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中川 雅道
附属中等教育学校
その他

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(文学), 大阪大学
■ 研究キーワード
  • 臨床哲学
  • 哲学プラクティス
  • 子どものための哲学・こども哲学
■ 研究分野
  • 人文・社会 / 哲学、倫理学 / 子ども哲学 哲学プラクティス
■ 委員歴
  • 2022年08月 - 現在, Japanese Society for Philosophical Practice, 日本哲学プラクティス学会 編集委員
  • 2011年04月 - 現在, 日本哲学会, 哲学教育ワーキンググループ

研究活動情報

■ 論文
■ MISC
■ 書籍等出版物
  • 哲学対話と教育
    寺田, 俊郎, 中岡, 成文
    共著, 大阪大学出版会, 2021年02月, 日本語, ISBN: 9784872597271

  • これからの話し合いを考えよう (シリーズ 話し合い学をつくる 3)
    佐藤徹, 田中富雄, 岡本能里子, 服部圭子, 中川雅道, 杉岡秀紀, 宗田勝也, 佐野亘, 森本郁代, 香取一昭, 野村恭彦, 中村香苗, 村田和代
    共著, ひつじ書房, 2020年12月

  • ゼロからはじめる哲学対話 : 哲学プラクティス・ハンドブック
    河野, 哲也, 得居, 千照, 永井, 玲衣
    共著, ひつじ書房, 2020年10月, 日本語, ISBN: 9784823410321

  • 道徳教育のフロンティア
    伊藤, 良高, 冨江, 英俊, 大津, 尚志, 永野, 典詞, 冨田, 晴生, 中川雅道
    共著, 晃洋書房, 2019年, 日本語, ISBN: 9784771031920

  • 哲学する学校経営 : 「ポイント・図解」で学ぶ
    伊藤, 潔志, 中川雅道, 他
    共著, 教育情報出版, 2019年, 日本語, ISBN: 9784909378057

  • 哲学する保育原理
    伊藤, 潔志, 中川雅道, 他
    共著, 教育情報出版, 2018年, 日本語, ISBN: 9784909378002

  • 哲学する教育原理
    伊藤, 潔志, 中川雅道, 他
    共著, 保育出版社,教育情報出版 (販売), 2017年, 日本語, ISBN: 9784905493266

  • 子どもと倫理学 : 考え、議論する道徳のために
    Cam, Philip, 衛藤, 吉則, 柏葉, 武秀, 菊地, 建至, 中川, 雅道, 森, 秀樹, 桝形, 公也
    共訳, 萌書房, 2017年, 日本語, ISBN: 9784860651121

  • こころのナゾとき
    土屋, 陽介
    共著, 成美堂出版, 2016年, 日本語, ISBN: 9784415321233

  • 哲学者に会いにゆこう = Take a walk to see philosophers
    田中, さをり, 永井, 均, 木村, 敏, 風間, コレヒコ, 前邑, 恭之介, 中川, 雅道, 俵, 邦昭, 鬼頭, 秀一, 村上, 祐子
    共著, ナカニシヤ出版, 2016年, 日本語, ISBN: 9784779509926

  • 共に考える : 小学校の授業のための哲学的探求
    Cam, Philip, 桝形, 公也, 井谷, 信彦, 高井, 弘弥, 中川, 雅道, 宮澤, 是
    共訳, 萌書房, 2015年11月, 日本語, ISBN: 9784860650995

  • 探求の共同体 : 考えるための教室
    Lipman, Matthew, 河野, 哲也, 土屋, 陽介, 村瀬, 智之, 中川雅道
    共訳, 玉川大学出版部, 2014年, 日本語, ISBN: 9784472404887

  • 哲学カフェのつくりかた
    カフェフィロ, 鷲田, 清一, 中川雅道, 他
    共著, 大阪大学出版会, 2014年, 日本語, ISBN: 9784872594676

■ 講演・口頭発表等
  • 研修会(博士)
    中川雅道
    神戸大学附属中等教育学校 研修会, 2025年05月
    口頭発表(一般)

  • Short History of receiving p4c into Japanese School
    Masamichi Nakagawa
    2025兒童哲學的教與學國際工作坊, 2025年04月, 英語, 国立嘉義大学
    [招待有り]
    口頭発表(招待・特別)

  • p4cのために教材をつくる
    中川雅道
    会読という哲学対話―古くて新しい読書会の作り方―, 2024年12月, 大阪教育大学 みらい教育共創館

  • p4cのための教材をつくる
    中川雅道
    子どものための哲学ハワイスタイル in 日本&台湾 授業参観・シンポジウム, 2024年11月, 神戸大学附属中等教育学校シンポジウム.pdf, パスワードが無い

  • 子どものための哲学をもとにした学校教育を考える
    中川雅道
    日本哲学プラクティス学会, 2024年09月
    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • 問いかけて、問いただし、問いつづける
    中川雅道
    哲学プラクティス連絡会, 2024年09月
    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • 子どものための哲学をもとにした道徳教育の構築
    中川雅道
    日本道徳教育学会, 2024年06月

  • 『特別の教科 道徳』を検討する
    中川雅道, 髙宮正貴, 中野浩瑞, 剱仁美, 阿部ふく子
    日本哲学会 大会, 2024年05月

  • p4cのケア、愛、コミュニティ
    中川雅道
    哲学対話と当事者研究についての総括シンポジウム, 2023年09月

  • The power of caring in a community of inquiry
    MASAMICHI NAKAGAWA
    The International Council of Philosophical Inquiry with Children, 2022年08月, 英語
    口頭発表(一般)

  • 子どものための哲学の裏話 学校で対話の場を開くための、いくつかの工夫
    中川雅道
    広島県立五日市高等学校研究会, 2022年02月
    [招待有り]
    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • p4cとケアリング 授業研究会「特別の教科 道徳」
    中川雅道
    神戸大学附属中等教育学校授業研究会, 2022年02月
    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • テツトーク!:『哲学対話と教育』vol.3 〜教育現場で哲学するとは〜
    豊田光世, 寺田俊郎, 中川雅道
    カフェフィロ, 2022年01月
    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • 驚き wonder を分かち合うための哲学対話 〜「優しさ」と「ケアリング」の形を探る〜
    中川雅道
    多様な教育の博覧会 エデュコレOnline, 2022年01月
    [招待有り]
    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • 対話の倫理とは?
    中川雅道
    日本倫理学会主題別討議「倫理的思考と道徳教育」, 2021年10月

  • 対話は倫理的?
    中川雅道
    道徳教育Discussion 「考え、議論する道徳」について考え、議論する, 2021年08月

  • 哲学対話/子どもの哲学をやってみよう
    中川雅道
    未来の先生フォーラム2021, 2021年08月

  • 定時制高等学校の役割と可能性 ~哲学プラクティスの視点から~
    梶谷真司, 稲原美苗, 西山正三, 寺澤佐世, 中川雅道, 山方元, 赤井郁夫, 村瀬智之
    2021年08月

  • テツトーク!:『哲学対話と教育』vol.1〜学校での実践編〜
    寺田俊郎, 中川雅道, 藤本啓子, 辻明典
    2021年08月

  • 学校と教科書と教員と:本当に学校は教育的なのか?
    中川雅道
    日本学術会議 哲学・倫理学委員会, 2021年08月

  • 哲学対話とシティズンシップ教育 ―新しい道徳教育を目指して
    中川雅道
    日本道徳教育学会 第97回(令和3年度春季)大会, 2021年06月

  • 話題提供:学校組織の悩みから
    中川雅道
    第4回臨床哲学フォーラム, 2021年06月
    口頭発表(招待・特別)

  • 紙上討論はどのように哲学か?教材・書き言葉・論証
    中川雅道
    応用哲学会, 2021年05月
    口頭発表(一般)

  • 学校と教科書と教員と:本当に学校は教育的なのか?
    中川雅道, 上村幸
    日本哲学会、哲学教育ワークショップ「小中学校の特別な教科「道徳」の教科書と使い方を考える」, 2021年05月

  • 臨床哲学と不登校
    中川雅道
    オンライン・シンポジウム「不登校と哲学プラクティス」, 2021年01月
    口頭発表(一般)

  • 大学生のための学際的探究コミュニティの創成と対話実践
    稲原美苗, 津田英二, 中川雅道
    哲学プラクティス連絡会第6回大会, 2020年09月
    口頭発表(一般)

  • Uncovering Prejudices Towards People with Disabilities: philosophy for children Can Create a Diverse Community
    Masamichi Nakagawa
    Pacific Rim International Conference on Disability & Diversity, 2020年03月, 英語
    ポスター発表

  • 対話の促し
    中川雅道, 佐藤勇一
    立命館大学衣笠総合研究機構間文化現象学センター研究会, 2020年01月, 日本語
    口頭発表(一般)

  • 哲学の未来をつくる ー哲学プラクティスのこれまで、そしてこれからー
    河野哲也, 土屋陽介, 永井玲衣, 中川雅道, 間宮真介, 山本和則
    哲学プラクティス連絡会, 2017年10月
    [招待有り]
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • 創造性の教育:P4C と抽象画
    中川雅道, 桐畑詩織, 大畠麻子
    応用哲学会第九回年次研究大会, 2017年04月
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 子どもの哲学の理論研究
    土屋陽介, 中川雅道, 小川泰治
    哲学プラクティス連絡会, 2016年08月
    シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

  • 哲学対話とクリティカルシンキング
    中川雅道, 菊地建至, 鈴木真奈
    日本哲学会第75回大会, 2016年05月
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • 子ども・哲学・倫理学
    中川雅道, 金澤正治, 辻村修一
    関西倫理学会シンポジウム, 2015年11月

  • 「学校」をめぐる哲学対話
    中川雅道, 綿内真由美, 村瀬智之
    東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP) 上廣共生哲学寄付研究部門 L3 プロジェクト「Philosophy for Everyone(哲学をすべての人に)」, 2014年06月
    [招待有り]
    シンポジウム・ワークショップパネル(指名)

  • アナロジーによる問いの連鎖とその治療──ウィトゲンシュタイン『青色本』から
    中川雅道
    関西倫理学会, 2010年11月

■ 所属学協会
  • International Council of Philosophical Inquiry with Children
    2020年04月 - 現在

  • Pacific Rim International Conference on Disability & Diversity
    2019年04月 - 現在

  • 日本哲学プラクティス学会
    2018年04月 - 現在

  • 道徳教育方法学会
    2011年04月 - 現在

  • 道徳教育学会
    2011年04月 - 現在

  • 日本哲学会
    2011年04月 - 現在

  • 応用哲学会
    2009年04月 - 現在

  • 関西倫理学会
    2009年04月 - 現在

■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 子どものための哲学をもとにした学校教育の構築 ──評価を中核として
    中川 雅道
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 若手研究, 神戸大学, 2024年04月 - 2029年03月

  • 哲学対話を啓く漢文教材の開発と活用に関する実践的研究
    小路口 真理美, 中川 雅道, 太田 亨, 仲矢 史雄
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 大阪教育大学, 2024年04月01日 - 2027年03月31日

  • 哲学プラクティスと当事者研究の融合:マイノリティ当事者のための対話と支援の考察
    稲原 美苗, 松岡 広路, 津田 英二, 梶谷 真司, 高橋 綾, 池田 喬, 本間 直樹, 村山 留美子
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 神戸大学, 2019年04月 - 2024年03月, 研究分担者
    2021年度の本研究は、昨年度同様、新型コロナウィルス感染拡大の影響に伴い、計画通りに研究を進められなかった。多くの実践や学会報告がオンラインでの開催となったが、対面で行った実践も出てきた。研究代表者と研究分担者たちは試行錯誤をしながら、それぞれの研究実践を続けた。2021年度、本研究は主に6つの対話実践・研究を遂行した。
    ①大学生のための実践型教育プログラムにおける哲学カフェのフィールドワークとその考察、②定時制高等学校と哲学プラクティスをテーマにしたシンポジウムの開催、③自分らしさを超える!ヘッドドレスワークショップの開催、④〈哲学×デザイン〉プロジェクトのイベント計8回開催、⑤大船渡ESDプロジェクト3月訪問隊の対話実践、⑥日本現象学・社会学会でのシンポジウム企画・運営
    稲原と三井(村山を専門家として迎えた回もあった)は①を行い、その実践報告を日本哲学プラクティス学会第3回大会で発表した。この活動では、学生たちも一緒に、ジェンダー問題、マイノリティに関する課題などをテーマに選んで、企画・運営している。②に関しては、梶谷、稲原、中川が企画・運営を行った。4名のゲストを招いて定時制高校での対話の活用や学校外の居場所作りでの実践報告をしていただいた。③のイベントは、高橋とほんまが関わり、ヴィヴィアン佐藤氏を招いて釜ヶ崎と生野で2回ワークショップを開催した。このワークシップでは当事者が自分を表現することを重視した。④は梶谷が長年続けているプロジェクトだが、2021年度は本研究との関わりを重視し、マイノリティや当事者、コミュニティというキーワードを掲げて多くのイベントを開催した。⑤は松岡が長年続けてきた被災地(岩手県大船渡市赤崎地区)でボランティア実践を行うというプログラムである。2022年3月の訪問中に住民との対話イベントを2度開催した。⑥では池田と稲原が企画・運営を行った。

  • 哲学資源としての漢文教材および学び方の開発に関する基礎的研究
    小路口 真理美, 中川 雅道, 鶴成 久章, 小路口 聡
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 大阪教育大学, 2020年04月01日 - 2023年03月31日
    本研究では、漢文教材を、訓詁考証学・書誌学などの古典学を踏まえた上で、歴史主義の視点を考慮しながら、一つの「哲学資源」という観点から捉え直し、更には、その学習に最も適した「会読」(学派によっては「講学」)を、子ども哲学(p4c)という現代的対話型学習を検証に軸に置きながら、アクティブラーニングとして再構築するという、これまでにない新たな、深い、探究的な学びを可能にする漢文教育モデルを提案することを目的としている。教材開発については、共同研究者で、まず、「哲学資源」たりうる漢文資料の条件を、論理的な特性を備えた文体で、書かれた当時の価値観を示しつつ、かつ、その本質的な問いかけに端を発するものとし、それぞれの専門分野で選出した。同時に、目指す会読的な、すなわち、対話型授業が成立するためには、生徒・学生が、漢文資料の問いに気づき、社会的・歴史的・言語的・民族的・個人史的などの観点から解析し、より包括的なテーマ(問題領域)を設定し、探究の中で、問いが変容するという過程が創出されなければならない。この二つの条件を満たす教材として、『論語』『孟子』『老子』、『列女伝』『説苑』などから、適合する章段を選び出し、可能な限り、高等学校の協力を得て授業実践を試みた。高校からも、「言語文化」「古典探究」における漢文の授業づくり、カリキュラム開発に関する相談は多く寄せられたが、コロナ禍のため、学校へ出向いての対面授業はできず、オンライン授業に留まった。従って、我々の提案の妥当性を検証するには、実践の量が不十分であった。 しかし、漢文教材の研究に対する新たな視点を求める声に応えて、出版社や、webマガジンのHPを発表の場として活用し、オンラインであっても、講演などにも積極的に参加した。また、ハワイ大学のp4cに係る研修にも参加し、研究者間で共有している。

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