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宮下 規久朗
大学院人文学研究科 社会動態専攻
教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 文学修士, 東京大学
■ 研究キーワード
  • カトリック改革
  • カラヴァッジョ
  • バロック
  • イタリア
  • 美術史
■ 研究分野
  • 人文・社会 / 美術史
  • 人文・社会 / 美学、芸術論
■ 委員歴
  • 2024年01月 - 現在, 国立西洋美術館 令和6年度第1回美術作品購入等選考委員会選考委員
  • 2022年05月 - 現在, 明治美術学会, 理事
  • 2015年04月 - 現在, 徳島県立近代美術館, 収集専門委員
  • 2012年01月 - 現在, 国立国際美術館, 収集作品選考委員
  • 1999年06月 - 現在, 美術史学会, 常任委員
  • 2018年08月 - 2019年07月, 日本学術振興会化学研究費委員会, 専門委員
  • 2015年08月 - 2016年07月, 日本学術振興会特別研究員等審査会, 専門委員
  • 2006年08月 - 2015年07月, 日本学術会議, 連携会員
  • 1997年11月 - 2012年03月, 西宮市大谷記念美術館, 運営委員
  • 2002年07月 - 2011年07月, 文化資源学会, 理事
  • 2009年01月 - 2010年01月, 国立大学法人総合研究大学院大学グローバルCOEプログラム評価部会, 委員
  • 2004年10月 - 2009年09月, 国立民族学博物館, 共同研究員
  • 2006年07月 - 2009年07月, 『西洋美術研究』, 編集委員
  • 1997年04月 - 2003年03月, 加西市史編纂委員会文化財部, 専門委員
  • 1997年12月 - 2001年04月, 大阪市海洋博物館(仮称)展示美術品評価委員会, 委員長
  • 1997年05月 - 1998年05月, 豊中市教育委員会文化総合施設, 専門委員

研究活動情報

■ 受賞
  • 2005年12月 サントリー文化財団, サントリー学芸賞, 『カラヴァッジョ-聖性とヴィジョン』
    宮下 規久朗

  • 2005年06月 地中海学会, 地中海学会ヘレンド賞, 『カラヴァッジョ-聖性とヴィジョン』
    宮下 規久朗

  • 1999年12月 鹿島美術財団, 鹿島美術財団賞, 論文「『移行期』のローマ画壇とカラヴァッジオ」

■ 論文
  • 歴史画と集合的記憶
    宮下規久朗
    2024年03月, 記憶と芸術―ラビリントスの谺, 90 - 121, 日本語
    [招待有り]
    論文集(書籍)内論文

  • パンデミックと美術
    宮下規久朗
    2021年12月, 学術の動向, 26(12) (12), 58 - 62, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 疫病と聖母-バロック時代のイタリアを中心に
    宮下規久朗
    2021年04月, 須田記念 視覚の現場, (4) (4), 43 - 46, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • ジャン=ミシェル・バスキアの美術史的位置
    宮下規久朗
    2019年09月, バスキア展メイド・イン・ジャパン, 日本語
    [招待有り]
    論文集(書籍)内論文

  • 召命と否認-伝サラチェーニ《聖ペテロの否認》をめぐって
    宮下規久朗
    2018年09月, イメージ制作の場-西洋近世・近代美術史における図像学と美術理論, 169 - 188, 日本語
    論文集(書籍)内論文

  • 刺青と日本文化-危機に瀕する伝統美
    宮下規久朗
    2018年09月, 世界, 912, 216 - 223, 日本語
    [招待有り]

  • ヴァザーリとカトリック改革
    宮下規久朗
    2017年11月, ヴァザーリ 美術家列伝, 503 - 510, 日本語
    論文集(書籍)内論文

  • ルネサンスを破壊した宗教改革
    宮下規久朗
    2017年02月, 文藝春秋スペシャル, 48 - 55, 日本語

  • ベラスケスとカラヴァッジェスキ
    宮下 規久朗
    早稲田大学文学学術院, 2016年11月, 公開国際シンポジウム報告集 ベラスケスとバロック絵画:影響と同時代性、受容と遺産, 7 - 18, 日本語
    [招待有り]
    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)

  • 仰ぎ見る裸婦—近代ヌードの一典型の系譜
    宮下 規久朗
    中央公論美術出版, 2013年03月, 美術史歴参, 日本語
    研究論文(大学,研究機関等紀要)

  • カラヴァッジョとキリスト教—可視化された回心と奇蹟
    宮下 規久朗
    関西学院大学神学部, 2013年03月, 神学研究, (60) (60), 103 - 115, 日本語
    [招待有り]
    研究論文(大学,研究機関等紀要)

  • 美術における草案の諸相
    宮下 規久朗
    岩波書店, 2010年09月, 文学(岩波書店), 第11巻・第5号、9・10月号、225-247頁(5) (5), 225 - 247, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • アンディ・ウォーホル作品における聖と俗
    宮下 規久朗
    三元社, 2009年12月, 西洋美術研究, 第15号、137-153頁(15) (15), 137 - 153, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • アウトローの刻印-刺青の血脈
    宮下 規久朗
    2009年08月, 美術手帖, 927号、64-69頁, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 食と西洋美術
    宮下 規久朗
    2009年03月, Aube 比較藝術学, 4/5合併号、87-104頁, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • 墓場としてのミュージアム
    宮下 規久朗
    2006年06月, 月刊みんぱく, 6月号・8-11頁, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 美術史における回顧
    宮下 規久朗
    2005年12月, 近代画説, 14号・35-45頁, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 聖俗の食卓-レオナルドからチェルーティまで
    宮下 規久朗
    2005年09月, ミラノ展カタログ, 20-22頁, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 発酵するイコン—かくれキリシタン聖画考
    宮下 規久朗
    醍醐書房, 2004年07月, 美術フォーラム21, 10(10) (10), 69 - 78, 日本語
    [招待有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • カラヴァッジョ最初期の作品《果物を剥く少年》について
    宮下 規久朗
    神戸大学美術史研究会, 2004年02月, 美術史論集, (4) (4), 15 - 26, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(大学,研究機関等紀要)

  • カラヴァッジオの身振り
    宮下 規久朗
    三元社, 2001年03月, 西洋美術研究, (5) (5), 77 - 92, 日本語
    [査読有り][招待有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 犠牲の血—カラヴァッジオ《洗礼者ヨハネの斬首》の図像解釈
    宮下 規久朗
    美術史学会, 2000年10月, 美術史, 50(149) (149), 64 - 78, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 救済への待望—カラヴァッジオの二点の《洗礼者ヨハネ》をめぐって
    宮下 規久朗
    神戸大学文学部, 2000年03月, 五十周年記念論集, 日本語
    研究論文(大学,研究機関等紀要)

  • 「移行期」のローマ画壇とカラヴァッジオ
    宮下 規久朗
    鹿島美術財団, 1999年03月, 鹿島美術研究, (15) (15), 182 - 186, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • ベルガモ、ロレンツォ・ロット展—「放浪の天才」へのまざざし
    宮下 規久朗
    三元社, 1999年03月, 西洋美術研究, (1) (1), 182 - 186, 日本語
    [査読有り][招待有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 切られた首の自画像—カラヴァッジオ『ダヴィデとゴリアテ』をめぐって
    宮下 規久朗
    美術出版社, 1992年11月, 美術史の六つの断面, 日本語
    研究論文(学術雑誌)

  • カラヴァッジオ《パレルモの生誕》について
    宮下 規久朗
    日仏美術学会, 1991年03月, 日仏美術学会会報, (10) (10), 19 - 40, 日本語
    [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)

  • 裸体表現の変容
    宮下 規久朗
    三彩社, 1990年09月, 三彩, 517、518, 75 - 83 60-68, 日本語
    [査読有り][招待有り]
    研究論文(学術雑誌)

■ MISC
  • ベルニーニの総合芸術
    宮下 規久朗
    2018年04月, Art Library, (19) (19), 3 - 9, 日本語
    [招待有り]
    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • ヴェネツィア 海の都の美をめぐる
    宮下 規久朗
    2011年10月, 芸術新潮, 2011年11月号、10-91頁, 日本語
    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 櫻井忠剛の位置
    宮下 規久朗
    尼崎市総合文化センター, 2005年05月, 櫻井忠剛と関西洋画の先駆者たち, 8 - 11, 日本語
    [招待有り]
    その他

  • 宮廷建築
    宮下 規久朗
    2005年02月, 歴史学事典 王と国家, 12巻, 日本語
    [査読有り]
    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 福音への待望 : カラヴァッジオの2点の<洗礼者ヨハネ>をめぐって
    宮下 規久朗
    神戸大学, 2000年03月, 紀要, 27, 143 - 163, 日本語

  • 近代日本裸体画史
    宮下 規久朗
    新潮社, 1993年04月, 芸術新潮, 44(5) (5), p57 - 67, 日本語
    [招待有り]
    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

■ 書籍等出版物
  • 名画の力
    2024年07月, ISBN: 9784334103781

  • 西洋の美学・美術史
    小田部, 胤久, 宮下, 規久朗
    放送大学教育振興会, 2024年03月, 日本語, ISBN: 9784595324550

  • 食べる西洋美術史 : 「最後の晩餐」から読む
    宮下, 規久朗
    光文社, 2024年02月, 日本語, ISBN: 9784334102203

  • 日本の裸体芸術 : 刺青からヌードへ
    宮下, 規久朗
    筑摩書房, 2024年01月, 日本語, ISBN: 9784480512284

  • バロック美術 : 西洋文化の爛熟
    宮下 規久朗
    単著, 中央公論新社, 2023年10月, 日本語, ISBN: 9784121027764

  • 西洋美術史
    宮下規久朗
    共著, 第5章 バロック、ロココ, カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社美術出版社書籍編集部,美術出版社 (発売), 2021年12月, 日本語, ISBN: 9784568389081

  • 名画の生まれるとき
    宮下, 規久朗
    単著, 光文社, 2021年10月, 日本語, ISBN: 9784334045685

  • 美術は宗教を超えるか
    宮下, 規久朗, 佐藤, 優
    共著, PHP研究所, 2021年06月, 日本語, ISBN: 9784569849447

  • 聖母の美術全史 : 信仰を育んだイメージ
    宮下, 規久朗
    単著, 筑摩書房, 2021年06月, 日本語, ISBN: 9784480074010

  • カラヴァッジョ原寸美術館 : 100%Caravaggio!
    宮下, 規久朗
    単著, 小学館, 2021年03月, 日本語, ISBN: 9784096823590

  • 1時間でわかるカラヴァッジョ
    宮下, 規久朗
    単著, 宝島社, 2021年03月, 日本語, ISBN: 9784299004390

  • カラヴァッジョ《聖マタイの召命》 : 一枚の絵で学ぶ美術史
    宮下, 規久朗
    筑摩書房, 2020年02月, 日本語, ISBN: 9784480683694

  • バスキア展 : メイド・イン・ジャパン
    宮下, 規久朗
    監修, ブルーシープ, 2019年09月, ISBN: 9784908356100

  • バスキア・ハンドブック
    宮下, 規久朗
    編者(編著者), ブルーシープ, 2019年09月, ISBN: 9784908356094

  • 世界の一流が必ず身につけている西洋美術の見方
    宮下, 規久朗
    単著, 宝島社, 2019年06月, 日本語, ISBN: 9784800294883

  • そのとき、西洋では : 時代で比べる日本美術と西洋美術
    宮下, 規久朗
    小学館, 2019年03月, 日本語, ISBN: 9784096822746

  • 1時間でわかる西洋美術史
    宮下, 規久朗
    単著, 宝島社, 2018年11月, 日本語, ISBN: 9784800287267

  • 宮下 規久朗
    単著, 岩波書店, 2018年05月, 日本語, 宗教改革がもたらした西洋美術の大断層と,その亀裂に浸透していった美術家たちの水脈をたどる論集., ISBN: 9784000612524
    学術書

  • 宮下 規久朗
    単著, 光文社, 2018年01月, 日本語, 初めてのイスラエルで訪ね歩いたキリストの事蹟から、津軽の供養人形まで、美術の本質を見つめ続けた全35編。, ISBN: 9784334043315
    一般書・啓蒙書

  • 宮下 規久朗
    単著, 岩波書店, 2016年06月, 日本語, 水の都ヴェネツィアは,たぐい稀な「美の都」でもある.千年以上にわたり独立を保ち「アドリア海の女王」と呼ばれた都市国家は,ティツィアーノらの天才画家を生み,ヨーロッパ中から一流芸術家が集まった.町のあちこちに息づき,いまも新しさを加えている建築や美術を切り口に,ヴェネツィアの歴史と魅力を存分に紹介する., ISBN: 9784004316084
    一般書・啓蒙書

  • 这幅画原来要看这里
    宮下, 規久朗, 杨, 明绮
    湖南人民出版社, 2016年05月, 中国語, ISBN: 9787556113354

  • 宮下 規久朗
    単著, 岩波書店, 2016年05月, 日本語, 古代から近代の西洋美術と日本美術における光と闇の相克の歴史を,カラヴァッジョ研究の第一人者が読み明かす., ISBN: 9784000253567
    学術書

  • 宮下 規久朗
    単著, 筑摩書房, 2015年12月, 日本語, 西洋美術を鑑賞するには、人物の身振りやそこに込められた意味について知っておくことが重要だ。有名な《最後の晩餐》や《受胎告知》も、よく観察すると、描かれた個々の人物の異なる身振りがそれぞれ別の感情を表すことに気づく。知らないと見過ごしてしまうこれらの身振りや動作に注目すると、絵の中の「物語」が鮮明に見えてくる。, ISBN: 9784480433183
    一般書・啓蒙書

  • 宮下 規久朗
    単著, 筑摩書房, 2015年07月, 日本語, 美術館でよく見かける絵に描かれた50のテーマ(=モチーフ)を手掛かりに、美術を読み解く画期的な名画鑑賞入門。中世から近現代までの代表的な西洋絵画をはじめ、壁画や国宝の襖絵まで和洋幅広いジャンルを網羅。これであなたも美術通!美術館に行くのが楽しくなる。, ISBN: 9784480432841
    一般書・啓蒙書

  • 宮下 規久朗
    単著, 光文社, 2015年06月, 日本語, 美術は、単に優雅な趣味の対象ではなく、社会や文化全般に強く関係する。政治経済と深く関わり、生老病死を彩り、人の欲望や理想を反映する――。西洋でも東洋でも、美術は歴史の局面で重要な役割を果たしてきた。そんな美術の誘惑についての、一期一会の物語。, ISBN: 9784334038649
    一般書・啓蒙書

  • 美術家列伝 第5巻
    森田, 義之, 越川, 倫明, 高梨, 光正, 甲斐, 教行, 宮下, 規久朗
    共編者(共編著者), 中央公論美術出版, 2014年02月, 日本語, ISBN: 9784805516010

  • 宮下 規久朗
    単著, 筑摩書房, 2013年07月, 日本語, たとえばあなたが実際に美術館に出かけて目にした、これまで見たことのない中世の西洋絵画を即座に読み解くにはどうすればいいだろうか。本書は、絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書である。西洋絵画だけでなく、日本を含む東洋の美術や現代美術にも言及している。, ISBN: 9784480430762
    一般書・啓蒙書

  • 欲望の美術史
    宮下 規久朗
    単著, 光文社, 2013年05月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 知識ゼロからのルネサンス絵画入門
    宮下 規久朗
    単著, 幻冬舎, 2012年09月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • ヴェネツィア物語
    宮下 規久朗
    共著, 新潮社, 2012年05月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • ヌードの美術史
    宮下 規久朗
    共著, 美術出版社, 2012年03月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 知っておきたい世界の名画
    宮下 規久朗
    単著, 角川学芸出版, 2012年01月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • フェルメールの光とラ・トゥールの焔ー「闇」の西洋絵画史
    宮下 規久朗
    単著, 小学館, 2011年06月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 裏側からみた美術史
    宮下 規久朗
    単著, 日本経済新聞出版社, 2010年10月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 三島由紀夫の愛した美術
    宮下 規久朗
    共著, 新潮社, 2010年10月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 不朽の名画を読み解く
    宮下 規久朗
    単著, ナツメ社, 2010年08月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • ウォーホルの芸術―20世紀を映した鏡
    宮下 規久朗
    単著, 光文社, 2010年04月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 社会の中の芸術
    宮下 規久朗
    共著, 放送大学教育振興会, 2010年03月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • カラヴァッジョ巡礼
    宮下 規久朗
    単著, 新潮社, 2010年02月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 宗教と文学ー神道・仏教・キリスト陜
    宮下 規久朗
    共著, 弘学社, 2009年12月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • もっと知りたいカラヴァッジョー生涯と作品
    宮下 規久朗
    単著, 東京美術, 2009年12月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 展示の政治学
    宮下 規久朗
    共著, 水声社, 2009年09月, 日本語
    学術書

  • 맛있는 그림 : 혀끝으로 읽는 미술 이야기
    宮下, 規久朗, 이, 연식
    바다출판사, 2009年, 朝鮮語, ISBN: 9788955615012

  • 刺青とヌードの美術史―江戸から近代へ
    宮下 規久朗
    単著, 日本放送出版協会, 2008年04月, 日本語
    学術書

  • モディリアーニ―モンパルナスの伝説
    宮下 規久朗
    単著, 小学館, 2008年03月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • モディリアーニの恋人
    宮下 規久朗
    共著, 新潮社, 2008年03月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • カラヴァッジョへの旅
    宮下 規久朗
    単著, 角川書店, 2007年09月, 日本語
    学術書

  • レオナルド・ダ・ヴィンチの世界
    宮下 規久朗
    共著, 東京堂出版, 2007年05月, 日本語
    学術書

  • 食べる西洋美術史
    宮下 規久朗
    単著, 光文社, 2007年01月, 日本語
    学術書

  • カラヴァッジョ
    宮下 規久朗
    単著, 小学館, 2006年11月, 日本語
    その他

  • イタリア・バロック-美術と建築
    宮下 規久朗
    単著, 山川出版社, 2006年11月, 日本語
    学術書

  • 西洋美術史
    宮下 規久朗
    共著, 武蔵野美術大学出版局, 2006年04月, 日本語
    学術書

  • 『櫻井忠剛と関西洋画の先駆者たち』展カタログ
    宮下 規久朗
    共著, 尼崎市総合文化センター, 2005年05月, 日本語
    学術書

  • カラヴァッジョ-聖性とヴィジョン
    宮下 規久朗
    単著, 名古屋大学出版会, 2004年11月, 日本語
    学術書

  • バロック美術の成立
    宮下 規久朗
    単著, 山川出版社, 2003年10月, 日本語
    学術書

  • 表徴と芸能(「天皇と王権を考える」6巻)
    宮下 規久朗
    共著, 岩波書店, 2003年01月, 日本語
    学術書

  • カラヴァッジョ鑑
    宮下 規久朗
    共著, 人文書院, 2001年10月, 日本語
    学術書

  • カラヴァッジョ 光と影の巨匠 バロック絵画の先駆者たち
    宮下 規久朗
    監修, 朝日新聞社, 2001年09月, 日本語
    学術書

  • 世界の中の三島由紀夫
    宮下 規久朗
    共著, 勉誠出版, 2001年03月, 日本語
    学術書

  • イタリア・ルネサンス美術論
    宮下 規久朗
    共著, 東京堂出版, 2000年06月, 日本語
    学術書

  • ティエポロ
    宮下 規久朗
    単著, トレヴィル, 1996年08月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • アンディ・ウォーホル1956-86:時代の鏡
    宮下 規久朗
    共著, 朝日新聞社, 1996年04月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • バロックの闇と光
    宮下 規久朗
    共著, 講談社, 1993年05月, 日本語
    一般書・啓蒙書

  • 幕末・明治の画家たち
    宮下 規久朗
    共著, ぺりかん社, 1992年12月, 日本語
    学術書

  • バロック的
    宮下 規久朗
    共著, 洋泉社, 1992年04月, 日本語
    一般書・啓蒙書

■ 所属学協会
  • 神戸大学美術史研究会
    2001年04月 - 現在

  • 明治美術学会

  • 文化資源学会

  • 美術史学会

■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • カトリック改革における幻視表現の成立と展開に関する研究
    宮下 規久朗
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2019年04月01日 - 2024年03月31日
    今年度は、幻視表現に関連する資料を収集し、とくに聖母の図像と祭壇画の機能について調査した。 2020年3月初旬にはベルギーとドイツに赴き、多くの美術館と教会、図書館を訪れ、初期ネーデルラント絵画から17世紀バロック絵画までの作品と関連資料を調査した。祭壇画と空間、作品と観者との関係について、ヘントのシント・バーフ聖堂にあるファン・エイクの「ヘント祭壇画」、ルーヴェンのシント・ペトルス聖堂にあるディルク・バウツの「聖餐祭壇画」、ケルン大聖堂のシュテファン・ロッホナーの「大聖堂祭壇画」について詳細に調査し、ヘントでは大規模なファン・エイク展も見て、初期ネーデルラント絵画の写実性と聖性について考えることができ、得るものが大きかった。そのほかこの出張では、ケルンの聖母被昇天聖堂で、ゴシック建築とバロック様式の接続の様態を調査し、同地の聖ウルスラ聖堂では膨大な聖遺物と展示空間について、またブリュッセルの聖カタリナ聖堂では黒い聖母の展示と民間信仰について考えることができた。いずれも、像のある空間が信者にいかにして聖なる存在を近くさせうるかという問題にとって示唆的であった。 また、幻視とも関係する「召命」の表現と意味について考察した。とくにカラヴァッジョの《聖マタイの召命》についての諸問題(マタイ問題)をめぐって、宗教改革の争点となった予定説と自由意志との関係から新たな解釈を試み、さらに召命と回心や殉教との関係などについて考えたことを、著書『カラヴァッジョ《聖マタイの召命》』(筑摩書房、2020年2月)にまとめて出版することができた。

  • 日本における西洋宗教美術受容史再構築の試み―16世紀から19世紀まで
    児嶋 由枝, 宮下 規久朗, 秋山 聰, 谷古宇 尚, 益田 朋幸, 志邨 匠子
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 早稲田大学, 2018年04月01日 - 2022年03月31日
    2018年9月に長崎県内で実施した合同調査をふまえ、各自が国内外で研究調査を進めた。特に、トレント公会議後のカトリック教会の指針を反映したキリシタン図像と日本のキリシタン独自の図像との分別に関する問題に焦点をあてた。キリシタン美術には、明らかに西欧起源の図像、西欧キリスト教の図像と日本在来の宗教図像との混合、そして、日本在来の宗教図像のキリスト教への転用など、さまざまな形態がみられ、また、明確に区分すべきではない例も数多く存在する。その背景となる各時代や地域の社会や文化、宗教の状況に関して、各自の専門分野から考察を行った。 10月、11月には、ERC(European Research Council)設立のミュンヘン大学の研究グループSACRIMA(The Normativity of Sacred Images in Early Modern Europe/西欧近世における聖像の規範)とともに、共同セミナー/講演会を実施した。このプロジェクトのテーマは、(Early Modern Sacred Images in Japan and Europe: Contact, Comparison, Conflict/近世ヨーロッパと日本の聖なるイメージ)である。10月にはミュンヘン大学で、そして11月には早稲田大学で実施したが、日本からは研究分担者や国内外の研究協力者のほか、早稲田の学生も発表を行った。トレント公会議以降の西欧カトリックの聖像、そして日本のキリシタンの聖像における規範と禁忌について協議をした。早稲田で開催されたセミナーには数多くの聴衆が出席し、広く問題を共有する機会となったことも特筆すべきであろう。なお、これには、DAAD(ドイツ学術交流会)-早稲田大学パートナーシッププログラムの共催を得ている。

  • ジョルジョ・ヴァザァーリ『美術家列伝』第五巻
    宮下 規久朗
    研究成果公開促進費/学術図書, 2017年04月 - 2018年03月, 研究代表者
    競争的資金

  • 宮下 規久朗
    日本学術振興会, 学術研究助成基金助成金/基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2013年04月 - 2018年03月, 研究代表者
    カトリック改革が美術に及ぼした影響について、様式と図像の両面にわたって、対する宗教改革の果たした世俗化といった役割とともに広く考察した。具体的にはカラヴァッジョとカラヴァッジェスキを中心にバロックの美術家たちによる画像の意味や機能について研究した。また、教会や宮殿の美術だけでなく、版画やエクス・ヴォートなどの民衆的な画像についても調査し、考察した。さらにイエズス会の図像が伝播した例としてマカオの美術や日本の南蛮美術についても調査した。
    競争的資金

  • 宮下 規久朗
    科学研究費補助金/基盤研究(C), 2009年, 研究代表者
    競争的資金

  • 宮下 規久朗
    科学研究費補助金/基盤研究(C), 2005年, 研究代表者
    競争的資金

  • 1600年前後のローマ美術と初期キリスト教文化
    宮下 規久朗
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2002年 - 2004年
    本研究は、1600年前後に初期キリスト教文化がいかに再評価されたかをあきらかにし、それが聖堂装飾をはじめとする当時のローマの美術活動に主題上・様式上いかに反映されたか、そしてそれが聖年における教皇庁や宗教団体の教義や政策、プロパガンダとどう関係したかを考察し、主要な画家の動向を追いながら、新たなバロック美術の誕生を促したメカニズムを総合的に解明しようとするものである。こうした調査によって、後期マニエリスムから初期バロックにいたる、イタリア美術史上もっともダイナミックな転換点の美術に、従来と異なる角度から光を当てることができ、また筆者が継続して行ってきたカラヴァッジョ研究にも、裏付けと深みを与えることができた。 平成14年度は主として教皇庁における反宗教改革期の美術政策について研究を行った。反宗教改革期には、教皇庁の美術が当時の公的な美術様式と認定され、各教団の美術政策や個人の美術嗜好に強く影響していたからである。具体的には、16世紀から17世紀にかけての教皇権が、当時の欧米の歴史情勢の中でどのような政治的・社会的位置をしめていたのか、またそれが公的な聖庁であるヴァチカン宮殿と一族の居城であるパラッツォの美術装飾にどのように反映しているかについて調査した。 平成15年度は、反宗教改革の国際的広がりという視点から、イタリア以外に普及した反宗教改革期の美術様式に注目した。また、わが国の禁教下から今日にいたるまでのいわゆる「隠れキリシタン」の美術については、その聖像(イコン)が存在するにもかかわらず、美術史上の研究対象となったことはほとんどなかった。しかし、キリスト教主題を持つ原図が閉ざされた社会でいかに変容し、異種の図像にいたるかというきわめて興味深い問題を提示しており、長崎県生月島で今も信仰されている聖画(納戸神・御前様)について若干の調査研究を行い、小論文を執筆した。 平成16年度は著書『カラヴァッジョ 聖性とヴィジョン』をまとめるため、今までに書いた諸論文を点検して書き直す作業に従事した。とくに第二章「1600年前後のローマ画壇とカラヴァッジョ」は、かつて書いた論文をほぼ全画的に書き直し、大幅に加筆してほとんど新しい論文にしてしまった。このように、1600年前後の混沌とした美術の状況と、反宗教改革とキリスト教考古学の流行に鼓舞されて起こった新たな潮流を、カラヴァッジョの革新という座標軸を設定することであきらかにすることができた。

  • 反宗教改革期の殉教図サイクルとカラヴァッジオ
    宮下 規久朗
    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究(A), 奨励研究(A), 神戸大学, 2000年 - 2001年
    昨年度は、カラヴァッジオ作品に見られる身振りについて、とくに両手を広げるいわゆる「オランス型」の身振りが初期キリスト教美術や当時の殉教図サイクルからの形態的・意味的影響を反映していることを実証して、論文「カラヴァッジオの身振り-表出から象徴へ」にまとめた。本年度は、カラヴァッジオ作品の重要なテーマである幻視(ヴィジョン)について、反宗教改革期や中世の神学思想や当時の宗教画などと関連付け、カラヴァッジオ様式の写実性や世俗性をそれによって説明し、論文「幻視のリアリズム-カラヴァッジョの宗教画」にまとめた。それによって、カラヴァッジオの宗教画の本質について従来と異なる視点から考察することができた。従来、モレットやモローニ、カンピなどロンバルディアのプレ・カラヴァッジェスキの影響から説明されてきた幻視表現が、実はローマにおける初期キリスト教の古刹復興の気運とその殉教図サイクルの壁画から触発された要素があることを、カラヴァッジオの《聖ルチアの埋葬》などを例として実証することができた。 また、昨年末から本年初頭にかけて日本で初めてのカラヴァッジオ展が開催されたが、この展覧会のカタログに監修として関わる機会を得た。《エマオの晩餐》や《祈る聖フランチェスコ》、《法悦のマグダラのマリア》など、展覧会に来た作品のいくつかは上記のような特質をもっており、後半生のカラヴァッジオに顕著となった初期キリスト教美術的な真摯な宗教性を示すものであり、カタログ論文「カラヴァッジョの闇」で、カラヴァッジオ研究につきまとう作品帰属の問題とともに、そのことをさらに詳しく掘り下げることができた。

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