胡 友恵

大学院保健学研究科 保健学専攻助教
医学部 保健学科

学位

  • 博士(保健学), 神戸大学

研究キーワード

  • 余暇活動
  • 作業バランス
  • 長期入院統合失調症患者
  • 統合失調症
  • 精神障害
  • リハビリテーション
  • 作業療法

研究分野

  • ライフサイエンス / リハビリテーション科学

委員歴

  • 2023年04月 - 現在, 一般社団法人 兵庫県作業療法士会, 教育部 部員
  • 2024年04月 - 2025年03月, 日本デイケア学会 第29回年次大会 兵庫大会, 実行委員会 事務局長
  • 2021年01月 - 2021年03月, 一般社団法人 兵庫県作業療法士会, 教育部 部員
  • 2019年06月 - 2019年06月, 第39回近畿作業療法学会 当日運営委員
  • 2015年04月 - 2016年03月, 一般社団法人 日本作業療法学会, 第49回日本作業療法学会 準備委員会 委員

論文

講演・口頭発表等

  • 作業療法計画立案における検査結果の活用とその有効性の検討 -重度認知機能障害を持つ統合失調症患者の事例-
    胡友恵, 新名尚史, 蓬莱政, 栗原友希, 四本かやの
    第57回日本作業療法学会 2023年11月, 2023年11月

  • Influence of length of hospitalization on ADL / IADL and negative symptoms in long-term inpatients with schizophrenia
    Tomoe Ebisu, Tomomi Sakurai, Tomonori Sawada, Yoshiki Kawashima, Takehi Hashimoto, Kayano Yotsumoto
    The 18th WFOT International Congress and Exhibition, 2022年08月, 英語
    ポスター発表

  • 統合失調症患者の退院前作業療法における余暇活動支援の効果
    胡 友恵, 菱本 明豊, 南 陽香, 橋本 健志, 四本 かやの
    第54回日本作業療法学会, 2020年09月, 日本語

  • 余暇活動への介入により健康状態の自己評価が向上した統合失調患者の事例
    胡 友恵, 菱本 明豊, 南 陽香, 橋本 健志, 四本 かやの
    第53回日本作業療法学会, 2019年09月, 日本語
    口頭発表(一般)

  • 希望する作業の遂行により,新たな希望を持った長期入院統合失調症患者の事例
    胡 友恵, 澤田智則, 川嶋祥樹, 橋本健志, 四本かやの
    第52回日本作業療法学会, 2018年09月, 日本語
    口頭発表(一般)

  • Relationship between functioning and psychiatric symptoms in long-term inpatients with schizophrenia in Japan
    Tomoe Ebisu, Tomonori Sawada, Takashi Watabe, Takeshi Hashimoto, Kayano Yotsumoto
    The 17th WFOT International Congress and Exhibition, 2018年05月, 英語
    ポスター発表

所属学協会

  • WFOT個人会員
    2024年01月 - 現在

  • 日本デイケア学会
    2023年05月 - 現在

  • 精神障害者リハビリテーション学会
    2020年 - 現在

  • 日本作業療法士協会
    2013年05月 - 現在

  • 兵庫県作業療法士会
    2013年04月 - 現在

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 地域在住精神障害者に対する日本語版SDO-OB尺度の信頼性・妥当性検証とその臨床展開
    胡 友恵, 四本かやの, 橋本健志
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2023年04月 - 2026年03月

  • 社会参加不適応状態の類型化および類型別社会参加リハビリテーション手法の開発
    四本 かやの, 橋本 健志, 胡 友恵
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2021年04月01日 - 2024年03月31日
    本研究の目的は、社会参加不適応による精神科受療者の中で,復学・復職等には至らず、休学・休職を継続する外来通院患者を対象として、彼らの社会不適応状態を国際生活機能分類(ICF)によって類型化し、社会参加を改善するリハビリテーション手法を開発することである。 令和3年度は、準備期間中に集積した事例についての情報整理や討議と、研究分担者・研究協力者の外来診療患者のうち、本研究の組み入れ適格基準を満たす新たな対象者のリクルートを実施した。第55回日本作業療法学会(令和3年9月WEB:ライブ&オンデマンド開催)において、「過敏性腸症候群を合併した復職困難事例に対する作業療法」を研究分担者・研究協力者と共に口述発表した。 具体的には、集積した事例の情報整理・収集については、研究分担者や大学院生らとICFの類型化を試みた。神戸大学附属図書館の検索端末を使用し、医中誌Web・PsycINFO・PubMed等のデータベースを検索し、情報収集を実施した。社会的不適応の中でも、身の回りのことは自立している引きこもり状態にある事例については、診療所外来および地域活動支援センターなど福祉領域における取組の事例報告は散見されるものの、その効果的支援策は未だ確立していない。 新たな研究参加者リクルートについては、新型コロナ感染症による外来患者受診控えにより、研究参加事例の確保が難しくなっている。さらに新型コロナ感染症の感染拡大予防措置による就労・就学形態の変化や退職・退学・解雇などにより、それぞれの社会参加形態が変化し、自殺者の増加などメンタルヘルス上の問題が推測される。単に休学・休職中の症例のみならず、精神神経科診療所等の受診の必要な者に対する早期のリハビリテーション手法の確立が重要であり、このような新たな対象の出現からも本研究における社会参加の改善のためのリハビリテーション手法の開発の意義は大きい。

研究シーズ

  • 長期入院統合失調症患者の生活機能改善に関する研究
    シーズカテゴリ:ライフサイエンス
    研究キーワード:長期入院, 統合失調症, 生活機能, ADL, IADL
    研究の背景と目的:日本の精神科病床には約30万人の患者が入院しており、そのうち20万人が継続して1年以上入院している「長期入院」患者です。その長期入院患者の半数以上が統合失調症患者であり、彼らの生活機能改善のための研究が求められています。
    研究内容:調査研究です。
  • 地域在住精神障害者に対するSDO-OB尺度日本版の開発
    シーズカテゴリ:ライフサイエンス
    研究キーワード:精神障害者, 作業満足度, 作業バランス, リハビリテーション, 評価尺度
    研究の背景と目的:目的:Mona Eklund, Elisabeth argentzellら(Sweden)によって開発された、地域在住精神障害者の「作業満足度と作業バランス」を評価するためのSatisfaction with Daily Occupations and Occupational Balance(SDO-OB)尺度の日本版を開発し、その信頼性・妥当性を検証することです。
    研究内容:方法  Step1:日本版の作成  Step2:信頼性・妥当性の検証