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大岸 文美大学院保健学研究科 保健学専攻助教
研究活動情報
■ 論文- (一社)日本循環器学会, 2024年03月, 日本循環器学会学術集会抄録集, 88回, CP27 - 3, 日本語専任デバイスナースによる支援を受けた心臓電気デバイス(CIED)新規植込み患者の心理社会的適応の変化
- (一社)日本がん看護学会, 2024年02月, 日本がん看護学会学術集会, 38回, 340 - 340, 日本語再発・転移・進行がん患者の治療方針変更時の看護実践
- (一社)日本がん看護学会, 2024年02月, 日本がん看護学会学術集会, 38回, 362 - 362, 日本語一般市民が抱くがん患者の日常生活上の困難に関するイメージ
- (一社)日本がん看護学会, 2024年02月, 日本がん看護学会学術集会, 38回, 363 - 363, 日本語一般市民が抱くがん患者の仕事上の困難に関するイメージ
- (一社)日本循環器学会, 2023年03月, 日本循環器学会学術集会抄録集, 87回, CP20 - 5, 日本語植込み型心臓電気デバイス(CIED)植込み患者の植込み6ヵ月後の活動・睡眠の実態と関連要因
- (公社)日本看護科学学会, 2020年12月, 日本看護科学学会学術集会講演集, 40回, P2 - 149, 日本語治療回復過程にそった成人模擬患者事例のロールプレイを活用した同時双方向型オンライン実習の展開と成果
- (一社)日本循環器学会, 2020年07月, 日本循環器学会学術集会抄録集, 84回, CP16 - 1, 日本語心臓デバイス(ICD,CRT-P,CRT-D)植込み心不全患者の身体活動と睡眠の実態および関連要因の検討
- (一社)日本循環器学会, 2020年07月, 日本循環器学会学術集会抄録集, 84回, CP16 - 1, 日本語心臓デバイス(ICD,CRT-P,CRT-D)植込み心不全患者の身体活動と睡眠の実態および関連要因の検討
- 神戸大学大学院保健学研究科, 2014年, 神戸大学大学院保健学研究科紀要, 30, 55 - 67, 日本語整形外科手術を受けた高齢患者の睡眠満足とそれに関連する要因
- (公社)日本看護科学学会, 2020年12月, 日本看護科学学会学術集会講演集, 40回, P2 - 149, 日本語治療回復過程にそった成人模擬患者事例のロールプレイを活用した同時双方向型オンライン実習の展開と成果
- 第4回日本心臓リハビリテーション学会近畿地方会, 2019年02月, 日本語経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)患者にかかわる看護師の思考ポスター発表
- 第14回日本循環器看護学会学術集会, 2017年, 日本語心臓デバイス植込み患者の睡眠の実態とそれに関連する要因口頭発表(一般)
- 第80回日本循環器学会学術集会, 2016年, 日本語心臓デバイス(ICD, CRT-D, CRT-P)植込み患者の睡眠の質とそれらに関連する要因ポスター発表
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 神戸大学, 2024年04月01日 - 2029年03月31日退院早期の心不全患者と家族の療養生活コントロールに着目した増悪予防看護支援の検証
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 神戸大学, 2023年04月01日 - 2027年03月31日慢性心不全患者の家族介護者が行う在宅療養ケアと生活実態の解明
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 宮城大学, 2021年04月01日 - 2025年03月31日植込み型心臓電気デバイス新規植込み患者の適応を目指す遠隔看護プログラムの開発検証
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 研究活動スタート支援, 神戸大学, 2019年08月30日 - 2023年03月31日心臓デバイス植込み患者の生活リズムに基づく生活調整・看護支援の検討本研究は、心臓デバイス(ICD, CRT-D)植え込み患者の生活リズムに焦点を当てた看護支援の検討を行うために、体動センサーを用いて日中の活動と夜間の睡眠を調査し、周期回帰分析によって生活リズムの実態を明らかにすること、そして生活リズムと患者背景との関連を調査し、生活リズムに影響を与える要因を明らかにすることを目的としている。 まず、周期回帰分析を扱う臨床生理学を専門とする研究者に、周期回帰分析に関する専門的知識の提供を依頼し、指導を受けた。そして、大岸がこれまでの研究活動(心臓デバイス植え込み患者の睡眠の実態とそれに関連する要因)で収集したデータより、活動強度(METs)を用いた周期回帰分析を行った。この周期回帰分析では、昼間の活動強度が強く、夜間の活動強度は小さい、つまり日中によく活動し夜間はよく眠れていると、振幅の大きいはっきりした波の波形となる。日本語版ピッツバーグ睡眠質問票(以下PSAI-J)によって得られた得点より、睡眠良好群(PSQI-J得点≦5.5)と睡眠不良群(PSQI-J得点>5.5)に分けた群間比較を行ったところ、睡眠良好群の方が睡眠不良群よりも振幅が優位に大きいという結果であった。また、覚醒時間中の活動強度別時間を算出し、各活動時間の割合を求めることで、対象者の活動をより具体的に可視化する分析を実施した。 今後、波形のパターンや生活の質との関連の分析をすすめ、生活リズムに焦点を当てた看護支援の検討を進めていく。また、本研究は医療機関で実施しているため、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により一時中断を行いながら進めている。今後も感染感染状況に留意した上で調査を実施する予定である。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 神戸大学, 2019年04月01日 - 2023年03月31日慢性心不全患者の急性増悪予防に向けて看護師が行う退院時病態アセスメントとその評価本研究は、急増している慢性心不全患者の急性増悪予防(再入院予防)のために、退院後の患者・家族の療養継続の要(かなめ)となる看護師 が行う退院時の病態アセスメントに基づく支援に焦点をあて、これらを強化する支援ツールを開発し、その評価を行うことを目的としている。今回、慢性心不全患者の退院時支援における看護師(病棟看護師12名、退院調整看護師4名、訪問看護師5名を対象に、退院時のアセスメントについて面接調査を行い行い、質的帰納的に分析を行った。慢性心不全患者の退院時支援における医療をつなぐ看護実践を中心に分析した結果、病態把握として病棟看護師は[症状や検査結果を確認する]、退院調整看護師は重症度に応じて[病態を理解できる在宅担当者につなぐ]、訪問看護師は[入院中の症状と検査結果の推移を知る努力]をしていた。病棟看護師は生活上の[改善点を重点的に指導]し、[看護サマリーで情報提供][在宅担当者や外来Nsと情報共有]をし、訪問Nsは病態の情報を得るため[医学的知識のある者同士で連携したい]と語り、[生活上の心負荷を調整][増悪徴候に気づき対処する力を引き出す]をしていた。退院調整Nsは医療保険と介護保険の相違を考慮し[医療と暮らしがみえる訪問看護につなぐ]をしていた。心不全患者の急性増悪を予防し在宅療養を継続するには、病態に基づく身体の安定性を考慮した生活調整のため、Ns同士の協働が重要であることが示唆された。なお、これらの調査を通じて、病院看護師を中心とした慢性心不全患者の退院支援の実際(特に病棟退院時における看護師の支援と選択肢、および活用可能な医療制度に関するリテラシー)に関する実態調査の必要性が明らかになった。