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祇園 景子大学院医学研究科 医療創成工学専攻教授
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■ 受賞- 2023年04月 一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会, 第9回「レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」優秀賞, レジリエント社会の構築を牽引する起業家精神育成プログラムの開発
- 2021年02月 イノベーション教育学会, イノベーション教育学会第9回年次大会教育プログラム部門最優秀賞, 大人数の受講生を対象としたオンラインによるイノベーション教育の設計・実施 ―全国アントレプレナーシップ人材育成プログラム・コース1を事例として―
- 2021年02月 イノベーション教育学会, イノベーション教育学会第9回年次大会教育プログラム部門優秀賞, レジリエント社会の構築を牽引する起業家精神育成プログラム
- 2018年12月 イノベーション教育学会, イノベーション教育学会第6回年次大会優秀発表, 学生との協創によるアクティブラーニング授業の設計
- 2025年03月, 神戸大学大学教育推進機構『大学教育研究』, 33, 171 - 188, 日本語防災・減災を志向する異文化間教育-工学系学修と社会文化学修の融合へ向けて-[査読有り]
- 2024年03月, 大学教育研究, 32(32) (32), 221 - 240, 日本語自然科学系異文化間教育プログラムの構築と検証―神戸大学「工学サマースクール2023」実践を通じて―[査読有り]研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 加速度的に変化する社会を生き抜く人材をどう育成していくかが現在の大学が抱える大きな課題である。不確実性の高い現代社会では、解決すべき問題・課題を誰かが与えてくれるわけではなく、学生自らが「問い」を立てて学び、そして解決策を導き、社会の評価を問うというプロセスを試行錯誤しながら進めていかなければならない。このプロセスを回していく原動力が生きるための行動指針である「志」と言える。本論文では、神戸大学が平成 28 年度に開講した「志」講義が必要とされる社会背景、如何にして「志」を醸成させるかの議論および講義の設計、講義の振り返りを紹介する。本講義は、単なる座学形式の講義とは異なり、講師の話を基に学生と講師・コーディネータ教員との対話・議論を展開することで、学生自身が持つ「志」を如何に再確認し、大学生活を含む今後の生活で何とすべきかを考え、共有することを狙いとしている。講義終了後のコミュニケーションシートやアンケートから、その狙い通りに学生自身が自らの「志」をしっかりと考える機会を提供できたと判断した神戸大学大学教育推進機構, 2019年03月, 大学教育研究, 27(27) (27), 103 - 111, 日本語[査読有り]
- アクティブラーニングやプロジェクトベーストラーニング(PBL)が高等教育に取り入れられて久しい。特に、近年、卓越大学院大学事業、次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)など、ワークショップ形式を取り入れた講義を提供する機会が増加している。ここでは、「イノベーション対話ツール」を高等教育におけるワークショップ形式の講義の指南書として活用して実施したワークショップの事例を紹介する。本指南書は、産学連携によるイノベーションを目指した対話を推進するために、平成25年度に文部科学省が慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科に委託して作成されたものであるが、これを基にワークショップを設計し、ブレインストーミング、親和図法、バリューグラフを実施したところ、学生らに対して課題解決のプロセスにおける発想力並びに対話力の向上と気づきを提供することがで神戸大学大学教育推進機構, 2018年03月, 大學教育研究, 26(26) (26), 27 - 40, 日本語[査読有り]
- 現代は不確実性の高い社会と呼ばれ、複雑で唯一最適解がない課題が山積されている。さらに科学技術の急激な発展が生活・労働などのヒトが営む活動の環境を加速度的に変化させているのが現代社会の特徴である。このような不確実性の高い社会にこれから出て行く学生は、この社会を変革していく担い手となることが求められている。社会を変革するには、科学技術を基盤とした価値創造、人間を中心にした視点での価値創造による「イノベーション」を引き起こすことが求められる。その担い手が持つ能力は、優れた知識を融合して問題に対峙していける人材である。本論文では、1)現代社会の現状認識とイノベーションを実現する人材の育成の必要性を述べるとともに、2)産業界が求める人材イメージと神戸大学が輩出すべき人材が身につけるべき能力の定義、3)その能力を醸成するための現実社会の問題を題材にした「イノベー神戸大学大学教育推進機構, 2018年03月, 大学教育研究, 26(26) (26), 119 - 129, 日本語[査読有り]
- 2014年, Pesticide Biochemistry and Physiology, 108(1) (1), 49 - 57, 英語, 国際誌[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2012年09月, Acta Horticulturae, 953, 209 - 216研究論文(学術雑誌)
- 2012年08月, Journal of Environmental Science and Health - Part B Pesticides, Food Contaminants, and Agricultural Wastes, 47(7) (7), 599 - 607, 英語, 国際誌[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2012年04月, Journal of Environmental Science and Health - Part B Pesticides, Food Contaminants, and Agricultural Wastes, 47(4) (4), 233 - 239, 英語, 国際誌[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2012年01月, Journal of Environmental Science and Health - Part B Pesticides, Food Contaminants, and Agricultural Wastes, 47(1) (1), 59 - 65, 英語, 国際誌[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2011年, Bioscience, Biotechnology and Biochemistry, 75(4) (4), 705 - 710, 英語, 国際誌[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2011年, Plant Biotechnology, 28(2) (2), 123 - 130, 英語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2011年, Plant Biotechnology, 28(2) (2), 149 - 152, 英語[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- (公社)日本生化学会, 2010年, 生化学, 83回・33回, 1P - 1287, 日本語抗体可変領域を用いた抗体転写因子の高感度化に影響を与えるドメイン配列
- 2009年12月, Analytical Chemistry, 81(24) (24), 10162 - 10166, 英語, 国際誌[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2009年, 日本農薬学会大会講演要旨集, 34th, 115, 日本語ズッキーニにおけるダイオキシン類の品種特異的蓄積
- 2009年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2009, 420 - 421, 日本語ウリ科植物ズッキーニにおける残留性有機汚染物質の吸収・移行・蓄積性能
- (公社)日本生化学会, 2009年, 生化学, 82回, 4T15p - 7, 日本語抗体可変領域を用いた人工転写因子の交叉反応性
- 2009年, 生化学, ROMBUNNO.4T15P - 5, 日本語抗体可変領域を用いた転写因子によるポリ塩化ビフェニル測定法の高感度化
- 2009年, 16TH INTERNATIONAL CONFERENCE ON CYTOCHROME P450, PROCEEDINGS, 103 - +, 英語A high-throughput bioassay for dioxins and dioxin-like compounds using transgenic Arabidopsis plants expressing a recombinant aryl hydrocarbon receptor gene研究論文(国際会議プロシーディングス)
- 2008年11月, Chemosphere, 73(10) (10), 1602 - 1607, 英語, 国際誌[査読有り]研究論文(学術雑誌)
- 2008年, 環境化学討論会講演要旨集, 17th, 268 - 269, 日本語アリルハイドロカーボン受容体を導入した形質転換植物によるダイオキシン類のバイオアッセイ[招待有り]
- 2008年, 生化学, 1P - 1361, 日本語抗体可変領域を用いた新規遺伝子発現調節システム
- 2003年04月, Journal of Neurochemistry, 85(1) (1), 264 - 273, 英語, 国際誌研究論文(学術雑誌)
- 2003年03月, Brain Research, 967(1-2) (1-2), 170 - 180, 英語, 国際誌研究論文(学術雑誌)
- 2002年10月, Biochimica et Biophysica Acta - Gene Structure and Expression, 1578(1-3) (1-3), 1 - 11研究論文(学術雑誌)
- Existence of xenobiotic response element binding in Dictyostelium.Xenobiotic response element (XRE) is a core nucleotide sequence at the upstream of inducible target genes for the transcription factor aryl hydrocarbon receptor (AhR) that is responsible for recognition of exogenous environmental pollutants in eukaryotic cells. Gel retardation electrophoresis revealed the presence of binding of a radiolabeled probe containing XRE in both cytosolic and nuclear preparations of the slime mold Dictyostelium. Unlabeled XRE probe was more potent in competing for XRE binding in both fractions than unlabeled XRE probe with a point mutation at the core element. Limited proteolysis by V8 protease did not markedly affect XRE binding in both fractions, while XRE binding decreased during in vitro incubation at 30 degrees C for up to 24 h at decline rates proportional to increasing pHs at a range of 6.5-8.5 in cytosolic fractions in a manner different from those in nuclear fractions. Deprivation of nutrients induced aggregation of cells within 4-8 h later, followed by formation of first finger tips around 12 h later and subsequent development to mobile slugs within 16 h and then to fruit bodies between 20 and 24 h later. The starvation led to a marked decrement of XRE binding in cytosolic fractions 4-36 h later, followed by a robust but transient increment of that in nuclear extracts 12-20 h afterward. However, XRE binding was not affected by antibodies against AhR-related proteins known to date in both fractions irrespective of nutritional conditions. These results suggest the abundance of as-yet unidentified proteins with high affinity for XRE in the slime mold Dictyostelium. The possibility that those proteins may be translocated from the cytoplasm to the nucleus in response to cellular development during starvation is feasible.2002年10月, Biochimica et biophysica acta, 1578(1-3) (1-3), 1 - 11, 英語, 国際誌研究論文(学術雑誌)
- 2023年, 日本調理科学会大会研究発表要旨集, 2023茶道における抹茶撹拌の動作解析
- 2022年, 化学工学会年会研究発表講演要旨集(CD-ROM), 87thみんなが考える化学工学の未来~第52回秋季大会ワークショップの報告~
- 【目的】茶道における抹茶の点て方やその仕上がりには、熟練者と⾮熟練者の間に⽬に⾒えてわかる差異が存在し、熟練者は暗黙知、すなわち⼈間が無意識のうちに⻑年の経験や勘などから得た、簡単には⾔語化できない知識をもつ。本研究では、茶道流派の一つである裏千家のきめ細かい抹茶の泡立ち方に着目し、撹拌動作を分析することで、化学工学の視点から撹拌に有効な動作の抽出を試みた。 【方法】抹茶2 gを入れた内径10.5 cmの茶碗に80℃の湯70 mLを注ぎ、完全形、内穂のみ、外穂のみの3種類の茶筌を用い、熟練者(3名)と⾮熟練者(3名)に抹茶を撹拌させた。撹拌動作による泡⽴ちへの影響を調べるために被験者の肘、⼿⾸、中指の第⼆関節の3点に印をつけて、正面から動画撮影し、Dipp-Motion V(DITECT 社製 Ver.1.2.6)を用いて動作解析を⾏った。泡立ち評価は、茶碗の真上から撮った画像をImage J(v.1.53o)を用いてモノクロ二値化し、黒の部分の面積を比較し行った。 【結果・考察】熟練者は3種類の茶筌を用いて撹拌した場合、いずれにおいても泡のきめ細かさや泡立ち具合のばらつきが少なかった。一方、非熟練者は茶筌の違いによる泡立ちに大きなばらつきがみられた。動作解析の結果、熟練者は肘の変位が⾮熟練者よりも大幅に小さく、肘を軸とした撹拌を行うことがわかった。さらに、手首と中指の変動が同期し、熟練者に見られる肘の変動が逆位相の場合、細かな泡立ちとなったが、非熟練者に見られる肘の変動が手首と中指の変動と1/4周期の位相差がある場合、荒い泡立ちとなった。日本調理科学会, 2022年, 日本調理科学会大会研究発表要旨集, 2022, 61, 日本語
- 食品業界では,原料の混合は最も重要な単位操作の一つであるが,取り扱う流体が複雑なレオロジー特性を有するため,食品プロセスにおける最も難しい単位操作の一つである。Lindley が指摘したように,食品加工では混合が広く用いられているが,基本的な理解が欠如しており,混合装置の設計および開発には,体系的な方法論が未だ存在しない。本研究は,料理における撹拌動作に関する「暗黙知」に焦点を当てた。調理の撹拌において,専門家は独自の方法で回転,往復,揺動などの動作を組み合わせて食材を撹拌している。著者らはこれらの調理専門家から効果的な撹拌動作を抽出できれば,混合装置の設計と開発のための新しい基本的理解が得られると考え,科学研究費補助金の支援を得て,研究プロジェクトを推進している。本稿では,著者らが行った人による生クリーム撹拌時の液表面の性状観察について紹介する。神戸大学大学院工学研究科, 2020年, 神戸大学大学院工学研究科・システム情報学研究科紀要, 12(12) (12), 32 - 33, 日本語
- グラフィカルな技術・知識を用いて複雑な現象を分析・説明することに関する連続セミナーを開催することとした。神戸大学大学院工学研究科, 2020年, 神戸大学大学院工学研究科・システム情報学研究科紀要, 12(12) (12), 15 - 18, 日本語
- 2019年12月, 日本評価学会第20回全国大会発表要旨集録, 75 - 78防災・減災/復興を牽引する起業家育成プログラム開発と評価デザイン
- 2019年, 化学工学会年会研究発表講演要旨集(CD-ROM), 84th未来の化学工場を考えるプロセスの設計
- 公益社団法人 日本生体医工学会, 2019年, 日本生体医工学会大会プログラム・抄録集(Web), 58th(0) (0), S84_1 - S84_1, 日本語
米国では企業や団体が医療ベンチャーを支え、そこから生まれる原型を大手メーカーが事業化するエコシステムが存在するが、法体系や社会システムの異なる日本では米国型システムは機能しておらず、特に開発初期を担う創造的人材が決定的に不足している。この現状を打開すべく、"メディカル・デバイス・プロデューサー(MDP)"育成研修プログラムを開発した。MDPは、臨床現場で医療従事者と密に連携し、ニーズを起点とした医療機器のコンセプト創出を行い、実際の製品開発までを推進する。その過程で専門人材とチームを形成し、知財・薬事戦略・保険適用・事業戦略を立案する。MDPには専門知識や経験に加え、コミュニケーションスキルやチームマネジメントスキルが要求される。研修の対象は、医療機関や医療機器メーカーの医師、臨床工学技士、工学系研究者などで、プログラムはエントリーおよびアドバンストコースで構成され、前者は約1年間のコースで、ワークショップ形式の授業とハンズオンセミナーで開発スキルの基礎を学んだ後に、臨床現場見学から開発候補品創出までの一通りの模擬実践を行う。(本研修はAMED国産医療機器創出促進基盤整備等事業の助成を受けた。)
- 2017年, 化学工学会秋季大会研究発表講演要旨集(CD-ROM), 49th社会システムと価値変換の役割
- 2017年, 産学連携学会大会講演予稿集(CD-ROM), 15thiKODEプログラム(人材育成)と産学連携活動(3ヵ年の取組み)
- 2017年, VE全国大会資料集(CD-ROM), 50th社会的価値につなげるコンピュータシミュレーション研究マネジメント
- (公社)日本生化学会, 2015年12月, 日本生化学会大会・日本分子生物学会年会合同大会講演要旨集, 88回・38回, [3LBA119] - [3LBA119], 日本語ジアシルグリセロールキナーゼαの218番目のチロシンリン酸化はドメイン間相互作用と高次構造を変化させる
- 2015年, 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 492ndチロシンリン酸化がジアシルグリセロールキナーゼαのドメイン間相互作用及び高次構造に与える影響
- (公社)日本生化学会, 2012年, 日本生化学会大会(Web), 85th, 3P - 792, 日本語抗体可変領域を用いた抗体転写因子による脂溶性物質の細胞膜透過性の評価
- 2012年, JOURNAL OF ENVIRONMENTAL SCIENCE AND HEALTH PART B-PESTICIDES FOOD CONTAMINANTS AND AGRICULTURAL WASTES, 47(7) (7), 759 - 759, 英語その他
- 2011年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2011シロイヌナズナTCP3キメラリプレッサーを発現した形質転換バラとカーネーションの形態変化
- 2010年, 日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム講演要旨集, 28th新しいバラとカーネーションを創る試み
- 日本農薬学会, 2009年02月27日, 講演要旨集, (34) (34), 115 - 115, 日本語9A28 ズッキー二におけるダイオキシン類の品種特異的蓄積(残留・分析法,一般講演要旨)
- 2009年, 環境化学討論会講演要旨集, 18thウリ科植物ズッキーニにおける残留性有機汚染物質の吸収・蓄積性能
- 2009年, 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 458th植物で生産した組換え型アリルハイドロカーボン受容体を利用したダイオキシン類のin vitroバイオアッセイ系の開発
- 2009年, 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 458thダイオキシン類を吸収・蓄積するズッキーニの根滲出物により土壌からのダイオキシン類脱離・可溶化作用
- 化学工業社, 2009年, ケミカルエンジニヤリング, 54(10) (10), 767 - 772, 日本語バイオテクノロジーと実用技術 どんな物質でも誘導剤にできる抗体可変領域を用いた遺伝子発現調節システム記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 2008年, 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 453rd抗体の可変領域断片を用いた新規遺伝子発現調節システムの構築
- 2008年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2008残留性有機汚染物質の吸収に差があるズッキーニ品種間において発現量が異なる遺伝子の探索
- 日本農薬学会, 2008年, 日本農薬学会大会講演要旨集, 33rd, 44 - 44, 日本語残留性有機汚染物質を効率よく蓄積するズッキーニにおけるダイオキシン類の吸収・移行メカニズム
- 2008年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2008組換え型アリル炭化水素受容体と細胞間移行転写因子遺伝子を導入した形質転換植物によるダイオキシン類のバイオアッセイ
- John Wiley and Sons, 2007年05月31日, Pesticide Chemistry: Crop Protection, Public Health, Environmental Safety, 431 - 438, 英語
- 2007年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2007ズッキーニにおける残留性有機汚染物質の高吸収に関する要因の探索
- 日本農薬学会, 2007年, 日本農薬学会大会講演要旨集, 32nd, 91 - 91, 日本語残留性有機汚染物質を効率よく吸収するズッキーニにおけるダイオキシン類の吸収・蓄積
- 2007年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2007マウス及びモルモットのアリルハイドロカーボン受容体/レポーター遺伝子系を導入した形質転換植物による残留性有機汚染物質のバイオアッセイ
- 2007年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2007ズッキーニにおける残留性有機汚染物質の効率的な吸収に関する遺伝子の探索
- 2006年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2006組換え型AhR/GUS遺伝子系を導入した形質転換植物におけるダイオキシン類のバイオアッセイ
- 日本農薬学会, 2006年, 日本農薬学会大会講演要旨集, 31st, 100 - 100, 日本語哺乳動物由来の受容体を介したレポーター遺伝子発現系を用いた残留性有機汚染物質のファイトモニタリング
- 2006年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2006マウス及びモルモットのアリルハイドロカーボン受容体遺伝子系を導入した形質転換植物によるダイオキシン類のモニタリング
- 2005年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2005マウス・アリルハイドロカーボン受容体とβ-グルクロニダーゼレポーターの遺伝子系を導入した形質転換タバコにおけるダイオキシン類のモニタリング
- 2005年, 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2005ダイオキシン類に高い感受性を示すモルモットのアリルハイドロカーボン受容体遺伝子系グ導入した形質転換植物の作出
- (公社)日本薬理学会, 2003年03月, 日本薬理学雑誌, 121(3) (3), 57P - 57P, 日本語細胞性粘菌における代謝型グルタミン酸受容体による分化制御の可能性
- (一社)日本神経精神薬理学会, 2002年12月, 日本神経精神薬理学雑誌, 22(6) (6), 245 - 245, 日本語ラット小脳ミクロソーム画分におけるXRE結合蛋白質局在の可能性
- (一社)日本神経精神薬理学会, 2002年12月, 日本神経精神薬理学雑誌, 22(6) (6), 246 - 246, 日本語ラット小脳由来初代培養神経細胞のXRE結合能に対する内因性AhRリガンドの影響
- (公社)日本薬理学会, 2002年10月, 日本薬理学雑誌, 120(4) (4), 28P - 28P, 日本語細胞性粘菌のXRE結合能と細胞分化制御の関連性
- 2002年, 生化学, 74(8) (8)細胞性粘菌のグルタミン酸レセプターによる分化制御の可能性
- (公社)日本生化学会, 2002年, 生化学, 74(8) (8), 1003 - 1003, 日本語ラット小脳に存在するXREコア配列結合蛋白質
- 2001年, 生化学, 73(8) (8)タバコCYP71A11遺伝子の化学物質誘導型プロモーターの機能解析
- 2001年, 日本農芸化学会誌, 75(4) (4)タバコ植物におけるCYP71A11遺伝子プロモーターを用いたヒトCYP2C19の化学物質誘導発現と除草剤代謝・耐性
- 2001年, 日本農芸化学会誌, 75化学物質誘導型タバコCYP71A11プロモーターの機能解析
- 2000年, 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 417thタバコ植物におけるCYP71A11遺伝子プロモーターを用いたヒトCYP2C19の化学物質誘導発現と除草剤代謝・耐性
- 神戸大学出版会,神戸新聞総合出版センター (発売), 2024年03月, 日本語, ISBN: 9784909364289グラフィカルな表現法による複雑現象の理解 : 連続セミナー講演録
- 編者(編著者), 第1章 レジリエント社会を創るために; 第3章 社会システムとその脆弱性――システム思考で原因を探索する, ミネルヴァ書房, 2024年03月, 日本語, ISBN: 9784623096312ソーシャルイノベーションの教科書 : 災害に強いレジリエント社会を創る
- 編者(編著者), 2024年03月, ISBN: 9784909364296価値の創造を考える 2022年度神戸大学V.Schoolの取り組みの軌跡
- 編者(編著者), 2-2-2 PBL-X:Creative School基礎編, 神戸大学出版会,神戸新聞総合出版センター (発売), 2023年03月, 日本語, ISBN: 9784909364210価値の創造を考える : 2021年度神戸大学V.Schoolの取り組みの軌跡
- 分担執筆, 第2章 撹拌機の設計と運転条件の最適化 第21節 多孔体粒子を用いた培養槽の撹拌技術, 技術情報協会, 2021年11月, 日本語, ISBN: 9784861048647撹拌技術とスケールアップ、シミュレーションの活用
- 共編者(共編著者), 第6章 アイデアを形にするためのPBL; 第10章中小企業価値創造支援コンソーシアム(One Hyogo)プロジェクト, 神戸新聞総合出版センター, 2021年08月, 日本語, ISBN: 4909364145価値創造の教育 神戸大学バリュースクールの挑戦
- 編者(編著者), 神戸新聞総合出版センター, 2021年04月, 日本語, ISBN: 4909364137美しい未来をつくるひとのための15のはなし
- 編者(編著者), 第3章 問う―発散思考と収束思考, 日本評論社, 2021年03月, 日本語, ISBN: 4535559945価値創造の考え方
- 7th Global Conference on Creating Value, 2024年10月, 英語Panel - Making creating value essential in schools and colleges.[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 新鋭経営会 経営知恵サロン“無関”, 2024年03月, 日本語ソーシャルイノベーションの教科書:防災・減災・復興に資する事業アイデアを考える教育プログラム開発事例[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 神戸大学発のフードコミュニティをつくる, 2024年03月, 日本語トークセッション「直売所からの食農文化と価値の創造」[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 第11回イノベーション教育学会年次大会, 2024年03月, 日本語カーボンニュートラル社会を目指した社会問題解決型プログラム FBL「未来社会とエネルギー」実施報告ポスター発表
- 第11回イノベーション教育学会年次大会, 2024年03月, 日本語医療部会セッション「医療イノベーションと地域医療」[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- 6th Global Conference on Creating Value, 2023年10月, 英語How ChatGPT Helps Interdisciplinary Collaboration.口頭発表(一般)
- 日本調理科学会2023年度大会, 2023年09月, 日本語茶道における抹茶撹拌の動作解析口頭発表(一般)
- 2023年度医療現場革新プログラム 第1回ワークショップ, 2023年09月, 日本語チーミングワークショップ[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 経営技術コンサルタント協会オープンセミナー, 2023年08月, 日本語防災・減災/復興に資する新事業を創出する人財開発 ~「レジリエント社会の構築を牽引する起業家精神育成プログラム」を事例として~[招待有り]公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
- 日本社会関係学会第3回年次大会, 2023年03月潜在的復興力に対するソーシャル・キャピタルの影響について
- 第3回震災復興・災害科学シンポジウム, 2023年01月震災復興に関わる社会企業家人材育成プログラム開発のための調査研究シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
- イノベーション教育学会第10回年次大会, 2022年11月メディカル・デバイス・プロデュ―サー育成プログラムエントリーコースⅠ
- 2022年度大会(一社)日本調理科学会, 2022年09月, 33_61.pdf, パスワードが無い茶道における抹茶撹拌の動作解析
- 化学工学会第87年会 SV-1 第9回 化学工学ビジョンシンポジウム 「化学工学の未来ビジョンを考えよう」, 2022年03月みんなが考える化学工学会の未来~第52回秋季大会ワークショップの報告~[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- イノベーション教育学会第9回年次大会, 2022年02月レジリエント社会の構築を牽引する起業家精神育成プログラム―2021年度実施報告―口頭発表(一般)
- イノベーション教育学会第9回年次大会, 2022年02月価値創造の考え方―神戸大学バリュースクールの活動成果―口頭発表(一般)
- イノベーション教育学会第9回年次大会, 2022年02月レジリエント社会の構築を牽引する起業家精神育成プログラム ー3年間の成果と今後の課題ー口頭発表(一般)
- イノベーション教育学会第9回年次大会, 2022年02月大人数の受講生を対象としたオンラインによるイノベーション教育の設計・実施 ―全国アントレプレナーシップ人材育成プログラム・コース1を事例として―口頭発表(一般)
- 化学工学会第52回秋季大会 HQ-11 みんなで考えよう,化学工学会の未来を!, 2021年09月ワークショップ ~ゼロベースで考える化学工学と学会の意味,意義,そして何か~シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
- イノベーション教育学会第8回年次大会, 2021年02月レジリエント社会の構築を牽引する起業家精神育成オンラインプログラムの開発
- イノベーション教育学会第7回年次大会, 2019年11月EARTH on EDGE コンソーシアムにおける社会起業家人材育成プログラム開発の試み -評価・分析編-
- イノベーション教育学会第7回年次大会, 2019年11月EARTH on EDGE コンソーシアムにおける社会起業家人材育成プログラム開発の試み -フレームワーク、プランニング・ワークシート開発編-
- イノベーション教育学会第7回年次大会, 2019年11月EARTH on EDGE コンソーシアムにおける社会起業家人材育成プログラム開発の試み -コンテンツ開発編-
- イノベーション教育学会第7回年次大会, 2019年11月, 日本語EARTH on EDGE コンソーシアムにおける社会起業家人材育成プログラム開発の試み -コンセプト開発編-口頭発表(一般)
- 2019年度全国私立中学高等学校 私立学校専門研修会イノベーション教育(グローバル・ICT活用)研究部会, 2019年11月課題解決・価値創造の「考え方の考え方」デザイン思考を使う[招待有り]
- 化学工学会第84回年会, 2019年03月, 日本語, 芝浦工業大学, 国内会議未来の化学工場を考えるプロセスの設計[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- イノベーション教育学会第6回年次大会, 2018年12月, 日本語, 東北大学, アクティブラーニングとは,教員からの一方的な講義で知識を覚えるのではなく,学習者が主体的に,仲間と協力しながら課題を解決するような指導・学習方法の総称である.グループワークやディスカッション,体験学習,調査学習など有効とされる. 我々は,アントレプレナー人材育成のプログラムとして,「Creative School」を称する講義を実施ししている.本プログラムの目指す人材像を右図のように定義し,学部学生を対象に「基礎編」と「応用編」を提供している.「基礎編」では,論理的思考,デザイン思考,システム思考をグループワークを通じて習得する授業を学内インフルエンサーである有志学生と共に設計し,全学部1回生を対象にした授業を実施した.有志学生が17回のミーティングを重ね,授業目的,到達目標,ルーブリック評価,授業内容,ロゴマークを作成した.その授業設計のプロセス, 国内会議学生との協創によるアクティブラーニング授業の設計ポスター発表
- The 6th Asian VE Conference / The 50th SJVE Conference, 2017年10月, 英語, 公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会, アルカディア市ヶ谷 [東京都千代田区九段北], 国際会議Management of Computer Simulation Research for Leading Future Value口頭発表(一般)
- 土木学会一般公開シンポジウム「未来世紀都市創出 ~地球環境とエネルギーそして防災~」, 2017年09月, 日本語, 神戸大学工学部LR棟, 国内会議防災の未来像から シミュレーション研究を考える[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 化学工学会第49回秋季大会, 2017年09月, 日本語, 名古屋大学 東山キャンパス, 国内会議社会システムと価値変換の役割[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 第22回化学工学イノベーション研究会, 2017年06月, 日本語, 神戸大学統合研究拠点, 国内会議シミュレーションの社会的価値[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 産学連携学会第15回大会(とちぎ大会), 2017年06月, 日本語, 栃木県総合文化センター・第3会議室D会場, 国内会議iKODEプログラム(人材育成)と産学連携活動(3ヵ年の取組み)口頭発表(一般)
- 見える化シンポジウム2017~シミュレーションの価値~, 2017年03月, 日本語, 理化学研究所計算科学研究機構, 東京・日本橋ライフサイエンスハブ, 国内会議社会から見た「シミュレーションの価値」[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- 超異分野学会大阪フォーラム2017, 2017年03月, 日本語, 立命館大学大阪いばらきキャンパス, 国内会議医・工・デザイン連携グローバルアントレプレナー育成(iKODE)プログラム[招待有り]口頭発表(招待・特別)
- RA協議会第2回年次大会, 2016年09月ワークショップから研究戦略を考える-ポスト「京」の事例-[招待有り]
- イノベーション教育学会第4回年次大会, 2016年06月, 日本語, 東京工業大学 大岡山キャンパス, 国内会議医学系EDGEプログラムの課題と可能性について.ポスター発表
- 第3回未来社会を担う人材育成のための多角連携フォーラム, 2016年03月デザイン思考による視点と着眼点-木を見て森も見る-[招待有り]
- 日本生化学会大会(Web), 2012年, 日本語, 国内会議抗体可変領域を用いた抗体転写因子による脂溶性物質の細胞膜透過性の評価ポスター発表
- 第28回日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム, 2010年09月新しいバラとカーネーションを創る試み[招待有り]
- 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 2009年, 日本語, 国内会議植物で生産した組換え型アリルハイドロカーボン受容体を利用したダイオキシン類のin vitroバイオアッセイ系の開発口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 2009年, 日本語, 国内会議ダイオキシン類を吸収・蓄積するズッキーニの根滲出物により土壌からのダイオキシン類脱離・可溶化作用口頭発表(一般)
- 第17回環境化学討論会, 2008年06月アリルハイドロカーボン受容体を導入した形質転換植物によるダイオキシン類のバイオアッセイ[招待有り]
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2008年03月, 日本語, 国内会議組換え型アリル炭化水素受容体と細胞間移行転写因子遺伝子を導入した形質転換植物によるダイオキシン類のバイオアッセイ口頭発表(一般)
- 日本農薬学会大会講演要旨集, 2008年03月, 日本語, 国内会議残留性有機汚染物質を効率よく蓄積するズッキーニにおけるダイオキシン類の吸収・移行メカニズム口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2008年03月, 日本語, 国内会議残留性有機汚染物質の吸収に差があるズッキーニ品種間において発現量が異なる遺伝子の探索口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 2008年, 日本語, 国内会議抗体の可変領域断片を用いた新規遺伝子発現調節システムの構築口頭発表(一般)
- 日本農薬学会大会講演要旨集, 2007年03月, 日本語, 国内会議残留性有機汚染物質を効率よく吸収するズッキーニにおけるダイオキシン類の吸収・蓄積口頭発表(一般)
- 講演要旨集, 2007年03月, 日本語, 国内会議残留性有機汚染物質を効率よく吸収するズッキーニにおけるダイオキシン類の吸収・蓄積口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2007年03月, 日本語, 国内会議マウス及びモルモットのアリルハイドロカーボン受容体口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2007年03月, 日本語, 国内会議ズッキーニにおける残留性有機汚染物質の高吸収に関する要因の探索口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2007年03月, 日本語, 国内会議ズッキーニにおける残留性有機汚染物質の効率的な吸収に関する遺伝子の探索口頭発表(一般)
- 日本農薬学会大会講演要旨集, 2006年03月, 日本語, 国内会議哺乳動物由来の受容体を介したレポーター遺伝子発現系を用いた残留性有機汚染物質のファイトモニタリング口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2006年03月, 日本語, 国内会議組換え型AhR口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2006年03月, 日本語, 国内会議マウス及びモルモットのアリルハイドロカーボン受容体遺伝子系を導入した形質転換植物によるダイオキシン類のモニタリング口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2005年03月, 日本語, 国内会議マウス・アリルハイドロカーボン受容体とβ‐グルクロニダーゼレポーターの遺伝子系を導入した形質転換タバコにおけるダイオキシン類のモニタリング口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会大会講演要旨集, 2005年03月, 日本語, 国内会議ダイオキシン類に高い感受性を示すモルモットのアリルハイドロカーボン受容体遺伝子系グ導入した形質転換植物の作出口頭発表(一般)
- 生化学, 2001年08月, 日本語, 国内会議タバコCYP71A11遺伝子の化学物質誘導型プロモーターの機能解析ポスター発表
- 日本農芸化学会誌, 2001年04月, 日本語, 国内会議タバコ植物におけるCYP71A11遺伝子プロモーターを用いたヒトCYP2C19の化学物質誘導発現と除草剤代謝・耐性口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会誌, 2001年03月, 日本語, 国内会議化学物質誘導型タバコCYP71A11プロモーターの機能解析口頭発表(一般)
- 日本農芸化学会関西支部講演会講演要旨集, 2000年12月, 日本語, 国内会議タバコ植物におけるCYP71A11遺伝子プロモーターを用いたヒトCYP2C19の化学物質誘導発現と除草剤代謝・耐性口頭発表(一般)
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 挑戦的研究(萌芽), 神戸大学, 2020年07月30日 - 2023年03月31日人間動作模倣を導入した撹拌・混合操作論の新機軸確立への挑戦今年度は茶道における抹茶の撹拌動作を主に調査した。抹茶の撹拌では、昨年と同様に撹拌の性能評価指標として抹茶の泡立ちをとりあげた。昨年度は抹茶の泡立てに重要となる成分のサポニンに着目したが、今年度は泡立てに重要な茶筅と熟練者の撹拌動作に着目して研究を行った。茶筅の内穂と外穂の役割を調べるために、通常の茶筅(80本立て)、外穂のみ、内穂のみの3種類で、被験者に抹茶をたててもらい、泡立ちの性状について調べた。熟練者においては、茶筅の種類による違いは顕著には表れなかったが、非熟練者の場合は、内穂のみの茶筅を使用した場合、表面の泡径は顕著に大きくなった。この傾向は、熟練者においてもみられた。これらの結果から、泡立ちのキメ細かさには外穂が重要な役割をしていることがわかった。また、均質な泡立ちのためには、外穂と内穂の相互作用が重要であることもわかった。指、手首、肘の位置の時系列データをもとにした撹拌動作解析から、すべての熟練者で、指と手首の振動の位相は一致し、肘は位相が半周期分ずれていることがわかった。非熟練者では、比較的泡立てが上手な被験者では、熟練者と近い動きが観察されたが、泡立てが上手くない被験者では肘の位相のずれが少ないことがわかった。また、熟練者に対して、抹茶を立てるときのポイントの聞き取り調査を実施し、被験者が表現した内容について、化学工学的な解釈を与える試みも行った。さらに、抹茶の撹拌にも使用されている旋回型の撹拌について、工業的に利用されている旋回型撹拌装置の流動・混合特性を調べ、学会発表を行った。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 神戸大学, 2020年04月01日 - 2023年03月31日「道場」の機能に基づく持続可能な科学コミュニケーションの場づくり近代の道場は,正式な寺院や僧侶が近くにないときに,日常的な法事や仏教行事を担う人あるいは場所となった.出家信者と在家信者の間に位置する檀家総代であるとともに,在家信者たちが集まる場所をさす.道場の一つの役割である仏教行事の挙行に着目し,行事が一般市民の科学的興味・関心に与える影響を検討した.具体的には,祭りを通じて構築される人とのつながりと防災意識との関係を調査した.祭りの運営に携わる人,祭りに行く人,行かない人について,消防団員とそうでない人たちに分けて,各々の防災意識の違いをソーシャル・キャピタルの観点から分析した.ソーシャル・キャピタルとは,社会・地域における人々の信頼関係やつながりを表す概念で,共通の目的に向けて協調行動を促し,社会の効率性や成長,持続性を高める社会的資源を意味する.アンケート調査を実施したところ,消防団員であろうとなかろうと,祭りの運営に携わる人のほうが祭りへ行くだけの人よりも,ハザードマップや避難場所・経路を理解していたり,備蓄品を準備したり,近所の要支援者を把握していたり,防災意識が高い傾向にあることが分かった.また,消防団員ではない人で祭りに行く人は,ソーシャル・キャピタルがハザードマップや避難場所・経路を理解したり,備蓄品を準備するなど,防災における自助意識に与える影響が大きいことが判明した.消防団員ではない人たちを非専門家とすると,ソーシャル・キャピタルを高めることによって,非専門家の科学的興味・関心を向上させることができることを示唆している.
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 東北大学, 2018年04月01日 - 2023年03月31日学生起業家創出促進に資する学生発明の取扱事例類型化に基づく研修教材策定の調査研究2022年3月で終了した文部科学省次世代人材育成事業(EDGE-NEXT)の実施機関担当者らとのネットワークを通じて、理工系学生によるベンチャー創業について幾つかの事例情報を得ることができたため、当該学生およびその指導教官へのオンライン取材を実施した。これら取材を通じて、研究成果の社会実装あるいは社会還元に対する指導教官の方針に多様性があること、その多様性は指導教官自身の世代や研究キャリア、研究スタイルが影響している可能性があることが明らかになった。 特に、当該学生のアイデア・技術が研究室での研究テーマと密接に関連している場合、当該学生のベンチャー創業を通じて研究成果の社会実装あるいは社会還元を図ろうとする場合もあれば、当該学生のサイドプロジェクトとしてのベンチャー創業に指導教官が一切関与しない、あるいは一切指導しない場合もあることがわかった。また、それらの違いは、当該学生のアイデア・技術がいつ、どこで着想され、具現化されたかという個別事情に依ることが明らかになった。指導教官が研究成果の論文化を重視する研究スタイルの場合、新規アイデア・技術が着想、具現化されても積極的な特許申請は行わず、また当該学生が卒業・修了研究以外の活動に従事することを前向きに捉えない傾向が見られた。一方、研究成果の社会実装あるいは社会還元の方法に多様な方針を持つ指導教官の場合は、当該学生のベンチャー創業意欲をも機会と捉えて、学内外のアントレプレナーシップ関連プログラム等の外部資金やを活用する傾向が見られた。これらの知見は、当該学生のベンチャー創業プロセスにおいて、注意すべきチェックポイントとして整理することが可能であり、大学内のステークホルダーにとって有用な情報となることが期待される。
- 科学技術振興機構, 戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型, 奈良女子大学, 2021年 - 2022年, 研究分担者私たちは、出産間もない母子が相互交流に用いている「匂い」の効用に着目し、これを再現した香料を様々に使って、周産期母子の心身の問題解決を念頭に、そのような「匂い」の未知の価値を見出す。私たちは既に、新生児に胎内での安全・安心の記憶を喚起する「母親の羊水の匂い」、 また、母親にポジティブなケア情動を引き起こす「新生児の頭の匂い」の化学組成の同定を行い、世界で初めて調香品を作成した。本研究開発事業では、「母親の羊水の匂い」と「新生児の頭の匂い」の作用を多面的に追究する一方、調香品を用いてその作用を新生児や母親にフィードパックすることで、周産期における母子の不安やストレスの解消を目指す。さらに、その作用が母子に限ることなく、より広範に働くのであれば、あらゆる世代、あらゆる働き手にもポジティブな癒しの効果をもたらし、生きがい働きがいを高めることが期待できる。
- 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST), 研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)大学エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援(エコシステム促進費), 宮城大学, 2022年, その他価値検証フィールドワーク・ユニット
- 神戸大学地域連携推進室, 2020年度学生地域アクションプラン事業, 2020年04月 - 2021年03月, 研究代表者ハーブソルト「神大ふるふる」の販促活動を通じた山之内地区の情報発信
- 文部科学省, 次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT), 東北大学, 2017年 - 2021年, その他“EARTH on EDGE” ~東北・北海道か らの起業復興~
- 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST), 研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)大学エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援, 京都大学, 2021年, その他京阪神スタートアップ アカデミア・コアリション
- 神戸大学地域連携推進室, 2019年度学生地域アクションプラン事業, 2019年04月 - 2020年03月, 研究代表者姫路市夢前町山之内×神戸大学 ステーキハーブパウダープロジェクト
- 兵庫県中播磨県民センター, 平成30年度食と農と健康の郷事業, 2018年08月 - 2019年03月, 研究代表者血糖値上昇抑制効果をもつ桑葉を含むステーキ用ハーブパウダーの開発
- 兵庫県中播磨県民センター, 平成29年度食と農と健康の郷事業, 2017年11月 - 2018年03月, 研究代表者血糖値上昇抑制効果をもつ桑葉を含むステーキ用ハーブパウダーの開発
- 財団法人日本科学協会, 平成15年度笹川科学研究助成, 2003年04月 - 2004年03月, 研究代表者グルタミン酸による細胞性粘菌の細胞増殖制御機構の解明に関する研究
研究シーズ
■ 研究シーズ- 専門的情報のためのコミュニケーションの仕組みづくりシーズカテゴリ:ライフサイエンス, 社会基盤(土木・建築・防災)研究キーワード:科学コミュニケーション, デザイン思考, システム思考, 異分野融合, バックキャスティング研究内容:専門的な情報を専門家ではない人たちが理解するには、その情報を翻訳・編集して、理解できる言葉と内容に置き換える必要があります。このとき、言葉だけでなく、図表や記号を使うほうが理解しやすくなることがあります。また、視覚だけではなく、そのほかの感覚を使う方法も考えられます。多様な人たちが科学情報を共有・理解するための仕組みを研究しています。防災・減災・復興や医療における専門的情報や芸道家・職人の非言語情報などを対象にしています。