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鹿野 祐嗣大学院国際文化学研究科 グローバル文化専攻助教
研究活動情報
■ 論文- 2025年03月, 国際文化学研究, (63) (63), 77 - 104, 日本語ジャン・イポリットのヘーゲル主義とドゥルーズ哲学の成立について――人間的条件の超出から、否定性なき差異と高次の経験論へ――[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2024年02月, 思想, (1198) (1198), 93 - 116, 日本語『差異と反復』第二章における無意識論の帰結(続)――無意識の第一の受動的総合と第二の受動的総合の注釈――研究論文(学術雑誌)
- 2023年03月, 神戸大学大学院国際文化学研究科 年報Promis別冊 鹿野祐嗣編著・報告書 「ドゥルーズとクロソウスキー、革命の思想と体験の模倣 -『ドゥルーズと革命の思想』(以文社)をめぐって-」, 1(2) (2), 3 - 13, 日本語ドゥルーズとクロソウスキー、永遠回帰をめぐる共鳴と離反(シンポジウムの開催背景と 研究状況について)研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2021年07月, 思想, (1167) (1167), 日本語『差異と反復』第二章における無意識論の帰結――ドゥルーズによるフロイトの無意識系と死の欲動の再解釈について研究論文(学術雑誌)
- 2017年04月, 早稲田大学ドゥルーズの『意味の論理学』の注釈と研究――出来事、運命愛、そして永久革命――[査読有り]学位論文(博士)
- 2015年, フランス哲学・思想研究, (第20号) (第20号), 日本語宙吊りと賭け――ドゥルーズとデリダの「戦略の差異」をめぐって――[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 早稲田大学大学院文学研究科, 2014年, 早稲田大学大学院文学研究科紀要, 第59輯, 143 - 158, 日本語ドゥルーズ『意味の論理学』における出来事の形而上学と命題論理学の関係についての考察[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2013年, In-vention, (第1号) (第1号), 日本語論理学は出来事を語ることができるか?――『意味の論理学』の論理学をめぐる小論――研究論文(学術雑誌)
- 2013年, 演劇映像学, (2012) (2012), 日本語未来の演劇と新しい哲学[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 早稲田表象・メディア論学会, 2013年, 表象・メディア研究, (第3号) (第3号), 113 - 130, 日本語ドゥルーズによるプラトニズムの反時代的な転倒――シミュラークルの叛乱、出来事としてのIdée――[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2013年, 哲学の探求, (第40号) (第40号), 日本語永久革命としての永遠回帰――ドゥルーズ『差異と反復』を読む――研究論文(学術雑誌)
- 2013年, 早稲田大学大学院文学研究科紀要, (第58輯) (第58輯), 日本語『差異と反復』における一貫性の概念について(修士論文概要)[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2011年, Homo contribuens 研究, (第1号) (第1号), 日本語潜在性の射程――『差異と反復』第二章を中心に[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2024年07月, 週刊読書人文学と政治の間にある思想――伊藤直『戦後フランス思想』※書評[招待有り]
- 2022年05月, 群像, 77(6) (6), 394 - 397, 日本語この上なく非ドゥルーズ的な世紀においてドゥルーズを読むこと――万人のための、そして誰のためでもない哲学という猛毒について―― ※一般向け研究エッセイ[招待有り]記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
- 2022年02月, honto ブックツリー 哲学読書室, 日本語俗流「現代思想」ではない、本当の68年5月の思想へ ※選書コメント[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2020年05月, ユリイカ, (2020年6月号) (2020年6月号), 日本語It Pays to Belong(右にならって損はない) ※巻末コラム[招待有り]
- 2019年08月, 思想, (1144) (1144), 日本語ジル・ドゥルーズ『ザッヘル=マゾッホ紹介――冷淡なものと残酷なもの』――新訳の意義と指摘すべき点、そしてこれからなされるべき三つの研究の展望―― ※書評・論考[招待有り]書評論文,書評,文献紹介等
- 2019年06月, Vanitas, 6, 日本語魅惑と叛逆の装いをまとう男たちの「モード」をたたえて――精神分析が仮装の欲望について語る事柄とその彼方―― ※依頼エッセイ[招待有り]その他
- 2018年10月, WASEDA LINKS, (37) (37)「壊す」の源流を求めて ※インタビュー[招待有り]
- 編者(編著者), 「編者による序文」「フランスにおけるニーチェ受容史の中のドゥルーズ――哲学史家と哲学者という二つの顔の間で」, 以文社, 2022年01月, ISBN: 4753103676ドゥルーズと革命の思想
- 単著, 岩波書店, 2020年02月, 日本語, ISBN: 4000613928ドゥルーズ『意味の論理学』の注釈と研究: 出来事、運命愛、そして永久革命
- NHKカルチャー, 日本語ドゥルーズ哲学の核心(全3回)[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 神戸市立三宮図書館 哲学者 鹿野祐嗣さん 講演会哲学とは何か(全2回)[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート, 2022年05月, 日本語ドゥルーズとクロソウスキー、革命の思想と体験の模倣――『ドゥルーズと革命の思想』(以文社)をめぐって―― 司会・進行・応答[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 日本ラカン協会, 2022年01月, 日本語対談:『精神分析の再発明』(工藤顕太著、岩波書店、2021)をめぐって[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 神戸大学国際文化学研究推進センター(Promis) 第三回新任教員セミナー, 2020年12月なぜドゥルーズの著作を文献学的に研究する必要があるのか?――「現代思想」的批評の功罪と政治性の回帰について――[招待有り]
- 脱構築研究会若手ワークショップ「ニーチェと戦後フランス思想――クロソウスキー、ドゥルーズ、デリダ――」, 2019年10月, 日本語ドゥルーズの中のニーチェ――思想史的文脈からみた継承と変貌――[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 哲学若手研究者フォーラム, 2018年07月無意識の反復と「解放する」死の本能――『差異と反復』における無意識の強度的なシステムと三つの受動的総合について――口頭発表(一般)
- ジル・ドゥルーズ没後20年シンポジウム「反時代的な未来のために」, 2015年11月, 日本語, 国内会議革命的アナーキズムの存在論、あるいは存在論的な革命のアナーキズム――60年代のドゥルーズ哲学について――[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 日本精神医学史学会, 2015年11月, 日本語, 国内会議ドゥルーズの『意味の論理学』における欲動の力動論について口頭発表(一般)
- 哲学若手研究者フォーラム, 2015年07月, 日本語, 国内会議『差異と反復』から『意味の論理学』へ――深層の第一次領域と存在論的な枠組みの変容をめぐって――口頭発表(一般)
- The Third International Deleuze Studies in Asia Conference, 2015年06月, 英語, 国際会議Suspension and Play: A Difference of Strategy between Deleuze and Derrida口頭発表(一般)
- 日仏哲学会, 2015年03月, 日本語, 国内会議ドゥルーズの『意味の論理学』におけるエディプス・コンプレックスをめぐって口頭発表(一般)
- ジャック・デリダ没後10年シンポジウム プレセッション, 2014年11月, 日本語, 国内会議宙吊りと賭け──デリダとドゥルーズの1968年[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 哲学若手研究者フォーラム, 2013年07月, 日本語, 国内会議『意味の論理学』における意味の理論と出来事の概念について口頭発表(一般)
- 早稲田 表象・メディア論学会, 2013年06月, 日本語, 国内会議表象の批判と表象の使用――表象の概念史と初期ドゥルーズ哲学――口頭発表(一般)
- 日仏哲学会, 2013年03月, 日本語, 国内会議混沌‐彷徨としての一貫性、存在論的な永久革命、理念的な出来事――初期ドゥルーズ哲学の存在論的‐政治的な読解の試みに向けて――口頭発表(一般)
- 哲学若手研究者フォーラム, 2012年07月, 日本語, 国内会議永久革命としての永遠回帰――ドゥルーズ『差異と反復』を読む――口頭発表(一般)
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究, 若手研究, 早稲田大学, 2019年04月 - 2023年03月, 研究代表者『アンチ・オイディプス』における唯物論的精神医学の哲学とその成立過程の研究報告者は平成31年4月1日より、早稲田大学総合人文科学研究センターを受入先として、科研費「若手研究」に基づく研究活動を開始し、就職に伴って令和2年10月1日より受入先機関を神戸大学国際文化学研究科に移して活動を継続している。研究課題名は「『アンチ・オイディプス』における唯物論的精神医学の哲学とその成立過程の研究」である。本研究の目的は、20世紀フランスを代表する哲学者ジル・ドゥルーズと精神科医フェリックス・ガタリによる哲学書『アンチ・オイディプス』(1972-73)における「唯物論的精神医学」の思想史的な意義と哲学上の革新性を、(1)『差異と反復』(1968)や『意味の論理学』(1969)に見られるドゥルーズ単独の哲学との比較、(2)当時隆盛を極めていた「反精神医学」運動からの影響、(3)ジャック・ラカンの精神分析理論とその側近であったガタリの精神分析理論の差異という、異なる3つの文脈の相互関係から解明することにある。 初年度の研究では、『アンチ・オイディプス』読解に必要な文献や資料、先行研究の収集を大規模に進めるとともに、上述の(1)に該当する著作間の思想体系の変化を精確に把握する必要から、ドゥルーズの『ニーチェと哲学』(1962)読解にまで一度遡って研究活動を行った。二年目の研究では、初年度の研究結果を具体的な成果にするべく、共著論文集の編者となり、報告者自身が研究を深めて9万字に及ぶ論文を執筆した。そして三年目の研究では、前年度から用意していた共著論文集『ドゥルーズと革命の思想』(以文社)を実際に出版するとともに、『思想』(岩波書店)に研究課題と直接関連する論文を執筆した。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 研究成果公開促進費, 早稲田大学, 2019年04月 - 2020年03月研究成果公開促進費(学術図書)
- 日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 2016年04月 - 2018年03月, 研究代表者精神分析への態度の変遷からみたドゥルーズ哲学における強度概念の成立と進展の研究競争的資金
- 日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 2014年04月 - 2016年03月, 研究代表者初期ドゥルーズ哲学における永久革命としての永遠回帰思想の研究競争的資金