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藤濤 文子リカレント教育推進室教授
研究活動情報
■ 受賞■ 論文
- 2022年02月, 国際文化学研究, (57) (57), 163 - 186, 日本語歌詞翻訳研究の方法論と観点 ー スコポス理論の立場から
- 台湾日本語文学会, 2017年12月, 2017年度国際シンポジウム「社会的役割を果たす日本語文学研究の推進」論文予稿集, 9 - 13, 日本語グローバル時代における翻訳の役割と再コンテクスト化[招待有り]研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 神戸大学国際文化学研究科, 2017年07月, 国際文化学研究, (48) (48), 165 - 182, 日本語グローバル雑誌の翻訳における再文脈化について ―言語テクストと写真の英日独比較―研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 日本翻訳通訳学会, 2016年05月, 翻訳研究への招待, (15) (15), 19 - 32, 日本語モード間翻訳による非言語機能の変更について―3段階分析の枠組みを用いて―[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科, 2016年, 異文化コミュニケーション論集, (14) (14), 7 - 17, 日本語[招待有り]
- 神戸大学大学院国際文化学研究科, 2014年08月, 国際文化学研究, (42) (42), 89 - 103, 日本語翻訳とパラテクストとしての挿絵 ―プロイスラーの作品を例に―研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 神戸大学大学院国際文化学研究科, 2013年01月, 国際文化学研究, (39) (39), 43 - 60, 日本語雑誌記事における翻訳方略 ―「たとえ」のイメージ(例え、譬え、比較)をどう訳すか―研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 神戸大学, 2009年11月, ドイツ文学論集, 38号・1-24, 35* - 58*, 日本語『マクスとモーリツ』の翻訳方略と受容研究論文(学術雑誌)
- 2009年03月, Studii De Stiinta Si Cultura, No.1 (16)・42-48, ドイツ語Textfunktion und Eigennamen in Japanischer Übersetzung ― Zeitschrift und schöne Literatur im Kontrast―研究論文(学術雑誌)
- DAAD友の会, 2008年09月, 日独研究論集, 3号・5-15(3) (3), 5 - 15, 日本語異文化をどう訳すか ―翻訳行為とその機能―[招待有り]研究論文(学術雑誌)
- 神戸大学, 2007年11月, ドイツ文学論集, 36号・31-53, 31* - 53*, 日本語比喩表現の翻訳について研究論文(学術雑誌)
- 阪神ドイツ文学会, 2006年12月, ドイツ文学論攷, (48) (48), 7 - 26, 日本語機能主義的翻訳理論の展開と応用[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2005年11月, ドイツ文学論集, 34, 31-50, 日本語日独翻訳にみる異文化コミュニケーション行為 ―『ノルウェイの森』の独語訳分析―研究論文(学術雑誌)
- 2004年11月, ドイツ文学論集, 33, 27-38, 日本語翻訳における注のコミュニケーション機能について―『キッチン』の独英語訳を例に研究論文(学術雑誌)
- 2004年03月, ドイツ文学, 2-5, 30-42, 日本語文学テクストの翻訳にみる異文化コミュニケーション行為―評価分析のための方法―[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2003年11月, ドイツ文学論集, 32, 49-60, 日本語翻訳による日本文学受容についての一調査 ―ベルリンの図書館所蔵図書利用頻度調査 ―研究論文(学術雑誌)
- 2002年11月, ドイツ文学論集, 31, 19-32, 日本語固有名詞の翻訳方法について ―グリム童話の場合―研究論文(学術雑誌)
- 2001年11月, ドイツ文学論集, 30, 61-84, 日本語ことば遊び翻訳の機能主義的考察研究論文(学術雑誌)
- 2000年11月, ドイツ文学論集, 29, 41-64, 日本語翻訳評価のためのコミュニケーション的分析研究論文(学術雑誌)
- 1998年11月, ドイツ文学論集, 27, 61-78, 日本語視聴覚コミュニケーションと翻訳研究論文(学術雑誌)
- 1997年11月, ドイツ文学論集, 26, 75-97, 日本語異文化コミュニケーションとしての映画翻訳―字幕スーパーと吹き替えの比較を通して―研究論文(学術雑誌)
- R. Jakobson betrachtete die Übersetzung im weitesten Sinne und unterschied die intralinguale Übersetzung (eine Umschreibung in derselben Sprache), die interlinguale (die eigentliche Übersetzung) und die intersemiotische (eine Interpretation durch ein anderes semiotisches Mittel). Für ihn waren viele Umschreibungen und Interpretationen bereits eine Übersetzung. Wie allgemein bekannt, sind die Grimmschen Märchen keine wörtlich niedergeschriebenen Versionen mündlich überlieferter Geschichten, sondern literarische Umschreibungen. Sie sind daher als intralinguale Übersetzungen zu verstehen. Das Übertragen dieser Texte ins Japanische stellt eine interlinguale Übersetzung dar. Wenn man die Märchen dann verfilmt oder aus ihnen eine Bildgeschichte macht, entsteht eine intersemiotische Übersetzung. Die Grimmschen Märchen sind also ein passender Stoff, um nach Jakobsons Begriffsbestimmung das Problem der Übersetzung grundsätzlich zu behandeln.JAPANISCHE GESELLSCHAFT FUER GERMANISTIK, 1996年, ドイツ文学, 96, 75 - 85
Die mündliche Überlieferung von Märchen ist eng mit dem Kontext verknüpft, tin dem die Märchen erzählt werden, und birgt in sich daher die Möglichkeit ständiger Wandlung. Die Brüder Grimm schrieben solche sich wandeinden Märchentexte auf. Sie wollten den Leser zwar glauben machen, daß sie dem Originaltext (der mündlichen Überlieferung) treu geblieben seien, aber die neuere Forschung hat gezeigt, daß die Märchentexte während ihres Entstehungsprozesses inhaltlich und stilistisch verändert wurden. Dabei spielten Faktoren wie Rezipient, Textsorte, Anforderungen der Gesellschaft und Zweck einer Märchensammlung eine große Rolle. Eine kleine Änderung aus erzieherischen Rücksichten im Hinblick auf die neuen Rezipienten "Kinder" könnte beispielsweise das Thema eines ganzen Märchentextes zerstören. Die Aufzeichnungsmethode bei Märchensammlungen war anders als im Fall von Sagen. Man kann sagen, daß die mündlich erzählten Texte aufgrund o. g. Faktoren in die heutigen Texte verwandelt wurden. K. Yoshizawa definiert das Wiedererzählen von Märchen weder als genaue Wiedergabe des mündlichen Originals noch als freie Bearbeitung von einem gegenwärtigen Standpunkt aus, sondern als Wiederbelebung der Texte, indem der Dichter den Gedanken des Originaltextes herauskristalisiert und seine Bedeutung für die Gegenwart klart.
Wie verhält es sich jetzt mit der eigentlichen interlingualen Übersetzung? Hier spielen auch die o.g. Faktoren eine entscheidende Rolle. Der übersetzte Text kann einen anderen Rezipienten haben als das Original, weil die Grimmschen Märchen in der Welt der Zielsprache aus verschiedenen Interessen gelesen werden können. Für welche Rezipienten man die Texte übersetzt, z.B. für Kinder oder Erwachsene, die deutsche Märchen lieben, oder für Volkskundler, damit hängt die Übersetzungsmethode zusammen. So sollte man im letzten Falle philologisch übersetzen, hingegen im ersten und zweiten literarisch. Übertragungen für Kinder weisen manchmal große Abweichungen und Auslassungen oder Adaptationen auf. Weil man dazu neigt, in die Kinderbücher Wünsche und Ermahnungen einzubringen, werden die Märchen als sozialer Komplex oft von Wertvorstellungen, politischen und ideologischen Elemenen usw. beeinflußt. Das gilt nicht nur für die Übersetzungen aus der Meiji-Zeit, sondern für jede Zeit. Im Aufsatz werden einige Beispiele genannt, die den Zusammenhang zwischen den Abweichungen und deren Zweck verdeutlichen. Warum werden solche Abweichungen bei Märchentexten erlaubt, oder besser gesagt gefordert, obwohl die getreue Wiedergabe des Originals normalerweise als feste Norm einer Übersetzung gilt?[査読有り] - 1985年05月, 研究報告, (10) (10), 156 - 170, 日本語ライプツィヒの翻訳学研究――等価問題を中心に[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 1984年12月, 外国語・外国文学研究, (8) (8), 1 - 12, 日本語ドイツに翻訳学――その歴史的背景と現状研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 2022年03月, ラテルネ, (127) (127), 日本語流行語大賞あれこれ[招待有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 2006年11月, ECHO, (22) (22), 18 - 20, 日本語翻訳の理論と応用あれこれ[招待有り]記事・総説・解説・論説等(その他)
- 1996年11月, ドイツ文学論集, 25, 57-78, 日本語翻訳とは文化の翻訳その他
- 神戸大学, 1994年, ドイツ文学論集, 23, 69 - 82, 日本語翻訳のずれと異文化 : 「怨み」と「未練」の翻訳
- 神戸大学, 1993年, ドイツ文学論集, 22, 119* - 134*, 日本語翻訳と異文化理解
- 神戸大学, 1992年, ドイツ文学論集, 21, 63* - 97*, 日本語固有名詞、ジェスチャーおよび関係文の翻訳 : M. Ende, "Die Geschichte von der Schussel und vom Loffel" の翻訳をめぐって
- 神戸大学, 1991年, ドイツ文学論集, 20, 75* - 90*, 日本語「誤訳」概念についての一考察 : 「誤訳」に見る異文化
- 神戸大学, 1989年03月, 論集 : 神戸大学教養部紀要, 43, 105* - 117*, ドイツ語UBER DIE SUBJEKTIVITAT BEIM UBERSETZEN : Mit Beispielen des deutsch-japanischen Ubersetzens
- 神戸大学, 1989年, ドイツ文学論集, 18, 67* - 78*, 日本語戯曲翻訳の諸問題
- 晃洋書房, 2019年01月, 日本語スコポス理論とテクストタイプ別翻訳理論 ― 一般翻訳理論の基礎 ―学術書
- 単著, 南开大学出版社, 2018年01月, 中国語翻译行为与跨文化交际学術書
- 研究社, 2013年09月, 日本語, 翻訳研究の重要な概念や観点を27のキーワードにまとめたもの。英語の翻訳研究事典の抄訳である。解説部には翻訳研究の概略も紹介した。, ISBN: 9784327401634学術書
- 共著, 法政大学出版局, 2010年09月, 日本語日本の翻訳論 ―アンソロジーと解題学術書
- 単著, 松籟社, 2007年12月, 日本語翻訳行為と異文化間コミュニケーション ― 機能主義的翻訳理論の諸相学術書
- 北京外国語大学日本語学院翻訳研究センター講座, 2023年11月, 日本語翻訳行為における束縛と自由について ―スコポス理論の観点から―[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 上海財経大学外国語学院紅瓦楼日本語論壇, 2022年12月, 日本語スコポス理論の可能性ー創造的行為としての翻訳デザインー[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 華中師範大学外国語学院 日本近代文学与文学翻訳理論系列 高端国際化課程, 2022年09月, 日本語日本近代文学と文学翻訳理論:スコポス理論の観点から[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 中山大学 “跨领域高端学者对话:日本学研究前沿与创新型外语人才培养”, 2021年08月, 日本語スコポス理論の応用と展開 ー再文脈化が開く翻訳の可能性ー[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 日本通訳翻訳学会 関東支部例会, 2021年03月, 日本語スコポスを再考する: 再文脈化、あるいは 「翻訳をデザインする」ということ[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 2017 年度輔仁大学日本語文学科‧台湾日本語文学会 国際シンポジウム, 2017年12月, 日本語, 輔仁大学, 翻訳を異文化コミュニケーションと捉えて、異なるコンテクストというフィルターを通してテクストを捉えなおす行為と見る立場から、グローバル時代の異文化理解に翻訳が果たす役割を視聴覚翻訳の例などを通して考察した。, 国際会議グローバル時代における翻訳の役割と再コンテクスト化[招待有り]口頭発表(基調)
- 天津外国語大学日本語学部「高端論壇」での特別講演, 2016年10月, 日本語, 天津外国語大学, 天津外国語大学, 視聴覚メディアの翻訳事例を挙げて、言語と非言語のインタラクションがもたらす効果に着目することの重要性を指摘した。またそうした現象に対する機能主義的翻訳研究の捉え方を提案した。, 国際会議視聴覚翻訳における言語・非言語の相互行為―機能主義的翻訳研究の立場から―[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 国際シンポジウム「国际化视野中的日汉语言对比及翻译研究」, 2016年10月, 日本語, 天津外国語大学、天津市翻訳協会, 天津外国語大学, 時代や文化により捉え方が異なる翻訳概念と、翻訳研究のパラダイムの変遷を確認したうえで、機能主義的翻訳研究の立場から、具体的な翻訳事例を挙げて異文化間でのコミュニケーションのズレという現実にどう対処するかを議論する。, 国際会議異文化間コミュニケーションと翻訳研究[招待有り]口頭発表(基調)
- 日本通訳翻訳学会第16回年次大会, 2015年09月, 日本語, 青山学院大学, 国内会議翻訳における非言語要素の役割口頭発表(一般)
- 立教大学異文化コミュニケーション研究科公開講演会, 2014年12月, 日本語, 立教大学, 国内会議視聴覚翻訳における非言語要素の役割 ―機能主義的翻訳研究の立場から―[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2019年04月 - 2024年03月スコポス理論の応用と展開の可能性についての研究翻訳・通訳の実践は古くからおこなわれてきたが、ようやく1970年代になって翻訳研究という学問分野が成立した。それ以降、様々な研究アプローチが提案されたが、その中でも1978年にドイツで提唱されたスコポス理論については、ドイツ語の壁があり、日本での研究がほとんどなされていない。言語的対応に焦点を当てた等価理論と異なり、スコポス理論は非言語を含むマルチモーダルなテクストに強く、また異文化コミュニケーションとして翻訳を捉えている点で、近年のグローバル化が進展する中での翻訳・通訳現象を学問的に捉えるのに有益である。そこで、本研究では、このスコポス理論の基礎から応用に至るまでを、まずは提唱されてからの40年間を①歴史的に整理することと、②ドイツ語圏での現在の定着実態の調査、および③今後の日本での応用と展開の可能性について研究しようとするものである。 当該年度においては、まず①については、最重要の基礎文献であるReiss & Vermeer (1991)について詳しく内容を検討すると共に、重要な文献を収集した。特にマルチメディア翻訳の一ジャンルである音楽の翻訳について、スコポス理論の先行文献を集めてその意義を確認しているところであり、今年中に論文にまとめて投稿予定である。 次に②については、計画通り、まずはハンブルク大学の図書館で修士論文と博士論文のテーマや研究の枠組みとしてスコポス理論がどの程度取り上げられているかを、論文の題目と参考文献リストに基づき調査した。 最後に③については、具体的には、日本の大学における翻訳者養成機関を調査対象として、スコポス理論に関連する観点が取り上げられているかを、インタビューと教材に基づき調査する計画であったが、そのうち東京外国語大学の某講師にインタビューを実施した。他にも2名の調査対象者を確保できた。
- 研究成果公開促進費/学術図書, 2018年04月 - 2019年03月, 研究代表者スコポス理論とテクストタイプ別翻訳理論競争的資金
- 学術研究助成基金助成金/基盤研究(C), 2013年04月 - 2018年03月, 研究代表者競争的資金
研究シーズ
■ 研究シーズ- マルチモード翻訳のための協働翻訳理論の構築と応用シーズカテゴリ:人文・社会研究キーワード:翻訳理論、スコポス、協働翻訳研究の背景と目的:翻訳は言語要素を転移することと考えられてきましたが、近年は映像や音声が組み合わされたマルチモーダルな素材の翻訳が急増しており、従来の理論では捉えきれない展開となっています。1990年代から映画翻訳研究が盛んになってきましたが、21世紀になってゲームや歌、Webページなどの素材も徐々に翻訳研究の対象として注目されるようになってきています。マルチモード翻訳を視野に入れた翻訳研究の可能性を考えています。研究内容:マルチモード素材の翻訳には、複数の行為主体が協働することが想定されます。映画の吹き替え版を例にすると、翻訳者だけではなく声優や技術者など多くのスタッフが協働することで最終版が完成します。またウィキペディアの翻訳のようなクラウドソーシングは典型的な協働翻訳の形態です。こうした現象は特殊ケースではなく、実は翻訳というものの捉え直しの契機になるのではないかと考えています。スコポス理論と協働翻訳を軸にした新たな理論構築とその応用の可能性について研究しています。期待される効果や応用分野:翻訳理論は、翻訳・通訳という身近な現象を読み解く上で有用であり、また翻訳そのものが異なる言語文化間のコミュニケーションですから、翻訳をうまく利用することで異文化理解教育に応用可能です。

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