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奥村 弘学長・役員等理事
研究者基本情報
■ 学位■ 研究ニュース
■ 研究分野
■ 委員歴
研究活動情報
■ 受賞■ 論文
- 績文堂出版, 2023年04月, 歴史学研究 = Journal of historical studies / 歴史学研究会 編, (1034) (1034), 37 - 49, 日本語自然災害時の歴史資料の救出と保全—特集 第23回国際歴史学会議 ; ラウンドテーブル[査読有り][招待有り]
- 日本学術協力財団, 2023年03月, 学術の動向 = Trends in the sciences / 『学術の動向』編集委員会 編, 28(3) (3), 66 - 69, 日本語大規模災害の記憶の次世代への継承 : 阪神・淡路大震災が問いかけたもの—特集 東日本大震災の復興をめぐる社会的モニタリングの方法と課題 ; 被災地との往還と専門知の検証/再審
- 2020年11月, 日本史研究, (699) (699), 48 - 58, 日本語歴史資料ネットワーク発足二五年 : 続発する大規模水害の中での保全活動の展開[査読有り][招待有り]
- 東京大学出版会, 2019年05月, 歴史学研究会編『歴史を未来につなぐ 「3・11からの歴史学」の射程』, 70 - 87大規模自然災害時の歴史研究者と大学の役割[査読有り][招待有り]論文集(書籍)内論文
- 有志舎, 2018年08月, 明治維新学会編『講座明治維新』, 12, 206 - 236地域社会形成史と明治維新[査読有り]論文集(書籍)内論文
- 績文堂出版, 2017年12月, 歴史学研究 = Journal of historical studies, (965) (965), 53 - 57, 日本語特設部会 斎藤善之 地域市民と交流する歴史研究 多和田雅保 地域市民と言葉を通わせる 大澤信 歴史研究が地域で果たすべき役割 (2017年度歴史学研究会大会報告批判)[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 日本史研究会, 2017年03月, 日本史研究 = Journal of Japanese history / 日本史研究会 編, (655) (655), 135 - 144, 日本語三田藩廃藩と福沢諭吉・岩倉具視 : 華士族再編構想としての「学族」論—2016年度日本史研究会大会特集号 日本史における国家と戦争 ; 近現代史部会共同研究報告
- 青木書店, 2017年03月, 歴史学研究, (955) (955), 40 - 44, 日本語地域歴史文化拠点としての大学の重要性 : 災害が続く日本列島の中での取り組みから (3.11からの歴史学(その9))[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 大阪市立大学日本史学会, 2016年05月, 市大日本史, (19) (19), 1 - 6, 日本語講演 被災史料保全から地域歴史遺産の共有へ : 阪神・淡路大震災二〇年から考える[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学大学院人文科学研究科海港都市研究センター, 2016年03月, 海港都市研究, 11, 61 - 64, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター, 2015年12月, Link : 地域・大学・文化, 7, 31 - 46, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 校倉書房, 2015年07月, 歴史評論, (783) (783), 5 - 15, 日本語日本社会において地域歴史資料を未来につなぐことの意味 : 歴史資料ネットワーク結成二〇年、大規模災害の中で考える (特集 歴史資料をつなぐ人びと)[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 青木書店, 2015年03月, 歴史学研究 = The journal of historical studies, (929) (929), 39 - 43, 日本語記憶を歴史として継承する場の広がりと歴史研究者の役割 : 阪神・淡路大震災20年,東日本大震災4年の中で考える (3.11からの歴史学(その5))[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2015年, 岩波講座日本歴史, 21, 273 - 299, 国際共著していない歴史資料の保全と活用―大規模災害と歴史学―研究論文(学術雑誌)
- 大阪歴史学会, 2014年12月, ヒストリア = Historia : journal of Osaka Historical Association, (247) (247), 252 - 259, 日本語明治地方自治制における「生存権」と地域社会の位置づけについて (2014年度大会特集号) -- (二〇一四年大阪歴史学会大会 川内報告に対するコメント)[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター, 2014年12月, Link : 地域・大学・文化, 6(6) (6), 149 - 151, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター, 2014年12月, Link : 地域・大学・文化 : 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター年報, 6(6) (6), 146 - 147, 日本語研究論文(学術雑誌)
- 被災歴史資料と災害資料の保存から歴史研究へ : 地域の過去と未来をつなぐために2014年度歴史学研究会大会報告. (特別部会) 資料保全から歴史研究へ : いま、歴史研究に何ができるか歴史学研究会, 2014年10月, 歴史学研究, (924号) (924号), 204 - 213, 日本語[査読有り][招待有り]研究論文(学術雑誌)
- 名古屋大学大学文書資料室, 2014年03月, 名古屋大学大学文書資料室紀要, (22) (22), 177 - 201, 日本語シンポジウムの記録 東海大地震からアーカイブズをどう守るべきか : 震災への保存と地域連携を考える(2)討論編[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 日本博物館協会, 2013年10月, 博物館研究, 48(10) (10), 14 - 18, 日本語地域歴史遺産の保存・活用の今日的意味を考える : 大規模災害時の歴史資料保全及び災害資料保存活動を中心に (特集 災害に強い文化遺産の保全を目指して)[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 大震災と地域歴史遺産 : 災害に強い地域文化形成における大学の役割 (シンポジウムの記録 東海大地震からアーカイブスをどう守るべきか : 震災への保存と地域連携を考える)シンポジウム記録「東海大地震からアーカイブズをどう守るべきか : 震災への保存と地域連携を考える」(名古屋大学シンポジオンホール, 2013年2月7日)名古屋大学大学文書資料室, 2013年03月, 名古屋大学大学文書資料室紀要, (21) (21), 133 - 164, 日本語
- 新潟大学災害・復興科学研究所危機管理・災害復興分野, 2013年03月, 災害・復興と資料, (2) (2), 1 - 5, 日本語新潟の取り組みに学ぶ : 『災害・復興と資料』1号を読む[査読有り]研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 佐賀大学地域学歴史文化研究センター, 2013年03月, 第三回地域史惣寄合報告書、第五回地域学シンポジウム報告書『地域史の固有性と普遍性』, 13 - 23, 日本語現代日本社会における地域歴史資料の保全と地域歴史遺産としての活用についての提言ー大規模自然災害での歴史資料保全活動から考えるー[査読有り]研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 和歌山大学紀州経済史文化研究所, 2012年12月, 紀州経済史文化史研究所紀要, (33) (33), 45 - 54, 日本語公開フォーラム講演記録 地震・水害と地域歴史遺産[査読有り]研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- Japan Society of Information and Knowledge, 2012年11月, 情報知識学会誌, 22(4) (4), 336 - 343, 日本語[査読有り]研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 神戸大学, 2012年08月, Link : 地域・大学・文化 : 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター年報, 4, 122 - 129, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 人間文化研究機構研究資源共有化事業委員会 編, 2012年03月, 人間文化研究情報資源共有化研究会報告集, 3, 33 - 38, 日本語地域歴史遺産という挑戦 : 現代日本における歴史文化を考える研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 東京文化財研究所, 2012年03月, 第三十四回文化財の保存および修復に関する国際研究集会「復興」と文化遺産ー災害、紛争、社会変化ー, 51 - 55, 日本語第一セッション「災害からの復興」の趣旨について研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 2012年, 震災・核災害の時代と歴史学, -, 176 - 192東日本大震災と歴史学研究論文(学術雑誌)
- 青木書店, 2011年10月, 歴史学研究, No.884 pp.21-26(884) (884), 8 - 11, 日本語東日本大震災と歴史学--歴史研究者として何ができるのか[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2011年08月, Link : 地域・大学・文化 : 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター年報, 3, 16 - 44, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 大阪歴史科学協議会, 2011年02月, 歴史科学, No.203 pp.5-11(203) (203), 5 - 11, 日本語近世近代移行期における村連合の歴史的位置について--松沢裕作『明治地方自治体制の起源』の方法が提起するもの[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸史学会, 2010年10月, 歴史と神戸, Vol. 49, No. 5, pp. 23-40(5) (5), 23 - 40, 日本語被災史料保全から見えた地域史像--歴史資料ネットワークの一五年[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野, 2010年06月, 災害と資料, 4(4) (4), 1 - 7, 日本語歴史資料ネットワークの15年--被災歴史資料保全の「歴史」を考える[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本史研究会, 2010年06月, 日本史研究, No.574 pp.71-85(574) (574), 71 - 85, 日本語安丸良夫『文明化の経験--近代転換期の日本』を戦後歴史学の書として読む[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 地域での歴史文化の担い手としての大学の位置 : 神戸大学の地域連携事業から考える第2回文化遺産学交流会(関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター、2009年3月7日)補助事業 文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサーチ・センター整備事業(平成17年度~平成21年度)なにわ・大阪文化遺産の総合人文学的研究関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター, 2010年01月, NOCHS Occasional paper, 10, 28 - 32, 日本語[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2009年09月, 『神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター年報LINK』創刊号, (1) (1), 45 - 63, 日本語地域歴史文化における大学の役割-神戸大学と小野市の連携を中心に-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本史研究会, 2008年06月, 『日本史研究』, (550) (550), 20 - 33, 日本語大日本帝国憲法の基本原理について-憲法義解を中心にー[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 昭和堂, 2008年01月, 岩崎信彦他編『災害と共に生きる文化と教育』, 163 - 175, 日本語大災害の記録事始め-阪神淡路大震災資料の保存活用をめぐって(佐々木和子と共著)[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 校倉書房, 2007年06月, 『歴史評論』, (686) (686), 2 - 18, 日本語市民社会形成の基礎学としての歴史研究の今日的位置[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 財団法人日本博物館協会, 2007年03月, 『Museum Management Today』, 76 - 80, 日本語大規模自然災害と地域歴史遺産保全-歴史資料ネットワーク10年の歩みから-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 部落問題研究所, 2007年02月, 部落問題研究, (179) (179), 37 - 64, 日本語討論 (座談会 『水平社創立の研究』(鈴木良著)をめぐって)[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 吉川弘文館, 2006年12月, 『近世地域史フォーラム2 地域史の視点』, 日本語近代移行期の名望家の特質について-東播磨加東郡を事例に-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 校倉書房, 2006年11月, 歴史評論, (679) (679), 83 - 85, 日本語市民社会形成の基礎学としての歴史研究の今日的位置 (〔歴史科学協議会第四〇回〕大会準備号) -- (第一日目 歴史学は現在(いま)にどう向き合うか)[査読有り]
- 神戸大学, 2006年03月, 海港都市研究, (1) (1), 33 - 42, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 校倉書房, 2005年10月, 『歴史評論』第666号, 666(666) (666), 2 - 22, 日本語大規模自然災害と地域歴史遺産保全[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2005年, 日本史講座(歴史学研究会日本史研究会編) 第7巻, 65 - 97地域社会の成立と展開(東京大学出版会、平成17年4月、pp65-97)研究論文(学術雑誌)
- 日本経済評論社, 2004年09月, 関東大震災80周年記念行事実行委員会編『世界史としての関東大震災』, 128 - 148, 日本語阪神・淡路大震災と歴史学-歴史資料ネットワークの活動から-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 京都部落問題研究所, 2004年04月, 『部落問題研究』, (168) (168), 88 - 104, 日本語維新期の身分把握の特質を考える[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 大阪歴史科学協議会, 2004年01月, 『歴史科学』175号, (175) (175), 31 - 40, 日本語近世都市の歴史的展開をどう考えるか-塚田孝『歴史のなかの大坂』を読む-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 兵庫県政資料館, 2003年03月, 兵庫県政資料館『兵庫のしおり』, (5) (5), 62 - 87, 日本語阪神・淡路大震災後の歴史資料の保全と歴史資料ネットワーク[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 香寺町町史編集室, 2003年03月, 香寺町町史編集室年報『ふるさと香寺』, (4) (4), 6 - 25, 日本語近代播磨の地域社会形成を考える[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 神戸新聞総合出版センター, 2002年01月, 神戸大学震災研究会編『阪神大震災研究5 大震災を語り継ぐ』神戸新聞総合出版センター, 203 - 224, 日本語震災資料の調査・保存・活用-災害についての歴史文化の基礎をどうつくるのか-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 尼崎市立地域研究史料館, 2000年02月, 地域史研究 : 尼崎市史研究紀要, 29(2) (2), 9 - 45, 日本語【パネルディスカッション】 西摂地域近世史研究の課題[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学史学研究会, 2000年, 神戸大学史学年報, (15) (15), 81 - 88, 日本語歴史フォーラム 台湾での大地震と文化財保全--現地レポートと神戸大学でのシンポから[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2000年, 『神戸大学文学部紀要』, 27(27) (27), 329 - 354, 日本語三新法下における府県会の特質について[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 尼崎市立地域研究史料館, 1999年, 尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』, 28(2) (2), 2 - 32, 日本語被災史料が語る地域の近代-元尼崎藩大庄屋・岡本家文書から-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 姫路市, 1997年03月, 姫路市史資料叢書1『飾磨県布達三』, 1, 340 - 357, 日本語飾磨県の行政機構の形成過程[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 尼崎市立地域研究史料館, 1997年02月, 地域史研究 : 尼崎市史研究紀要, 26(2) (2), 31 - 65, 日本語【パネルディスカッション】 今、求められる地域史、自治体史とは[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 日本史研究会, 1997年, 『日本史研究』, (416) (416), 75 - 90, 日本語史料保全活動から見た現代都市社会の歴史意識と歴史学の課題[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 神戸大学震災研究会, 1997年, 神戸大学震災研究会編『阪神大震災研究3 神戸の復興を求めて』, 3, 21 - 34, 日本語「モダンな都市神戸」という虚構を超えて[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本史研究会, 1996年10月, 日本史研究 = Journal of Japanese history / 日本史研究会 編, (410) (410), 22 - 25, 日本語史料保全活動から見た現代都市社会の歴史意識と歴史学の課題—1996年度日本史研究会大会にむけて--統一テーマ 支配構造の形成と変容 ; 特設部会--阪神淡路大震災と歴史学--被災史料保全活動から見えたこと
- 東京歴史科学研究会, 1996年, 『人民の歴史学』, (126) (126), 14 - 26, 日本語近代日本」認識の方法としての国民国家論と地方自治[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 尼崎市立地域研究史料館, 1995年, 尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』, 25(1) (1), 7 - 15, 日本語歴史資料保全ネットワークの活動[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 京都民科歴史部会, 1995年, 『新しい歴史学のために』, (220) (220), 1 - 8, 日本語国民国家もしくは「近代」の形成をめぐって-西川長夫氏の議論からー[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- Yamakawa Shuppansha,Ltd, 1995年, The National Committee of Japanese Hisorians[Historical Studies in Japan VIII 1988-1992], 8, 1 - 16, 日本語Japan's Development as a Nation-state[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 京都大学人文科学研究所, 1994年, 古屋哲夫編『近代日本のアジア認識』, 173 - 210, 日本語開港場・神戸からみた「アジア」-『神戸又新日報』を中心に-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 吉川弘文館, 1993年, 鈴木正幸編『近代日本の軌跡7近代の天皇』, 103 - 129, 日本語天皇制と地域社会[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 京都大学人文科学研究所, 1993年, 山本有造編『「満洲国」の研究』, 157 - 189, 日本語地方統治における満洲国協和会の位置-満洲国協和会第七次全国連合協議会の分析をとおして-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 柏書房, 1992年12月, 『比較国制史研究序説-文明化と近代化』, 131 - 140,261-271, 日本語市民と公民の内在的分離と文明国家概念、近代国民国家形成と「国民-住民」概念[招待有り]
- 京都部落問題研究所, 1992年, 『部落問題研究』, (115) (115), 48 - 64, 日本語明治初年の戸籍における「国民」把握と社会調査[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 歴史学研究会, 1992年, 『歴史学研究』増刊号「歴史の転換と民衆運動」, (638) (638), 95 - 106, 日本語近代地方権力と「国民」の形成 -明治初年の「公論」を中心に-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 京都民科歴史部会, 1990年12月, 『新しい歴史学のために』, (201) (201), 22 - 25, 日本語日本近代初頭の権力編成と「公論」-初期民会を素材として-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 新修神戸市史紀要, 1990年, 『神戸の歴史』, (20) (20), 21 - 58, 日本語兵庫県における改進党系政治運動の展開過程 -兵神交詢支社を中心に-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 神戸大学史学研究会, 1990年, 『神戸大学史学年報』, (5) (5), 23 - 42, 日本語播磨にみる地方民会の特質-飾磨県臨時県会同を中心に-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 公民権・名誉職制・等級選挙制 -地域社会編成からみた明治憲法体制-記事分類: 政治・行政--地方自治・地方行政--日本京都大学人文科学研究所紀要, 1990年, 『人文学報』, (67) (67), 50 - 64, 日本語[査読有り]
- 京都大学人文科学研究所紀要, 1990年, 『人文学報』, (66) (66), 15 - 39, 日本語「満州国」街村制に関する基礎的考察[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 1989年, 『新宮町古文書目録集』, 5, 109 - 134, 日本語忘れられた自由民権運動指導者『中井城太郎』-略伝と史料紹介-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 三省堂, 1989年, 土佐自由民権研究会編『自由は土佐の山間より』, 249 - 259, 日本語地域社会の変容と地方自治要求 -府県会の特質とそれをめぐる政治動向を中心に-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 1989年, 部落問題研究所編『近代日本の社会史的分析』, 103 - 129, 日本語士族帰農商・戸籍制度・「解放令」 -明治維新期の社会編成に関する一考察[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本史研究会, 1989年, 『日本史研究』, (326) (326), 163 - 180, 日本語近代日本形成期における地域社会把握の方法について -水林彪氏の研究を手掛かりとして-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 京都民科歴史部会, 1987年11月, 『新しい歴史学のために』, (189) (189), 21 - 30, 日本語近代日本社会形成過程分析における「政治的代表」概念について[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本史研究会, 1987年, 『日本史研究』, 295(295) (295), 151 - 174, 日本語近代形成期の地域構造 -地域社会の変容と地方制度改正をめぐって-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本史研究会, 1986年, 『日本史研究』, (290) (290), 19 - 55, 日本語三新法体制の歴史的位置-国家の地域編成をめぐって-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 神戸史学会, 1985年, 『神戸と歴史』, 24(3) (3), 29 - 41, 日本語播磨における壬申地券の発行過程[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 兵庫県史編集専門委員会, 1984年03月, 『兵庫県の歴史』, (20) (20), 37 - 51, 日本語明治前期村財政の変化と村落秩序の再編成 -赤穂郡塩屋村を中心として-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本史研究会, 1984年, 『日本史研究』258号, (258) (258), 38 - 61, 日本語「大区小区制」期の地方行財政制度の展開 -兵庫県赤穂郡を中心として-[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2023年03月, 地域史研究いたみ, (52) (52), 3 - 45大阪国際空港問題 聞き取り調査報告
- 科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」研究グループ, 2023年03月, 日本語資料ネット・博物館・文書館と市民・学生 : 報告書 : 地域歴史文化フォーラム新潟
- 東海国立大学機構大学文書資料室 = Tokai National Higher Education and Research System Archives, 2022年03月, 東海国立大学機構大学文書資料室紀要 = Bulletin of Tokai National Higher Education and Research System Archives / 東海国立大学機構大学文書資料室 編, (30) (30), 81 - 85, 日本語大災害時のイメージの共有と人のネットワークのあり方—シンポジウムの記録 歴史文化の保存・継承と防災対策 : 東海資料ネットの設立に向けて(後編)
- 科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」グループ, 2022年03月, 日本語安政・昭和南海地震の新研究報告書 : 地域歴史文化フォーラム愛媛
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2022年03月, 日本語被災地図書館との震災資料の収集・公開に係る情報交換会報告書
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2021年03月, 日本語被災地図書館との震災資料の収集・公開に係る情報交換会報告書
- 科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化史の創成」研究グループ(研究代表者・奥村弘), 2021年03月, 日本語地域歴史文化フォーラム福島 : 東日本大震災・原発事故の記録・記憶を伝える : ふくしまの資料保全活動の10年 : 報告書
- 2020年03月, 地中海学会, (43) (43), 63 - 67地中海学会第43回大会シンポジウム「文化遺産と今を生きる」要旨[招待有り]
- 2019年03月, 地域研究いたみ, (48) (48), 45 - 55大正・昭和期 神津村の神社 : 「神社関係要件大略記」・「祭典日誌」から
- 人間文化研究機構広領域連携型基幹研究プロジェクト「日本列島における地域社会変貌・災害からの地域文化の再構築」, 2019年03月, 日本語地域文化をはぐくむ
- 科学研究費補助金基盤研究S 「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立 : 東日本大地震を踏まえて」研究グループ(研究代表者・奥村弘), 2018年03月, 日本語被災地フォーラム新潟2017報告書
- 科学研究費補助金基盤研究S 「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立 : 東日本大地震を踏まえて」研究グループ(研究代表者・奥村弘), 2017年11月災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立をめざして : 国際シンポジウム : 予稿集
- 科学研究費補助金基盤研究(S)「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立-東日本大地震を踏まえて」研究グループ,神戸大学人文学研究科, 2016年03月, 日本語文化財防災体制についての国際比較研究 : 報告書
- 神戸大学人文学研究科, 2016年03月, 日本語災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立 : 東日本大震災を踏まえて : 研究活動報告書
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2016年03月, 日本語第5回被災地図書館と震災資料の収集・公開に係る情報交換会報告書
- 科学研究費補助金基盤研究S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立--東日本大震災を踏まえて」研究グループ(研究代表者・奥村弘), 2015年10月, 日本語全国史料ネット研究交流集会 : 報告書 : 歴史資料ネットワーク設立20周年記念
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2015年03月, 日本語ふるさとの歴史と記憶をつなぐ : 被災地フォーラム宮城報告書 : 東日本大震災1400日・史料保全の「いま」と「これから」
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2015年03月, 日本語第4回被災地図書館と震災資料の収集・公開に係る情報交換会報告書
- 』神戸大学大学院人文学研究科, 2015年03月, 日本語宮城県岩沼市における震災資料所在調査報告書 東日本大震災の震災資料の所在調査および収集・保存の手法等に関する検討 -宮城県岩沼市をフィールドとして-
- 大阪歴史学会, 2014年12月, ヒストリア = Historia : journal of Osaka Historical Association / 大阪歴史学会 編, (247) (247), 252 - 259, 日本語明治地方自治制における「生存権」と地域社会の位置づけについて—Modern History : 'The Relationships between the Right to Live' and Local Community through Local Autonomy in Meiji Japan : Comments on Kawauchi's Paper—2014年度大会特集号 ; 二〇一四年大阪歴史学会大会 川内報告に対するコメント
- 神戸大学, 2011年08月31日, Link : 地域・大学・文化 : 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター年報, 3, 53 - 55, 日本語編集委員会より(〈特集〉対談吉田晶+大山喬平 歴史学は地域とどう向き合うか)
- 2009年03月, 『京都市歴史資料館紀要』, (22) (22), 81 - 89, 日本語叢書京都の史料10『近代自治の源流』を読む[査読有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 伊丹市立博物館編, 2009年03月, 『地域研究いたみ』, (38) (38), 65 - 102, 日本語「震災記録:震災時の伊丹産業株式会社」[査読有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 伊丹市立博物館編, 2008年03月, 『地域研究いたみ』, (37) (37), 日本語「震災時の関西スーパーマーケット」記事・総説・解説・論説等(その他)
- 伊丹市立博物館編, 2007年03月, 『地域研究いたみ』, (36) (36), 65 - 96, 日本語「震災時の東リ株式会社」記事・総説・解説・論説等(その他)
- 部落問題研究所, 2007年02月, 『部落問題研究』, (179) (179), 24 - 36, 日本語近代地域社会論の観点から(座談会 『水平社創立の研究』(鈴木良著)をめぐって)[査読有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 伊丹市立博物館編, 2005年03月, 『地域研究いたみ』, (34) (34), 106 - 123, 日本語「震災記録:大震災時の松谷科学」記事・総説・解説・論説等(その他)
- 部落問題研究所, 2004年04月, 部落問題研究 : 部落問題研究所紀要, (168) (168), 88 - 104, 日本語維新期の身分把握の特質を考える—第41回部落問題研究者全国集会報告 民主主義の現状と人権問題研究 ; 歴史分科会
- 伊丹市立博物館編, 2004年03月, 『地域研究いたみ』, (33) (33), 65 - 89, 日本語「震災当時の伊丹市水道局」[査読有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 甲南大学総合研究所, 2003年10月, 甲南大学総合研究所叢書74『神戸の歴史と文化』, 74, 1 - 23, 日本語阪神・淡路大震災後の歴史資料ネットワークの活動と歴史学書評論文,書評,文献紹介等
- 伊丹市立博物館編, 2003年03月, 『地域研究いたみ』, (32) (32), 65 - 89, 日本語「伊丹市交通局の活動」[査読有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 伊丹市立博物館編, 2002年03月, 『地域研究いたみ』, (31) (31), 148 - 179, 日本語「震災記録:伊丹市災害対策本部の活動その2」[査読有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 伊丹市立博物館編, 2001年03月, 『地域研究いたみ』, (30) (30), 50 - 72, 日本語「震災記録:震災時の市立伊丹病院」[査読有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 歴史学研究会, 2000年07月, 『歴史学研究』, (738) (738), 37 - 41, 日本語時代が求める歴史研究のあり方とは-史料ネットの活動から考える-[査読有り]速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- 伊丹市立博物館編, 2000年03月, 『地域研究いたみ』, (29) (29), 100 - 124, 日本語「震災記録:震災から復興まで-伊丹市長に聞く」、[査読有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 伊丹市立博物館編, 2000年03月, 『地域研究いたみ』, (29) (29), 73 - 99, 日本語「震災記録:伊丹市災害対策本部の活動」[査読有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 伊丹市立博物館編, 1999年03月, 『地域研究いたみ』, (28) (28), 74 - 99, 日本語「震災記録:避難所となった市立稲野小学校の状況」[査読有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 歴史学研究会, 1995年12月, 『歴史学研究』, (679) (679), 42 - 46, 日本語1995年度歴史学研究会大会近代史部会報告批判[査読有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 史学会, 1994年05月, 『史学雑誌』, 103(5) (5), 143 - 149, 日本語1993年の歴史学界-回顧と展望[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 歴史学研究会, 1991年10月, 『歴史学研究』, (624) (624), 55 - 59, 日本語大石嘉一郎『近代日本の地方自治』[査読有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 法制史学会, 1990年03月, 『法制史研究』, (39) (39), 288 - 295, 日本語[査読有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 1989年, 『歴史学研究』, (601) (601), 51 - 53, 日本語1989年度歴史学研究会大会近代史部会報告批判[査読有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 日本史研究会, 1984年11月, 『日本史研究』, (267) (267), 72 - 80, 日本語有泉貞夫著『明治政治史の基礎過程-地方政治史状況史論』[査読有り][招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 神戸大学出版会,神戸新聞総合出版センター (発売), 2023年03月, 日本語, ISBN: 9784909364203ヨーロッパ文化遺産研究の最前線
- 神戸大学出版会,神戸新聞総合出版センター (発売), 2020年03月, 日本語, ISBN: 9784909364098マンガ/漫画/MANGA : 人文学の視点から
- 神戸市, 2020年新修神戸市史 生活文化編
- その他, 山川出版社, 2018年05月, 日本語, 佐藤昇編集、神戸大学文学部史学講座著。総頁数176頁。第Ⅰ部視点4「豊かさのなかで食糧問題がなぜ起こるのか」(52-62頁)を執筆した。本書は初学者向けに編集された歴史学の入門書。担当部分では、米騒動の背景には、好況による物価高、消費の奢侈化、サラリーマン層の相対的な地位低下といった「都市問題」があり、必ずしも貧困だけが原因でなかったことを論じた。歴史の見方・考え方―大学で学ぶ「考える歴史」―一般書・啓蒙書
- 住吉学園・住吉歴史資料館, 2018年03月, 日本語阪神・淡路大震災資料集Ⅲ 住吉の記憶「住吉住之江区と専念寺」
- 共編者(共編著者), 神戸大学出版会, 2018年, 日本語地域歴史遺産と現代社会 (地域づくりの基礎知識1)学術書
- 単著, 現代歴史学の成果と課題 第4次-3巻 歴史学研究会 編集 績文堂出版, 2017年, 日本語地震・水害時の歴史資料保存活動の展開と地域歴史資料学の提起学術書
- 編者(編著者), 神戸大学大学院人文学研究科, 2016年, 日本語文化財防災体制についての国際比較研究報告書学術書
- その他, 岩波書店, 2015年12月, 日本語岩波講座日本通史第21巻(資料編 テーマ巻2)学術書
- 共編者(共編著者), 神戸大学大学院人文学研究科, 2015年03月, 日本語ふるさとの歴史と記憶をつなぐ : 東日本大震災1400日・史料保全の「いま」と「これから」学術書
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2014年03月, 日本語2013年度シンポジウム報告書 : 災害資料フォーラム地域歴史資料学国際シンポジウム : 大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2014年03月, 日本語宮城県岩沼市における震災資料所在調査報告書 : 東日本大震災の震災資料の所在調査および収集・保存の手法等に関する検討 - 宮城県岩沼市をフィールドとして -
- 科学研究費補助金基盤研究(S)「大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築」神戸大学事務局, 2014年03月, 日本語news letter : 科学研究費補助金基盤研究(S) : 大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築
- 東京大学出版会, 2014年01月, 日本語, ISBN: 9784130201520歴史文化を大災害から守る : 地域歴史資料学の構築
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2013年12月, 日本語大規模自然災害に備える : 災害に強い地域歴史文化をつくるために : 2012年度フォーラム報告書 : 大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築
- その他, 岩田書院, 2013年07月, 日本語, 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター編集。総頁数492頁。第2部第6章「地域歴史遺産の保全・活用における中学・高校教員の役割」(403-419頁)を執筆。地歴科教育と地域歴史遺産の保全・活用との関係を、教員養成の課題として論じた。「地域歴史遺産」の可能性学術書
- 佐賀大学地域学歴史文化研究センター, 2013年03月, 日本語地域史の固有性と普遍性 : 第三回地域史惣寄合報告書・第五回地域学シンポジウム報告書
- 青木書店, 2012年05月, 日本語, ISBN: 9784250212062震災・核災害の時代と歴史学
- 神戸大学附属図書館, 2012年03月, 日本語被災地図書館との震災資料の収集・公開に係る情報交換会報告書
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2012年03月, 日本語大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築 : 報告書 : DJIセミナー チェルノブイリからの伝言 : ヒト・放射能・資料
- 単著, 吉川弘文館, 2012年02月, 日本語『大震災と歴史資料保存 : 阪神・淡路大震災から東日本大震災へ』学術書
- その他, 三田市, 2012年02月, 日本語, 三田市史編さん専門委員監修、三田市まちづくり部生涯学習支援室生涯学習課市史編さん担当編集。総頁数1130頁。第2章第5-7節、第3章第1-3節、第4章(272-301,333-370,377-449頁)を執筆。『三田市史』第2巻・通史Ⅱ・近代現代一般書・啓蒙書
- 共編者(共編著者), 神戸新聞総合出版センター, 2011年10月, 日本語捕虜として姫路・青野原を生きる : 1914-1919 : 箱庭の国際社会一般書・啓蒙書
- 共著, 、姫路市教育委員会町史編集室, 2011年08月, 日本語『香寺町史 村の歴史 通史編』学術書
- その他, 姫路市, 2011年08月, 日本語, 香寺町史編集委員会・香寺町史編集室編集。総頁数770頁。第5章第6節2-4,第7節1,2(567-631頁)を執筆。『香寺町史・村の歴史』通史編一般書・啓蒙書
- 神戸大学大学院人文学研究科, 2011年03月, 日本語震災関係行政文書に関する整理と保存についての研究 : 第5回地域歴史資料学研究会報告書 : 大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築
- 共編者(共編著者), 伊丹市市立博物館, 2011年03月, 日本語阪神・淡路大震災-伊丹からの発信 手引・史料編一般書・啓蒙書
- その他, 神戸大学, 2010年03月, 日本語, 神戸大学百年史編集委員会編集。総頁数1189頁。第Ⅰ編第2部第4章、第3部第1,2,5章(156-180,182-220,266-288頁)を執筆。『神戸大学百年史』通史Ⅱ・新制神戸大学史一般書・啓蒙書
- その他, たつの市, 2009年09月, 日本語, たつの市編集。総頁数566頁。第4-6章(413-532頁)を執筆。『播磨新宮町史』本文編・近現代一般書・啓蒙書
- 共著, たつの市, 2009年08月, 日本語『播磨新宮町史(編集・監修)近現代編、学術書
- 共著, 姫路市教育委員会町史編集室, 2009年03月, 日本語『香寺町史 通史史料編学術書
- その他, 姫路市, 2009年03月, 日本語, 香寺町史編集委員会・香寺町史編集室編集。総頁数756頁。編集委員として第5章第5、6節(611-674頁 史料含む)を担当。『香寺町史 村の歴史』通史資料編一般書・啓蒙書
- 共著, 昭和堂, 2008年12月, 日本語『京阪神都市圏の重層的なりたち―ユニバーサル・ナショナル・ローカル』学術書
- 共著, 本庄村史編集委員会, 2008年03月, 日本語『本庄村史』歴史編学術書
- 共著, 三田市, 2008年03月, 日本語『三田市史』6巻近代史料Ⅱ(編集代表)学術書
- その他, 三田市, 2007年12月, 日本語, 三田市史編さん委員監修、三田市総務部総務課市史編さん担当編集。総頁数898頁。第3章第1節、第4章第3節(402-495,657-743頁 史料含む)を担当。『三田市史』第6巻・近代資料Ⅱ一般書・啓蒙書
- 吉川弘文館, 2006年12月, 日本語, ISBN: 4642034161地域史の視点
- 共編者(共編著者), 東京堂出版, 2005年07月, 日本語『展望日本歴史17近世から近代へ』学術書
- 共著, 東京大学出版会, 2005年04月, 日本語, 3 地域社会の成立と展開日本史講座7 近世の解体学術書
- その他, 三田市, 2005年03月, 日本語, 三田市史編さん委員監修、三田市総務部総務課市史編さん担当編集。総頁数674頁。第5章及び第6章(経済分野を除く)(361-373,395-429,439-441,446-496,502-556頁 史料含む)を担当。『三田市史』第5巻・近代資料Ⅰ一般書・啓蒙書
- 共著, 三田市, 2005年03月, 日本語『三田市史』第5巻近代資料Ⅰ(編集代表)学術書
- 共著, 香寺町教育委員会町史編集室編, 2005年03月, 日本語『香寺町史 村の記憶 地域編』学術書
- ゆまに書房, 2004年06月, 日本語, ISBN: 4843311782憲法と歴史学 : 憲法改正論争の始まりに際して
- 共著, 新宮町, 2004年03月, 日本語『播磨新宮町史(編集・監修)』史料編I近現代学術書
- 共著, 小野市史編纂専門委員会編、小野市, 2004年03月, 日本語『小野市史』第3巻本文編Ⅲ(編集代表)学術書
- 共著, 姫路市, 2002年09月, 日本語『姫路市史』第5巻下本編近現代2学術書
- 共著, 小野市, 2002年03月, 日本語『小野市史』第6巻史料編Ⅲ(編集代表)学術書
- 共著, 吉川弘文館, 2001年10月, 日本語『播州と山陽道』学術書
- 共著, 小野市, 2000年10月, 日本語『小野市史』第7巻史料編Ⅳ(編集代表)学術書
- 共著, 姫路市史編集専門委員会編、姫路市, 2000年03月, 日本語『姫路市史』第5巻上本編近現代1学術書
- 共著, 神戸新聞総合出版センター, 1999年12月, 日本語『歴史のなかの神戸と平家』一般書・啓蒙書
- 共著, 弘文堂, 1998年02月, 日本語『近代日本地方自治立法資料集成5』学術書
- 緑蔭書房, 1996年07月, 日本語, ISBN: 4897742307近代日本のアジア認識
- 共著, 弘文堂, 1996年02月, 日本語『近代日本地方自治立法資料集成4』学術書
- 緑蔭書房, 1995年04月, 日本語, ISBN: 4897742196「満洲国」の研究
- 共著, 弘文堂, 1995年02月, 日本語『近代日本地方自治立法資料集成3』学術書
- 共著, 弘文堂, 1994年02月, 日本語『近代日本地方自治立法資料集成2』学術書
- 共著, 姫路市、, 1994年01月, 日本語『姫路市史』第13巻上史料編近現代2学術書
- その他, 神戸市, 1994年01月, 日本語, 新修神戸市史編集委員会編集。総頁数1106頁。第4章第4節第1項(801-823頁)を執筆。『新修神戸市史』歴史編 Ⅳ(近代・現代』)一般書・啓蒙書
- 柏書房, 1992年12月, 日本語, ISBN: 4760109056比較国制史研究序説 : 文明化と近代化
- 共著, 弘文堂, 1991年10月, 日本語『近代日本地方自治立法資料集成1』学術書
- 共著, 猪名川町史編集専門委員会編、猪名川町, 1990年12月, 日本語『猪名川町史』第3巻近現代編学術書
- 共著, 姫路市、, 1989年12月, 日本語『姫路市史』第12巻史料編近現代1学術書
- 共著, 相生市史編纂専門委員会編、相生市・相生市教育委員会, 1988年02月, 日本語『相生市史』第3巻近代本文編学術書
- 共著, 相生市, 1986年12月, 日本語『相生市史』第6巻近現代史料・地理資料編学術書
- 共著, 赤穂市史編さん専門委員編, 1985年12月, 日本語『赤穂市史』第3巻近現代本文編学術書
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 特別推進研究, 神戸大学, 2019年04月23日 - 2024年03月31日地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成当初計画の方針「災害時の地域歴史資料学研究を基礎とした地域歴史文化創成の基盤整備」に基づき、研究課題の整理や資料保全関連データの収集を行い、各研究領域による研究を進める他、2019年東日本台風における被災資料保全に関する実践的研究を進めた。 2019年6月から特命助教2名を任用して神戸大コアグループの研究体制を構築し、研究グループ全体の研究体制を整備した。8月には科研グループ最初の全体研究会を開催した。9月には第1回地域歴史資料学研究会を開催し、地域歴史資料継承をめぐる課題について整理した。2018年成立の改正文化財保護法を受け、2019年7~9月に兵庫県文化遺産防災研修会を行い、大学・自治体が連携した歴史資料防災の手法に関して研究を進めた。 2019年10月にブリュッセルで国際シンポジウムを行い、地域歴史資料保全活動の意義や、地域歴史資料データインフラ構築について研究代表者・分担者が報告した。文化財等保全のための国際的共同事業について討議し、新たな国際的研究プラットフォームの構築を準備した。 研究計画に従い2020年1・2月にはキックオフフォーラムおよび阪神・淡路大震災フィールドワークを開催した。阪神・淡路大震災以降培われた地域歴史資料学をめぐる研究状況を報告し、現地研究会ではフォーラムの成果を総括した。地域住民を核とする地域歴史資料継承の基盤となる地域歴史資料データインフラ「khirin C」については、システムを構築できた。 2019年10月には東日本台風が発災した。甚大な被害を受けた東日本各地において、水損資料保全活動にかかる地域住民や各地資料ネットとの連携に基づいた実践的研究を深化させた。 A班「地域歴史資料継承領域」、B班「地域歴史資料インフラ構築領域」、C班「災害文化を内包した地域社会形成史研究領域」の各領域では研究会を開催し、実践的・理論的研究を進めた。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 2017年04月01日 - 2023年03月31日幕末維新期における「公議」の研究2020年度までと同様、複数回にわたって研究会を開き、幕末から明治期にかけて政治意志決定に関する認識や制度のあり方が変容し、新たな試みが実践されていった軌跡を検討した。また並行して、それらの成果を取り込む形で研究成果論文集の作成作業を進めた。なお、本研究会は後継科研の位置づけとなる基盤研究(C)21K00852「近世~近代移行期における『公議』の生成と展開に関する研究」に関わる研究会との合同開催というかたちで執り行った。 その際、単に民主主義(議会政治)の発展やその達成度合いが十分か不十分かという側面のみに視角を限定せず、近世社会において成熟した政治文化が変革期の混乱のなかでいかなる問題に直面し、どう展開したかという観点に立ち、政治・思想、中央・地方の各領域にまたがるかたちで、これまでの各メンバ―の研究成果を報告・吟味する作業を進め、それをもとに活発な討論・意見交換を行った。 具体的には、メールによる打ち合わせと並行して、2021年5月16日に代表者・分担者などのコアメンバーで成果論文集刊行に向けた会議をオンラインで行い、その後も断続的に協議を続けた。そして、7月3日には吉村雅美氏による研究発表会を、9月23日には海野大地氏による研究発表会を、2022年1月8日には奈良勝司による研究発表会を、3月5日には吉田武弘氏による研究発表会を行った。年度末に目指していたシンポジウムは新型コロナウィルス(以下、COVID-19)の感染をめぐる状況に大きな改善が見られないため、今年度も実施しなかった。 また、成果論文集に収める原稿の執筆・集約作業をメンバーのあいだで行った。ただ、これらはCOVID-19の全国的・全世界的流行の影響や以下に触れる事情もあって、現時点ではいまだ編集作業の途上の状態にある。
- 科学研究費補助金/基盤研究(A), 2014年04月 - 2019年05月, 研究代表者競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 大阪大学, 2014年04月01日 - 2019年03月31日小西家資料の総合的研究伊丹市の小西家は日本を代表する酒造家である。本研究は、小西酒造の蔵から発見された新資料を対象に、①その目録化を図る、②新資料を基に学際的研究を行う、③学際的研究の成果を書籍として刊行する、ことを目的とした。 本研究の成果は以下の通りである。(1)文書については2万8133点、典籍については1279点を目録化した。(2)「小西家資料研究会」を立ち上げ、小西家を取り巻く人的ネットワークと、それを基に小西家が伊丹地域の近代化を支えた実態を明らかにした。(3)研究代表者・研究分担者、研究会に参加した若手研究者により、論文集を刊行することで出版社と合意した。
- 科学研究費補助金/基盤研究(S), 2014年04月 - 2019年03月, 研究代表者競争的資金
- 文部科学省, 大学改革推進等補助金 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+), 2017年, 研究代表者地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)「地域創生に応える実践力養成ひょうご神戸プラットフォーム」競争的資金
- 文部科学省, 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+), 2016年, 研究代表者地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)「地域創生に応える実践力養成ひょうご神戸プラットフォーム」競争的資金
- 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+), 2015年, 研究代表者COC+「地域創生に応える実践力養成ひょうご神戸プラットフォーム」競争的資金
- 学術研究助成基金助成金/基盤研究(C), 2011年競争的資金
- 科学研究費補助金/基盤研究(S), 2009年, 研究代表者競争的資金
- 2007年, 研究代表者平成19年度藍那地域の歴史的環境に関する調査及び活用についての研究競争的資金
- 科学研究費補助金/基盤研究(B), 2005年競争的資金
- 科学研究費補助金/基盤研究(B), 2005年競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(A), 神戸大学, 2001年 - 2004年都市のユニバーサリズム、ナショナリズム、ローカリズム-都市の本質的なりたちに関する基盤的研究-本研究は、グローバリゼーションの急激な進行をふまえ、都市の歴史的・構造的なりたちを、日本の近現代の都市を対象として、ユニバーサリズム・ナショナリズム・ローカリズムという3つのベクトルの交錯の中で捉えた。研究の対象地域としては、京都・大阪・神戸を中心とする関西諸都市、それらの周辺地域として三田・篠山等、さらに関西都市圏のなりたちと歴史的にきわめて密接な関係を有してきた遠隔地域として沖縄県・奄美諸島など鹿児島県、石川県等を設定した。また京阪神等の都市圏における在日韓国・朝鮮人、ベトナム難民、中国人研修生・技能実習生、ブラジル人労働者、そして中国残留日本人等も重要な対象である。 本研究は、大きく2つの柱からなる。 第1は、京阪神都市圏やそれと密接な関連を有する諸地域を幅広く対象とし、都市の歴史と現代において、ユニバーサルなもの、ナショナルなもの、ローカルなものの交錯の動態を捉えた、多角的な実証研究である。具体的には、(1)近代都市の歴史的なりたち、(2)底辺への流入・移動と都市のなりたち、(3)都市の圏域的成り立ち、(4)都市の文化的なりたち、(5)農村的後背と都市のなりたち、(6)都市の社会意識:ユニバーサリズム・ナショナリズム・ローカリズムに関する諸研究から構成される。 第2は、京阪神の諸都市と密接な関連を有しつつ、同時に独特の地域産業構造・文化的個性を備え、また「平成の大合併」とよばれる市町村合併において全国の先進事例とも目されるユニークな地方都市・篠山市に衝天を絞った、地域総合調査研究である。具体的には、(1)篠山市の社会的基本構造、(2)平成の町村合併と地域コミュニティ、(3)地方都市の文化的蓄積に関する諸研究から構成される。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 神戸大学, 2001年 - 2004年市制町村制下における地方自治体形成過程の研究本年度な、最終年度として、これまでの研究の理論研究と実証的研究を総括して、報告書を作成した。 理論研究では、第一に、明治地方自治制の持つ、国家の義務としての名誉職による無給での地方自治という基本理念がなにゆえに必要であったのかを、大日本帝国憲法との関係で明確にした。憲法と地方自治制による国家構想が、社会契約論的な国家構想を徹底的に否定した体系であることを明確にした。 第二には、近世の町や村のレベルの住民団体を自治体として認めることを明治地方自治制が敗戦まで否定しつづけたことを明確にするとともに、にもかかわらず戦前においては、地方都市も含めてなお自治体そのものの官僚機構は極めて脆弱であり、この基底的な住民団体に依拠していたことを明確にし、戦後の地方自治法が地方自治における専門官僚制を前提としていたのとの差異を明確にした。 実証研究では、姫路を中心とした西播磨、加東郡を中心とした東播磨における地方自治制の具体的な展開過程について、これまでの基礎的な考察の総括をおこなった。また摂津地域については、北摂を中心に地方自治の展開過程について、資料収集をおこない、一定の史料の検討をおこなった。 この過程で、第一には、町村制成立直後の明治20年代における新たな「行政村」を支える近世以来の「部落」の位置について再考察を加え、教育以外はほとんど「部落」で担われていることを明らかにした。このあり方は、日露戦後に変化して、むしろ行政村の土木費は拡大し、基本的な地方行政における行政村の機能は拡大、さらに「部落」そのものを「行政村」が維持する方向へと向かうことを明らかにした。 第二には、これまでほとんど注目されてこなかった「郡」の持つ機能を分析したことによって、とくに勧業における郡の位置は、町村制下では重要であることを明確にした。また戸数割の分析から日露戦争時から第一次大戦期を経て、住民としての 平等課税を主張するあらたな動向を生み出したことを明確にした。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 地域連携推進研究費, 神戸大学, 1999年 - 2001年阪神・淡路大震災の資料保存と都市社会解明のための総合研究(1)本研究では、阪神淡路大震災時の震災についての資料の保存および、その活用のあり方を研究した。どのようにすれば阪神淡路大震災の全体像をつかむ資料とはどのようなものであるのか、そしてそれをどのように収集保存し、活用できるかは、大震災の全体像をいかに捉えていくかという視点がなければ困難であり、それ自身極めて重要な研究であった。と同時に、震災資料の保存は、被災地の市民に震災を記録することの重要性を理解してもらい、さらに、写真、ビラ、日記など身近な文書が、研究や展示などを通して、社会的に意味をもつことを理解してもらうことなしには、資料の収集自身が困難であり、この点で地方自治体、NGOなど、地域社会との連携が極めて重要であった。 本研究では、震災そのものをどう捉えるかを研究しながら、地域社会と連携した研究会、シンポジウムを開催し、資料保存の意義を深めるとともに、これを実施する阪神淡路大震災記念協会などの実践の指針をしめした。 (2)さらに本研究では、震災の記憶を次代につたえるという問題は、歴史意識に深く関わることを明らかにした。そして都市社会における歴史意識のあり方、歴史文化の形成のされ方について研究を深め、これを論文化し、報告書を作成した。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 1998年 - 2000年阪神・淡路大震災を契機とする神戸市都市計画の現代的変容過程に関する研究阪神・淡路大震災後に策定された神戸市復興都市計画は、(1)被災者のソフトな生活再建よりも都市インフラ整備重点のハード中心の計画、(2)被災市街地の漸進的な復旧・改善を積み重ねるよりも一挙に都市改造を進めようとするスクラップ・ビルド手法の計画、(3)住民の合意形成を獲得するよりも政府関係部局との協議に基き、テクノラート主導の決定を至上とするトップダウンの計画、という際った近代都市計画の体質を有していた。 しかし、震災後6年にわたる時間の経過は、このような成長主義的体質の都市計画が有効に機能せず、(1)過大なインフラ投資が市財政を危機的状況に導き、(2)改造型の市街地整備が住宅・工場・商店等の自主的建築エネルギーを妨げて人口回復を遅らせ、(3)官僚的都市計画決定が市民とのパートナーシップの障害となり、まちづくりへの熱意を削ぐなど、各方面にわたる「システム欠陥」が露呈してきた。 本研究は、このような経緯を市財・政都市計画事業・住民参加などの諸点から検証し、神戸市都市計画に内在する矛盾が経年的に顕在化、拡大するプロセスの追跡を通して、(1)住民の生活再建と地域社会の活性化に向けての計画目的の転換、(2)漸進的改善型手法の採用に基く持続的複興のシステム化、(3)市民とのパートナーシップを基礎とするまちづくりの推進などの必要性、必然性を解明した。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 神戸大学, 1997年 - 1999年被災史料保全活動からみた都市社会の歴史意識に関する研究本研究は、阪神淡路大震災が歴史学に問うた課題を考えるための基礎研究として行われた。研究は二つの方向から進められた。第一は、阪神淡路大震災後の歴史資料保全活動の展開過程について、その活動自身の史料を収集、総括することで、この活動から明確となった現代社会、とくに阪神間を中心とした都市社会の歴史意識をとらえようとするものである。第三年度には、収集した史料から保全活動を再構成するとともにその歴史的意味について議論を重ねた。また研究グループでは、活動の実態を具体的に伝えるため、個々の活動の中心となった方々にお願いして、活動の具体像について情報を収集し、これを総括し、報告書にまとめた。さらに被災史料保全活動についての全体的な統計を作成し、これを報告書に掲載した。 研究の第二の方向は、被災地の都市イメージ形成と地域の歴史的変遷との関連の追及である。この分野については、本年度は、研究グループを中心として報告討論を重ねた。その成果については、科研報告書の「第二部 被災地の歴史と歴史意識」として掲載した。 歴史研究は、その基本となる歴史資料の保全を社会そのものに求め、また形成された歴史像を次世代全体へと引き継いでいくことを求める。歴史研究を支える市民社会を形成していきながら、それを基礎として歴史研究を進めるという、独自の市民社会形成に対する実践性を持つ。このことは、今はじめてわかった問題ではない。しかしながら、阪神淡路大震災後の歴史資料保全活動のなかで、歴史像形成過程に対する市民的な合意、さらにはそれ自身への市民の参加が具体的な形で提示されたこと、そのあり方は、その地域社会の持つ歴史の中で形成された歴史意識のあり方と深く結びついていることが本研究で明確となった点は、今後の歴史学のあり方を考える上で重要な問題を提起するものである。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奨励研究(A), 神戸大学, 1995年 - 1995年近代日本形成期における地方権力機構の社会的特質本研究では、近世から近代への社会構造の転換を地方権力機構の形成という問題に焦点をあてて研究を進めた。その際、大庄屋や幕領の総代庄屋、さらには地方を担当する武士が、明治期に入り、区戸長といわれる地方統治の末端を担う官僚的な職掌につく一方で、地域の総代的な役割をもつ、県会議員などの役職にも就任していくという事態の意味を、具体的に明らかにすることにつとめた。 埼玉県や政府関係の史料調査により、この時期の地方制度の全体の流れを掴むとともに、種々の史料調査の中で、この課題を分析するにふさわしい文書群として、摂津国八部郡の幕領総代庄屋であり、明治以降、区長・県会議員・郡長などを歴任した武井伊右衛門に関する膨大な地方文書に注目して研究を進めた。とくに彼が残した五〇冊余、二〇万字にのぼる回顧録および日記には、維新前後の彼らの社会的分化的なあり方を提示するものであり、分析の中心に置くとともに、その復刻作業を進めた。 その結果、近代日本社会を根底で支えた地域レベルの社会の運営を、官僚統治一般や、それと対抗関係として設定される住民自治一般でとらえることはできないのであり、むしろ当時「政治社会」と呼ばれた、地方統治官僚と地方議員が交代可能である運営形態の問題としてとらえることの重要性が明らかになった。今後、この「政治社会」の特質をさらに考察していくとともに、基礎資料としても武井家文書の復刻・出版を進めたいと考えている。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 一般研究(C), 京都大学, 1987年 - 1987年「満洲国」の研究補助金申請時の研究実施計画に予定したとおり, 62年4月より「「満洲国」の研究」をテーマとする共同研究会を組織し, 機関外の専門家の協力も得て毎月2回の研究会を持った. 古屋は日本の対満政策を中心に, 山本は経済計画を中心に, 鈴木は国家論について, また奥村は地方制度についてそれぞれ数回の研究発表をおこなった. 以上とならんで, 報告の予備作業としていくつかの資料収集および資料整理を行った. そのIは, アジア経済研究所所蔵の『張公権文書』のマイクロコピーならびに焼付であり, これは全13巻中10巻まで完了した. ただし同文書の翻訳・分析等は次年度にもちこされた. またアルバイターを雇い上げて京都大学人文科学研究所所蔵「満洲」関係文献目録のカード作成を行った. これは近々山本の編集により「目録」として刊行を予定されている. 同じく古屋の編集により「「満洲国」法令年表」の作成が進行中であり, これまた遠からず刊行の予定である. なお上記の共同研究会は, 来年度からメンバーをさらに拡大し, また新たに3〜5年計画を立てて継持する予定である. 研究会終了時に報告論文集が刊行される.
研究シーズ
■ 研究シーズ- 災害列島における地域存続のための地域歴史資料学の研究シーズカテゴリ:人文・社会, 社会基盤(土木・建築・防災)研究キーワード:地域歴史遺産, 歴史資料学, 地域社会, 災害文化研究の背景と目的:1995年の阪神・淡路大震災において、私たちは、日本ではじめて被災した歴史資料と災害の実相を伝える資料の保存活用の実践的な研究を始めました。その後、頻発する地震や大水害、東日本大震災等を通じて実践的研究を展開、地域住民や自治体等と連携して、大規模災害から歴史資料と地域歴史文化を守り、地域の歴史を未来に伝え、災害に強い文化を形成に資する新たな実践的な学問領域として地域歴史資料学の構築を進めています。研究内容:地域の記憶を継承する新たな地域歴史文化創成のための地域歴史資料学を展開するため、私たちの研究グループは、以下の三つの研究領域を設定し、各領域の独自の研究課題を深化させるとともに、歴史資料保存の担い手である地域住民を核としつつ、領域相互に密接に関連付けながら研究を展開します。 (A)地域歴史資料継承領域:地域住民と共同した地域歴史文化継承のための新手法の開発とその普遍化をはかります。 (B)地域歴史資料インフラ構築領域:(A)領域の成果を活用しながら、研究者・地域住民が地域歴史資料を継承するためのデータインフラ構築と、それらの国際標準化のための研究を行います。 (C)災害文化を内包した地域社会形成史研究領域:(A)(B)両領域の成果を基礎に、災害の記憶と記録を蓄積する文化を地域歴史文化に内包させた新たな地域社会形成史の研究を通じて、古代から近現代に至る通史的歴史像の提示を目指します。期待される効果や応用分野:地域住民の文化創成能力の拡大と歴史諸学の研究を連動させ、地域の歴史文化の継承をはかることは、人文科学の社会的な役割を具体的な形で提示する新たな研究手法となるものです。また災害が多発する日本では、災害の記憶と記録を蓄積しながら地域社会を形成しています。このような災害文化を内包した地域の歴史を提示することは、人々の生存のあり方を歴史的に深める点でも、災害に強い社会を作る上でも重要な意義を持ちます。関係する業績:・奥村弘 『大震災と歴史資料保存 ー阪神・淡路大震災から 東日本大震災へ』吉川弘文館、2012 ・奥村弘編『歴史文化を大災害から守る 地域歴史資料学の構築』東京大学出版会 、2014 ・奥村弘他編 『地域歴史遺産と現代社会 (地域づくりの基礎知識1)』神戸大学出版会、2018