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佐野 晋平大学院経済学研究科 経済学専攻教授
研究活動情報
■ 受賞- 2024年11月 日本経済新聞社・日本経済研究センター, 第67回 日経・経済図書文化賞, 『教育投資の経済学』
- 2021年12月 行動経済学会, 第5回アサヒビール最優秀論文賞, 「社会保障の給付負担に対する選択を決定する要因は何か―個人の意識の役割」 『行動経済学』第11巻、54-74
- Elsevier BV, 2025年03月, Journal of the Japanese and International Economies, 101360 - 101360[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- Abstract The coronavirus disease 2019 (COVID-19) pandemic has had a global impact on children’s education. In Amagasaki City, Japan, elementary and junior high schools were temporarily closed for approximately three months during the pandemic. This study examines the effects of the COVID-19 pandemic on academic performance in mathematics and the Japanese language among public elementary and junior high school students in Grades 1 to 8. Using data from the Amagasaki City Survey of Academic Achievement and Life Conditions from 2018 to 2021, this study compares changes in the academic performance of cohorts with and without COVID-19 experience (the COVID-19 and non-COVID-19 cohorts, respectively) 7 and 19 months after school closures using the difference-in-differences method. The findings indicate that the negative impact of the pandemic on academic performance was more pronounced for math than for the Japanese language, both at 7 months and 19 months after the closures. Math scores showed considerable decreases of 0.133 standard deviations (SDs) and 0.249 SDs at 7 and 19 months after the closures, respectively, while Japanese language scores were not significantly affected 7 months after closures but decreased by 0.113 SDs at 19 months after the closures. Furthermore, the negative effects on Japanese language scores were more significant for individuals in younger grades, whereas math scores were consistently affected across all grades. These results have important implications for policymakers and educators struggling to overcome the learning losses among children caused by the pandemic.Springer Science and Business Media LLC, 2025年03月, Review of Economics of the Household, 23(1) (1), 405 - 442, 英語[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 代表的な格差指標はジニ係数と相対的貧困率であり，これらは『国民生活基礎調査』，『所得再分配調査』，『全国家計構造調査（旧・全国消費実態調査）』から計測され集計値が公表されるが，いずれの統計に依拠するかで数値は異なることが知られている。本稿は，所得のジニ係数と相対的貧困率に注目し，統計間の比較を行う。2010年代において，市場で生み出された所得で計測された所得格差は拡大したが，再分配により所得格差の拡大は抑えられる傾向は統計間で共通している。『国民生活基礎調査』や『所得再分配調査』による数値は『全国家計構造調査』による数値と比べ高めに計測される点は時点を通して変わらない。『国民生活基礎調査』や『所得再分配調査』と『全国家計構造調査』は，若年層や高齢層，単身世帯で乖離が生じている。この結果を踏まえると，依然として格差指標は複数の統計を組み合わせて観察する必要がある。財務省財務総合政策研究所, 2025年, フィナンシャル・レビュー, 159, 88 - 104, 日本語
- This paper presents comparative information on the strength of the association between socioeconomic status (SES) and literacy skills at ages 6–8, drawing on data from France, Germany, Japan, Rotterdam (Netherlands), the United Kingdom, and the United States. We investigate whether the strength of the association between SES and literacy skills in early-to-mid childhood depends on the operationalization of SES (parental education, income, or both) and whether differences in inequalities at the end of lower secondary schooling documented in international large-scale assessments are already present when children have experienced at most two years of compulsory schooling. We find marked differences in SES-related inequalities in early achievement across countries that are largely insensitive to the way SES is measured and that seem to mirror inequalities reported for older students. We conclude that country context shapes the link between parental SES and educational achievement, with country differences rooted in the early childhood period.SAGE Publications, 2024年12月, AERA Open, 10[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2024年10月, RIETI Discussion Paper Series, 24-J-024公共心の決定要因に関する実証分析―成人時の所得水準vs.学童時の社会性獲得
- 2024年10月, RIETI Discussion Paper Series, 24-J-022算数・数学の得意・不得意と理工系進学の男女差に関する実証分析
- Informa UK Limited, 2024年02月, Studies in Higher Education, 1 - 14, 英語[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2023年10月, RIETI Discussion Paper Series, 23-J-043, 1 - 34成人になっても非認知能力は向上するのか―年齢と非認知能力の関係に関する実証分析―
- 2023年10月, RIETI Discussion Paper Series, 23-J-042, 1 - 21男女別学高校出身者の教育および労働市場のアウトカム
- 2022年08月, RIETI Discussion Paper Series, 22-J-030, 1 - 35, 日本語スキルの保有と利用の実証分析：ICTスキルと英語スキルに着目して
- 2022年08月, RIETI Discussion Paper Series, 22-J-030, 1 - 57, 日本語小学校時代の課外・学校外活動と学業、非認知能力、将来の成果との関係―運動と音楽の選択に着目して
- 2021年09月, RIETI Discussion Paper Series, 21-J-044, 1 - 23変貌する日本の雇用システムの下での組織市民行動の再評価－所属型・挑戦型組織市民行動の規定要因の実証分析
- 2021年09月, RIETI Discussion Paper Series, 21-J-045, 1 - 22正社員のワーク・エンゲイジメント
- 2021年09月, RIETI Discussion Paper Series, 21-J-046, 1 - 36中学の強制的な部活動がスキルとアウトカムに与える影響
- 日本経済研究センター, 2021年08月, 日本経済研究 = JCER economic journal, (79) (79), 1 - 23, 日本語定年後の継続雇用者の働き方の実態とその評価[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2021年06月, Journal of the Japanese and International Economies, 60, 101122 - 101122, 英語[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2021年01月, OSIPP Discussion Paper, DP-2021-E-003, 英語How can a college's admissions policies help produce future business leaders?研究論文（その他学術会議資料等）
- 2020年04月, RIETI Discussion Paper Series, 20-J-024, 1 - 37, 日本語認知能力及び非認知能力が賃金に与える影響について
- 2019年12月, フィナンシャル・レビュー, 2019(6), 5 - 23, 日本語校長が在籍児童生徒のアウトカムに与える効果の統計的計測 (特集 教育政策の実証分析)[招待有り]研究論文（学術雑誌）
- Elsevier BV, 2019年12月, Japan and the World Economy, 52, 100979 - 100979, 英語[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2019年06月, 日本経済研究, 77, 45 - 60, 日本語正社員と有期雇用労働者の賃金格差[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2019年03月, RIETIディスカッションペーパー, 19-J-020, 1 - 28, 日本語転勤・異動と従業員のパフォーマンスの実証分析
- 2018年12月, 日本労働研究雑誌, 60(12) (12), 67 - 81, 日本語無限定正社員と限定正社員の賃金格差[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2018年11月, 行動経済学, 11, 54 - 74, 日本語社会保障の給付負担に対する選択を決定する要因は何か―個人の意識の役割[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2017年11月, Keio-IES Discussion Paper Series, DP2017-026, 1 - 23, 英語Causal Effects of Family Income on Child Outcomes and Educational Spending: Evidence from a Child Allowance Policy Reform in Japan
- 2015年09月, Public Policy Review, 11(4) (4), 505 - 529, 英語Method of Household Surveys and Characteristics of Surveyed Households -Comparison regarding Household Composition， Annual Income and Educational Attainment-
- 神戸大学, 2015年09月, 國民經濟雜誌, 212(3) (3), 83 - 100, 日本語
- 財務省財務総合政策研究所 ; [1986]-, 2015年03月, フィナンシャル・レビュー, 2015(2) (2), 4 - 24, 日本語世帯調査の方法と調査世帯の性質 : 世帯構成，年収，学歴に関する比較 (特集 統計の整合性と家計行動の把握)
- 国立教育政策研究所, 2014年03月, 国立教育政策研究所紀要, 143, 89 - 101, 日本語回帰分断デザインによる学級規模効果の推定 : 全国の公立小中学校を対象にした分析[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 神戸大学, 2013年10月, 國民經濟雜誌, 208(4) (4), 69 - 78, 日本語
- 神戸大学, 2011年10月, 國民經濟雜誌, 204(4) (4), 63 - 74, 日本語教育の社会的収益率について
- 2010年09月, The Economic Consequences of Demographic Change in East Asia， NBER-EASE, 19, 193 - 219, 英語The Effect of Demographic Change on Public Education in Japan[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2010年07月, The Japanese Economy, 37(2) (2), 83 - 119, 英語Estimate of the Production Function of Education
- 2010年06月, Education Economics, 18(2) (2), 229 - 246, 英語[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2010年, Social Indicators Research, 99(1) (1), 81 - 99, 英語[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 大阪大学経済学会, 2009年12月, 大阪大学経済学, 59(3) (3), 106 - 130, 日本語
- 神戸大学, 2009年11月, 國民經濟雜誌, 200(5) (5), 71 - 86, 日本語日本における教育のリターンの推計
- 労働政策研究・研修機構, 2009年07月, 日本労働研究雑誌, 51(7) (7), 16 - 33, 日本語教育が賃金にもたらす因果的な効果について--手法のサーヴェイと新たな推定 (特集 教育と労働)
- 神戸大学大学院経済学研究科 / 神戸大学経済学部, 2009年07月, 経済分析, 817(182) (182), 48 - 69, 日本語教育の生産関数の推計--中高一貫校の場合[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2009年01月, Japan Labor Review, 6(1) (1), 36 - 50, 英語Testing the Taste-Based Discrimination Hypothesis: Evidence from Data on Japanese Listed Firms
- 労働政策研究・研修機構, 2007年01月, 日本労働研究雑誌, 49(1) (1), 4 - 18, 日本語労働と幸福度 (特集 仕事の中の幸福)
- 労働政策研究・研修機構, 2005年07月, 日本労働研究雑誌, 540(7) (7), 55 - 67, 日本語男女間賃金格差は嗜好による差別が原因か[査読有り]研究論文（学術雑誌）
- 2025年03月, 週刊東洋経済 経済学で読み解く現代社会のリアル｢そろばん授業｣増加､小学生の学力にどう影響？
- 2024年07月30日, 日本経済新聞経済教室
- 2024年03月, 経済セミナー, (737) (737), 28 - 35, 日本語教育は将来の格差解消につながるのか？
- 2022年12月, 統計 / 「統計」編集委員会 編, 73(12) (12), 21 - 27, 日本語格差指標の見方—特集 家計構造統計の見方、分析手法について
- 2022年01月, Bio clinica = バイオクリニカ, 37(1) (1), 29 - 33, 日本語胎児期環境と身体・学習能力の発達との関連—Association between fetal period environment and development of physical and learning ability—DOHaD : 胎生期・発達期の環境と生活習慣病
- 2021年09月, 週刊東洋経済 経済学で読み解く現代社会のリアル, 日本語児童手当は教育投資や学力向上につながるか？記事・総説・解説・論説等（商業誌、新聞、ウェブメディア）
- 2021年06月, 日本経済新聞 やさしい経済学, 日本語教育への投資を考える1-10記事・総説・解説・論説等（商業誌、新聞、ウェブメディア）
- 2018年06月, 教育と医学, 66(6) (6), 27 - 35, 日本語経済学からみた幼児教育無償化
- 2018年02月, 日本労働研究雑誌, 692, 日本語労働経済学研究の現在─2015〜17年の業績を通じて
- 2017年12月06日, 日本経済新聞, 日本語経済教室記事・総説・解説・論説等（商業誌、新聞、ウェブメディア）
- 労働政策研究・研修機構, 2017年04月, 日本労働研究雑誌, 59(4) (4), 49 - 51, 日本語経済学の観点から (特集 この概念の意味するところ) -- (学力とは)
- 2015年04月, 日本労働研究雑誌, 4 - 5, 日本語人的資本とシグナリング
- 2015年04月, 法と経済学研究, 11 - 32, 日本語雇用法制の法と経済学：限定正社員を考える
- 労働政策研究・研修機構, 2014年05月, 日本労働研究雑誌, 56(5) (5), 91 - 93, 日本語書評 濱中淳子著『検証・学歴の効用』
- 毎日新聞社, 2007年01月02日, エコノミスト, 85(2) (2), 128 - 129, 日本語よく効く経済学(13)教師の質はなぜ低下した 雇用機会均等で優秀な女性"流出"
- 2005年10月, 日本労働研究雑誌, 543, 89 - 90, 日本語論文紹介 リーダーシップ能力は賃金を高めるのか
- 単著, 日経BP日本経済新聞出版,日経BPマーケティング, 2024年01月, 日本語, ISBN: 9784296119240教育投資の経済学
- 共著, 第７章 雇用形態間の賃金格差, 日本評論社, 2019年09月, 日本語, ISBN: 9784535559165雇用システムの再構築に向けて : 日本の働き方をいかに変えるか
- 共著, 第４章 転勤・異動・定年後雇用の実態, 日本評論社, 2019年09月, 日本語, ISBN: 9784535559165雇用システムの再構築に向けて : 日本の働き方をいかに変えるか
- 賃金と報酬の世界，第6章, 2018年10月, 167-192, 日本語30代の働く地図
- 人的資本と教育政策， 第3章, 2017年11月, 76-102, 日本語日本の労働市場
- 教え育てる仕事−学校で活躍する人たち， 7章, 2017年09月, 139-156, 日本語職業の経済学
- 共著, 教育投資と経済格差:家庭環境は教育費支出にどのような影響を与えるか？第8章, 有斐閣, 2016年06月, 日本語, ISBN: 9784641164734学力・心理・家庭環境の経済分析 : 全国小中学生の追跡調査から見えてきたもの
- 共著, 子どもの発達と出生時の健康-出生時体重は教育達成にどのような影響を与えるか？， 第7章, 2016年06月, 159-177, 日本語, ISBN: 9784641164734学力・心理・家庭環境の経済分析??全国小中学生の追跡調査から見えてきたもの
- 経済学から見た有期労働契約， 第3章, 2014年03月, 0, 日本語有期労働契約の法理と政策
- 労働は人々を幸福にするか？， 第4章, 2010年07月, 0, 日本語日本の幸福度
- 行動経済学会 第18回大会, 2024年12月認知能力、非認知能力、世帯構造の特徴と長期欠席との関係性口頭発表（一般）
- シンポジウム：人口マイナス成長時代の東アジア：中日が直面する課題と機会, 2024年11月, 日本語クラスサイズと家計の教育投資の反応：尼崎市データを用いた検証[招待有り]シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
- RoMacS Workshop VIII, 2024年09月Does Competition among Schools Benefit Students?: Evidence from Japan's School Zone Reform口頭発表（一般）
- 高等教育質保証学会 第13回大会, 2024年08月, 日本語教育経済学からみた高等教育[招待有り]口頭発表（基調）
- 日本経済学会2024年度春季大会, 2024年05月クラスサイズと家計の教育投資の反応：尼崎市データを用いた検証口頭発表（一般）
- 日本財政学会 第80回全国大会, 2023年10月田中宏樹「学校運営改善が地域連携教育の推進に与える影響－国公立小中学校パネルデータを用いた実証分析」への討論
- 日本経済学会2023年度秋季大会, 2023年09月北村智紀・足立泰美「Effect of Retirement Earnings Test Elimination on Labor Supply and Pension Benefit Claims」への討論
- 日本経済学会2023年度秋季大会, 2023年09月Does Competition among Schools Benefit Students? : Evidence from Japan's Public High School Attendance Zone Reform
- 千葉大学経済・統計セミナー, 2023年06月Does Competition among Schools Benefit Students? : Evidence from Japan's Public High School Attendance Zone Reform (with Ryoh Ogawa and Ryosuke Okazawa)
- 日本経済学会2023年度春季大会, 2023年05月Determinants of the conversion from fixed-term to permanent contracts in Japan
- 日本経済学会2023年度春季大会, 2023年05月黄 年宏 「台湾における法定労働時間の短縮は ワークシエアリングに有効だったのか？ 」への討論
- 大阪市立大学 経済学会研究会, 2023年02月, 日本語Does Competition among Schools Benefit Students? : Evidence from Japan’s Public High School Attendance Zone Reform口頭発表（一般）
- 第22回 パネル調査・カンファレンス, 2022年12月, 日本語JHPS第二世代付帯調査による大学での奨学金受給の実証分析口頭発表（一般）
- 第71回 「人材配置の経済学」研究会, 2022年12月, 日本語Does Competition among Schools Benefit Students?: Evidence from Japan's Public High School Attendance Zone Reform口頭発表（一般）
- 日本経済学会2021年度春季大会, 2021年05月, 日本語The Effects of Birth Weight and Relative Age on Child Development口頭発表（一般）
- 関西労働研究会, 2020年07月出生時体重・貧困・相対年齢と子どものアウトカム
- 行動経済学会, 2019年11月, 日本語, 名古屋商科大学そろばん授業の効果分析：プログレス・レポート口頭発表（一般）
- Western Economic Association International, 15th International Conference, 2019年03月, 英語, Keio UniversityHow Does College Loan Affect the Life-Course of the Recipients? Evidence from Japan口頭発表（一般）
- 日本経済学会, 2018年09月, 日本語, 学習院大学別所俊一郎、野口晴子、牛島光一、川村顕、田中隆一「区立小学校での補習の効果： 足立区「小学校基礎学習教室」のケース」への討論その他
- 「人材配置の経済学」研究会 カンファレンス, 2018年03月, 日本語, 高知工科大学Persistent Differences in the Ranking of Universities in Japan公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2017年09月, 日本語, 青山学院大学陣内悠介「Do Job Applicants also Discriminate Potential Employers? Evidence from the World's Largest Online Labor Market」への討論その他
- 日本経済学会, 2017年09月, 日本語, 青山学院大学北條雅一「家庭の社会経済的背景と児童の学力・学習意識―国際数学・理科教育動向調査の保護者調査を用いた分析」への討論その他
- 日本経済学会, 2017年06月, 日本語, 立命館大学井上敦「習熟度別少人数指導が小学生の算数の学力に与える効果について―鳥取県公立小学校データを用いた付加価値モデルの推定―」への討論その他
- Development of Empirical Research Using Panel Data, 2017年03月, 英語, Keio UniversityDoes Money Matter? Exploring a Causal Link between Family Income and Educational Spending and Child Outcomes through National Child Allowance Policy公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- Financing Japan’s higher education: A new direction Impacts on Youth Employment and Family Formation， Ochanomizu University， Research School of Economics & Australia-Japan Research Centre， A, 2017年02月, 英語, Ochanomizu UniversityThe Impact of Student Loan Reform on College Enrollment in Japan公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- RIETI「労働市場制度改革」研究会, 2016年12月, 日本語, 経済産業研究所Persistent Differences in the Rankings of Universities in Japan公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- SLLS INTERNATIONAL CONFERENCE, 2016年10月, 英語, Bamberg University， ドイツDoes Money Matter? Exploring a Causal Link between Family Income and Educational Spending and Child Outcomes through National Child Allowance Policy口頭発表（一般）
- 日本経済学会, 2016年09月, 日本語, 早稲田大学樋口裕城・佐々木みゆき・中室牧子” Impacts of Online English Learning on Attitudes and English Communicative Abilities: Experimental Evidence from Japanese High-schoolers”への討論その他
- 日本経済学会, 2016年09月, 日本語, 早稲田大学セッション「教育の経済学」座長シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
- 日本経済学会, 2016年09月, 日本語, 早稲田大学Does Money Matter? Exploring a Causal Link between Family Income and Educational Spending and Child Outcomes through National Child Allowance Policy口頭発表（基調）
- 日本経済政策学会, 2016年05月, 日本語, 九州産業大学田村泰地「在職老齢年金制度改正の高齢者労働供給行動への影響について」への討論その他
- パネルデータ設計・解析センター シンポジウム 「日本の経済格差のダイナミズム：パネルデータによる実態把握」, 2016年05月, 日本語, 慶應義塾大学家庭環境、教育投資と学力：日本子どもパネル調査を用いた分析口頭発表（招待・特別）
- RIETI「労働市場改革」研究会, 2015年12月, 日本語, 経済産業研究所出生時体重と教育達成-JCPSを用いた検証公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 大阪市立大学定例研究会, 2015年11月, 日本語, 大阪市立大学The Impact of Student Loan Reform on College Enrollment公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2015年05月, 日本語, 新潟大学フラッシュトーク セッション2 座長シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
- 第1回RoMacS Workshop, 2015年02月, 日本語, 名古屋市立大学The Impact of Student Loan Reform on College Enrollment公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- Western Economic Association International，11th International Conference, 2015年01月, 英語, Museum of New Zealand Te Papa TongarewaThe Impact of Student Loan Reform on College Enrollment口頭発表（一般）
- 東京労働経済学研究会, 2014年12月, 日本語, 東京大学The Impact of Student Loan Reform on College Enrollment公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2014年10月, 日本語, 西南学院大学浦川邦夫・姉川恭子「大学での学びの経験と卒業後の進路・主観的厚生に関する実証分析」への討論その他
- 日本経済学会, 2014年10月, 日本語, 西南学院大学奨学金の制度変更が進学行動に与える影響口頭発表（基調）
- 法と経済学会, 2014年07月, 日本語, 駒澤大学パネルディスカッション１『雇用法制の法と経済学：限定正社員を考える』シンポジウム・ワークショップパネル（公募）
- 日本経済学会, 2014年06月, 日本語, 同志社大学暮石渉” Time-inconsistency and the Postponement of Childbearing”への討論その他
- 第２回 教育経済・教育政策研究コンフェレンス, 2013年12月, 日本語, 慶應義塾大学奨学金の制度変更が進学行動に与える影響公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本応用経済学会, 2013年06月, 日本語, 立命館大学富岡淳” Evaluation of Public Sector Organizations Using Adjusted Performance Measures”への討論その他
- 行動経済学会, 2012年12月, 日本語, 青山学院大学Yamane.S， Yoneda.K and Tsutui.Y “ Are facets of Homo economicus associated with higher earnings and happiness?”への討論その他
- 首都大学東京 経済学セミナー, 2012年07月, 日本語, 首都大学東京Wage distribution and return to education in Japan: A quantile regression analysis公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 第17回教育政策セミナー, 2012年07月, 日本語, 政策研究大学院大学学級規模縮小の計量経済学公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2012年06月, 日本語, 北海道大学浦川邦夫・姉川恭子「大学の学習・生活環境と退学率の要因分析」への討論その他
- 2011年度 第2回 JGSSリサーチ・セミナー 「経済学研究とJGSSの融合」, 2012年02月, 日本語, 大阪商業大学教育のリターンの推計公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 「ミクロ計量経済学的手法による教育政策評価の研究」研究集会, 2011年12月, 日本語, 慶應義塾大学少人数教育の計量経済分析公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2011年10月, 日本語, 筑波大学少人数教育の計量経済分析：静岡県における全国学力・学習状況調査を用いた検証口頭発表（基調）
- ポリシーモデリングワークショップ, 2011年09月, 日本語, 政策研究大学院大学少人数教育の計量経済分析公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2011年05月, 日本語, 熊本学園大学安田宏樹・荒木宏子「大学生の進路決定に関する経済分析-進路未定者に着目して-」への討論その他
- 行動経済学会, 2010年12月, 日本語, 上智大学田村輝之「OECD諸国における職務満足度の決定要因について―仕事に対する「理想」と「現実」を用いて―」への討論その他
- 日本財政学会, 2010年10月, 日本語, 滋賀大学小林庸平・林正義「一般財源化と高齢化は就学援助制度にどのような影響を与えたのか？」への討論その他
- 関西労働研究会, 2010年09月, 日本語, 淡路夢舞台国際会議場所得と雇用の変動リスクと賃金プレミアムの実証分析公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 労働市場研究会, 2010年03月, 日本語, 統計研究会所得と雇用の変動リスクと賃金プレミアムの実証分析公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2009年06月, 日本語, 京都大学赤林英夫・直井道生「入学試験は人的資本蓄積を促進するか？高等学校入学者選抜の変遷を利用した実証分析」への討論その他
- 経済学会例会, 2009年06月, 日本語, 神戸大学Causal Effect of Marriage and Motherhood on Wages: Evidence from Female Workers in Japan公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 産業労働ワークショップ, 2009年06月, 日本語, 一橋大学The Effect of Standard College Entrance Exam on College Ranking公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 第12回 ARISH Economics Conference, 2009年03月, 日本語, 日本大学Causal Effect of Marriage and Motherhood on Wages: Evidence from Female Workers in Japan公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 関西計量研究会, 2009年01月, 日本語, 神戸大学Physical Attractiveness and the Economic Return to Marriage公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2008年06月, 日本語, 東北大学Physical Attractiveness and the Economic Return to Marriage口頭発表（基調）
- 日本経済の実証分析へのアプローチ 2007, 2008年01月, 日本語, 神戸大学政策評価の方法とその応用例公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 日本経済学会, 2005年09月, 日本語, 中央大学教師の質は低下したか？口頭発表（基調）
- 日本経済学会, 2003年10月, 日本語, 明治大学雇用における男女差別の実証分析口頭発表（基調）
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 神戸大学, 2023年04月01日 - 2028年03月31日学校間競争と子どもの人的資本形成：教育施策の自治体間差異を利用した分析
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 神戸大学, 2023年04月01日 - 2028年03月31日学校間競争と子どもの人的資本形成：教育施策の自治体間差異を利用した分析
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 挑戦的研究(萌芽), 神戸大学, 2023年06月30日 - 2026年03月31日オルタナティブデータを利用した学校教員の長時間労働の経済分析
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(S), 慶應義塾大学, 2021年07月 - 2026年03月ポストコロナの教育格差研究：世界的課題の解明とオンラインでの調査・実験手法の革新交付申請段階では、以下の５項目の計画を示していた。 １．調査対象コホートの設計：本研究では、一般コホート、活動記録コホート、介入コホート、経済実験コホートの４サンプルを用意するが、計画通り、年度内に、サンプリングでカバーすべき子どもの年齢（学年）幅と、各コホートへの割り当てを決定した。 ２．全国を対象としたベースラインサンプル抽出：１．での設計に基づき、調査会社を通じて対象自治体の住民台帳から小中学生の子供をもつ世帯を抽出し、調査依頼を行い、全国の子供の大規模なランダムサンプル（ベースラインサンプル）を構築することとしていたが、前例のない調査であることから、調査会社と相談の上、計画を変更し、小サンプルによる１次調査依頼の実施を完了した。大規模サンプルを対象とした２次調査依頼は、令和４年度４月より実施することとした。 ３．ベースライン調査とウェブアンケートシステムの設計：２．で抽出された対象者に実施するベースライン調査の設計チームを編成し、調査の設計を計画通り進めている。また、調査手法については、既存のウェブシステムを改良の上、２回目の調査から活用する方向で計画の微調整を行った。 ４．調査対象者登録システム（マイページ）の構築：調査対象者とのコミュニケーションのベースとなる登録システム（マイページ）を、過去に作成した同様のシステムをそのまま活用する方向で決定した。 ５．個別課題に利用する国の統計調査の利用申請：当初、利用を申請した国の統計調査の内、全国学力・学習状況調査、児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査、学校等の教育の情報化実態調査、国民生活基礎調査を申請・取得し、分析への利用を開始した。
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2020年04月 - 2023年03月学校間競争が教育の質に与える影響：公立高校入試の学区廃止の場合本研究の目的は、2002年以降の高等学校入試選抜における通学区域による出願制限の撤廃が教育の質に与えた影響について実証的に明らかにすることにある。教育の質の指標として高校生の進路選択の結果である大学進学率に着目し、都道府県間で学区撤廃のタイミングにラグがあることを利用した差の差分析を行うことで、学区撤廃による学校間競争の促進が、大学進学率を上昇させたかを検証する。 具体的には、（A）『学校基本統計調査』の調査票情報の利用した学校別のデータによる分析と、（B）自治体ごとの学区編成や変更の経緯の調査、を実施する。 本年度は『学校基本統計調査』の調査票情報の学校別パネルデータの構築と自治体ごとの学区編成変更情報の整備を概ね完成させた。（A）については入手済みの『学校基本統計調査』の調査票情報の学校別のパネルデータの構築と外部データ接続にかかるキー変数の整備を行った。文部科学省において公表された学校コードを利用することでパネルデータの構築がすすんだ。加えて、これまでパネルデータ化を困難にしていた原因の1つである統廃合、改組に関わる情報変更のルールを調査し、解決の道筋をつけた。（B）については、学区変更に係る規約の情報、具体的な学区情報に係る情報を各教育委員会に照会し、必要な資料の提供を受けた。具体的には、関連する募集要項、会議資料、関連規約の条文についての資料提供を受けた。これらの提供を受けた情報の多くは電子データ化されていなかったため、（A）で整備したデータとの接合のための電子データ化を行った。（A）および（B）のデータの接合を進め、簡単な集計を実施した。
- 科学研究費補助金(若手研究（B）), 2017年 - 2020年, 研究代表者学校へのICT投資と教育成果の実証分析：地域データと家計データを用いた検証競争的資金
- 奨学寄附金, 2018年 - 2018年, 研究代表者学校教員の長時間労働の経済分析競争的資金
- 奨学寄附金, 2016年 - 2017年, 研究代表者教育の社会的リターンの計測競争的資金
- 科学研究費補助金(若手研究（B）), 2012年 - 2014年, 研究代表者奨学金制度の変更が進学行動・教育の収益率に及ぼす効果の実証分析競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金(若手研究（スタートアップ）), 若手研究(スタートアップ), 神戸大学, 2007年 - 2008年, 研究代表者学校教育による人的資本形成メカニズムに関する実証分析本研究の目的は、賃金格差の発生要因を検討するため、マイクロデータ(学校、家計データ)を用い、労働市場以前の人的資本形成、特に学校教育による人的資本形成メカニズムに焦点を絞り、教育の成果、教育制度が労働市場でのパフォーマンスに与える影響を実証的に明らかにすることである。得られた結果は以下の通りである。学校レベルのマイクロデータを用い教育の生産関数を推計した結果、入学時点の能力を一定にして教育投入物の効果を測定した結果、授業時間を除くと他の投入要素は説明力を持たないことが明らかとなった。若年時の情報を利用できるマイクロデータを用い、婚姻と賃金の関係に焦点を当て分析を行ったところ、若年時の学業成績は男性の結婚確率を高め、それは結婚による賃金プレミアムの一部を説明していることが明らかとなった。また、女性については同様の効果が見られないこと、義務教育の授業時間は学歴獲得や就業確率とは相関をもつが賃金への直接効果が観察されないという暫定的な結果を得た。幸い本研究にてデータが蓄積されてきているので、これらを用い、若年時の経験が労働市場に与える効果をより丹念に調べていくことが今後の課題である。競争的資金
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 特別研究員奨励費, 神戸大学, 2006年 - 2007年学校教育による人的資本形成と男女間賃金格差に関する研究本研究の目的は、労働市場に現れる男女間賃金格差の源泉を、労働市場、学校教育、家計内資源配分の観点から実証的に明らかにすることである。本研究の特色の1つとして、現在までに十分収集および整備されていなかったマイクロデータを用いることを試みている点である。そのため、データ収集・整備・分析のため、研究補助、高性能PC、ソフトウェアを必要とした。上記研究目的に従い、今年度は以下の研究を行った。 労働市場の分析:就業形態や他人との相対的地位が、個人の生活満足度に与える効果、その男女間差異について実証的に分析した。短期的には個人的なニュースに反応する、他人との相対的な地位に反応する、若年男性では失業状態が幸福度を引き下げることが明らかとなった。本論文は、大竹文雄氏と共同で、日本労働研究雑誌に掲載された。 労働市場と教員市場の分析:教員供給が一定のもとで、労働市場で高い賃金を獲得できるような有能な女性が教職ではなく民間に就業するようになった結果、偏差値で測った教員の平均的な質が低下したかどうかを実証的に検証した。推計結果によると、男女間賃金格差の縮小により、偏差値で測った教師の質を低下させること、その効果は都市部において顕著であることが示された。本論文は、査読付き雑誌に投稿後、レフェリーレポートに従い改訂し、再投稿中である。 学校教育の分析:学校教育が人的資本を蓄積される効果を持つのか、シグナリングの効果を持つのかについて実証的に明らかにする。入学時の能力をコントロールした上で、学校のアウトプットに学校の資源がどのような効果を持つのかについて分析する。本研究は現在、データ収集後、分析中である。