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検索詳細衣笠 太朗大学院国際文化学研究科 文化相関専攻講師
プロフィール
自己紹介:ドイツと中東欧(主にポーランド)の近現代史を専門とする研究者です。特にシュレージエン/シロンスクをはじめとするヨーロッパの境界地域におけるナショナリズム(運動)や集団的帰属意識、戦争や領土変更にともなう住民の移動などを研究しています。
現在の研究テーマ:
① 第二次世界大戦後のドイツ=中東欧における移住者・残留者の歴史研究(博士号取得後の主要研究テーマ)
② 旧ドイツ東部領土に関する歴史研究(広い意味での関心・研究テーマ)
③ 神戸市域における欧米系コミュニティの歴史研究(共同研究)
④ 境界変動地域の学際的研究(共同研究)
これまでの研究テーマ:
① 第二次世界大戦後のシュレージエン/シロンスクからの「ドイツ人追放」の歴史研究(修士論文)
② 近現代のドイツ=中東欧への近世的複合国家の影響(共同研究)
③ 第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動の研究(博士論文)
近況:
・2024年6月30日に、拙著『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク』(人文書院、2023年)が日本ドイツ学会奨励賞を受賞しました(学会ウェブサイト)。
・私を研究代表者とする専門家グループ「神戸市域における欧米系コミュニティ研究会」による史料整理事業・共同研究の成果として、神戸大学社会科学系図書館にて2023年6月27日から9月27日まで企画展「港の見える教会から―多文化都市神戸とユニオン教会―」を開催しました。
・2023年2月に、2冊目の単著『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧:第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク』が人文書院より刊行されました(Amazonリンク)。
・2020年8月に刊行された初の単著『旧ドイツ領全史――「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く』(パブリブ)ですが、2022年4月に5刷りとなりました(Amazonリンク)。
研究活動情報
■ 受賞- 2024年05月 日本ドイツ学会, 日本ドイツ学会奨励賞, 衣笠太朗『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク』人文書院、2023年国内学会・会議・シンポジウム等の賞
- 2014年05月 日本学生支援機構 平成24-25年度第一種奨学金, 特に優れた業績による返還免除(全額)
- 2022年06月, 移民研究年報, (28) (28), 5 - 17, 日本語, パスワードが無いオーバーシュレージエン自由国――第一次世界大戦直後のドイツ=中東欧境界地域における独立国家構想[招待有り]研究論文(学術雑誌)
- ミネルヴァ書房, 2021年05月, ヨーロッパ複合国家論の可能性――歴史学と思想史の対話, 79 - 92, 日本語複合国家の近現代――シュレージエン/シロンスク/スレスコの歴史的経験から[招待有り]論文集(書籍)内論文
- 2019年06月, 神戸大学史学年報, (34) (34), 1 - 29, 日本語, 論文へのURLリンク第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動――オーバーシュレージエン委員会の活動とカトリック聖職者トマシュ・レギネク[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2015年07月, IGK-ワーキングペーパーシリーズ, (16) (16), 日本語上シレジアにおける「ドイツ人の追放」と民族的選別―戦後ポーランドの国民国家化の試み―[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2023年06月, 神戸大学史学年報, (38) (38), 31 - 33, 日本語シュレージエン/シロンスクをめぐる闘争:博士論文の概要紹介と今後の展望[招待有り]研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- 2023年03月, ピューリタニズム研究, (17) (17), 114 - 115, 日本語書評 E・H・カー(近藤和彦訳)『歴史とは何か』(岩波書店、2022年)書評論文,書評,文献紹介等
- 2023年03月, 東欧史研究, (45) (45), 137 - 143, 日本語書評 井上暁子著『語りの断層――ドイツ=ポーランド国境地帯の文学』(九州大学出版会、2022年)書評論文,書評,文献紹介等
- 2023年03月, 歴史学研究, (1034) (1034), 34 - 37, 日本語(RT01)境界と境界地域:数百年にわたるスラヴ圏―文化と社会[招待有り]会議報告等
- 2022年03月, 歴史教育の地域的基盤を構築する教材・教授方法の実践と高大連携の進展, 日本語岩井先生の教育――学部時代の受講経験から――[招待有り]記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
- 2022年02月, 歴史学研究, (1019) (1019), 28 - 34, 日本語歴史学研究会と若手研究者問題――大会特設部会を振り返る記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 2021年12月, 歴史学研究, (1017) (1017), 48 - 51, 日本語2021年度歴史学研究会大会報告批判・合同部会記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 2021年09月, 中欧・東欧文化事典, 日本語シュレージエン、グダンスク――ドイツ領ポーランド記事・総説・解説・論説等(その他)
- 2021年08月04日, 日本語記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
- 2021年03月, ピューリタニズム研究, (15) (15), 75 - 75, 日本語第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動――カトリック人民党(中央党)との関係を中心に[招待有り]研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- 2021年03月, 歴史学研究, (1007) (1007), 183 - 185, 日本語特設部会討論要旨:「生きづらさ」の歴史を問う2-若手研究者問題について考える-会議報告等
- 日独協会, 2021年02月, Die Brücke 架け橋, 13 - 13, 日本語[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2020年10月24日, 日本経済新聞, 日本語記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
- 2020年09月, 歴史学研究月報, (1001) (1001), 日本語「ハラスメント防止宣言」の道のり会議報告等
- 2020年08月, 歴史学研究月報, (728) (728), 4 - 6, 日本語若手研究者問題:活動報告会議報告等
- 2020年01月, 歴史学研究月報, (722) (722), 日本語旧ドイツ東部領土をどう記述するか記事・総説・解説・論説等(その他)
- 2017年07月, 西洋近現代史研究会 会報, (31) (31), 7 - 9, 日本語発表要旨「第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/ グルヌィシロンスク における分離主義運動の成立と展開」研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- 2017年02月, 史学雑誌, 第126編(第2号) (第2号), 106 - 107, 日本語, 新刊紹介 衣笠太朗 「田野大輔・柳原伸洋編著『教養のドイツ現代史』ミネルヴァ書房、二○一六・六刊、A5、三六○頁、三○○○円」.pdf新刊紹介 「田野大輔・柳原伸洋編著『教養のドイツ現代史』ミネルヴァ書房、二○一六・六刊、A5、三六○頁、三○○○円」[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2016年07月, 東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター ニューズレター, (22) (22), 13 - 14, 日本語, DESK Newsletter Nr. 22 2016.pdf, その他日独共同大学院プログラム秋季セミナー「自律組織と市民社会」報告[招待有り]会議報告等
- 2014年04月, 神戸大学史学年報, (29) (29), 1 - 8, 日本語, 書評 衣笠太朗 「Andrzej MIHALCZYK, Heimat, Kirche und Nation. Deutsche und polnische Nationa lisierungsprozesse im geteilten Oberschlesien (1922-1939)」.pdf書評 "Andrzej MIHALCZYK, Heimat, Kirche und Nation. Deutsche und polnische Nationa lisierungsprozesse im geteilten Oberschlesien (1922-1939)"[査読有り]書評論文,書評,文献紹介等
- その他, 校正, 亜紀書房, 2023年09月, 日本語, ISBN: 9784750518176ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか――民主主義国の誤算(校正で協力)
- 単著, 人文書院, 2023年02月, ISBN: 4409510975ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク
- 分担執筆, シュレージエン、グダンスク――ドイツ領ポーランド, 丸善出版, 2021年09月, 日本語, ISBN: 4621306162中欧・東欧文化事典
- 共著, 第4章 複合国家の近現代――シュレージエン/シロンスク/スレスコの歴史的経験から, ミネルヴァ書房, 2021年04月, 日本語, ISBN: 4623090604ヨーロッパ複合国家論の可能性――歴史学と思想史の対話 (MINERVA西洋史ライブラリー 116)
- 亜紀書房, 2020年09月, 日本語, ISBN: 4750516678ドイツ人はなぜヒトラーを選んだのか——民主主義が死ぬ日(校正で協力)
- 単著, パブリブ, 2020年09月, 日本語, ISBN: 9784908468445旧ドイツ領全史――「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く
- 2024年度第47回ドイツ現代史学会, 2024年09月, 日本語合評会 水野博子/川喜田敦子編『ドイツ国民の境界―近現代史の時空から―』(山川出版社、2023年)[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- Interdyscyplinarna konferencja I Interdisciplinary conference JAPONIA – NIEMCY – POLSKA. BADANIA NAD POGRANICZAMI JAKO WYZWANIE BADAWCZE I SPOŁECZNE JAPAN – GERMANY – POLAND. BORDERLAND AND BORDERLAND STUDIES AS A RESEARCH AND SOCIAL CHALLENGE Gdańsk–Wdzydze, 28–30 VI 2024, 2024年06月, 英語, In the face of nationalisation policies. The Upper Silesian Separatist Movement after the First World War. by Taro KINUGASA.pdf, パスワードが無いIn the face of nationalisation policies. The Upper Silesian Separatist Movement after the First World Warシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 現代キリスト教セミナー(神戸学生青年センター), 2024年05月, 日本語, 国内会議ユニオン教会の歴史から見る多文化都市神戸[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 2023年度東欧史研究会例会・合評会, 2024年03月, 日本語書評会 衣笠太朗著『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧 第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク 』 (人文書院、2023年)[招待有り]その他
- 千葉県日独協会・講演会, 2023年12月, 日本語旧ドイツ領の今 ベルギー、デンマーク、ポーランドの国境地帯を巡って ~ 歴史の記憶とアイデンティティの形成~[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 西洋近現代史研究会12月例会, 2023年12月, 日本語書評会「衣笠太朗(神戸大学) 『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧—— 第一次世界大戦後のオーバーシュレージエ ン/グルヌィシロンスク』(人文書院、2023年)」[招待有り]その他
- WINEオンライン合評会, 2023年11月, 日本語『ナショナリズムとナショナル・インディファレンス』再考[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 岩井淳先生 退職記念シンポジウム ブリテン近代史研究の3つの焦点 ─千年王国、複合国家、歴史教育─, 2023年03月, 日本語若手研究者からのコメント[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 東欧史研究会3月例会=関西研究会, 2023年03月, 日本語第二次世界大戦後のドイツ=中東欧における移動と残留―シレジアを結節点として―口頭発表(一般)
- 千葉県日独協会・講演会, 2022年12月, 日本語「境界地域 BORDERLAND」としてのエルザス=ロートリンゲン~文化・言語・住民の移り変わり~[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 中央ヨーロッパ思想史を考えるために―哲学と歴史研究の分野横断的対話―, 2022年10月, 日本語コメント3 ドイツ・ポーランド史の観点から[招待有り]その他
- 『移民のヨーロッパ史 ドイツ・オーストリア・スイス』 書評会, 2022年09月, 日本語コメント&ディスカッション[招待有り]その他
- 神戸大学史学研究会, 2022年08月, 日本語シュレージエン/シロンスクをめぐる闘争:博士論文の概要紹介と今後の展望[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート主催 「第2回新任教員セミナー」, 2022年07月, 日本語ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧:第一次世界大戦後のオーバーシュレージエンにおける分離主義運動[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 静岡歴史教育研究会, 2021年12月, 日本語岩井先生の教育:学部時代の受講経験から[招待有り]口頭発表(一般)
- 千葉県日独協会・日独交流160周年記念講演会, 2021年12月, 日本語旧ドイツ領と日本:シュレージエンを中心に[招待有り]
- 2021年09月, 日本語【BHチャンネル】ヒロ・ヒライ氏との対談企画(動画リンクあり)[招待有り]その他
- 歴史家ワークショップ(Historians' Workshop), 2021年07月, 日本語, 国内会議スキル・ワークショップ「歴史地図を描く —研究発表に使える作画法—」(動画リンクあり)[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 日本移民学会年次大会, 2021年06月, 日本語オーバーシュレージエン⾃由国̶第⼀次世界⼤戦直後の中欧境界地域における独⽴国家構想[招待有り]口頭発表(一般)
- ハプスブルク史研究会例会, 2021年01月, 日本語『旧ドイツ領全史』の舞台裏[招待有り]口頭発表(一般)
- 日本ピューリタニズム学会・関西研究会, 2020年11月, 日本語, 日本ピューリタニズム学会, オンライン(Zoom)開催, 日本国, 国内会議, 国際共著していない第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動――カトリック人民党(中央党)との関係を中心に口頭発表(一般)
- ドイツ現代史学会 第42回大会, 2020年09月, 日本語オーバーシュレージエン分離主義運動による1921年の住民投票への対応口頭発表(一般)
- 日本ピューリタニズム学会大会, 2019年06月, 日本語第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動――オーバーシュレージエン委員会の活動とカトリック聖職者トマシュ・レギネク
- 仙台中東欧研究会, 2019年03月, 日本語第一次世界大戦直後の中央ヨーロッパにおける政治的オルタナティヴ:オーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける国民国家構想の成立と変容
- 「<境界>観念―その多義性と多様性」, 2019年02月, 日本語第一次世界大戦後のオーバーシュレジエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動研究のための基礎作業:national indifference、シュレージエン人、複合国家の観点から
- 西洋近現代史研究会, 2019年01月, 日本語独立か自治か?――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動の分析
- 2018年12月, 日本語, 国内会議「分離主義と自治主義の狭間で――第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動の一考察口頭発表(一般)
- The Seminar sponsored by "JSPS Topic-Setting Program to Advance Cutting-Edge Humanities and Social Science Research, Interdisciplinary Research on the Function of National Histories and Collective Memories for the Democracy in the Globalized Society", 2018年11月, 英語, Presentation Paper - The Upper Silesian Committee and Father Tomasz Reginek.pdf, 発表資料, 国際会議The Upper Silesian Committee and Father Tomasz Reginek: Upper Silesian Secession Following the First World War口頭発表(一般)
- オルタナティブ歴史研究会, 2018年04月, 日本語, 国内会議第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動口頭発表(一般)
- 第28回西日本ドイツ現代史学会, 2018年03月, 日本語, 国内会議1920年のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動口頭発表(一般)
- 現代史研究会, 2017年06月, 日本語, 国内会議1919年のオーバーシュレージエン問題口頭発表(一般)
- 第67回日本西洋史学会, 2017年05月, 日本語, 国内会議第一次世界大戦直後の「オーバーシュレージエン問題」の再検討――分離主義運動の視点から口頭発表(一般)
- 日独共同大学院プログラム春季セミナー, 2017年03月, ドイツ語, Präsentation - “Die oberschlesische Frage” 1918-1919 Deutsche, Polen und Oberschlesier.pdf, 発表資料, 国際会議”Die oberschlesische Frage” 1918-1919: Deutsche, Polen und Oberschlesier口頭発表(一般)
- シンポジウム ヨーロッパ複合国家論の可能性――イギリス思想史との対話, 2017年01月, 日本語, 国内会議複合国家の近現代――中東欧の境界地域史の視点からシンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 東欧史研究会・ハプスブルク史研究会合同個別研究報告会, 2016年10月, 日本語, 国内会議「オーバーシュレージエン問題」と分離主義運動――第一次世界大戦直後のドイツ・ポーランド境界地域口頭発表(一般)
- 東西合同ポーランド史研究者集会, 2016年08月, 日本語, 国内会議オーバーシュレージエン問題」と分離主義運動――第一次世界大戦直後の中東欧境界地域の研究口頭発表(一般)
- 西洋近現代史研究会, 2016年04月, 日本語, 国内会議境界地域とネイション――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動の成立過程口頭発表(一般)
- 日独共同大学院プログラム秋季セミナー, 2015年09月, ドイツ語, 国際会議Oberschlesien nach dem Ersten Weltkrieg als die deutsche und polnische Grenzregion口頭発表(一般)
- 日独共同大学院プログラム秋季セミナー, 2014年09月, ドイツ語, 国際会議Separatismus und Vertreibung. Das Zusammengehörigkeitsgefühl der oberschlesischen Bevölkerung口頭発表(一般)
- ドイツ現代史研究会, 2014年04月, 日本語, 国内会議1940 年代後半上シレジアにおける強制移住――地域住民から見た「ドイツ人の追放」口頭発表(一般)
- 中央ヨーロッパ研究会, 2014年03月, 日本語, 国内会議1940 年代後半上シレジアにおける「ドイツ人の追放」:地域住民の回想録の分析から口頭発表(一般)
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 若手研究, 神戸大学, 2024年04月01日 - 2027年03月31日第二次世界大戦後のドイツ=中東欧における移動と残留:シレジアを結節点として
- 神戸市, 大学発アーバンイノベーション神戸, 神戸大学, 2022年11月 - 2024年04月, 研究代表者神戸ユニオン教会における歴史資料の調査・分析および観光資源としての活用に関する研究
- 神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート, 地域連携事業, 神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート, 2022年10月 - 2023年03月, 研究代表者神戸ユニオン教会での資料整理・調査活動
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金), 研究活動スタート支援, 秀明大学, 2020年10月 - 2022年03月, 研究代表者第二次世界大戦後の中東欧における送還者・残留者の歴史研究:シレジアを中心に近年「未完の戦争」とも呼ばれる第一次世界大戦ののち、この戦争から生み出された諸問題は様々な諸相において継承されていた。特にシレジアを含む旧ドイツ東部領土においては、20世紀後半に及ぶまでの非常に長期にわたる困難な国境線画定と民族帰属決定の作業が継続されていくこととなる。しかしこの地域の歴史叙述をめぐっては、特にドイツ史学において自国中心主義的な観点を完全には払しょくできていない。そこで本研究は、これまでドイツ史や東欧の国民史に分断されてきた第二次世界大戦末期から1970年代半ばにかけてのシレジア地域史を、「未完の戦争」テーゼに基づいて捉え直すことを目的とする。競争的資金
- 東京大学大学院, 博士課程研究遂行協力制度, 2019年10月 - 2020年03月, 研究代表者20世紀のシュレージエンをめぐる集団的帰属意識の史的研究競争的資金
- 東京大学大学院, 博士課程研究遂行協力制度, 2018年10月 - 2019年03月, 研究代表者第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエンにおける分離主義運動の史的研究競争的資金
- 日本学術振興会, 日本学術振興会課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業 「グローバル社会におけるデモクラシーと国民史・集合的記憶の機能に関する学際的研究」 若手研究者提携外国研究機関派遣事業, 2018年10月 - 2018年11月ドイツ・ポーランド境界地域の史的研究―20世紀のシュレージエン/シロンスクを中心に競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 特別研究員奨励費, 東京大学, 2016年04月22日 - 2018年03月31日ドイツ・ポーランド境界地域の研究―第一次世界大戦後のオーバーシュレージエンを例に当該年度においても、昨年度に引き続き「第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエンにおける分離主義運動」について研究を行った。本年度の成果は、主に以下の2点に分けられる。 ① ポーランドのヴロツワフ大学における在外研究:本年度における報告者の学術活動の中で最も重要なものは、主にポーランドにおいて実施した在外研究である。これは、報告者が2017年6月から2018年3月にかけて、断続的にポーランドのヴロツワフ大学を拠点として行ったものである。その期間中においては、第一に、同大学附属図書館において資料調査を実施し、報告者の研究テーマである「オーバーシュレージエンの分離主義運動」についての必須文献を多数収集した。第二に、現地の研究者との面談を実施した。特にヴロツワフ大学での受け入れ教員であるトマシュ・プシェルヴァ氏からは、多くの指導、コメント、助言を頂いた。第三に、ヴロツワフ大学歴史学部の主催する歴史学セミナーに参加した。これはヴロツワフ大学の学生・博士課程院生を対象として、ドイツにおいて実施されたものである。このセミナーを通じて、報告者の研究領域であるドイツ・ポーランド関係史、もしくは旧ドイツ東方領土と現在のポーランドないしはドイツ社会との関連に関する知見を多く得ることができ、非常に学ぶところが大きかった。 ② 博士論文・投稿論文の執筆:以上の活動と並行して、博士論文原稿の執筆も行った。当該年度において、博士論文の大枠が定まり、各章を構成する論考の執筆状況にも大幅な進捗が見られた。また、これまでの研究成果を論文にまとめ、査読付き論文雑誌に投稿している(現在、査読中)。
- 東京大学大学院, 博士課程研究遂行協力制度, 2015年10月 - 2016年03月, 研究代表者ドイツ・ポーランド境界地域の研究――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエンを例に競争的資金
■ 学術貢献活動
- 2023年06月27日 - 2023年09月27日, 展示チラシ_web用_20230619.pdf, その他, チラシ, パスワードが無い, 神戸大学社会科学系図書館, 神戸の多文化性の一部を150 年以上にわたって担ってきたのが、現在神戸市灘区に位置する神戸ユニオン教会です。1871 年に創立され、プロテスタント系居留民のために英語とドイツ語で礼拝をおこなってきた同教会は、ドイツ系をはじめとする欧米圏出身者の交流の場として重要な役割を果たしてきました。今回はこれまで公開されて来なかった戦中・戦後の遺物や写真、文書史料を展示し、同教会を通じて見えてくる多文化都市・神戸の歴史と現在を描き出します。是非、この貴重な展示をご覧ください。展覧会