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平芳 裕子大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻教授
研究者基本情報
■ 学位■ ミニ講義
■ 研究キーワード
■ 研究分野
■ 委員歴
研究活動情報
■ 受賞■ 論文
- 2025年08月, 群像, 80(9) (9), 186 - 193服と反戦の現在地ーウクライナのファッションから
- 2025年07月, 美学, 76(1) (1), 73 - 84「現代衣服の源流」を遡るー日本におけるファッション展の成立についてー
- 2024年03月, arts/, (40) (40), 32 - 45ファッション展と民族衣装-20世紀前半のアメリカのミュージアムを中心に
- 2023年04月, 現代思想, 51(5) (5), 199 - 210鷲田清一以降の「ファッション学」
- 2022年03月, 服飾美学, (68) (68), 1 - 18田中薫と民俗衣服ー地理学から衣服学へ
- 2021年06月, ユリイカ, 53(8) (8), 93 - 98シャネルスーツはなぜ女性解放のシンボルとなったのか
- 2018年03月, ユリイカ, 50(4) (4), 85 - 92ファッションとコスチュームのあいだーソフィア・コッポラの『ビガイルド』から眺める
- 2018年03月, 神戸大学学位論文(論文博士号), 1 - 236近代アメリカのメディアに見る表象としてのファッションと女性
- 京都服飾文化研究財団, 2017年10月, Fashion Talks..., 6(6) (6), 2 - 11近代アメリカ女性の服作りー針仕事・パターン・通信教育ー
- 2017年08月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 10(2) (2), 211 - 219神戸大学に見る衣服史の諸相─師範学校・教育学部・発達科学部から国際人間科学部へ
- 2017年07月, Aesthetics, (20) (20), 50 - 61The Representation of Sewing Women in Godey's Lady's Book
- 表象文化論学会 ; 2007-, 2017年05月, 表象, (11) (11), 254 - 269モデルに倣うーファッションにおけるパターンの出現
- 意匠学会, 2016年07月, デザイン理論, 68(68) (68), 21 - 34パターンによる流行受容ー初期『ハーパース・バザー』の重要性
- 日本教育大学協会第二常置委員会, 2015年03月, 日本教育大学協会研究年報, 33, 87 - 99学内博物館実習を活用したサービスラーニングの試みと効果
- 2014年06月, Vanitas, (No.3) (No.3), pp.86 - 96ファッションを語るー雑誌とアメリカ
- 神戸大学, 2013年09月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 第7巻(第1号) (第1号), 43 - 50
- 2013年06月, 美学, (第242号) (第242号), 144 - 166「縫う女性」の表象ー『ゴーディズ・レディズ・ブック』を手がかりにー
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科, 2011年09月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 第5巻(第1号) (第1号), 75 - 83
- 神戸大学, 2010年03月, 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要, 3, 87 - 94
- 意匠学会, 2010年, デザイン理論, 第56号(56) (56), 45 - 5819世紀アメリカにおける女性と装飾-『ゴーディズ・レディズ・ブック』を通じての考察
- 2009年12月, 美学, 第235号, 84 - 97「正統なるファッション」とは―『ゴーディズ・レディズ・ブック』のファッション・プレートをめぐる言説―
- 服飾美学会, 2008年09月, 服飾美学, 第47号, 55 - 72フィラデルフィア・ファッション―『レディズ・ブック』における良き女性の表象―
- 2005年09月, 醍醐書房・美術フォーラム21, 12, 73p-77p"Get Real"─モードにおけるその可能性
- 服飾美学会, 2004年09月, 服飾美学, 第39号, 37 - 54「ファッション」―まなざしの装置
- 服飾美学会, 2003年03月, 服飾美学, 第36号, 48 - 64名称としてのシャネル・スーツ―アメリカにおけるシャネル受容
- 服飾美学会, 2000年03月, 服飾美学, 第30号, 1 - 16モードの力学―20世紀モード史を巡る言説とその機能―
- 2025年07月, 日本経済新聞日本経済新聞「美の十選」連載「流行の裏の女性たち」1~10回
- 2025年06月28日, 新潮社「フォーサイト」
- 2025年06月22日, 産経新聞
- 2025年06月, Works, (190) (190), 46 - 49
- 2025年06月, kotoba, (60) (60), 132 - 137ファッションの現在地と未来 平芳裕子x栗野宏文x龍淵絵美
- 2025年05月, ちくま 2025 5, (650) (650), 18 - 19人にとって装いとは何かという根源的な問い(書評「子どものおしゃれとどう向き合う?ー装いの心理学」)
- 2025年03月, 美術の窓, (499) (499), 8 - 13ファッションと美術が紡ぐ場所
- 2025年02月21日, VOOX音声教養メディアあなたにわたす名著『シャネル 人生を語る』
- 2025年01月, Fashion Talks..., (16) (16), 56 - 61座談会:アール・デコにおける装飾芸術の諸相
- 2024年12月, 本郷(吉川弘文館), (175) (175), 11 - 13ファッションを研究して三〇年
- 2024年06月, 表象, 18, 103 - 103「皮膚感覚と情動ー表象から現前のテクノロジーへ」ブックガイド
- 2024年06月, 表象, 18, 16 - 48皮膚感覚と情動:メディア研究の最前線
- 2024年05月, 現代思想+ 15歳からのガイドブック, 2024(6月臨時増刊) (6月臨時増刊), 138 - 142バーバー『女の仕事』ー「見えない」歴史から衣服をたどる
- 2024年05月, 群像, 79(6) (6), 404 - 405日常の切れ端
- 2023年10月, 表象文化論学会REPRE, 49現代の皮膚感覚をさぐる 言葉、表象、身体(新刊紹介)
- 2023年10月, Fashion Talks..., 15, 26 - 27出来事としてのファッションー「クリスチャン・ディオール、夢のクリュリエ」展
- 2021年06月, ユリイカ(特集ココ・シャネル), 2021年(7月号) (7月号)鼎談「ココ・シャネルの神話化とファッション批評の距離」
- 2019年06月, Repreニューズレター, Vol.36ファッションと哲学 (新刊紹介)
- 2019年04月, 表象13ブックガイドー平芳裕子『まなざしの装置ーファッションと近代アメリカ』
- 2018年05月, Fashion Talks..., (no.7) (no.7), 18 - 19境界のファッション展
- 2018年04月, 百年の《泉》─便器が泉になるとき(平芳幸浩+京都国立近代美術館編), 95 - 95合わせ鏡を使った写真の流行について
- 2018年01月, 月間みんぱく, (1月号) (1月号), 18 - 19服のパターン、手芸のパターン
- 2017年06月, ボストン美術館『パリジェンヌ展』図録, 64パリからアメリカへー控えめに装う女性たち
- 2016年10月, 月刊みんぱく, (10月号) (10月号), 18 - 19糸と女ー紡がれる物語
- 2016年03月, 日本医事新報, (4796) (4796), 60 - 61ハイヒールの意義は?
- 美学会, 2012年12月31日, 美學, 63(2) (2), 140 - 140「縫う女性」の表象 : 『ゴーディズ・レディズ・ブック』を手がかりに(第六十三回美学会全国大会発表要旨)
- 2012年12月, ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ服は語られることでファッションとなる
- 2012年05月, 表象文化論学会ニューズレター『REPRE』メタモルフォーゼとしてのファッション
- 2010年01月, 視る(京都国立近代美術館ニュース), 2009年3-4月号19世紀アメリカ女性にとってのラグジュアリーとは何か
- 「正統なるファッション」とは : 『ゴーディズ・レディズ・ブック』のファッション・プレートをめぐる言説(1)The women's magazine Godey's Lady's Book was launched in Philadelphia in 1837 by Louis A. Godey. Although it enjoyed great popularity due to its original fashion plates, the fact that they were a topic of intense discussion is largely unknown. In this paper, I attempt to shed light on how the magazine legitimized the plates by researching distinctive fashion imagery and engaging in ongoing discussions over a ten-year period. In studying the magazine's editorial notes, I discovered that some readers had actually been quite critical of the plates. To counter those who were against fashion, however, the magazine printed positive comments from female readers, and stories depicting virtuous women who remained unaffected by trends. Moreover, as the magazine emphasized the decorative nature of the plates, fashion came to be connected to ornamentation; and as such, an appropriate part of a woman's role as a homemaker. In this era prior to the advent of the fashion magazine in the U.S., by promoting the plates as "authentic fashion," Godey's Lady's Book established the position of the fashion plate in women's magazines.美学会, 2009年12月31日, 美學, 60(2) (2), 84 - 97
- 日常の切れ端, 光村図書, 2025年08月ベスト・エッセイ2025
- アダチプレス, 2025年06月ファッションセオリー:ヴァレリー・スティール著作選集
- イッセイミヤケ、ヨウジヤマモト、ハナエモリ、ジュンコシマダ、コムデギャルソン、カンサイヤマモト、KENZO、ユニクロ、ファストファッション、ボディ・コンシャス等, 東京美術, 2025年05月, ISBN: 4808713438和英対照 日本視覚文化用語辞典
- 吉川弘文館, 2024年11月, ISBN: 9784642306119【単著】日本ファッションの一五〇年 : 明治から現代まで
- ちくまプリマー新書, 2024年09月, ISBN: 9784480684936【単著】東大ファッション論集中講義
- アメリカのメディアと既製服, アメリカのファッションデザイン運動, アメリカン・フィフティーズ, 2024年06月, ISBN: 9784907083878ファッションヒストリー 1850-2020
- 「アメリカン・フィフティーズ」, ブックエンド, 2024年03月服の、先へ:ファッションヒストリー編(下巻)
- ファッション、服飾, 丸善出版, 2024年01月, ISBN: 9784621308875ジェンダー事典
- 「アメリカのメディアと既製服」「アメリカのファッションデザイン運動」, ブックエンド, 2023年09月服の、先へ:ファッションヒストリー編(上巻)
- シームレスの美学ーファッションと皮膚感覚, 春風社, 2023年03月, 109-134, ISBN: 4861108497現代の皮膚感覚をさぐる――言葉、表象、身体
- シャネルの近代 ファッションをめぐる装飾の機能, 赤々舎, 2022年07月, 254-258交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
- ファッションの歴史, 東京大学出版会, 2022年04月, 121-128, ISBN: 4130230794「歴史総合」をつむぐー新しい歴史実践へのいざない
- メディア, フィルムアート社, 2022年03月, 41-53, ISBN: 484592109Xクリティカル・ワード ファッションスタディーズ 私と社会と衣服の関係
- 芸術とファッションの融合ーこれは衣服なのか、芸術なのか, 丸善出版, 2020年12月美学の事典
- 近代アメリカ女性に見る針仕事と階級の関わり, フィルムアート社, 2020年09月現代手芸考
- 衣生活とファッション文化の歴史, 神戸市, 2020年03月, 378-427新修神戸市史
- ファッション誌の技法ーイメージ/ことば/設計図, 新曜社, 2019年06月転生するモード
- ポール・ジョブリング「記号学とファッションの修辞的コード」, フィルム・アート社, 2018年12月, ISBN: 4845917165ファッションと哲学
- 青土社, 2018年09月, ISBN: 4791770951【単著】まなざしの装置 ―ファッションと近代アメリカ―
- ファッションとローマ─アングルはローマの何を描いたか, 竹林舎, 2013年10月西洋近代の都市と芸術1 ローマ 外国人芸術家たちの都
- 性差を突きつける;突き破る─コムデギャルソンと近代ファッションシステム, フィルムアート社, 2012年12月相対性コムデギャルソン論
- 名古屋ボストン美術館, 2012年03月"What's an Icon of Style" 時代を彩るファッション
- リュディオン, 2009年04月6+ アントワープファッション
- 表象ーファッションへのまなざし, 大学教育出版, 2007年10月キーワード 人間と発達 増補改訂版 IV. 感性と表現
- ドメス出版, 2006年10月人間像の発明
- 大学教育出版, 2005年04月キーワード 人間と発達 IV. 感性と表現
- 身体の裁縫術;ファッションと性, 武蔵野美術大学出版局, 2002年04月現代芸術論
- 新書館, 2001年11月ファッション・ブランド・ベスト・101
- 国立西洋美術館, 2001年08月肖像が語るアメリカ史ースミソニアン・ナショナル・ポートレート・ギャラリー所蔵作品による
- せりか書房, 2001年05月問いかけるファッションー身体・イメージ・日本
- 抵抗する衣服;あるいは未熟な身体─コムデギャルソンのセクシュアリティ, 東京大学出版会, 2000年10月, ISBN: 4130141139表象のディスクール: 身体―皮膚の修辞学
- マティス論; 現代の夜明け─アンリ・マティス; 赤いアトリエ, 京都造形芸術大学, 1999年04月20世紀美術
- 第4回大学院生のためのジェンダー研究カンファレンス(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター), 2025年03月ファッションとジェンダー
- ジェンダー論基礎講座「ジェンダー✕表象―近すぎて気づけない“表現”のバイアスとは?―」, 2025年02月ファッションとジェンダー・イメージ
- 第75回美学会全国大会, 2024年10月「現代衣服の源流」を遡るー日本におけるファッション展の成立について
- ファッション研究フォーラム「ファッション研究/教育のポジション」, 2023年11月ファッション研究をめぐる教育と研究の現場ー神戸大学の場合
- 皮膚感覚と情動:メディア研究の最前線, 2023年11月衣服は第二の皮膚なのか?
- 民族藝術学会シンポジウム「ミュージアムと「民族衣装」, 2023年04月ファッション展と民族衣装
- ファッションが産業になる:フランス・アメリカ・日本・ソ連・イタリアの過去とインドネシアの現在, 2022年10月距離を克服するー近代アメリカのファッション・メディア
- Fashion Studies®️ Think of Fashion®️オンライン#7, 2022年08月シャネルの近代-ファッションをめぐる機能と装飾
- 服飾美学会大会, 2021年06月田中薫と民俗衣服ー地理学から衣服学へ
- 京都国立近代美術館シンポジウム「ドレスコード?ーそれぞれのファッション学の視点から」, 2019年08月ファッションをめぐる身振りー近代アメリカの衣服と規範ー
- 表象文化論学会大会シンポジウム"ファッション批評は可能か?", 2018年07月なぜいまだファッション批評+研究は困難なのか?
- 現代「手芸」文化に関する研究(国立民族学博物館共同研究), 2018年01月針と女性ー教養か賃金か家事かー
- 神戸ファッション美術館服飾文化セミナー, 2017年05月シャネリズムとは何か
- 日本記号学会大会, 2017年05月ファッション誌の技法ーイメージ・ことば・設計図ー
- 「近代日本の手作りとジェンダー」第5回研究会, 2016年03月, 奈良女子大学アメリカの裁縫/刺繍文化と女性
- 現代「手芸」文化に関する研究(国立民族学博物館共同研究), 2015年11月二つの針仕事ー刺繍か裁縫か女性か
- 表象文化論学会第10回研究発表集会, 2015年11月モデルに倣うーファッションにおけるパターンの出現
- 意匠学会第224回研究例会, 2015年11月パターンによる流行受容ー初期『ハーパース・バザーの重要性』
- 藝術学関連学会連合第10回公開シンポジウム「日常のポエティックス」, 2015年06月, 京都国立近代美術館針仕事のポエティックスーなぜ服は物語を紡ぐのか
- 美学会第63回全国大会, 2012年10月, 京都大学「縫う女性」の表象ー『ゴーディズ・レディズ・ブック』を手がかりに
- 感性研究フォーラム, 2010年12月, 繊維学会, 神戸松陰女子学院大学ラグジュアリーブランドとファストファッション
- 成形加工シンポジア'10, 2010年11月, プラスチック成形加工学会, 神戸大学ファッションー身体の成形加工
- 服飾美学会大会, 2008年05月, お茶の水女子大学「ファッション・プレートは何のために―1837年から1847年の『ゴーディズ・レディズ・ブック』における正当化の言説―
- 第9回発達科学シンポジウム, 2003年12月, 神戸大学発達科学部, 神戸, 日本ファッションと表現
- 服飾美学会大会, 2002年05月, 日本女子大学名としてのシャネル・スーツーアメリカでのシャネル受容を中心に
- 日仏美術学会例会, 1997年07月, 東京日仏会館モードの性―方法論としてのゴルチェ、ウエストウッド、川久保
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会 科学研究費補助金, 科学研究費助成事業, 挑戦的研究(開拓), 神戸大学, 2023年 - 2027年ファッションスタディーズの樹立に向けた日本的課題解決のための挑戦的研究
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 神戸大学, 2023年04月01日 - 2026年03月31日ミュージアムにおけるファッション展の日本的展開に関する総合研究
- 日本学術振興会 科学研究費補助金, 基盤研究(B), 基盤研究(B), 神戸大学, 2023年04月 - 2026年03月ミュージアムにおけるファッション展の日本的展開に関する総合研究
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金, 基盤研究(B), 2019年04月 - 2023年03月「ポスト身体社会」における芸術・文化経験の皮膚感覚についての横断的研究
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金, 基盤研究(C), JSPS KAKENHI, Grants-in-Aid for Scientific Research(C),, 2019年04月 - 2023年03月思想としてのファッションー20世紀後半の芸術における身体表象の関係から
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金, 基盤研究(C), 2016年04月 - 2019年03月「見るもの」としてのファッション─表象装置としてのミュージアムとの関連から
- 日本学術振興会, 国際共同研究加速基金補助金, 国際共同研究強化, 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化), 神戸大学, 2017年 - 2019年ミュージアムにおけるファッション展の国際的展開に関する総合研究本研究は、ニューヨークを中心とするミュージアムにおいて「ファッション展」がいかに成立し、美術館制度のなかに位置付けられているのかを明らかにするものである。 前年度(平成29年度)までの研究計画進行を踏まえ、平成30年度は、ニューヨーク州立ファッション工科大学所属の共同研究者・川村由仁夜氏および同大学美術館学芸員等と研究実施についての協議を行った。そして、平成30年度9月からニューヨーク州立ファッション工科大学を拠点として、約半年間の共同研究の実施の詳細について検討した。期間中にはファッション展企画に携わるニューヨークのミュージアムの学芸員の講演およびワークショップを開催する計画を立てた。具体的には、メトロポリタン美術館衣装部門のステファニー・クラマー氏に講演を依頼し、続いてニューヨーク州立ファッション工科大学美術館ディレクターや同大学のファッション史研究者に講演を依頼することとした。 一方で、日本においても国内のミュージアムを対象とする「ファッション展」研究の実施について、京都服飾文化研究財団を中心とする学芸員・研究者に研究調査の協力と実施の要請を行った。特に同年ニューアーク美術館で開催された同財団のファッション展を手掛かりとして、日米のファッション展研究の推進について協議を行った。 平成29年度から平成30年度にかけて、日米双方の研究者および学芸員と研究実施にむけて準備を整えたが、平成30年度研究実施時において研究代表者がアメリカへ渡航不能となったため、やむなく研究計画を中止することとした。その後、平成30年度後半には、日本国内においてメトロポリタン美術館アーキヴィストやファッション工科大学美術館ディレクターとミーティングを行い、これまでの成果を今後も発展的に継承していくことについて同意を得た。
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金, 基盤研究(C), 2013年04月 - 2016年03月
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金, 若手研究(B), 若手研究(B), 神戸大学, 2010年04月 - 2013年03月19世紀アメリカを中心とするお針子の表象を考察することによって、以下の点を明らかにした。紡績・織布産業の機械化が進む 1840年代、英米の諸メディアに頻出したお針子像は、歴史的に布地に与えられてきた女性性の象徴を繋ぎ止めようとする社会的欲望を表していた。またお針子像の衰退とともに登場する裁縫記事は、読者を「縫い、着飾り、視る」女性として育成した。お針子を含めた「縫う女性」の表象は、19世紀アメリカにおけるファッション文化と女性の結びつきの変容過程を示す記号として機能していた。
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金, 若手研究(B), 若手研究(B), 神戸大学, 2006年04月 - 2010年03月19世紀アメリカの代表的女性誌である『ゴーディズ・レディズ・ブック』の分析を通じて以下の点を明らかにした。まず、同誌はヨーロッパの最新流行の受容と改変を通じて「フィラデルフィア・ファッション」というアメリカ型ファッションを作り出したこと。次にファッション・プレートの掲載を推進し、アメリカ型ファッションの価値を高めていったこと。また、ファッションの推進を家庭装飾の意義と重ね合わせることで、「自他を飾る行為」を女性の仕事として位置づけたことである。
- ジェンダー論基礎講座「ジェンダーとわたしと」, 2025年02月23日ファッションとジェンダー・イメージ
- 2024年10月01日新書でファッションスタディーズ、その舞台裏
- 2024年09月, ジョン・ガリアーノ 世界一愚かなデザイナーCOMMENTS
- 神戸新聞, 2025年08月13日, 文化面戦争と表現 80年の片表(3)ファッション 活動性重視、「脱」和服進む
- 神戸新聞, 2025年07月05日ファッション 普遍的対話の土台に 第一線の米研究者スティールさん、神戸大で講演
- 神戸大学★夢ラボ, 2025年06月【出演】神戸大学⭐︎夢ラボ(6/1,6/8)
- プライムニュース, 2025年05月05日【出演】「服」から読み解く国家戦略
- プラッと, 2025年04月09日【出演】ファッションは個性?同調?@原宿
- 毎日新聞, 2025年03月29日【書評】『日本ファッションの一五〇年ー明治から現代まで』(永江朗氏)
- REPRE53, 2025年03月『日本ファッションの一五〇年 明治から現代まで』(新刊紹介)
- 中日新聞・東京新聞, 2025年02月23日著者は語る 洋装史から問う現代 日本ファッションの一五〇年
- TBSラジオ【荻上チキ・Sesshion】, 2025年02月20日【出演】なぜファッションは「女性のもの」となったのか, 歴史と変遷で考える性差
- 日本経済新聞, 2025年02月04日東大文学部講義の入門書が好調 ファッション 学術研究に熱
- サライ, 2025年02月『男性がスーツを着続けるわけ 日本ファッションの一五〇年』
- 歴史街道, 2025年02月近代日本における洋服の受容『日本ファッションの一五〇年』
- 日経MJ新聞, 2025年01月31日「東大ファッション論集中講義」ベストセラーに, 学問的な視点で奥深さ分析
- 東京新聞・中日新聞, 2025年01月11日【書評】西洋化社会の変容 明らかに『日本ファッションの一五〇年:明治から現代まで』平芳裕子著
- 日本経済新聞, 2025年01月04日【書評】日本ファッションの一五〇年 平芳裕子著 せめぎあう普遍性と独自性(難波功史著)
- サライ2月号, 2025年01月男性がスーツを着続けるわけ『日本ファッションの一五〇年:明治から現代まで』平芳裕子著
- 歴史街道2月号, 2025年01月近代日本における洋服の受容『日本ファッションの一五〇年』
- 歴史研究 727号, 2025年01月歴史文化ライブラリー611『日本ファッションの一五〇年:明治から近代まで』平芳裕子著
- 日本経済新聞, 2024年12月29日, Nikkei The STYLE Fashion & Design(『東大ファッション論集中講義』の掲載)食と装いから2024年を見る
- 歴史研究 2025年1-2月号, 2024年12月28日『日本ファッションの一五〇年 明治から現代まで』
- 朝日新聞, 2024年12月26日ファッションを東大で考えた4日間
- 高橋源一郎の飛ぶ教室, 2024年12月13日【出演】平芳裕子さん 神戸大学大学院教授
- 朝日新聞, 2024年12月07日「折々のことば」(鷲田清一著)へ『東大ファッション論集中講義』の一節掲載
- 産経新聞, 2024年12月01日話題の本「反骨心が引き起こす「革命」『東大ファッション論集中講義』 」
- 福島民報, 2024年11月30日社会や文化映す奥深さ『東大ファッション論集中講義』
- 週刊新潮, 2024年11月28日ベストセラー街道をゆく!『東大ファッション論集中講義』(倉本さおり著)
- 芸術新潮, 2024年11月25日服は世につれ、世はファッションにつれ『東大ファッション論集中講義』
- 読売新聞, 2024年11月17日【書評】東大ファッション論集中講義(小池寿子著)
- 毎日新聞, 2024年11月12日【書評】『東大ファッション論集中講義』(橋本麻里著)
- ちくま10月号, 2024年10月【書評】ファッションを芸術として研究する可能性を切り拓く『東大ファッション論集中講義』(吉田寛著)
- KAI-YOU, 2024年10月芸術文化としての「ファッション論」 東大の特別講義が新書で甦る 2024.08.24
- 日経ビジネス電子版, 2024年10月『東大ファッション論集中講義』~ファッションの歴史から未来を考える
- 中経オンライン, 2024年10月拝啓、書店より 普段は動かない新書が完売「東大ファッション論集中講義」
- 週間文春2024年10月31日号, 2024年10月文春図書館 「著者は語る」
- 2024年10月「みんなと同じでいたいけど、違っていたい」『東大ファッション論集中講義』の著者が語るファッションの魅力
- 沖縄タイムス、富山新聞、山陽新聞、日本海新聞、信濃毎日新聞、山陰中央新報, 2024年10月「東大ファッション論集中講義」一着から未来を考える視点
- ライブドアニュース, 2024年08月平芳裕子による書籍「東大ファッション論集中講義」が発売 12のテーマで衣服を解説
- 美術手帖ウェブ版, 2022年09月25日, https://bijutsutecho.com/magazine/insight/26086ガブリエル・シャネルは何がすごかったのか。ファッションを社会とともに見つめたその眼差しをたどる
- 日経新聞, 2022年07月17日, The STYLE/Fashionシャネルがもたらした自由
- 朝日中高生新聞, 2022年07月10日, 10-11面現代ファッションの基礎を作ったガブリエル・シャネル
- 2019年03月, https://www.asahi.com/articles/ASM3G5V26M3GUTIL03P.html「さらばパンプスの苦痛」共感広がるか
- 朝日新聞, 2019年03月, https://www.asahi.com/articles/DA3S13940952.html辛口批評、しにくい空気 SNS台頭、プロの書き手に逆風
- 沖縄タイムス, 2018年11月, https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/347593[出版]/「まなざしの装置」(平芳裕子著)