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森 亮太
大学院海事科学研究科 海事科学専攻
准教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(工学), 東京大学
■ 研究キーワード
  • 数理モデル
  • 機械学習
  • 最適化
  • 航空交通管理
■ 研究分野
  • 情報通信 / 数理情報学
  • フロンティア(航空・船舶) / 航空宇宙工学
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 土木計画学、交通工学
■ 委員歴
  • 2025年04月 - 現在, 日本航空宇宙学会, 航空交通管理部門委員会 幹事補佐
  • 2024年04月 - 現在, 日本航空宇宙学会, 航空交通管理部門委員会 委員
  • 2021年05月 - 現在, International Council of Aeronautical Sciences (ICAS), Programme committee
  • 2020年04月 - 現在, 日本航空宇宙学会, ICAS国内委員会
  • 2020年04月 - 現在, 国土交通省航空局, 将来の航空交通システムに関する推進協議会(CARATS) 航法検討SG 委員
  • 2015年 - 現在, ICAO SASP, Advisor
  • 2013年 - 現在, ICAO IFPP, Advisor
  • 2020年05月 - 2022年03月, 日本航空宇宙学会, 航空交通管理部門委員会 委員
  • 2020年04月 - 2021年03月, 国土交通省航空局, 将来の航空交通システムに関する推進協議会(CARATS) PBN WG 委員
  • 2019年04月 - 2020年03月, 国土交通省航空局, 将来の航空交通システムに関する推進協議会(CARATS) 高規格RNAV検討SG 委員
  • 2016年04月 - 2018年03月, 日本航空宇宙学会, 論文集編集委員会 委員
  • 2013年04月 - 2014年03月, 日本機械学会, 交通物流部門 第1技術委員会 委員
  • 2012年04月 - 2014年03月, 日本機械学会, 交通物流部門 第4技術委員会 委員

研究活動情報

■ 受賞
  • 2025年04月 日本航空宇宙学会, 日本航空宇宙学会論文賞, Performance Analysis of Runway Allocation for Arrival Flow Using a Queuing Model
    宮沢与和, 虎谷大地, 中村陽一, 森亮太

  • 2022年11月 IEEE/AIAA 41st Digital Avionics Systems Conference, Best of Session Awards, Simulator Experiment and Real World Implementation of Reduced Climb Thrust Fuel Saving Procedure

  • 2015年04月 日本航空宇宙学会, 第46期航空宇宙学会年会講演会 若手優秀講演賞, 確率的離散的かつ周期的パイロット操舵モデルの提案

  • 2010年03月 東京大学大学院工学系研究科, 工学系研究科長賞(研究), 博士論文「パイロットの着陸操縦分析手法に関する研究」

  • 2008年10月 日本航空宇宙学会, 第46回飛行機シンポジウム 学生優秀講演賞, ニューラルネットワークを用いた横風時のパイロット操縦のモデリング

■ 論文
■ MISC
  • 視認進入時の不安定進入に影響する因子に関する考察
    森亮太
    2024年04月, 日本航空宇宙学会第55期年会講演会

  • 森亮太, 藤田雅人
    2023年06月, 日本航空宇宙学会誌, 71(6) (6), 151 - 155, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 推力低減上昇方式のシミュレータ検証
    森亮太
    2023年04月, 日本航空宇宙学会第54期年会講演会
    研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)

  • 第 33 回国際航空科学会議ストックホルム大会(ICAS2022)参加報告
    森亮太
    2023年01月, 日本航空宇宙学会誌, 71(1) (1), 23 - 24

  • 吉原 貴之, 齊藤 真二, 森 亮太
    国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所電子航法研究所, 2022年06月16日, 電子航法研究所研究発表会講演概要, 22, 52 - 52, 日本語

  • AIを用いた不安定進入の要因分析
    森亮太
    2022年, 航空無線, 109, 15 - 20

  • 航空機の経路間隔と衝突危険度モデルの変遷
    森亮太
    2022年, 日本航海学会誌, 222, 20 - 23

  • 用語解説(えあろすぺーすABC)「性能準拠型航法(PBN)」
    森亮太
    2021年10月, 日本航空宇宙学会誌, 69(10) (10), 307

  • 用語解説(えあろすぺーすABC)「航空路と出発・進入方式」
    森亮太
    2021年09月, 日本航空宇宙学会, 69(9) (9), 281

  • 管制官による滑走路割り当てのモデル化に関する一検討
    中村陽一, 森亮太
    2019年, 飛行機シンポジウム講演集(CD-ROM), 57th

  • 洋上における航空機の管制間隔とその安全性評価
    森亮太
    2017年, 信頼性, 39(4) (4), 179 - 184

  • 進入方式におけるウェイポイント配置の最適化—Optimization of Waypoint Arrangement in Approach Procedure
    長谷川 倫幹, 土屋 武司, 森 亮太
    日本航空宇宙学会, 2014年04月, 年会講演会講演集, 45, 4p, 日本語

  • 森 亮太, 成岡 優, 土屋 武司, 鈴木 真二
    A neural network modeling approach has been developed to analyze human pilots' control by utilizing the recorded time history of visual cues and pilot control inputs. An experimental method is developed to record the time histories of visual cues and pilot control inputs by analyzing recorded video data at a real flight. The developed method makes it possible to obtain neural network model of a pilot at a real landing case. In this research, the reliability of this method is confirmed by comparing the video data with GPS/INS data. The obtained results of the contribution ratios and sensitivities reveal the characteristics of the pilot's control.
    一般社団法人日本機械学会, 2006年09月15日, 年次大会講演論文集 : JSME annual meeting, 2006(5) (5), 469 - 470, 日本語

■ 所属学協会
  • American Institute of Aeronautics and Astronautics

  • 日本航空宇宙学会

■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 不安定進入を対象とした機械学習による要因分析手法の開発
    森 亮太
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 2022年04月01日 - 2025年03月31日

  • 離陸機の運用最適化に関する研究
    森 亮太
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究, 若手研究, 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 2019年04月01日 - 2022年03月31日
    離陸までの地上航空機の効率向上策については、混雑空港においては滑走路において他の航空機の離着陸待ちが発生するため、ゲート出発時刻を調整することにより、いかに離着陸待ちを減らせるかがポイントとなる。今年度は、その手法として、ゲート出発予定時刻の予測性向上を主として実施した。ゲート出発予定時刻は航空会社から提供されるが、適宜データは更新される。実際のゲート出発時刻もデータとして存在するため、この更新履歴のデータをもとに、ゲート出発が可能となる時刻をニューラルネットワークにより予測する手法を開発した。時刻の予測にあたっては、一点の推定ではなく分布の推定とすることにより、各時刻におけるゲート出発の可能性を確率で表すこととした。今後、これらの内容について学会で発表を行う予定である。 上昇中の燃料削減策については、航空機の上昇中にエンジン推力を減らすことにより、エンジン効率を高め、燃料消費が1フライトあたり10~60ポンド程度削減可能な手法について提案を行った。この提案手法の実現を行うため、海外企業との連携を開始したが、新型コロナウィルス感染症による航空業界への打撃により、提携が停止することとなってしまった。本年度は、当初の予定を大きく変更する必要が出たため、新たな連携先の開拓、および、連携先なしで実施できる研究の内容について再考を行った。来年度以降は、再度研究を再開し、当初の予定とは異なる形になるが、新たな成果が出るよう努力していく予定である。

  • 森 亮太
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究(B), 若手研究(B), 国立研究開発法人電子航法研究所, 2013年04月01日 - 2016年03月31日
    本研究は、出発・到着の両面から、空港周辺における効率向上を行うために実施した。出発機に関しては、空港における不確定性を考慮した上で、空港運用をシミュレーションする手法について開発を行った。そして、そのシミュレーションモデルを用いて、燃料消費を抑えるためのプッシュバック許可時刻の設定手法を提案した。到着機に関しては、操縦が難しいとされる実在する空港をターゲットとして、着陸経路の最適化計算を実施し、飛行距離と燃料消費およびパイロットのワークロードに関して新たな知見を得ることができた。

  • パイロットの操縦分析評価手法の開発と操縦モデル構築に関する研究
    森 亮太
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 特別研究員奨励費, 独立行政法人電子航法研究所, 2009年 - 2009年
    パイロットの着陸操縦をモデル化することにより、人間パイロットがどのような操縦を行っているのか、およびパイロット間や飛行環境間における操縦特性の違いを解明する。特に操縦が難しいとされる着陸直前のフレアやデクラブと呼ばれる特殊な操作については、ニューラルネットワークによりモデル化を行った。航空会社のパイロットの協力を仰ぎ、実際に横風時やウィンドシア時といった飛行が困難な環境下の操縦データをシミュレータで取得し、モデル構築・解析を通して、パイロットがどのような操縦を行っているかを解明した。パイロットへのヒアリングも同時に行い、操縦の特徴が意識的に行われたかどうかについても考察した。さらに、ベテランと新人パイロットでどのように操縦手法が違うかについても考察を行い、その内容について学会発表を予定している。また、着陸を成功するためには、それに至るアプローチの操縦も重要であるとのパイロットの認識から、アプローチ時の操縦についても新たにモデル化手法を提案した。アプローチ操縦は最終着陸操縦に比べて相対的に簡易な操縦を行っていると考えられるため、ニューラルネットワークより簡易でありモデル構築が容易である、複数のステージを持つ線形回帰モデルを採用し、そのモデルの妥当性の検証結果を学会にて報告を行った。また、風の条件を変えた場合や、複数回の操縦における操作の一貫性といった部分まで言及を行い、その内容について論文に投稿し、掲載決定となっている。

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