティの存在論的不安[招待有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2020年08月, 日本児童文学, 66(4) (4), 98 - 104, 日本語リスク社会時代の児童文学 第四回 学校からの疎外と学校への疎外[招待有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2020年06月, 日本児童文学, 66(3) (3), 194 - 110, 日本語リスク社会時代の児童文学 第三回 リスク・排除・監視[招待有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2020年04月, 日本児童文学, 66(2) (2), 108 - 114, 日本語リスク社会時代の児童文学 第二回 中間集団のリスク化[招待有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2020年03月, 大阪国際児童文学振興財団研究紀要, (33) (33), 1 - 15, 日本語大正期における通俗教育にみる課外読み物の統制研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2020年03月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 13(2) (2), 73 - 80, 日本語「文学的な文章」における挿絵の指導法とその効果に関する研究-『一つの花』の授業実践を通して-研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2020年02月, 日本児童文学, 66(1) (1), 98 - 104, 日本語リスク社会時代の児童文学 第一回 リスク社会と存在論的不安[招待有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本子ども社会学会, 2018年06月, 子ども社会研究, (24) (24), 245 - 254, 日本語明治期の読書論における〈空想〉の排除と包摂-お伽噺論を中心として-研究論文(学術雑誌)
- 大阪国際児童文学振興財団, 2018年03月, 大阪国際児童文学振興財団研究紀要, (31) (31), 1 - 13, 日本語明治後半期における文士の社会的地位をめぐるポリティクス-巖谷小波の文士優遇論に着目して-[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科, 2017年09月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 11(1) (1), 95 - 104, 日本語明治後期における『少女世界』にみる良妻賢母規範をめぐるポリティクス-〈お伽小説〉と〈冒険小説〉を事例として―研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 大阪国際児童文学振興財団, 2017年03月, 大阪国際児童文学振興財団研究紀要, (30) (30), 1 - 14, 日本語大町桂月の修養主義的文学観研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科, 2016年06月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, (特別) (特別), 31 - 41, 日本語絵本の語りと視点-日本語の主観的把握に着目して-研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 大阪国際児童文学振興財団, 2016年03月, 大阪国際児童文学振興財団研究紀要, (29) (29), 1 - 11, 日本語明治期における<冒険小説>の排除と包摂ー教育雑誌を中心に-[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科, 2014年09月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 8(1) (1), 21 - 31, 日本語明治後期における課外読み物観の形成過程ー『太陽』における「小説」観に着目してー[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本児童文学者協会, 2014年09月, 日本児童文学, 60(5) (5), 40 - 43, 日本語高橋秀雄作品におけるキャラ的コミュニケーションの転覆[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 日本児童文学学会, 2014年02月, 児童文学研究, (46) (46), 1 - 14, 日本語教育雑誌における教育的メディアとしての児童文学の発見―『教育時論』を事例として―[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 稲垣恭子, 2013年03月, 基盤研究(B) 「女性文化人」の社会的形成に関する歴史社会学的研究, 13 - 27, 日本語女性文化人としての児童文学者―村岡花子を事例として―研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 財団法人大阪国際児童文学館, 2013年03月, 国際児童文学館紀要, (26号) (26号), 1 - 14, 日本語メディア有害論からみた『少女世界』における女学生像―「少女小説」と「演劇」を中心として―研究論文(学術雑誌)
- 大阪国際児童文学館, 2012年03月, 国際児童文学館紀要, 25号・15-29頁(25) (25), 15 - 29, 日本語『日本之少年』における小説観のアクチュアリティ研究論文(学術雑誌)
- 大阪国際児童文学館, 2011年03月, 国際児童文学館紀要, 24号・1-14頁(24) (24), 1 - 14, 日本語『少年世界』における「少年小説」の同時代的意味―小説有害論に着目して―研究論文(学術雑誌)
- 2010年08月, 日本児童文学, 56巻4号・34-41頁, 日本語多メディア時代におけるキャラクター表現にみる物語体験―児童文庫を事例として―[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 大阪国際児童文学館, 2010年03月, 国際児童文学館紀要, 23号・1-16頁(23) (23), 1 - 16, 日本語『少年世界』における「お伽小説」にみる「小説」の位相―巌谷小波の作品を中心として―研究論文(学術雑誌)
- 2008年10月, 日本児童文学, 54巻5号・18-23頁, 日本語砂田弘作品における犯罪者像にみる資本主義批判の変容[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2008年04月, 日本児童文学, 54巻2号・16-24頁, 日本語希望格差社会における現代児童文学のアクチュアリティ[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 神戸大学文学部国語国文学会, 2007年07月, 国文論叢, 38号・97~107頁(38) (38), 97 - 107, 日本語若松賤子訳「セイラ、クルーの話。」にみるジェンダー研究論文(学術雑誌)
- 青土社, 2007年07月, ユリイカ, 39巻8号・198-208頁(8) (8), 198 - 208, 日本語『ノンちゃん雲に乗る』のスペクトル-石井桃子と現代日本児童文学-[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2007年03月, 児童発達研究, 10巻・13-21頁, 日本語『婦人公論』にみる谷崎潤一郎「女人神聖」における女学生表象の考察研究論文(学術雑誌)
- 2006年10月, 日本児童文学, 52巻・5号・26-31頁, 日本語テレビゲーム世代における物語体験の変容[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 子どもの文化研究所, 2006年07月, 研究誌別冊子どもの文化, 8号・51-62頁(7) (7), 51 - 62, 日本語高度情報消費時代におけるメディア有害言説にみる「子どもの文化」の位相[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2006年03月, 児童発達研究, 9巻・33-41頁, 日本語谷崎潤一郎「少年」にみる「小学生」のセクシュアリティについての考察研究論文(学術雑誌)
- 2006年03月, 実践国語研究, 272号・124-127頁, 日本語「物語」としての伝記[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2006年01月, 実践国語研究, 271号・126-129頁, 日本語ライフストーリーとしての児童文学[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2005年11月, 実践国語研究, 270, 126p-129p, 日本語宮沢賢治童話と映像メディア[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2005年09月, 実践国語研究, 269, 126p-129p, 日本語物語行為の創造力[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2005年08月, 日本児童文学, 51-4, 52p-60p, 日本語マルチメディアという居場所-中景なき時代における児童文学の模索-[査読有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2005年07月, 実践国語研究, 267, 126p-129p, 日本語学校ファンタジーの想像力[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2005年05月, 実践国語研究, 265, 126p-129p, 日本語メディアとしての手紙[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2005年03月, 児童発達研究, 8, 9p-20p, 日本語『冒険世界』における青少年像に関する一考察-「野球害毒論争」を事例として-研究論文(学術雑誌)
- 2005年03月, 実践国語研究, 263, 126p-129p, 日本語ファンタジーとコミュニケーション[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2005年01月, 実践国語研究, 262, 126p-129p, 日本語児童文学における自然観[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2004年11月, 実践国語研究, 260, 126p-129p, 日本語ファンタジーとジェンダー[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2004年09月, 実践国語研究, 258, 126p-129p, 日本語戦争児童文学とメディア・リテラシー[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2004年07月, 実践国語研究, 256, 126p-129p, 日本語幼年童話と擬人法[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2004年05月, 実践国語研究, 254, 126p-129p, 日本語幼年童話における「成長」の位相[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2004年03月, 児童発達研究, 7, 9p-16p, 日本語谷崎潤一郎『小僧の夢』における不良少年としての小僧の表象についての検討研究論文(学術雑誌)
- 2004年03月, 神戸大学発達科学部研究紀要, 11-2, 21p-28p, 日本語『痴人の愛』における不良少女の表象に関する考察研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2003年03月, 神戸大学発達科学部研究紀要, 10-2, 29p-38p(2) (2), 337 - 346, 日本語不良学生問題の成立過程に関する考察研究論文(学術雑誌)
- 2003年03月, 児童発達研究, 6, 1p-6p, 日本語谷崎潤一郎『神童』における立身出世主義に関する考察研究論文(学術雑誌)
- 2003年01月, 実践国語研究, 239, 9p-13p, 日本語新教科書に見る新しい作家・作品[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 2002年10月, 日本児童文学, 48巻5号・8-15頁, 日本語多文化共生時代における混生の思想-上橋菜穂子とたつみや章の作品にみる国産ファンタジーの現在-[招待有り]研究論文(その他学術会議資料等)
- 日本児童文学学会, 2001年10月, 児童文学研究, 34号・1-13頁(34) (34), 1 - 13, 日本語谷崎潤一郎の初期作品における「不良」の表象に関する考察[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 文民教育協会子どもの文化研究所, 2001年09月, 研究誌別冊子どもの文化, 3号・44-54頁(7) (7), 44 - 54, 日本語『教育時論』における「不良」に関する言説についての考察[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 1999年12月, 日文教 国語教育, 30号・43-52頁, 日本語擬人法における他者表象の問題-「どんぐりと山猫」を読むということ-[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 日本児童文学学会, 1999年11月, 児童文学研究, 32号・40-52頁(32) (32), 40 - 52, 日本語「児童の発見」再考-イデオロギー装置論(アルチュセール)に向けて-[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 1999年02月, 国語年誌, 17号・355-367頁, 日本語仮想化された家父長制イデオロギー-巌谷小波「少年小説」における「僕」の位相-研究論文(学術雑誌)
- メディア研究で直面する問題の一つに、表象と現実の相互侵犯があげられる。表象は単に「現実の再現」にすぎないのか、あるいは、「現実」こそが表象作用の結果=効果にすぎないのか。そこで本稿は、後者が前者として再認されるイデオロギーの機制に着目した。殊に、『少年園』という少年雑誌は「地方少年」をアドレスとして指定しており、「地方少年」の「現実」がまさしくメディアを媒体に形成される機制が明らかにされよう。日本文学協会, 1998年12月, 日本文学, 47巻12号10-18頁(12) (12), 10 - 18, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 1998年02月, 国語年誌, 18号・102-114頁, 日本語若松賤子訳『小公子』による「教育する母親」の言遂行的構成-明治二〇年代前半における「日本児童文学」の言説編制-研究論文(学術雑誌)
- 日本児童文学学会, 1997年11月, 児童文学研究, 30号・14-26頁(30) (30), 14 - 26, 日本語明治二五年における学童/児童の言説編成-巌谷小波『当世少年気質』と『暑中休暇』における同一性と差異-[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 1996年11月, 国語年誌, 15号・79-92頁, 日本語近代家族形成史から見た児童文学研究論文(学術雑誌)
- 2024年03月, 児童文学研究, (56) (56), 日本語柿本真代『児童雑誌の誕生』(文学通信、二〇二三年二月二八日刊)[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2023年04月, 神戸新聞, 日本語地域見つめ旅する物語書評論文,書評,文献紹介等
- 2021年06月, ユリイカ, 53(7) (7), 361 - 367, 日本語日常感覚を異化する絵本-安野光雅とヨシタケシンスケ[招待有り]記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
- 日本子ども社会学会, 2019年06月, 子ども社会研究, (25) (25), 173 - 183, 日本語テーマセッション・Ⅰ 「児童文学とジェンダー」の報告[招待有り]速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- 日本児童文学学会, 2019年03月, 児童文学研究, (51) (51), 142 - 144, 日本語書評:是澤博昭著『軍国少年・少女の誕生とメディア 子ども達の日満親善交流』[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 青土社, 2019年01月, ユリイカ, 51(1) (1), 191 - 197, 日本語阿川佐和子訳『ウィニー・ザ・プー』と教養主義的読書観-石井桃子を手がかりとして-[招待有り]その他
- 神戸大学人間発達環境学研究科・国際人間科学部子ども教育学科, 2018年03月, 平成29年度教職員支援機構委嘱事業 保幼小接続期教育推進のための研修プログラム開発研修テキスト, 26 - 39, 日本語接続期教育における絵本の選書その他
- 青土社, 2017年08月, 現代思想, 45(17) (17), 76 - 80, 日本語友だちになるハビトゥス 『だるまちゃんとてんぐちゃん』の読書体験[招待有り]記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
- 日本児童文学者協会, 2017年06月, 日本児童文学, 63(3) (3), 66 - 69, 日本語子どもの文学この一年 児童文庫[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 図書新聞, 2016年11月, 図書新聞, (3278) (3278), 7, 日本語書評 相川美恵子編集・解題『日本の少年小説 「少国民」のゆくえ』書評論文,書評,文献紹介等
- 日本児童文学者協会, 2016年06月, 日本児童文学, 62(3) (3), 66 - 69, 日本語子どもの文学この一年 評論・研究書評論文,書評,文献紹介等
- 2014年08月, 週刊読書人, (3054) (3054), 5, 日本語書評:尾崎真理子『ひみつの王国 評伝石井桃子』書評論文,書評,文献紹介等
- 日本児童文学者協会, 2013年10月, 日本児童文学, 59(5) (5), 78 - 79, 日本語創作時評 スクール・カーストから見える風景書評論文,書評,文献紹介等
- 2013年06月, 神戸新聞, 日本語不安社会の「狼」書評論文,書評,文献紹介等
- 日本児童文学者協会, 2013年05月, 日本児童文学, 59(3) (3), 84 - 85, 日本語創作時評 もう一つの世界書評論文,書評,文献紹介等
- 日本児童文学者協会, 2013年02月, 日本児童文学, 59(1) (1), 64 - 65, 日本語創作時評 新たな物語の予感書評論文,書評,文献紹介等
- 日本児童文学者協会, 2012年05月, 日本児童文学, 58巻・3号・52-55頁(3) (3), 52 - 55, 日本語時代に同伴する批評その他
- 2010年03月, 週刊読書人, 2010年3月19日号・5頁, 日本語上橋の研究業績を検証し、研究と創作との関係を明らかにその他
- 日本児童文学学会, 2007年12月, 児童文学研究, 40号・36-38頁(40) (40), 32 - 35, 日本語第十八回国際児童文学学会研究大会・シンポジウム報告 小学校国語教科書における戦争児童文学教材をめぐるイデオロギーの検討その他
- 2007年12月, 子どもと教育, 36号・6~9頁, 日本語全国学力・学習状況調査にみるPISA型読解力その他
- 子どもの文化研究所, 2007年08月, 研究誌 別冊子どもの文化, 9号・59-61頁(8) (8), 59 - 61, 日本語物語の構造分析のジレンマその他
- 青土社, 2007年01月, ユリイカ, 39巻・1号(1) (1), 195 - 202, 日本語ノスタルジアというモンスター-『GOGOモンスター』試論-速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- 2006年11月, 実践国語研究, 278号・99頁, 日本語BOOKGIDE≪この本がおもしろい≫『バーティミアス(三部作)』その他
- 2006年05月, 実践国語研究, 274号・99頁, 日本語BOOKGIDE≪この本がおもしろい≫『落ち葉』その他
- 日本児童文学者協会, 2006年05月, 日本児童文学, 52巻・3号・94-98頁(3) (3), 94 - 98, 日本語<創作時評>ファンタジー・SFにみる児童書の現在その他
- 2006年04月, 月刊 みんぱく, 30巻・4号・5頁, 日本語マルチメディア時代の子育てその他
- 日本児童文学者協会, 2006年03月, 日本児童文学, 52巻2号・84-87頁(2) (2), 84 - 87, 日本語<創作時評>ミステリーにみる児童書の現在その他
- 日本児童文学者協会, 2006年01月, 日本児童文学, 52巻1号・86-90頁(1) (1), 86 - 90, 日本語<創作時評> イラストレーターにみる児童書の現在その他
- 2004年09月, みんぱく, 28-9, 11p, 日本語アラビアンナイトのリサイクル記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 2004年06月, 日本児童文学, 50-3, 42p-45p, 日本語日本児童文学学会編「研究=日本の児童文学」の意義と課題記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 2004年02月, 日本児童文学, 50-1, 34p-37p, 日本語インターネット匿名言説の危険性その他
- 2002年12月, BOOKEND, 1号・108-109頁, 日本語書評『写真とイラストでたどる子どもの本の歴史』その他
- 日本児童文学者協会, 2002年05月, 日本児童文学, 48(3) (3), 34 - 36, 日本語評論・研究 文学史の戦略 (特集1 子どもの文学この一年)
- 日本児童文学者協会, 2000年08月, 日本児童文学, 46(4) (4), 102 - 105, 日本語創作時評 児童文学をプレイしてみて……
- 共編者(共編著者), 溪水社, 2021年05月, 日本語対話を通してことばを深く学ぶ主体の形成 : 神戸大学附属住吉小学校・中学校の国語科総合単元学習の軌跡学術書
- 分担執筆, 「天の町やなぎ通り」「ぼうし」担当, 三省堂, 2019年09月あまんきみこハンドブック
- 分担執筆, 『サンタちゃん』他、5作品担当。, 評論社, 2019年06月幼年文学おすすめブックガイド200
- 監修, PHP研究所, 2019年06月, 日本語世界のシンデレラ一般書・啓蒙書
- 単著, 和泉書院, 2019年05月, 日本語〈児童文学〉の成立と課外読み物の時代学術書
- 分担執筆, 小野浩・『童話』, 柏書房, 2018年08月, 日本語赤い鳥事典事典・辞書
- その他, 解説, 偕成社, 2018年03月, 日本語児童文学10の冒険 不思議に会いたい一般書・啓蒙書
- 分担執筆, 『王妃の帰還』ほか、5作品担当, ポプラ社, 2017年11月, 日本語10代のためのYAブックガイド150! 2一般書・啓蒙書
- 分担執筆, 『獣の奏者』ほか、7作品担当, すばる舎, 2017年05月, 日本語多感な時期に読みたい100冊 12歳からの読書案内一般書・啓蒙書
- 分担執筆, 『カエルの歌姫』ほか、5作品担当, ポプラ社, 2015年11月, 日本語10代のためのYAブックガイド150!一般書・啓蒙書
- 単著, 目黒強, 2015年03月, 日本語明治期における子どもの読書活動に関する歴史社会学的研究 平成24年度~平成26年度科学研究費補助金(基板研究(C))研究成果報告書調査報告書
- 共編者(共編著者), 原書房, 2014年05月, 日本語「場所」から読み解く世界児童文学事典事典・辞書
- 分担執筆, 3項目担当, 創元社, 2013年08月, 日本語子どもの本 100問100答 司書、読書ボランティアにも役立つ一般書・啓蒙書
- 分担執筆, 後藤みわこのヤングアダルト作品の戦略, ゆいぽおと, 2012年09月, 日本語書斎はキッチン学術書
- 分担執筆, キリスト教児童文学と戦争, ミネルヴァ書房, 2012年04月, 日本語はじめて学ぶ日本の戦争児童文学史学術書
- 分担執筆, 立身出世主義にみる文学少年の近代, 世界思想社, 2011年04月, 日本語教育文化を学ぶ人のために学術書
- 分担執筆, 「たぬきの糸車」の授業実践史, 渓水社, 2010年06月, 日本語文学の授業づくりハンドブック 授業実践史をふまえて 第1巻学術書
- 分担執筆, 『兎の眼』『朝はだんだん見えてくる』『少年時代の画集』担当, 自由国民社, 2010年02月, 日本語少年少女の名作案内 日本の文学 リアリズム編一般書・啓蒙書
- 分担執筆, 『海の底』ほか、9作品担当, すばる舎, 2009年02月, 日本語とれたて!ベストセレクション 12歳からの読書案内一般書・啓蒙書
- 分担執筆, 谷崎潤一郎『細雪』にみる接触空間におけるモダンガール表象のアポリア, 双文社出版, 2008年03月, 日本語一九三〇年代と接触空間―ディアスポラの思想と文学学術書
- 分担執筆, 今江祥智, 翰林書房, 2008年01月, 日本語アプローチ児童文学学術書
- 分担執筆, 児童文学のメディオロジー, 久山社, 2007年11月, 日本語児童文学研究、そして、その先へ(下)学術書
- その他, 大学教育出版, 2007年10月, 日本語キーワード 人間と発達[増補改訂版] IV. 感性と表現学術書
- 共著, 大学教育出版, 2007年10月, 日本語キーワード 人間と発達[増補改訂版] II. 人間の形成:教育と支援学術書
- その他, 解説, 日本標準, 2007年06月, 日本語グリーン・レクイエムその他
- その他, ドメス出版, 2006年10月, 日本語人間像の発明学術書
- 共著, 大学教育出版, 2005年04月, 日本語キーワード 人間と発達 IV. 感性と表現学術書
- 共著, 大学教育出版, 2005年04月, 日本語キーワード 人間と発達 II. 人間の形成:教育と支援学術書
- 分担執筆, 児童文学のグレードとジャンル, ポプラ社, 2004年04月, 日本語新・こどもの本と読書の事典事典・辞書
- 分担執筆, マルチメディア時代における児童文学の変容, 新日本出版社, 2003年07月, 日本語子どもと本の明日一般書・啓蒙書
- 分担執筆, 戦争児童文学とJ回帰, KTC中央出版, 2002年04月, 日本語児童文学に魅せられた作家たち学術書
- 分担執筆, 絵雑誌と情報化社会, ミネルヴァ書房, 2001年12月, 日本語はじめて学ぶ日本の絵本史Ⅰ学術書
- 分担執筆, 「少年少女詩」における工藤直子の位相, 明治図書, 2001年12月, 日本語くどうなおこと子どもたち一般書・啓蒙書
- 日本児童文学学会第63回研究大会, 2024年11月, 日本語大日本婦人教育会における巖谷小波の活動口頭発表(一般)
- 日本児童文学学会第62回研究大会, 2023年11月, 日本語保科孝一主幹『国語教育』における課外読み物論の検討口頭発表(一般)
- 令和4年度大阪府図書館司書セミナー, 2022年12月, 日本語多様化するメディア環境と子どもの「読書」[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 日本児童文学学会第61回大会, 2022年11月, 日本語『童話研究』における「童話」の卓越化口頭発表(一般)
- 『日本児童文学』68巻3号, 2022年06月, 日本語2021年創作座談会[招待有り]その他
- 日本児童文学学会第60回研究大会, 2021年11月, 日本語, 日本児童文学学会, 大阪府立中央図書館明治・大正年間における『図書館雑誌』にみる課外読み物の選書論の検討口頭発表(一般)
- 令和3年度学校司書全体研修(神戸市教育委員会教科指導課学校図書係), 2021年09月, 日本語現代日本児童文学の挑戦-子どもを取り巻く環境の描かれ方に着目して-公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 日本児童文学学会第58回研究大会, 2019年11月, 日本語大正期における通俗教育にみる課外読み物の統制口頭発表(一般)
- 2018年度日本子ども社会学会研究集会テーマセッションⅠ, 2018年12月, 日本語, 日本子ども社会学会, 武庫川女子大学, 国内会議児童文学の正統化とジェンダー-男の子像の揺らぎに着目して-シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 日本子ども社会学会第24回大会, 2017年07月, 日本語, 東京学芸大学, 国内会議明治期の読書論における「空想」の排除と包摂-お伽噺論を中心として-シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 日本児童文学学会第55回研究大会, 2016年10月, 英語, 日本女子大学, 国内会議大町桂月の修養主義的文学観口頭発表(一般)
- 日本児童文学学会第54回研究大会, 2015年11月, 日本語, 大阪教育大学, 国内会議明治期における「お伽噺」言説にみる教育と文学との関係口頭発表(一般)
- 日本児童文学学会第53回研究大会, 2014年10月, 日本語, 京都女子大学, 国内会議明治期における教育雑誌にみる「冒険小説」観口頭発表(一般)
- 日本児童文学学会第53回研究大会, 2014年10月, 日本語, 京都女子大学, 国内会議ジブリ映画におけるヒロイン像の両義性ー児童文学を原作とした作品を事例としてーシンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 児童文学公開研究会 in 関西, 2013年09月, 日本語, 日本児童文学者協会, 京都教育文化センター, 国内会議物語に「今」を読む」-3.11以降に出された作品を対象に-シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 日本児童文学学会第51回研究大会, 2012年10月, 日本語, 国内会議児童文学の境界シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 日本児童文学学会第50回研究大会, 2011年10月, 日本語, 国内会議『日本之少年』における小説観の検討その他
- 日本児童文学学会第48回大会, 2009年10月, 日本語, 北星学園大学, 国内会議雑誌「少年世界」(博文館)から見えてくるものその他
- 日本児童文学学会第47回大会, 2008年10月, 日本語, 愛知淑徳大学, 国内会議メディア多様化時代の物語受容シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- International Society for Children's Literature 18th Biennial Congress, 2007年08月, 英語, 京都国際会館, 国際会議Children's Literature in Postwar Japan:From a Japanese/Asian Perspectiveシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 日本児童文学学会(東京例会)シンポジウム, 2006年07月, 日本語, 日本フラワーデザイン専門学校, 国内会議歴史的概念としての児童文化シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- ジェンダー的観点は児童文学研究の何を切り開くか, 2005年10月, 日本語, 日本児童文学学会, 京都, 日本, 国内会議媒介者としての語り手にみるジェンダー・ポリティクスシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 児童文学研究と評論のあいだ, 2005年07月, 日本語, 日本児童文学学会(東京例会), 東京, 日本, 国内会議児童文学研究と評論のあいだ口頭発表(一般)
- 平成17年度学部附属共同研究教育研究発表会, 2005年06月, 日本語, 神戸大学発達科学部附属住吉小学校, 国内会議メディアリテラシーーことばの創り手を育てる国語科総合単元学習のカリキュラム開発ーその他
- 日本の出版文化とジャンル, 2004年02月, 日本語, 国際日本文化研究センター, 京都, 日本, 国内会議『少年世界』における日清・日露戦争の表象シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 共同研究「アラビアン・ナイトの比較文明学」, 2003年11月, 日本語, 国立民族学博物館, 大阪府, 日本, 国内会議日本児童文学におけるアラビアン・ナイトの影響についてシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 日本児童文学学会40周年記念シンポジウム, 2002年10月, 日本語, 明星大学, 国内会議メディアとしての児童文学、メディアのなかの児童文学シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 日本児童文学者協会2002年度定時総会付設研究会シンポジウム, 2002年05月, 日本語, 神楽坂エミール, 国内会議児童文学と<共生>の思想-その可能性・不可能性-シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 日本児童文学学会第37回大会発表, 1998年10月, 日本語, 鳴門教育大学, 国内会議イデオロギーと主体-アルチュセール再考-その他
- 全国大学国語教育学会第94回大会自由研究発表, 1998年08月, 日本語, 筑波大学附属小学校, 国内会議発話行為論という問題-発話行為論(1)-その他
- 全国大学国語教育学会第93回大会自由研究発表, 1997年11月, 日本語, 大阪教育大学, 国内会議≪擬人法≫という<対話>-宮沢賢治「どんぐりと山猫」を事例として-その他
- 全国大学国語教育学会第92回大会自由研究発表, 1997年08月, 日本語, 筑波大学附属小学校, 国内会議「戦争という記憶」の言遂行的構成-壷井栄「石うすの歌」を事例として-その他
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 一般財団法人大阪国際児童文学振興財団, 2024年04月01日 - 2027年03月31日明治以降の絵葉書に見る児童文学・児童文化の研究―巖谷小波旧蔵資料の分析―
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 神戸大学, 2024年04月 - 2027年03月明治期における巖谷小波の評論活動に関する基礎的研究
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2021年04月 - 2024年03月, 研究代表者近代日本における通俗教育にみる課外読み物の選書に関する基盤的研究今年度は、通俗教育関連資料における課外読み物関連記事の調査・収集・分析と『図書館書籍標準目録』における「少年書類」掲載書籍の調査・収集・分析に取り組んだ。 まずは、通俗教育関連資料における課外読み物関連記事の調査・収集・分析であるが、明治・大正期における図書館界のオピニオン誌であり、図書館における課外読み物の取り扱いに関する考え方を知ることができる史料である『図書館雑誌』を中心に文献調査を実施した。調査の結果、児童図書館の存在意義を脅かしかねない有害図書については排除する傾向にあったこと、ただし、「お伽噺」・「探検小説」・「小説」についてはその限りではなかったことなどが明らかとなった。以上の研究成果は、2021年11月開催の日本児童文学学会第60回研究大会にて口頭発表し、その発表を論文化したものが2022年9月刊行予定の『神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要』16巻1号に掲載される予定である。 次に、『図書館書籍標準目録』における「少年書類」掲載書籍の調査・収集・分析であるが、『図書館雑誌』の文献調査を通して同目録が発行されるに至った経緯を明らかにするとともに、調査期間内に発行された同目録を収集し、「少年書類」掲載書籍の基本データの整理に着手した。なかでも、日本図書館協会が文部省へ建議したことにより、『図書館書籍標準目録』が作成されるに至った経緯が明らかとなり、新たな知見を得ることができた。なお、この成果についても、上述した紀要論文で取り上げている。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 一般財団法人大阪国際児童文学振興財団, 2020年04月01日 - 2023年03月31日明治・大正期における児童文学・児童文化史の研究―巖谷小波未発表資料の検討を通して本研究は、日本の文学・文化・教育において、多大な影響力を持った巖谷小波(以下、小波とする)を核として、小波の1,000枚を超える未発表の葉書等の資料を検討しながら、明治・大正期の児童文学・児童文化史を研究するものである。第二年目である本年度は、一年目に計画していた未発表の小波の1,000枚を超える絵葉書を借用して撮影し、整理してデータ入力を行い、その結果をシンポジウムで発表する予定であったが、コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年度も借用がかなわなかった。そこで、本年度は、絵葉書の調査・研究の充実を図って、各メンバーが口演童話家としての小波研究、雑誌編集者としての小波研究、児童文学作家としての小波研究、児童文化人としての小波研究、硯友社同人としての小波研究、教育者としての小波研究を実施した。 それらの成果はまずは、4回の研究会で発表された。具体的には、小波が編集長を務めた『幼年世界』(博文館)と同時期の幼年雑誌『良友』との比較、小波の口演童話について、小波と児童(こども)博覧会について、『幼年画報』の表紙と小波と画家の交流、小波の影響を強く受けている金沢お伽倶楽部について、小波が編集した博文館「少年文学叢書」の挿絵・口絵について、小波お伽噺の特質などの発表で、活発な意見交換が行われた。 そして、その結果、「金沢お伽倶楽部 ― 二〇世紀初頭における地方児童文化運動の萌芽 ―」(浅岡靖央)「巖谷小波の児童文化施設構想」(目黒強)、「森永製菓の児童文化関連事業前史―小波・三越とのつながりを手がかりとして―」(酒井晶代)、「第二次『幼年世界』(博文館)の特徴―『良友』との比較を通して―」(土居安子)を『大阪国際児童文学振興財団研究紀要』第35号に発表することができた。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 京都大学, 2017年04月01日 - 2021年03月31日戦後日本における政治家・財界人の教育観に関する教育社会学的研究本研究では、戦後日本の教育に影響力を持ってきた政治家、財界人に焦点をあて、各種審議会や自伝等の関連資料をもとに、その教育観の特徴や形成過程を明らかにすると同時に、それらと教育政策や教育改革との関係について、歴史的、社会的文脈を視野に入れて分析・考察した。そのなかで、(1)審議会等の委員の構成や担当期間、発言回数、内容の分析から、審議会の力学がある程度理解できること (2)自らの受けた家庭教育、学校教育の影響が見られること (3)政治家、財界人、文化人において、それぞれ教育観、学問観に共通性と違いがあること などを具体的に明らかにしたことが重要な成果である。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 一般財団法人大阪国際児童文学振興財団, 2017年04月01日 - 2020年03月31日大正期における児童出版文化史の研究-実業之日本社の果たした役割大正期の児童文学・児童文化分野の児童出版文化の成長と発展に寄与した実業之日本社(出版社)を中心に、当時の児童出版の状況について研究を行った。 まず、研究の基盤となる『少女の友』『日本少年』『幼年の友』の雑誌内容目次を作成すると同時に、実業之日本社の雑誌内容の研究、編集者についての研究、雑誌の読者研究、他誌との比較研究、児童文化と実業之日本社の雑誌の関係の研究などを行うことによって、実業之日本社の児童出版史の中で位置づけを行った。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 華頂短期大学, 2014年04月01日 - 2017年03月31日近代日本児童出版文化史の研究-明治期における博文館出版文化の内容と特質具体的な研究成果としては、博文館の雑誌内容目次の作成があり、さらにそれらを活用した「少年世界」等の雑誌研究がある。出版・教育・雑誌メディアの分野から同館について多角的に考察、当時圧倒的な人気を誇った作家、巌谷小波を雑誌の主筆とした雑誌運営を研究し、博文館の少年少女向け雑誌の具体的な作品を通して小説観や文学観を発信していく総合雑誌としての様相を分析した。結果、当時の博文館の雑誌が大正期に花開く童心主義の土壌を作った様子を確認することができた。また、ターゲットとしての読者についても雑誌投稿欄を詳細に検討し、他誌との比較を通してその実態および読書空間の特質についてまとめた。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 京都大学, 2013年04月01日 - 2017年03月31日戦後日本の指導者の「ハビトゥス」形成と「界」の構造に関する実証的研究本研究では、戦後日本社会で活躍してきた各界指導者のライフコース全体を通したハビトゥス形成の過程と「界」との関係やその特徴、さらに「界」相互の関係や構造について、データベースに基づく量的分析と個人のライフヒストリーを軸にした質的分析の両方から分析・考察した。その結果、家庭、学校、キャリア経験のなかで形成された文化資本、社会資本のもつ影響力が明らかになった。これらの結果をもとに、現代の指導者養成・教育の方向や展望についても議論を深めた。
- 科学研究費補助金/基盤研究(A), 2012年04月 - 2016年03月競争的資金
- 科学研究費補助金/基盤研究(C), 2012年04月 - 2015年03月, 研究代表者競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 京都大学, 2010年 - 2012年「女性文化人」の社会的形成に関する歴史社会学的研究本研究では、戦前・戦後の「女性文化人」の特徴とその社会的形成過程について、社会的背景、活動領域、メディア等を軸にして量的・質的両面から実証的に分析し、「女性文化人」の社会的位置の変化やその社会的意味を考察した。そのなかで、「女性文化人」に共通のイメージや特徴、1950 年代以降の「女性文化人」の顕在化と多様化、現代の「メディア文化人」の社会的位置との関連を明らかにし、「女性文化人」の歴史社会学的研究の土台をつくった。
- 学術研究助成基金助成金/挑戦的萌芽研究, 2011年競争的資金
- 科学研究費補助金/若手研究(B), 2010年, 研究代表者競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 関西大学, 2006年 - 2008年高等教育のマス化・ユニバーサル化と学生文化の変容に関する歴史社会学的研究学生生活調査や校友会誌、新聞記事、書簡集、小説などを資料として1930年代、1960年代の学生文化の転換点を明らかにした。これらの作業にもとづいて、明治期から現在にいたる学生小説の流れを確認し、代表となる学生小説を選定して各時代の特性についてまとめるとともに、学生文化の構造的変容を明らかにした。 これらから、戦後日本社会における知識人界と「学問」の変容についてそのダイナミズムを描き出し、現在の社会における大学と大学界のゆらぎについて検討した。
- 科学研究費補助金/若手研究(B), 2007年, 研究代表者競争的資金
- 科学研究費補助金/若手研究(B), 2005年, 研究代表者競争的資金