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田中 真一大学院人文学研究科 社会動態専攻教授
研究者基本情報
■ 学位■ 研究キーワード
■ 研究分野
■ 委員歴
- 2025年04月 - 現在, 日本音韻論学会, 副会長
- 2025年04月 - 現在, 日本音声学会, 企画委員長
- 2024年04月 - 現在, 日本言語学会, 評議員
- 2024年04月 - 現在, 日本言語学会, 学会賞選考委員
- 2022年04月 - 現在, 日本音声学会, 理事
- 2016年04月 - 現在, 日本音声学会, 評議員
- 2012年04月 - 現在, 関西言語学会, 運営委員
- 2022年04月 - 2025年03月, 日本音声学会, 音声学普及委員長
- 2021年10月 - 2023年09月, 日本言語学会, 夏期講座委員長
- 2018年04月 - 2023年09月, 日本言語学会, 夏期講座委員
- 2013年04月 - 2023年06月, 関西言語学会, 大会委員
- 2019年04月 - 2023年03月, 日本音韻論学会, 理事
- 2019年04月 - 2022年03月, 日本音声学会, 企画委員
- 2019年04月 - 2022年03月, 日本音声学会, 音声学普及委員（委員長代理）
- 2019年10月 - 2021年09月, 日本言語学会, 夏期講座実行委員長
- 2013年04月 - 2017年03月, 日本音韻論学会, 理事
- 2013年04月 - 2016年03月, 日本音声学会, 企画委員（委員長代理）
- 2015年04月 - 2015年10月, 日本音声学会, 全国大会実行委員
- 2009年04月 - 2013年03月, 日本音韻論学会, 事務局長
- 2006年04月 - 2009年03月, 日本音韻論学会, 事務局員
- 2004年04月 - 2006年03月, 日本音声学会, 庶務委員
- 2004年 - 2004年, 日本言語学会, 夏期講座実行委員
研究活動情報
■ 論文- 2024年06月, KLS Selected Papers, (6) (6), 17 - 30, 日本語チャハルモンゴル語における声援のテキストセッティング：最適性理論による分析[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2023年03月, 音韻研究, (26) (26), 23 - 30, 日本語チャハルモンゴル語定型歌「ホルボー」の テキストセッティングと音韻・形態制約[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2022年02月, プロソディー研究の新展開, 21 - 44, 日本語日本語のテキストセッティングと音韻制約[招待有り]
- 2021年11月, 都田青子・田中真一（編）『音声学・音韻論と言語学諸分野とのインターフェイス』, 日本語「燃えよドラゴンズ！」の音韻論と形態論：テキストセッティングと言語学とのインターフェイス[査読有り][招待有り]論文集(書籍)内論文
- 2021年04月, レキシコン研究の現代的課題, 185 - 204, 日本語名古屋方言疑問文の音調とピッチ変更[査読有り][招待有り]論文集(書籍)内論文
- 2019年11月, 言語におけるインターフェイス, 58 - 70, 日本語特殊モーラ階層の二面性：外来語アクセントにおける位置算定と音節量決定[査読有り][招待有り]研究論文（学術雑誌）
- 2019年06月, Proceedings of AMP 2018 (Annual Meeting of Phonology), 英語, 国際誌, 国際共著している[査読有り][招待有り]研究論文（学術雑誌）
- 神戸大学人文学研究科言語学研究室, 2018年03月, 神戸言語学論叢 = Kobe papers in linguistics, 11, 75 - 86, 日本語母音長受入の非対称性と Alignment 制約 : 最適性理論にもとづくイタリア語由来の借用語の分析[査読有り]
- 開拓社, 2017年11月, 現代言語理論の最前線, 128 - 146, 日本語[査読有り][招待有り]研究論文（学術雑誌）
- Oxford University Press, 2017年04月, The Phonetics and Phonology of geminate consonants, 321 - 339, 英語[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 開拓社, 2017年03月, 音韻研究の新展開：窪薗晴夫教授還暦記念論文集, 342 - 356, 日本語研究論文（学術雑誌）
- 2017年03月, Research Paper: Kobe University Academic Research and Education Forum in Indonesia, 58 - 62, 英語Phonological structure and loanword adaptation: a case study from Japanese[招待有り]研究論文（その他学術会議資料等）
- 日本言語学会, 2016年12月, 日本言語学会第153回大会予稿集, 日本語イタリア語由来の借用語における母音長の受け入れと位置の非対称性[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 開拓社, 2016年09月, 現代音韻論の動向：日本音韻論学会20周年記念論文集, 84 - 87, 日本語研究論文（学術雑誌）
- 神戸大学, 2016年03月, 神戸言語学論叢, (10) (10), 37 - 50, 日本語[査読有り]
- 明治書院, 2016年02月, 日本語学, 35(2) (2), 14 - 24, 日本語音声の意識と法則 (特集 ことばの意識を育てる)[招待有り]
- 開拓社, 2015年11月, 現代の形態論と音声学・音韻論の視点と論点, 192 - 211, 日本語リズム定型における韻律要素の調整: 日本語・イタリア語の定型詩と歌謡の分析[査読有り][招待有り]研究論文（学術雑誌）
- International Conference on Practical Linguistics of Japanese (ICPLJ), 2014年03月, Conference Handbook of the 8th International Conference on Practical Linguistics of Japanese (ICPLJ8), 85 - 88, 日本語大阪方言における特殊モーラへのアクセント回避と音韻構造[査読有り]研究論文（国際会議プロシーディングス）
- 日本言語学会, 2013年12月, 日本言語学会第147回大会予稿集, 50 - 55, 日本語大阪方言における外来語アクセントの変化[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- J &C出版（韓国）, 2013年05月, 韓美卿 編 『音声・音韻』（日本語学・日本語教育2）, 73 - 89(韓国語), 281-293(日本語), 日本語平板アクセントと言語構造[査読有り][招待有り]研究論文（学術雑誌）
- International Conference on Sung Verse, 2012年02月, International Conference on Sung Verse 2012, 英語Syllable neutralization in Japanese Senryu poems[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- International Conference on Phonetics and Phonology（ICPP), 2011年12月, International Conference on Phonetics and Phonology 2011（ICPP2011), 英語Syllable weight, word length and compound accentuation in Japanese[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- International Conference on Practical Linguistics of Japanese (ICPLJ), 2011年03月, Conference Handbook of the 7th International Conference on Practical Linguistics of Japanese (ICPLJ7), 58 - 59, 日本語第一バイオリン、ソプラノリコーダーと鍵盤ハーモニカのアクセント：複合語アクセントにおける単語長と音節量の関係[査読有り]研究論文（国際会議プロシーディングス）
- 2011年01月, International Workshop on Geminate Consonants 2011 (GemCon2011), 日本語イタリア語の二重子音に対する日本語話者の促音知覚研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 2010年06月, Proceedings of SICOL 2010.(Seoul International Conference on Linguistics) Korea University, 英語Sonority and syllable weight in Japanese[査読有り][招待有り]
- 日本言語学会, 2009年06月, 日本言語学会第138回大会予稿集, 214 - 219, 日本語大阪方言外来語のアクセントと式について[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 関西言語学会, 2009年06月, KLS（関西言語学会誌）, (29) (29), 344 - 347, 日本語外来語の促音[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 日本音声学会, 2008年09月, 日本音声学会第22回全国大会予稿集, 61 - 66, 日本語研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 日本音声学会, 2008年09月, 日本音声学会第22回全国大会予稿集, 113-118, 日本語イタリア語の二重子音・単子音に対する促音知覚[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 明治書院, 2008年04月, 日本語学, 27(4) (4), 18 - 28, 日本語言語の韻律構造と歌のリズム・メロディー (特集 ことばと音楽)[招待有り]
- 日本語研究国際学会, 2008年03月, Proceedings of Linguistics of Kango, 53 - 55, 日本語大阪方言漢語式保存と音韻・形態構造[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 神戸大学, 2007年12月, 神戸言語学論叢, (5) (5), 207 - 216, 日本語[査読有り]
- ひつじ書房, 2007年07月, レキシコンフォーラム, (3) (3), 33 - 65, 日本語日本語の音節量とソノリティー階層--外来語・複合語アクセントからの証拠 (特集 日本語のレキシコンと音韻構造)[査読有り][招待有り]
- 日本言語学会, 2007年06月, 日本言語学会第134回大会予稿集, 252 - 257, 日本語イタリア語の重子音と促音形成：位置と種類に着目して[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 関西言語学会, 2007年06月, KLS（関西言語学会誌）, (27) (27), 291 - 305, 日本語アクセント研究の諸相[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 日本音声学会, 2006年09月, 日本音声学会第20回全国大会予稿集, 105 - 110, 日本語[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 2004年11月, BATJ Journal (British Association for Teaching Japanese as a Foreign Language), (5) (5), 48 - 51, 日本語初中級文型とイントネーション教育：否定文型のフォーカス[査読有り][招待有り]研究論文（学術雑誌）
- British Association for Teaching Japanese as a Second Language, 2004年09月, BATJ Journal, 5, 48 - 50, 日本語初中級文型とイントネーション教育：否定文型のフォーカス[招待有り]研究論文（学術雑誌）
- 関西言語学会（KLS）, 2003年10月, 関西言語学会第28回大会, 日本語現代川柳と日本語の韻律単位：『平成サラリーマン川柳』の分析[招待有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 2003年07月, 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES, 50(1) (1), 256 - 261, 日本語研究論文（大学，研究機関等紀要）
- 日本音韻論学会, 2002年11月, 日本音韻論学会秋期研究大会, 日本語無意味語における文字情報とアクセント[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 日本言語学会, 2002年11月, 日本言語学会第125回大会予稿集, 50 - 55, 日本語日本語における短縮語形成とアクセント[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 開拓社, 2002年, 音韻研究, (5) (5), 105 - 112, 日本語「新」・「旧」の意味論と音韻論
- 長崎総合科学大学図書刊行委員会, 2001年12月, 長崎総合科学大学紀要, 42(1) (1), 203 - 210漢語接頭辞「旧」と「新」:その意味論と音韻論
- 日本音声学会, 2000年10月, 日本音声学会第14回全国大会予稿集, 153 - 158, 日本語日本歌謡曲におけるリズムの変遷[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 長崎総合科学大学図書刊行委員会, 2000年09月, 長崎総合科学大学紀要, 41(1) (1), 29 - 43, 日本語トリックとドリンクのアクセント構造
- 日本言語学会, 1999年11月, 日本言語学会第119回大会予稿集, 285 - 290, 日本語20世紀歌謡におけるリズムの変遷[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- くろしお出版, 1999年04月, 音声文法研究会編『文法と音声』, (2) (2), 261 - 290, 日本語日本語の音節と４拍のテンプレート－川柳とプロ野球声援における「字余り」の分析－[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 日本音声学会, 1998年09月, 日本音声学会第12回全国大会予稿集, 91-96, 日本語四次元ポケットと猫型ロボットのアクセント：促音がアクセントに及ぼす影響[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 日本言語学会, 1998年06月, 日本言語学会第116回大会予稿集, 10 - 15, 日本語川柳とプロ野球声援における「字余り」と音節[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- It is well known that sonority is a major factor in determining the peaks and margins of the syllables in many languages. Recent studies report several languages in which the word accent (stress) is driven by the relative sonority of vowels. The present paper analyzes the interaction between compound accentuation and syllable structure in Tokyo Japanese and proposes that the relative sonority of vowels plays an important role in determining the position on which the accent falls. It is suggested, however, that sonority plays little or no role in foot formation.日本音声学会, 1998年04月, 音声研究, 2(1) (1), 50 - 62, 日本語[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 開拓社, 1998年, 音韻研究, (1) (1), 115 - 122, 日本語フット内部における「きこえ」の相対的関係とアクセントのゆれ--形態素境界に着目して
- 日本音声学会, 1997年09月, 日本音声学会第11回全国大会予稿集, 29-34, 日本語紋白蝶と背赤後家蜘蛛のアクセント[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 開拓社, 1996年11月, 音韻論研究会編『音韻研究－理論と実践』, 83 - 88, 日本語研究論文（学術雑誌）
- 日本音声学会, 1996年10月, 日本音声学会第10回全国大会予稿集, 95 - 100, 日本語音節構造と外来語の複合語アクセント[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 大阪外国語大学 日本語講座, 1995年11月, 日本語・日本文化研究, (5) (5), 59 - 68, 日本語音節構造から見たカタカナ無意味語と外来語のアクセント研究論文（学術雑誌）
- 日本音声学会, 1995年09月, 日本音声学会第9回全国大会予稿集, 106 - 111, 日本語無意味語を材料とした外来語のアクセント：音節構造と母音のきこえ度に着目して[査読有り]研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
- 大阪外国語大学大学院研究室, 1994年11月, STUDIUM, (22) (22), 49 - 59, 日本語日本語複合語におけるアクセントのゆれについて研究論文（学術雑誌）
- ISCA, 1994年09月, The 3rd International Conference on Spoken Language Processing, ICSLP 1994, Yokohama, Japan, September 18-22, 1994[査読有り]
- International Conference on Spoken Language Processing, 1994年09月, Proceedings of ICSLP 94, 315 - 318, 英語[査読有り]研究論文（国際会議プロシーディングス）
- 2023年03月, 人文学を解き放つ, 81 - 86, 日本語「見えない法則」を見いだす喜び[招待有り]記事・総説・解説・論説等（商業誌、新聞、ウェブメディア）
- 日本音声学会, 2008年, 音声研究, 12(3) (3), 110 - 111, 日本語A8. イタリア語の二重子音・単子音に対する促音知覚(研究発表,日本音声学会2008年度(第22回)全国大会発表要旨)
- 日本音声学会, 2006年12月30日, 音声研究, 10(3) (3), 104 - 105, 日本語B4. 「あるよ」「ないよ」が「非難・不満の答え」に聞こえるイントネーション : 広東語を母語とする日本語学習者による発話の分析(研究発表,日本音声学会創立80周年記念式典・第20回全国大会発表要旨)
- 平成15年度科研基盤研究成果報告書（代表：窪薗晴夫）, 2004年03月, プロソディーの普遍性と個別性に関する研究, (2) (2), 64 - 75., 日本語特殊モーラ階層の二面性とアクセント：外来語アクセントにおける長音と撥音のふるまい会議報告等
- 平成11～13年度科研基盤研究成果報告書（代表：日比谷潤子）, 2002年03月, 現代日本語の音声・語彙・意味・文法・談話における変異と日本語教育, 33 - 42, 日本語日本語・イタリア語における親族名称の性と母音会議報告等
- 漢語接頭辞「旧」と「新」:その意味論と音韻論The present paper discusses the interaction between the semantic properties and the pitch patterns in prefixation in Tokyo Japanese, with particular reference to the Sino-Japanese prefixes kyuu- 'old' and shin- 'new'. In nominal compounding in Tokyo Japanese (N1+N2→〉N₁N₂), as is well known, the second element (N₂) determines the accent pattern of the entire word (N₁N₂). In prefixation, on the other hand, this rule does not always apply. Some [prefix + noun] structures involving kyuu- or some other prefixes do not follow the rule, showing exceptional accent patterns. Analyzing 203 examples, we demonstrate that the exceptional accent patterns pertaining to those prefixed nouns are motivated by the semantic properties of the prefixes and the base nouns. It is also claimed that the prefixed nouns are similar to noun phrases in certain respects, and that especially the structure [kyuu- +noun] has both word-like and phrase-like phonological properties.長崎総合科学大学図書刊行委員会, 2001年12月, 長崎総合科学大学紀要, 42(1) (1), 203 - 210, 日本語
- 分担執筆, 第2章「日本語のテキストセッティングと音韻制約」, 開拓社, 2022年02月, ISBN: 4758923639プロソディー研究の新展開
- 共編者(共編著者), 監修、編集、第２章「『燃えよドラゴンズ！』の音韻論と形態論：テキストセッティングと言語学とのインターフェイス」, 開拓社, 2021年11月, 日本語, ISBN: 4758913579音声学・音韻論と言語学諸分野とのインターフェイス (言語のインターフェイス・分野別シリーズ 第2巻)
- 分担執筆, 「名古屋方言疑問文の音調とピッチ変更」, くろしお出版, 2021年05月, 日本語, ISBN: 4874248608レキシコン研究の現代的課題
- 分担執筆, 「母音」「子音」「音節」「イントネーション」「音声学」「音素・音声」「有声音・無声音」ほか、全10項目, 三省堂, 2020年05月, 日本語, ISBN: 4385135800明解日本語学辞典
- 編集, 開拓社, 2019年12月, 日本語, ISBN: 4758922799言語におけるインターフェイス
- 共編者(共編著者), 開拓社, 2017年11月, ISBN: 4758918244現代言語理論の最前線 (開拓社叢書29)
- Ch.13. The relation between L2 perception and L1 phonology in Japanese loanwords: An analysis of geminates in loanwords from Italian, Oxford Univ Pr, 2017年06月, 英語, ISBN: 0198754930The Phonetics and Phonology of Geminate Consonants (Oxford Studies in Phonology and Phonetics)
- 共編者(共編著者), 編者・著者（第20章）, 開拓社, 2017年03月, ISBN: 4758922373音韻研究の新展開: 窪薗晴夫教授還暦記念論文集
- 分担執筆, 開拓社, 2016年09月, ISBN: 4758922292現代音韻論の動向: 日本音韻論学会20周年記念論文集
- 共編者(共編著者), 開拓社, 2015年11月, ISBN: 4758918201現代の形態論と音声学・音韻論の視点と論点 (開拓社叢書25)
- 分担執筆, 平板アクセントと言語構造, J&C Publishing （韓国）, 2013年05月, ISBN: 9788956689524音韻・音声（日本語学・日本語教育学２）
- 共著, 第4章, くろしお出版, 2010年09月, ISBN: 4874244939漢語の言語学
- 単著, くろしお出版, 2008年12月, ISBN: 4874243886リズム・アクセントの「ゆれ」と音韻・形態構造
- 分担執筆, 冬弓舎, 2006年02月, 日本語, ISBN: 4925220179知の贈りもの―文系の基礎知識 (神戸女学院大学総文叢書)
- 冬弓舎, 2005年01月, 日本語, ISBN: 4925220128
- 冬弓舎, 2002年12月, ISBN: 492522008X知の贈りもの―文系の基礎知識 (神戸女学院大学総文叢書 (1))
- 共著, 第２ー４章, くろしお出版, 1999年10月, ISBN: 487424176X日本語の発音教室―理論と練習
- 共著, 音源録音, くろしお出版, 1999年10月, 日本語, ISBN: 4874241808
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2025年07月, 日本語埋め込み疑問文解釈における統語・意味構造と音調との関係：関西・名古屋・佐賀中央方言の対照口頭発表（一般）
- 5th International Symposium on Monolingual and Bilingual Speech, 2025年06月, 英語The influence of native language on responses to negative polar interrogatives in second language acquisition: the cases of Korean, Italian and French learners of Japanese口頭発表（一般）
- 西安交通リバプール大学 日本語・日本語教育セミナー, 2025年05月, 日本語日本語の発音指導と音声学・音韻論[招待有り]公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 西安交通リバプール大学 講演会, 2025年05月, 日本語日本語の発音教室： 音声学・音韻論の観点から[招待有り]公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 第20回音韻論フェスタ, 2025年03月, 日本語ズージャ語形成と音韻・形態構造口頭発表（一般）
- 関西言語学会（KLS）第48回大会, 2023年06月, 日本語チャハルモンゴル語の声援 におけるテキストセッティング口頭発表（一般）
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2023年04月, 日本語日本語2ビート声援のAlignmentについて：最適性理論による分析口頭発表（一般）
- Oxford-Kobe Linguistics Symposium, 2023年03月, 英語XX Gambare: The phonological structure of Japanese two-beat chants口頭発表（招待・特別）
- 島津製作所講演会, 2023年03月, 日本語音韻研究と日本学・日本語教育[招待有り]公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- Kobe-Oxford 言語学コロキウム・日本語研究の最前線3, 2022年08月, 日本語名古屋方言の疑問詞・不定語を含む文の音調について口頭発表（一般）
- 日本音韻論学会春期研究発表大会, 2022年06月, 日本語チャハルモンゴル語「ホルボー」のテキストセッティングと音韻制約口頭発表（一般）
- Kobe-NINJAL言語学コロキウム・日本語研究の最前線2, 2022年03月, 日本語日英語声援のテキストセッティングと韻律構造口頭発表（一般）
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2022年02月, 日本語チャハルモンゴル語定型歌 「ホルボー」のテキストセッティング と音韻・形態構造口頭発表（一般）
- Prosody and Grammar Festa 6（国立国語研究所・神戸大学）, 2022年01月, 日本語声援・呼びかけ・宣⾔の テキストセッティングと韻律要素口頭発表（一般）
- 東京都立大学学術講演会, 2021年03月, 日本語日本語を中心としたテキストセッティングの諸相[招待有り]公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- Prosody and Grammar Festa 5, 2021年02月, 英語Text-setting in Russian football chantsポスター発表
- 国立国語研究所プロジェクト「対照言語学の観点から見た日本語の音声と文法」研究会, 2020年11月, 日本語日本語におけるテキストセッティング と音韻構造
- 第34回日本音声学会全国大会, 2020年09月, 日本語韓国語母語話者の日本語発話における 2音節語の生成 : C-JASとI-JASを用いた分析口頭発表（一般）
- 中国・常州工学院講演会, 2020年09月, 日本語日本語の発音と音韻論：学習から学問へ[招待有り]公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- Prosody and Grammar Festa 4（国立国語研究所）, 2020年02月, 日本語名古屋方言における疑問文の音調と言語構造[招待有り]口頭発表（一般）
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2019年09月, 日本語, 国内会議韓国語母語話者の日本語発話におけるリズムの誤用と生起環境：C-JASを用いた分析口頭発表（一般）
- 関西音韻論研究会（PAIK）25周年記念大会, 2019年04月, 日本語, 国内会議非流暢性発話の生起とアクセントとの関係：愛知・岐阜方言話者を対象として口頭発表（一般）
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2019年02月, 日本語, 国内会議イタリア語由来の借用語における重音節受入の非対称性とアクセント計算口頭発表（一般）
- 東京音韻論研究会（TCP）, 2018年12月, 日本語, 国内会議借用語音韻論と韻律構造: 日・英・伊語間の対照[招待有り]公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- ICPP 2018 (International Conference on Phonetics and Phonology), 2018年10月, 英語, 国際会議Word Formation and Accentuation of English Suffixes in Japaneseポスター発表
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2017年07月, 日本語, 神戸大学, 国内会議大阪方言における外来語アクセントと言語構造口頭発表（一般）
- 日本言語学会第153回大会, 2016年12月, 日本語, 日本言語学会, 福岡大学, 国内会議イタリア語由来の借用語における母音長受け入れと位置の非対称性口頭発表（一般）
- 活水女子大学公開講座, 2016年11月, 日本語, 活水女子大学, 国内会議日本語諸方言のアクセント法則と言語構造公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- MACC夏季研修大会, 2016年07月, 日本語, 神戸市産業振興センター, 国内会議日本語音声の法則とその教育公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2016年05月, 日本語, 神戸大学, 国内会議日本語・イタリア語の借用語における韻律構造の受け入れ口頭発表（一般）
- 第136回比較民俗研究会, 2016年04月, 日本語, 神奈川大学, 国内会議言語文化と音韻論：資料・フィールド調査にもとづく言語音声の分析と法則化口頭発表（一般）
- 頭脳循環プログラム総括シンポジウム, 2016年03月, 日本語, 神戸大学, 国内会議借用語音韻論と見立て：イタリア語・日本語における借用語の受け入れ口頭発表（一般）
- ヴェネツィア大学日本研究会, 2015年12月, 日本語, University Ca’ Foscari of Venice, 国際会議Loanword phonology and mitate: the adaptation of prosody in Italian and Japanese loanwords口頭発表（一般）
- ヴェネツィア大学日本研究会（頭脳循環プログラム）, 2015年12月, 日本語, University Ca’ Foscari of Venice, 国際会議Loanword phonology and mitate: the adaptation of prosody in Italian and Japanese loanwords口頭発表（一般）
- 神戸大学ブリュッセル･ワークショップ（日本研究の新たな可能性を求めて Part II）, 2015年11月, 日本語, 神戸大学ブリュッセルオフィス（ベルギー）, 国際会議Loanword adaptation in Italian and Japanese: from the perspective of Mitate口頭発表（一般）
- GemCon 2015: ICPhS 2015 (International Congress of Phonetic Science 2015), 2015年08月, 英語, Scottish Exhibition and Conference Centre, Glasgow., 国際会議The adaptation of Italian geminates and vowels in Japanese: its relation to perceptionポスター発表
- 第1回日本語言語学研究会, 2015年08月, 日本語, オックスフォード大学日本語研究センター, 国際会議Gemination and Accent in Japanese loanwords from Italian: Mitate in loanword phonology口頭発表（一般）
- 日本音韻論学会春期研究発表会, 2015年06月, 日本語特殊モーラへのアクセント回避と位置算定：大阪方言複合語アクセントの分析口頭発表（一般）
- 日本音声学会公開講座, 2014年11月, 日本語, 神戸大学, 国内会議音声学とはどんな学問か公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- The 8th International Conference on Practical Linguistics of Japanese (ICPLJ8), 2014年03月, 英語, National Institute for Japanese Language, 国内会議大阪方言における特殊モーラへのアクセント回避と音韻構造ポスター発表
- The 3rd International Conference on Phonetics and Phonology (ICPP3), 2013年12月, 英語, National Institute for Japanese Language, 国際会議Tonal change of loanwords in Osaka Japaneseポスター発表
- International Conference on Sung Verse, 2013年02月, 英語, University of Rome (Sapienza), 国際会議Syllable neutralization in Japanese Senryu poems口頭発表（一般）
- 日本語研究国際学会2011年例会, 2012年05月, 日本語, ボルドー第３大学（フランス）, 国際会議新語形成と音韻・形態構造口頭発表（招待・特別）
- International Conference on Sung Verse, 2012年02月, 英語, University Sapienza of Rome, 国際会議Syllable neutralization in Japanese Senryu poems口頭発表（一般）
- International Conference on Phonetics and Phonology 2011, 2011年12月, 英語, Kyoto University, 国際会議Syllable weight, word length and compound accentuation in Japanese口頭発表（一般）
- 日本語研究国際学会2011年例会, 2011年05月, 日本語, ボルドー第3大学（フランス）, 国際会議新語形成と音韻・形態構造[招待有り]口頭発表（招待・特別）
- 広東外語外貿大学東方語言学院講演会, 2010年09月, 日本語, 広東外語外貿大学, 国際会議諸言語から見た日本語音声の法則公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- Seoul International Conference on Linguistics 2010, 2010年06月, 英語, Korea University, 国際会議Sonority and syllable weight in Japanese[招待有り]口頭発表（招待・特別）
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2009年12月, 日本語イタリア語の二重子音に対する日本語話者・学習者の促音知覚
- 関西音韻論研究会（PAIK）, 2008年03月, 日本語大阪方言における式保存：漢語の音韻・形態構造に着目して口頭発表（一般）
- 音声研究, 2008年, 日本語A8. イタリア語の二重子音・単子音に対する促音知覚(研究発表,日本音声学会2008年度(第22回)全国大会発表要旨)
- 音韻論フォーラム2007, 2007年08月, 日本語, 札幌学院大学, 国内会議日本語におけるリズム ・アクセントの「ゆれ」 と音韻・形態構造公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 2007年07月, 日本語イタリア語からの外来語に見られる促音口頭発表（一般）
- 音声研究, 2006年, 日本語B4. 「あるよ」「ないよ」が「非難・不満の答え」に聞こえるイントネーション : 広東語を母語とする日本語学習者による発話の分析(研究発表,日本音声学会創立80周年記念式典・第20回全国大会発表要旨)
- 英国日本語教育学会, 2003年05月, 日本語, ロンドン大学ロイヤルホロウェー校, 国際会議文型とイントネーション教育[招待有り]口頭発表（招待・特別）
- 広東外語外貿大学東方語言学院講演会, 2002年09月, 日本語, 広東外語外貿大学, 国内会議日本語のリズムについて公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 『日本語の発音教室』出版記念講演会（主催：凡人社 後援：くろしお出版）, 1999年11月, 日本語, 大阪テラ言語学院, 国内会議発音をどう学びどう教えるか: 『日本語の発音教室』の活用法公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- International Conference on Spoken Language Processing 1994, 1994年09月, 英語, Pacifico Yokohama, 国際会議Some Remarks on the Compound Accent Rule in Japaneseポスター発表
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 挑戦的研究(萌芽), 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 2024年06月 - 2026年03月, 研究分担者言語と音楽のインターフェース：テキストセッティングに関する学際的対照言語学的研究
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 神戸大学, 2021年04月 - 2026年03月疑問詞文のプロソディーに関する音声学・言語学の融合的・実証的研究本研究は、疑問詞を含む文を音声学・言語学の各部門から詳細に検討し、これらのインターフェイスを通して、音調と言語構造との関係を総合的に解明する試みである。疑問詞疑問文を一方では真偽疑問文、他方では修辞疑問文と比較し、さらに疑問詞埋込文も対象としながら、音調に異同の生じるメカニズムを詳細に分析する。東ユーラシアの異なる類型に属する諸言語（ベトナム・中国・韓国・モンゴル）、そして、日本語の異なるアクセント分類に属する諸方言（東京・名古屋・大阪・佐賀・鹿児島）を可能な限り統一した条件で対照し、知覚実験を交えながら実証的に解明する。上記を通して、音調の研究の進んでいない言語・方言から新たな知見を得るとともに、対照言語学・類型論の領域においても貢献することを目的とする。 これらの目的を達成するため、（A)言語理論分析、（B)音響・知覚・統計分析の班を配置し、全員が研究を遂行した。さらに、もう一つの軸として、(C) 東ユーラシア言語班、(D) 日本語諸方言班を、それぞれ地理的連続性とともに類型論・アクセント分布的にバランスよく配置し、それぞれが研究を遂行した。さらに、(E)日本語を目標言語（L2）とする日本語学習者のプロソディーにも焦点を当て、研究を遂行した。 論文、研究発表、図書等、バランスよく、成果をあげることができた。また、本研究課題により、今年度は複数の研究イベントを開催した。オックスフォード大学との国際研究イベントを、神戸大学とオックスフォード大学でそれぞれ１回ずつ（計２回）開催した。また、日本音声学会主催の音声学セミナーを共催することにより、日本語プロソディーの重要な情報を得る機会を持った。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽), 挑戦的研究(萌芽), 神戸大学, 2020年07月 - 2025年03月, 研究代表者音楽学・民俗学とのインターフェイスを目指した新旧口承文化の実証言語学的研究２年目にあたる令和３年度は、前年令和２年度からの課題である、現代口承文化のテキストセッティングと音韻・形態構造との関わりについての調査・分析を継続し、発展させた。現代口承文化に関する基礎データとして、種々のテキストセッティング現象例の収集および分析を行った。日本語のデータとして、手拍子声援と「ラーソラ音調」などのデータ収集・分析を新たに実施し、これまでに分析したセッティング方策との音韻・形態的異同関係を示し考察した。さらに、チャハルモンゴル語（中国内モンゴル）の伝統的歌謡である「ホルボー」の調査分析を開始し、言語間および言語現象間における、セッティング方策の異同を分析した。それらの結果、とく初頭位置と末尾位置において、言語および言語現象を超えて、共通したリズム調整の行われることが明らかになった。それと同時に、種々のテキストセッティングにおける方策が、フット・音節量など、音韻論的概念を基本にして行われることが明らかになった。 上記の結果について、それぞれ複数の学会・研究会（Prosody and Grammar Festa 6: 2022年1月, 関西音韻論研究会: 2022年2月、 Kobe-NINJAL 言語学コロキウム「日本語研究の新展開２」: 2022年3月）および複数の論文執筆（『音声学・音韻論と言語学諸分野とのインターフェイス』、『プロソディー研究の新展開』（ともに開拓社））という形で成果発表を行った。 また、本科研に関する学術イベントを主催した。具体的には、英詩のテキストセッティングの専門家である岡崎正男氏（茨城大学）を講師として迎え、関西音韻論研究会（PAIK）との共催で、英詩のテキストセッティングと音韻構造をテーマとした講演会を開催した。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(A), 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 2019年04月 - 2024年03月消滅危機方言のプロソディーに関する実証的・理論的研究と音声データベースの構築日本語・琉球語諸方言の調査研究により特に次の点を明らかにした。 (1)岩手県中野方言は「降り核」を持つ方言である。(2)天草本渡方言では相手が見えるかどうかによって呼びかけプロソディーのパターンが異なる。(3) 鹿児島方言と甑島方言の呼びかけイントネーションではトーンとモーラが対応し、トーンの数に比例して語末母音の伸長が起こる。(4) 琉球久米島儀間方言の外来語はフットを導入すれば二型アクセント体系と分析できる。(5) 南琉球多良間方言の文末イントネーションは韻律語を単位として実現する。(6) 南琉球黒島方言のアクセント体系は二型体系への変化の最終段階にある三型体系である。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 名古屋外国語大学, 2018年04月 - 2023年03月, 研究分担者自閉症を中心とした発達障害児の音韻体系の言語学・音声学的研究本研究の目的は自閉症児の言語を他の非定型的な発達や成人の外国語訛りと比較・対照して、その特徴を浮き彫りにし、人間の言語の逸脱範囲を同定することにあった。 まず非定型発達言語に関する成果としては、機能性構音障害や運動性構音障害の音声について、生理学的および音響学的な検討をおこない、その時間特性や音響特性（特に持続時間）を明らかにして、言語類型的に自閉症児の音韻体系との平衡性を認めた。 次に成人の外国語訛りとの関係については、外国人日本語学習者の誤りを分析した結果、プロソディーの誤りや、聴解困難点や応答表現において、自閉症児の言語体系との類似が明らかにになった。
- 学術研究助成基金助成金／基盤研究(C), 2016年04月 - 2020年03月, 研究代表者競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 大阪大学, 2014年04月 - 2018年03月, 研究分担者幼児の音韻障害と成人の外国語訛りに関する音声学・音韻論的研究本研究の目的は幼児の音韻獲得の遅れと成人の外国語訛りに観られる逸脱発音を分析することにより、人間の言語に許される音韻体系の範囲を明らかにすることにあった。幼児の音逸脱に関しては、最新の音韻理論である最適性理論から機能性構音障害の体系性を分析した。さらに喉頭制御を音響面、生理面から考察した。外国語訛りについては、同じく外国語習得時の喉頭制御と母語等との関係を明らかにし、さらに音節やアクセント、イントネーション等のプロソディーに関する研究において、音韻習得にともなう音韻体系の変化のなかで、どのような規則性が観られるかを明らかにした。
- 学術研究助成基金助成金／基盤研究(C), 2013年04月 - 2016年03月, 研究代表者競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 京都産業大学, 2009年 - 2011年, 研究分担者日本語の促音に関する実験音韻論的研究日本語外来語に促音が生起する条件とその言語学的原理を音声実験と音韻理論から考察した。日本語母語話者による促音知覚には無声摩擦音の持続時間と共にフォルマント遷移が強く影響する、語末子音の解放は影響せずピッチ下降が影響する、伊語では強勢が影響することが分かった。原語オンセット構造は促音知覚に影響するが、これは音声特徴によるものではないという結果を得た。促音が語末近くに現れやすいという傾向は音韻構造ではなく原語の音声特徴によるという実験結果を得た。
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金・若手研究（B）, 2007年04月 - 2010年03月, 研究代表者名古屋方言におけるプロソディーと世代差に関する対照言語学的研究競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金・基盤研究（B）, 2002年04月 - 2005年03月プロソディーの多様性と普遍性に関する総合的研究競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金・若手研究（B）, 2001年04月 - 2003年03月, 研究代表者日本語音声教育に向けてのリズム・アクセント・イントネーションの基礎的研究競争的資金
- 講師, 講演会, 2023年03月03日 - 2023年03月03日
- 講師, 2017年度公開講座, 2017年09月23日神戸大学文学部公開講座（2017年度）「詩・歌のリズムと言語学」
- 講師, 2016年11月11日活水女子大学公開講座（2016年度）「日本語諸方言のアクセント法則と言語構造」
- 講師, 2014年11月14日日本音声学会 音声学普及講座（2014年度）「音声学とはどんな学問か」
- 講師, 2014年08月18日 - 2014年08月23日日本言語学会夏期講座2014「音韻論」
- 本人, 2021年08月21日, 文化欄「21世紀の人文学」（神戸大学文学部リレーエッセイ）「見えない」秩序を見出す喜び新聞・雑誌
- 朝日新聞・日刊, 2019年04月04日「令和」のアクセントについてのコメント・解説新聞・雑誌
- 産経新聞・夕刊, 2019年04月03日新元号「令和」のアクセントについての解説
- 「Asahi＋C」（朝日新聞東海地区日曜版）, 2014年11月09日「検証 名古屋の常識『私の言葉は「標準語」？』」新聞・雑誌
- 国立国語研究所 共同研究プロジェクト（基幹型）「実証的な理論・対照言語学の推進」共同研究員2022年04月 - 現在
- 神戸市外国語大学大学院博士論文外部審査委員2024年01月 - 2024年01月
- 神戸大学国際共同研究強化事業「日本語研究の国際的展開」プロジェクトリーダー2022年05月 - 2023年03月
- 国立国語研究所 共同研究プロジェクト（基幹型）「対照言語学の観点から見た日本語の音声と文法」共同研究員2016年04月 - 2022年03月
- 兵庫県教育委員会（子ども多文化共生サポーター）イタリア語面接員2018年10月 - 2018年10月
- 九州大学出版会外部査読委員2016年04月 - 2016年04月
- 国立国語研究所 共同研究プロジェクト（基幹型）「日本語レキシコンの音韻特性」共同研究員2009年10月 - 2016年03月
- 東京大学大学院博士論文外部審査委員2014年04月 - 2014年04月
- 神戸大学大学院博士論文外部審査委員2009年12月 - 2009年12月