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貞好 康志大学院国際文化学研究科 文化相関専攻教授
研究者基本情報
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研究活動情報
■ 受賞- 2018年06月 大平正芳記念財団, 第34回大平正芳記念賞(正賞), 『華人のインドネシア現代史―はるかな国民統合への道』(木犀社、2016年刊)故・大平正芳総理の提唱した「環太平洋連帯構想」の発展に貢献する政治・経済・文化・科学技術に関する優れた著作と認められるため。, 日本国出版社・新聞社・財団等の賞
- 1930年代ジャワ華人社会のリーダー像-タン・ホン・ブンの『名士録』スマランの項より(前篇)1935年に出版された『ジャワ華人名士録』を原資料とし、植民地期インドネシアの神戸大学大学院国際文化学研究科, 2017年07月, 国際文化学研究, (第48号) (第48号), 129 - 143, 日本語
華人社会の諸相を「指導者層がどのような人々だったか」という観点から考究する。研究論文(大学,研究機関等紀要) - 神戸大学, 2011年12月, 国際文化学研究, 第37号:54-75頁, 54* - 75*, 日本語研究論文(学術雑誌)
- 2011年04月, 神戸大学博士学位論文, 日本語近現代インドネシア華人研究―現地志向ナショナリズムと華人性学位論文(博士)
- 神戸大学, 2010年07月, 国際文化学研究(神戸大学大学院国際文化学研究科紀要), 34, 1 - 22, 日本語ポスト・スハルト期インドネシア華人の政治思潮―2002年の「大討論」における主要論者の言説を中心に(後編)研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2009年12月, 国際文化学研究, No. 33, 87* - 109*, 日本語研究論文(学術雑誌)
- 日本華僑華人学会, 2008年11月, 華僑華人研究, No. 5: 124-143(5) (5), 124 - 143, 日本語スハルト体制期の華人政策と反応―「同化」の諸含意と矛盾の循環[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- This article examines the process of formation, its background, profile of core members and their discourse at the first stage of Bakom-PKB (Badan komunikasi Penghayatan Kesatuan Bangsa), a semi-official organization founded in 1977 to promote 'assimilati神戸大学, 2007年12月, 国際文化学研究, 29号, 15-52, 15 - 52, 日本語研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2006年02月, 近代, 96:1-34, 1* - 34*, 日本語研究論文(学術雑誌)
- 2006年, 多文化共生社会―日本社会の多様性と文化の公共性, 15-22頁, 日本語在日(兵庫)ムスリムと多文化共生研究論文(学術雑誌)
- 二十世紀研究編集委員会, 2005年12月, 二十世紀研究, 6, 1-25(6) (6), 27 - 51, 日本語インドネシア華人の生地主義ナショナリズム―序説[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2004年05月, 近代, 93, 1-17, 1 - 17, 日本語研究論文(学術雑誌)
- 校倉書房, 2003年12月, 歴史評論, 644, 48-63(644) (644), 48 - 63, 日本語生き延びる混血性―ジャワのプラナカン華人研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2003年05月, 近代, 91, 61-78, 61 - 78, 日本語研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2002年09月, 国際文化学, 7, 63-82, 63 - 81, 日本語ジャワ華人の統計的プロフィール―200人の社会・文化的傾向[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2000年03月, 国際文化学, 2, 19-34, 19 - 34, 日本語スハルト体制末期インドネシアの「華人」カテゴリーをめぐる諸相―中部ジャワ・スマランでの調査より[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 山川出版社, 1996年05月, 東南アジア―歴史と文化, 25, 3-27(25) (25), 3 - 27, 日本語インドネシアにおける華人同化主義の国策化―プラナカンの志向と政治力学[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 天理南方文化研究会, 1995年11月, 南方文化, 22, 1-22(22) (22), p1 - 22, 日本語プラナカン華人の同化論争(1960年)―インドネシア志向のゆくえ[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 天理南方文化研究会, 1993年11月, 南方文化, 20, 3-38(20) (20), p3 - 38, 日本語華人がインドネシア・ナショナリズムを志向した時―コー・クワット・チョンの軌跡より[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2024年04月, 『アジア研究』, 70(2) (2), 30 - 34, 日本語書評:金悠進著『ポピュラー音楽と現代政治―インドネシア 自立と依存の文化実践』[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2024年01月, 東南アジア研究, 61(2) (2), 134 - 137, 日本語書評:津田浩司著『日本軍政下ジャワの華僑社会―『共栄報』にみる統制と動員』[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2023年06月, 月刊インドネシア, 2023年(7月号) (7月号), 26 - 29, 日本語連載 インドネシア華人の歩み 第8回 スハルト体制の崩壊と華人[招待有り]その他
- 2023年05月, 月刊インドネシア, 2023年(6月号) (6月号), 26 - 28, 日本語連載 インドネシア華人の歩み 第7回 スハルト体制の盛衰と華人[招待有り]その他
- 2023年04月, 月刊インドネシア, 2023年(5月号) (5月号), 28 - 31, 日本語連載 インドネシア華人の歩み 第6回 スハルト体制期の華人政策―初期設定[招待有り]その他
- 2023年03月, 月刊インドネシア, 2023年(4月号) (4月号), 24 - 27, 日本語連載 インドネシア華人の歩み 第5回 独立後―華人の国籍問題の曲折[招待有り]その他
- 2023年02月, 月刊インドネシア, 2023年(3月号) (3月号), 36 - 38, 日本語連載 インドネシア華人の歩み 第4回 ナショナリズムと華人―オランダ植民地期[招待有り]その他
- 2023年01月, 月刊インドネシア, 2023年(2月号) (2月号), 36 - 38, 日本語連載 インドネシア華人の歩み 第3回 反華人感情の起源―植民地支配の下で[招待有り]その他
- 2022年12月, 月刊インドネシア, 2023年(1月号) (1月号), 29 - 31, 日本語連載 インドネシア華人の歩み 第2回 鄭和来航―現代に生きる伝説と謎[招待有り]その他
- 2022年11月, 月刊インドネシア, 2022年(12月号) (12月号), 24 - 26, 日本語連載 インドネシア華人の歩み 第1回 彼らを何と呼ぶべきか[招待有り]その他
- 2021年11月, インドネシア懇話会(KAPAL)ウェブサイト, https://kapal-indonesia-jepang.net/kontribusi/wawancara/tanaka-1/ - https://kapal-indonesia-jepang.net/kontribusi/wawancara/tanaka-2/, 日本語インタビュー:先達・先輩と語る 田中耕司さんに聞くその他
- 2020年01月17日, 「ソフィア 京都新聞文化会議」『京都新聞』, 日本語「京、神戸、ジャワー震災が結ぶ縁」[招待有り]記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
- アジア政経学会, 2018年10月, アジア研究, 64(4) (4), 128 - 132, 日本語[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 京都大学東南アジア地域研究研究所, 2018年07月, 東南アジア研究, 56(1) (1), 113 - 115, 日本語[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- スマラン日本人会, 2014年08月, スマラン日本人会会報, (第100号) (第100号), 49 - 53頁, 日本語1914年のスマラン―植民地博覧会とテンポ・ドゥルの終焉[招待有り]その他
- 丸善出版, 2014年07月, 世界民族百科事典, 262 - 263, 日本語移民とローカリティ[招待有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- スマラン日本人会, 2014年03月, スマラン日本人会会報, (第99号) (第99号), 42 - 45, 日本語三保公の謎―ジャワに生きる鄭和信仰その他
- スマラン日本人会広報部, 2013年11月, スマラン日本人会 会報, (98) (98), 26 - 29, 日本語スマランの「生誕日」―キ・パンダナランの伝説[招待有り]その他
- 日本華僑華人学会, 2012年11月, 華僑華人研究, 第9号 28-32頁(9) (9), 28 - 32, 日本語特集「ポスト・スハルト期のインドネシア華人」序記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 2011年, UAE: United Arab Emirates, (50) (50), 10 - 13, 日本語日本に住むムスリムの概況[招待有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 2011年, 『東南アジア研究』, 49(1) (1), 154 - 157, 日本語書評:津田浩司『「華人性」の民族誌―体制転換期インドネシアの地方都市のフィールドから』』[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2010年07月, 季刊民族学, 133, 日本語インドネシア華人の鄭和信仰その他
- 2010年, 『華僑華人研究』, (7) (7), 159 - 164, 日本語書評:相沢伸広『華人と国家―インドネシアの「チナ問題」』[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2009年07月, フィールドプラス, 2(2) (2), 10 - 10, 日本語海域ムラユ世界に溶け込む華人速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- 2009年, 『アル・イスラーム』, (168) (168), 11 - 14マスジド巡りの記
- 日本華僑華人学会, 2006年12月, 華僑華人研究, (3) (3), 58 - 61, 日本語新刊紹介 Tim Lindsey & Helen Pausacker, ed., Chinese Indonesians: Remembering, Distorting, Forgetting.書評論文,書評,文献紹介等
- 2006年06月, 『アル・イスラーム』, (154) (154), 18 - 19私のイスラーム道中記
- 1996年09月, 総合的地域研究, 14, 15-17, 日本語混血(東南アジアを斬るキーワード)速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- 1996年09月, 人環フォーラム, 1, 30-31, 日本語インドネシアの鄭和祭速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- 1996年07月, 東南アジア研究, 34-3, 137-139, 日本語書評:Anthony Reid, ed. Sojourners and Settlers: Histories of Southeast Asia and the Chinese[査読有り]記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 分担執筆, 東南アジアの華僑・華人—アイデンティティ論のゆくえ, ミネルヴァ書房, 2022年01月論点・東洋史学
- 「東南アジアの華人」、「日本のモスク」, 丸善出版, 2019年10月, 日本語, ISBN: 9784621303900東南アジア文化事典
- 単著, 木犀社, 2016年07月, 日本語華人のインドネシア現代史―はるかな国民統合への道学術書
- 共著, 第4章 ASEANとアジア共同体, 芦書房, 2015年08月地域と理論から考えるアジア共同体
- 分担執筆, 「移民とローカリティ」, 丸善出版, 2014年07月世界民族百科事典
- その他, Institute of Southeast Asian Studies, Singapore, 2012年11月, 英語Southeast Asian Personalities of Chinese Descent: A Biographical Dictionary (Entry: Ko Kwat Tiong).学術書
- 共著, 世界思想社, 2010年03月, 日本語もっと知ろう!! わたしたちの隣人―ニューカマー外国人と日本社会学術書
- 共著, 平凡社, 2008年06月, 日本語新版 東南アジアを知る事典その他
- 共著, めこん, 2004年10月, 日本語変容する東南アジア社会―民族・宗教・文化の動態学術書
- 共著, 弘文堂, 2002年06月, 日本語華僑・華人事典その他
- 共著, 昭和堂, 2000年05月, 日本語近所づきあいの風景―つながりを再考する学術書
- 神戸国際コミュニティセンター委託事業・相互理解講座, 2025年02月, 日本語イスラーム教徒の生活と祈り―日本人ムスリムの視点から[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 桃山学院大学主催シンポジウム「地域社会に生きるムスリム―多文化社会の実現に向けて」, 2024年03月, 日本語, 当日配布資料.pdf, パスワードが無いムスリムにとっての礼拝と喜捨―信仰の二柱[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 「植民地アジアと帝国日本の『外来人』に関する比較研究」第1回研究会, 2023年07月, 日本語植民地アジアと帝国日本の「外来人」に関する比較研究に向けてその他
- 9th Online Seminar on Indonesia (in Bahasa Indonesia) Center for South-East Asian Studies, Kyoto University, 2022年10月, インドネシア語Komentar sebagai diskusiwan pada "Kosmopolitan dan Imajinasi Anti Kolonial: Tjamboek Berdoeri pada jaman Hindia Belanda" oleh Arief Djati[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 南山大学セミナー「”国民国家”インドネシア再考」, 2019年03月, 日本語「インドネシア華人史の再構築」3報告へのコメント[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 平成28年度ひょうご講座(公開講座), 2016年10月, 日本語, 神戸大学国際文化学研究科, 国内会議現代日本への外国系移民の流入と定着―望ましい共存・共生のために[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 「東南アジアの新風景」第2回研究会, 2014年09月, 日本語, 長野県松本市, 国内会議華人からみたインドネシアの日本軍政期口頭発表(一般)
- 第14回(平成25年度)国際文化学研究科公開講座, 2013年10月, 日本語, 神戸大学大学院国際文化学研究科, 神戸大学大学院国際文化学研究科, 国内会議インドネシアの災害と文化[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 神戸華僑華人研究会 第145回例会, 2013年05月, 日本語, 神戸KCCビル10階会議室, 国内会議インドネシアの新国籍法(2006年)と華人口頭発表(一般)
- 東南アジア学会 関東例会, 2010年04月, 日本語, 上智大学, 国内会議インドネシアにおける華人同化主義の生成と展開口頭発表(一般)
- シンポジウム「土屋健治と『カルティニの風景』」, 2009年02月, 日本語, 土屋健治追悼集刊行会, 大東文化大学, 国内会議土屋健治の生涯と仕事[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 日本中東学会第14回公開講演会「イスラームから多文化共生を考える」, 2008年10月, 日本語, 神戸国際会館, 国内会議イスラームと日本社会―イスラーム教徒の視点から[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 大学連携ひょうご講座「宗教と民族紛争の歴史」, 2007年10月, 日本語, ひょうご大学連携事業推進機構, 神戸, 日本, 国内会議〈平和なイスラーム〉の変貌?―インドネシアの現況[招待有り]口頭発表(一般)
- 大学連携ひょうご講座「宗教と民族紛争の歴史」, 2007年10月, 日本語, ひょうご大学連携事業推進機構, 神戸, 日本, 国内会議インドネシアの華人問題―宗教は〈統合〉の障壁か?[招待有り]口頭発表(一般)
- Fifth International Congress of Asian Scholars, 2007年08月, 英語, Secretary of ICAS-5 at Leiden University & Institute of Occidental Studies, Universiti Kebangsaan Malaysia, Kuala Lumpur, マレーシア, 国際会議Statistic Profiles of Chinese in Java at late 1990s: Socio-cultural Aspects of 200 Persons口頭発表(一般)
- 第77回東南アジア学会, 2007年06月, 日本語, 東南アジア学会, 福岡市,, 国内会議華人の法的地位をめぐるマルティプル・スタンダード―1910年蘭臣民法の背景と意義考察を中心にシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 汎太平洋フォーラム「多文化共生社会」班・研究報告会, 2006年01月, 日本語, 汎太平洋フォーラム, 神戸市, 日本国, 国内会議神戸/日本/現代世界でムスリムとして生きること[招待有り]口頭発表(一般)
- 「帝国システムの政治・文化的比較研究」研究会, 2005年03月, 日本語, 京都大学文学研究科, 京都,, 国内会議「七つの国籍」のはざまで―蘭印~インドネシア華人の法的地位口頭発表(一般)
- 東南アジア史学会第70回大会シンポジウム, 2003年12月, 日本語, 東南アジア史学会, 神戸,, 国内会議近代の華僑ネットワークと地域間関係―東南アジア・中国・日本シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 中国系移民の土着化/クレオール化/華人化についての人類学的研究会, 2003年12月, 日本語, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 東京,, 国内会議ジャワで〈華人〉をどう識るか口頭発表(一般)
- 〈こころの国際化〉フォーラム, 2002年02月, 日本語, 兵庫県国際交流協会, 神戸,, 国内会議イスラムから多文化共生を考える―ムスリムの立場から[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 「オランダ領東インドにおける〈民族〉カテゴリーの形成と変容」研究会, 2001年12月, 日本語, 京都大学東南アジア研究センター, 京都,, 国内会議中国(系)人カテゴリーの生成―「プラナカン」史の断片より口頭発表(一般)
- アジアスポーツ研究会, 2001年12月, 日本語, アジアスポーツ研究会, 神戸,, 国内会議ハッシュ・ウーシュー・バドミントン―インドネシアの「華人とスポーツ」三様口頭発表(一般)
- 東南アジア史学会第64回大会シンポジウム, 2000年12月, 日本語, 東南アジア史学会, 広島,, 国内会議口述史の可能性と諸問題―インドネシア華人社会史研究のとば口からシンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- 神戸大学国際文化学会シンポジウム「多文化主義を考える」, 2000年11月, 日本語, 神戸大学国際文化学会, 神戸,, 国内会議多文化主義を考える―「多種族国家」インドネシアの苦悶から[招待有り]口頭発表(一般)
- 神戸華僑・華人研究会, 1999年06月, 日本語, 神戸華僑・華人研究会, 神戸,, 国内会議インドネシア華人の現在―スハルト体制末期、スマランでの調査より口頭発表(一般)
- 京都大学東南アジア研究センター・フィールド調査報告会, 1998年09月, 日本語, 京都大学東南アジア研究センター有志, 京都,, 国内会議「同化政策」30年後のチャイニーズネス―中部ジャワ・スマラン華人の現在口頭発表(一般)
- 関西AAA研例会, 1998年07月, 日本語, 開催アジア・アフリカ・ラテンアメリカ研究会, 大阪,, 国内会議蘭領東インドにおける「国籍法」と住民区分の変遷に関する覚書口頭発表(一般)
- 京都大学東南アジア研究センター自主セミナー, 1996年05月, 日本語, 京都大学東南アジア研究センター有志, 京都,, 国内会議「不可視」の大祭―インドネシアの鄭和祭口頭発表(一般)
- 東南アジア史学会関西例会, 1995年02月, 日本語, 東南アジア史学会, 大阪,, 国内会議インドネシアにおける華人同化主義の制度化口頭発表(一般)
- 東南アジア史学会関西例会, 1993年12月, 日本語, 東南アジア史学会, 大阪,, 国内会議華人がインドネシア・ナショナリズムを志向した時口頭発表(一般)
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団, 出版助成, 神戸大学, 2015年02月 - 2016年07月, 研究代表者『華人のインドネシア現代史』出版
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金/基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2009年 - 2011年, 研究代表者インドネシアの中国系住民(華人)の政治思想における特徴的言説-遠い父祖の地・中国でなく、「ここが自分の生まれ育った地だ」との生活実感に基づきインドネシアこそを母国と考えることから、「生育地ナショナリズム」と命名し得る思想群-の系譜に着目し、その生成・発展の過程や、他の諸思想との葛藤の構図、それらの政治・社会的背景と変遷の過程を歴史資料の分析と現地調査を通じて明らかにした。具体的には(1)この思想の先駆と考えられる1930年代のインドネシア華人党(PTI)について、(2) 1960年華人の間で起きた「同化論争」の内実について、(3)華人同化主義を国策化したスハルト体制の下での華人社会の実態について、(4)スハルト体制が崩壊した1998年以降再活性化した、華人をめぐる新たな議論について、(5)インドネシア独立後に国外へ移住、中国・香港・オランダなどで生活している華人たちの帰属意識について、それぞれ多くの新たな知見を得、複数の論考に纏めた。競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金/基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2005年 - 2008年, 研究代表者本研究は、1966~98年にわたるスハルト体制期、「同化主義」政策下におかれてきた同国の中国系住民(華人)の社会が、1998年以降のポスト・スハルト体制期に、どのような社会的・文化的変容を被り、また主体的に変化を模索しているのか、現地調査をもとに明らかにすることを目指したものである。成果として判明した主な事柄は次の通りである。1)スハルト体制期に様々な差別を被った華人に対して、差別をなくし、他のインドネシア国民と同等の尊厳と権利を与えよ、という感情が華人社会全体に高まった。その機運は政党や社会文化団体、メディアなどを通して組織化され、後継諸政権の華人に対する融和的な政策の策定にも影響を与えた。2)スハルト体制崩壊直後には華人を中心とした政党も幾つか出現したが、華人組織としては、政治への直接参加を目的としない、社会・文化団体の方が発展した。3)首都でも地方でも、中国語学習や中国式年中行事など、「華人文化」の象徴とみなされた事物の意識的な復興現象がみられた。4)華人文化はポスト・スハルト期の諸政権によって、「インドネシアを構成する多様な民族文化の一つ」として公認された。華人の側も、国民国家インドネシアの枠組を尊重した上で、華人系という出自と文化的アイデンティティを再確認している場合がほとんどと見受けられる。5)華人社会の様相は、首都と地方、また地方の中でも今回調査を行った中部ジャワとリアウ島嶼部とでかなり異なる。それは、華人と非華人との民族間関係においても言える。ジャワにおいては、華人と非華人の二項対立的な区分が政治・社会的に浸透し、経済活動の側面を含めかなりの程度実体化している。リアウの華人は、華人特有の文化的な要素を濃厚に保持したまま、非華人系住民と融和的な社会・経済関係を維持してきた。競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(A), 京都大学, 1999年 - 2001年東南アジア社会変容過程のダイナミクス:民族間関係・移動・文化再編3年間にわたり日本人7名と外国人研究者2名のメンバー全員が各自定点調査を中心に調査研究に携わることができた。研究代表者と分担者は、いずれも本科研以前から行ってきた定点調査に加え、空間的にも時間的にもこれを広げ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、ラオスにおける現地調査と、アメリカをも含めた文献調査を行ってきた。その中で、民族間関係や移動の歴史過程に関する基礎的な研究に加えて、宗教の動態、文化の再編課程についての聞き取りと一次資料収集に当たり、かつ従来よりも時空の広がりを目指すことで比較の視点をも可能にしてきた。また、各年度の初めに前年度の成果と今年度の予定を持ち寄り議論する中で、相互に枠組みを確認しあい、全体として一つの方向性を目指した。 世紀の変わり目を迎え現在に至る30年あまりの東南アジアは急速な社会変容は資本、人、文化のグローバルな流動性によって引き起こされたもので、国民国家の枠組のみではもはやとらえることができない。そうした現代東南アジア社会の急速な変容を二十世紀の歴史的脈絡に位置づけるとともに、民族間関係、移動、文化再編という国境を越えるカギ概念を元に再検討し、多民族・多宗教からなる東南アジア社会の変容過程のダイナミクスを総合的、学際的に把握することにある。最終的に各調査地における社会変容をより大きな政治的枠組みとの相関においてとらえつつ、従来各自の関心であったよりローカルな問題を、そうした相関の中でより体系的に大きな政治経済社会変動の中で理解できたことにより、本科研の目的に各自の問題意識を絡め、相互に比較しうる成果を出してきたことであろう。それぞれが、世紀の変わり目である現在とそこへいたる民族間関係の位相を国民国家の形成とその民族政策のなかでとらえた上で、宗教や市場経済導入などといった要因により、実は国家の枠組みのみではとらえきれない動態が見いだされることを描いている。
- 財団法人 松下国際財団, 研究助成, 京都大学, 1996年08月 - 1997年11月, 研究代表者インドネシア・スマランにおける華人社会の動態的研究
- 財団法人 大和銀行アジア・オセアニア財団, 研究助成, ディポヌゴロ大学, 1991年01月 - 1993年12月, 研究代表者インドネシア華人の現代史研究