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内田 智子大学院保健学研究科 保健学専攻助教
研究活動情報
■ 論文- 日本作業療法士協会, 2019年01月, 作業療法, 38(1) (1), 18 - 27, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学医学部保健学科, 2011年03月, Bulletin of health sciences Kobe, 26巻,7-22頁, 7 - 22, 英語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2009年03月, 神戸大学大学院保健学研究科紀要, 25巻, 47 - 54, 日本語脳梗塞維持期の片麻痺患者へ作業活動介入することでリーチ動作能力が改善した一症例 :複数の感覚刺激入力を工夫した動作訓練[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 両側脳室内出血の患者(75歳、女性)を担当する機会を得た。発症時の意識レベルはJapan Coma Scale(JCS)において3桁で、両側縮瞳および除脳硬直肢位を認めた。脳室内ドレナージ(external ventricular drain:EVD)を留置した患者に対し、早期からリハビリテーション(リハ)を開始した。意識障害を伴う患者に対するリハの指標には、厚生省診断群類別調査研究班が報告した日本語版リハクリニカルパス試案があり、発症時の意識レベルがJCSにおいて3桁の場合に6ヶ月コースが適応され、応用動作練習の中でもトイレ動作練習の開始は、発症60日後と紹介されている。しかし筆者らは、廃用症候群の予防と日常生活活動能力の早期獲得のため、発症早期から座位練習などのリハを開始した。リハ開始に当たっては、十分なリスク管理と介助での工夫が必要であったが、その結果発症30日後にトイレ動作練習が開始可能であった。今回の経験から、EVDを留置している患者であっても、早期からリハを開始することで、可及的早期に離床を図ることが可能であった。神戸大学, 2007年03月, 神戸大学医学部保健学科紀要, 22巻, pp. 23-31, 23 - 31, 日本語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2006年03月, 三田市民病院誌, 18巻, pp. 38-43, 日本語脳卒中急性期リハビリテーション充実の効果 病棟担当制・土曜祝日診療実施後の諸動作練習開始時期への影響[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- (一社)日本作業療法士協会, 2022年09月, 日本作業療法学会抄録集, 56回, OA - 1メンタルプラクティスの効果と関連する評価法 課題を書字動作とした場合
- (一社)日本作業療法士協会, 2022年09月, 日本作業療法学会抄録集, 56回, OF - 1痛みを伴うパンコースト腫瘍患者に対し,長期に作業療法を行った一事例
- (一社)日本作業療法士協会, 2022年09月, 日本作業療法学会抄録集, 56回, PF - 3コントロール感に着目して介入した進行がんの一症例
- (一社)日本作業療法士協会, 2022年09月, 日本作業療法学会抄録集, 56回, OC - 2在宅酸素療法導入後,復職を目指した症例 在宅酸素療法使用者の復職と現状
- (一社)日本作業療法士協会, 2022年09月, 日本作業療法学会抄録集, 56回, PF - 2家事と仕事復帰時期の調整を行った,膀胱がん周術期の一症例
- (株)三輪書店, 2022年07月, 作業療法ジャーナル, 56(8) (8), 905 - 910
- (一社)日本作業療法士協会, 2021年09月, 日本作業療法学会抄録集, 55回, PD - 17急性期病院における早期病棟ADL向上のための多職種連携 作業療法士と看護師で病棟ADLトレーニングを行い奏功した症例
- (一社)日本作業療法士協会, 2021年09月, 日本作業療法学会抄録集, 55回, PF - 04聴神経鞘腫患者に対し、通勤時の階段昇降に着目して作業療法を行った一症例
- (一社)兵庫県作業療法士会, 2020年03月, 兵庫県作業療法士会機関誌, 9, 13 - 15【臨床実習について】学校側の視点から 神戸大学医学部保健学科の紹介
- (一社)日本作業療法士協会, 2019年09月, 日本作業療法学会抄録集, 53回, PP - 2G07健常高齢者の非利き手によるペン操作時の軌跡長差と面積差の特徴 健常前期高齢者と後期高齢者の比較から
- (一社)日本作業療法士協会, 2019年09月, 日本作業療法学会抄録集, 53回, PP - 2G04健常者における箸操作能力の測定 3条件(利き手、自助具使用、非利き手)設定にて
- 医学書院, 2017年12月, 総合リハビリテーション, 45(12) (12), 1197 - 1204阪神・淡路大震災後の復興と高齢者
- 全日本病院出版会, 2008年11月, メディカルリハビリテーション, 99巻,37-44頁(99) (99), 37 - 44着衣障害 ‐分類・評価と作業療法‐
- 三輪書店, 2006年08月, 作業療法ジャーナル, 40巻, 9号, pp. 951-959(9) (9), 961 - 966【災害と生活支援】 「三重円」の構造に基づいた専門職の災害支援
- 循環(1)-バイタルサインとBLS/AED, 中山書店, 2019年12月, ISBN: 9784521747941呼吸・循環・代謝
- 医歯薬出版株式会社, 2012年03月作業活動実習マニュアル 「組みひも」
- 三輪書店, 2009年中枢神経疾患に対する作業療法 / 整容.第4章福祉用具1:日常生活関連活動
- 医歯薬出版, 2009年リハビリテーションにおける評価法ハンドブック-障害や健康の測り方- / STAI
- 文光堂, 2008年02月失行の方への整容動作のポイント / 作業療法のとらえかたpart2
- LIFE2023, 2023年09月モニター評価者における医療専門職の関わりについて
- LIFE2023, 2023年09月障害者支援機器のモニター評価人材育成を目的としたe-ラーニング・プログラムの受容可能性に関する検討
- 日本人間工学会 第64回大会, 2023年09月障害者支援機器のモニター評価における人材育成手法の検討
- INS2023, 2023年07月脳疾患者の育児困難さの研究-半構造化面接から‐
- 第11回看護理工学会, 2023年06月医療現場において看護職が実施する製品等のモニター評価に関わる業務の実態・求められるスキルに関するインタビュー調査
- 第55回 日本作業療法学会, 2021年09月聴神経鞘腫患者に対し,通勤時の階段昇降に着目して作業療法を行った一症例
- 第55回 日本作業療法学会, 2021年09月急性期病院における早期病棟ADL向上のための多職種連携 ―作業療法士と看護師で病棟ADLトレーニングを行い奏功した症例―
- 第53回日本作業療法学会, 2019年09月健常高齢者の非利き手によるペン操作時の軌跡長差と面積差の特徴-健常前期高齢者と後期高齢者の比較から-
- 第52回日本作業療法学会, 2018年09月, 名古屋国際会議場, ペン操作の効率と疲労について前期高齢者、後期高齢者で比較した健常高齢者の非利き手によるペン操作時に要する力の特性
- 第51回日本作業療法学会, 2017年09月, 東京国際フォーラム健常高齢者の非利き手によるペン操作時の軌跡長差と面積差の特徴-健常高齢者と学生の比較から-
- The 21st IAGG World Congress of Gerontology and Geriatrics, 2017年07月, San Francisco(U.S.A), Introduction: The garbage gathering system in Japan is complex. People have to separate their garbage according to several different categories, which is difficult for many elders. Many elders in Japan are having problems of separating their garbage. We have developed a new way for supporting the elders having garbage troubles. Method: This new concept has three characteristicsNew concept for supporting the elders having garbage troubles
- 第50回日本作業療法学会, 2016年09月, 札幌健常高齢者の非利き手によるペン操作時に要する力の特性
- 第18回日本臨床脳神経外科学会, 2015年07月, 神戸健常高齢者の非利き手によるペン操作の特性 -片麻痺患者の非利き手による書字訓練の指標を得るために-
- 第16回世界作業療法士連盟大会・第48回日本作業療法学会, 2014年06月簡易上肢機能検査(STEF)における検者間信頼性の検討-予備的研究-
- 第46回日本作業療法学会, 2012年06月, 宮崎市脳血管障害患者の非利き手によるペン操作の特性 ―ペン操作に要する力に着目した比較―
- 第5回日本作業療法研究学会, 2011年10月, 岡山脳血管疾患患者の非利き手によるペン操作の特性‐健常者,整形疾患により利き手に障害を受けた患者と比較して‐
- 第45回日本作業療法学会, 2011年06月, 大宮脳血管疾患患者の非利き手によるペン操作の特性 第2報
- 第44回日本作業療法学会, 2010年06月, 仙台脳血管疾患患者の非利き手によるペン操作の特性‐健常者,整形疾患により利き手に障害を受けた患者と比較して 第1報‐
- 第43回日本作業療法学会, 2009年06月, 福島地域に暮らす精神障害者が参画する学内面接実習の効果‐面接実習前後の学生の比較を通じて‐
- 第8回兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会, 2007年03月, 兵庫県リハビリテーション協議会, 兵庫県意識障害をもつ患者に対する整容動作練習の効果
- 第15回兵庫県作業療法学会, 2006年09月, 兵庫県作業療法士会, 兵庫県病棟担当制開始による早期からの病棟ADL練習の取り組み
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
研究シーズ
■ 研究シーズ- 脳卒中患者の手指機能回復のためのロボットを用いる効果と課題シーズカテゴリ:自然科学一般研究キーワード:リハビリテーションロボット, 片麻痺研究の背景と目的:現在、脳卒中の医療はリハビリテーション期間が短い。本研究では、在宅療養の慢性期片麻痺患者に対し、手指のロボットリハビリテーションを自主トレとして導入することによる、機能改善・生活への汎化・生活リズムへの効果を確認し、また課題についても明確化する。手指機能改善に向けての効果確認、在宅自主トレでの課題整理、自主トレへのフィードバックシステムの構築等の検討を通し、利点と課題を整理する。研究内容:本研究では「ロボットリハビリテーションを自主トレとして導入することにより・機能改善・生活への汎化・生活リズムの向上を図ることは可能か、また、その具体的な効果や課題はどのようなものか」について検討します。期待される効果や応用分野:これらの研究を実施することにより、手指ロボットを使った基礎的な、手指ロボットを使った基礎的な知見を整理する。これを起点として自宅療養している症例たちが、自宅で手指機能のリハビリテーションや麻痺した手指のメンテナンスを目的としたトレーニングを実施可能となるシステム・環境へと研究を発展させたい。ロボットによる手指自主訓練の有効性が確認できれば、デイケア等在宅支援サービスのプログラムの1つになる。