研究活動情報

• Radiation sensitivity of Aspergillus niger of low-energy X-rays and Caesium-137 gamma rays

  Noriaki Kataoka, Nguyen Thi Thuy Linh, Yuko Kumeda, Ryoko Asada, Masakazu Furuta, Masayuki Sekiguchi, Hirokazu Ando, Masakazu Matsushita, Tamikazu Kume

  Elsevier BV, 2024年05月, Radiation Physics and Chemistry, 218, 111586 - 111586

  研究論文（学術雑誌）


• Application of gamma radiation for disinfection of fungi in a large volume of historical archives damaged by flood following Typhoon Hagibis 2019, Japan: A case report.

  Nguyen Thi Thuy Linh, Yuko Kumeda, Masakazu Matsushita, Takayuki Hironiwa, Masakazu Furuta

  A large volume of historical archives was extensively damaged by flood water, following Typhoon Hagibis in Fukushima, Japan, in October 2019. They were rescued from the stricken area within a week, however, the prolonged exposure of paper documents to water caused severe biodegradation by fungal growth. To disinfect fungi, the paper documents were exposed to gamma radiations emitted by a source of Cobalt 60 by the industrial irradiation service. The wet paper documents were mainly contaminated with hydrophilic and cellulolytic fungi, including Trichoderma, Stachybotrys, and Fusarium; no fungi grew after irradiation. These results indicated that the average absorbed dosage from 13.1 kGy to 16.1 kGy were sufficient to disinfect paper documents heavily contaminated with fungi. In the present study, we demonstrated the successful practical use of irradiation in fungi-damaged paper documents using a commercial gamma-irradiation facility.

  2021年, Biocontrol science, 26(1) (1), 55 - 59, 英語, 国内誌

  研究論文（学術雑誌）


• 史料ネットによる水損写真資料の保全・応急処置－「思い出」をレスキューするために

  松下 正和

  1995年に発生した阪神・淡路大震災を契機として設立されたボランティア団体である「歴史資料ネットワーク」が，各被災地の文化財担当職員や地域史研究団体，住民と連携して行ってきた，写真プリントやアルバム，ネガフィルムなど写真資料の保全・応急処置法や課題について紹介する．

  社団法人 日本写真学会, 2021年, 日本写真学会誌, 84(2) (2), 72 - 79, 日本語


• Effect of gamma radiation on fungal growth stages and mechanical properties of traditional Japanese paper

  Nguyen Thi Thuy Linh, Yuko Kumeda, Masakazu Matsushita, Masashi Amano, Koichi Sakai, Keita Yoshikawa, Kazuhisa Fujita, Toshihide Uchida, Masakazu Furuta

  2020年11月, JOURNAL OF CULTURAL HERITAGE, 46, 148 - 154, 英語

  研究論文（学術雑誌）


• 被災古文書の応急処置

  松下 正和

  カビ相談センター, 2019年, かびと生活, 25(1) (1), 13 - 16, 日本語, 国際共著していない

  [査読有り]

  研究論文（学術雑誌）


• 播磨国風土記の世界

  松下 正和

  2016年, いひほ研究, 8, 4 - 22, 国際共著していない

  研究論文（学術雑誌）


• 加古郡一色村・今福村の年貢免状

  松下 正和

  2015年11月, 摂播歴史研究, (68) (68), 1 - 10


• 播磨国風土記の世界 : 賀古郡条(1)

  松下 正和

  海風社, 2015年11月, 翰苑 / 姫路大学人文学・人権教育研究所 編, 4, 180 - 199, 日本語

  [査読有り]


• 葦屋ウナヒ乙女伝説をめぐるモニュメント空間について(1)

  松下 正和

  海風社, 2015年03月, 翰苑 / 姫路大学人文学・人権教育研究所 編, 3, 117 - 132, 日本語

  [査読有り]


• 川辺郡内の古代氏族 : 若湯坐氏を中心として

  松下 正和

  宝塚市教育委員会, 2015年03月, たからづか : 市史研究紀要たからづか / 宝塚市立中央図書館市史資料担当 編, (27) (27), 34 - 53, 日本語


• 古代郷域史研究序説 : 丹波国氷上郡の諸郷を例に

  松下 正和

  海風社, 2014年11月, 翰苑 / 姫路大学人文学・人権教育研究所 編, 2, 143 - 187, 日本語

  [査読有り]


• 襖下張(ふすましたば)り文書の保全と活用 : 市民ボランティアとともに

  松下 正和

  尼崎市立歴史博物館, 2014年10月, 地域史研究 : 尼崎市立歴史博物館紀要 = Bulletin of the Amagasaki City Museum of History / 尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ 編, (114) (114), 141 - 158, 日本語


• 播磨の災害記念碑 : 安政南海地震碑･寛延二年大洪水碑

  松下 正和

  海風社, 2014年03月, 翰苑 / 姫路大学人文学・人権教育研究所 編, 1, 175 - 203, 日本語


• 2009年台風9号被災資料の保全と活用 : 佐用郡地域史研究会・佐用町教育委員会との連携

  松下 正和

  新潟大学災害・復興科学研究所危機管理・災害復興分野, 2013年, 災害・復興と資料, (2) (2), 27 - 38, 日本語


• 貞観10年の播磨国大地震

  松下 正和

  2012年, いひほ研究, 4, 4 - 17

  研究論文（学術雑誌）


• 災害文化の継承に向けて—特集 大規模災害における歴史資料保全活動--二〇〇九年台風九号豪雨被害における歴史資料ネットワークの活動

  松下 正和

  大阪歴史科学協議会, 2011年04月, 歴史科学 / 大阪歴史科学協議会 編, (204) (204), 14 - 25, 日本語


• 史料ネットによる水損歴史資料保全活動の課題 : 大量かつ迅速な保全体制の構築にむけて

  松下 正和

  新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野, 2011年, 災害と資料, 5(5) (5), 1 - 10, 日本語

  研究論文（学術雑誌）


• 被災史料の救出と地域遺産-風水害への対応を中心に-

  松下 正和

  2010年, 歴史と神戸, 282, 41 - 48

  研究論文（学術雑誌）


• 風水害による水損歴史資料保全活動

  松下 正和

  新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野, 2010年, 災害と資料, 4(4) (4), 8 - 23, 日本語

  研究論文（学術雑誌）


• 地域資料館の意義と役割-山南歴史資料館を例に

  松下 正和

  2009年, 歴史と神戸, 275, 10 - 20

  研究論文（学術雑誌）


• ＜外部＞から見た但馬・＜外部＞にある但馬 古代の播但交通と飾磨・越部ミヤケ

  松下,正和

  但馬史研究会, 2008年03月, 但馬史研究, 31, 1 - 22

  研究論文（学術雑誌）


• 播磨国風土記にみるモニュメント空間―墳墓伝承を中心に―

  松下正和

  2007年03月, 兵庫県公館県政資料館研究紀要『兵庫のしおり』, (9) (9), 13 - 24


• 被災文書資料保全活動と平時における防災対策について—特集 文化財防災

  松下 正和

  帝京大学山梨文化財研究所, 2005年01月, 帝京大学山梨文化財研究所報, (49) (49), 8 - 12, 日本語


• 「白国氏譜」と播磨佐伯直氏

  松下 正和

  神戸大学史学研究会, 2002年, 神戸大学史学年報 = Kobe University yearbook of history, (17) (17), 51 - 72, 日本語

• 第2章広域団体の取り組み第1節「歴史資料ネットワーク」

  松下正和

  2025年03月, 兵庫県歴史文化遺産総合活用推進実行委員会編『シンポジウム「震災から30年とこれからの文化財保護」』, 9 - 14


• 「風水害による被災歴史資料の保全と活用について」（【調査報告】シンポジウム「災害復興と地域歴史遺産」）

  松下正和

  2025年03月, 『園田学園女子大学論文集』, (59) (59), 216 - 223


• 被災文化財の救出,修復時のカビ殺菌への放射線利用を目指して

  古田雅一, 朝田良子, 神野八重美, 角野友美, 秋吉優史, 松下正和, 片岡憲昭, 田中真美, 廣庭隆行, 久米田裕子, LINH Nguyen Thi Thuy, 久米民和

  2024年, 放射線プロセスシンポジウム講演要旨・ポスター発表要旨集, 19th


• 被災水損古文書のカビ殺菌への放射線照射利用

  古田雅一, NGUYEN Thi Thuy Linh, 朝田良子, 久米民和, 久米田裕子, 松下正和, 廣庭隆行

  2023年, 日本防菌防黴学会年次大会要旨集, 50th


• 低エネルギーX線による食品照射と文化財保護

  片岡憲昭, NGUYEN Thi Thuy Linh, 久米民和, 久米田裕子, 朝田良子, 安藤太一, 関口正之, 古田雅一, 松下正和

  2023年, アイソトープ・放射線研究発表会(Web), 60th


• 水損古文書の汚染カビの放射線滅菌染料決定のための放射線感受性評価(Evaluation of radiation sensitivities of fungi infecting water-damaged historical documents for dose setting for radiation sterilization)

  古田 雅一, Linh Thi Thuy Nguyen, 山田 芳枝, 朝田 良子, 久米田 裕子, 久米 民和, 松下 正和, 廣庭 隆行, 藤田 和久, 内田 俊秀

  (一社)日本放射線影響学会, 2022年09月, 日本放射線影響学会大会講演要旨集, 65回, 94 - 94, 英語


• 水損資料に発生したカビ類の放射線殺菌の実証試験

  古田 雅一, Nguyen Th? Thuy Linh, 久米田 裕子, 松下 正和, 廣庭 隆行, 藤田 和久, 内田 俊秀

  自然災害により水損し、カビ汚染が生じた古文書の対策として、実際に洪水により被災した江戸時代期、明治期の古文書の汚染カビを分離同定するとともにコバルト-60γ線による殺菌効果を調べた。その結果、13.1kGyから16.1kGyの平均吸収線量で⁶⁰Coガンマ線を照射した文書から分離したカビ類の生育は認められず、十分滅菌可能であることが示された。

  公益社団法人 日本アイソトープ協会, 2021年, アイソトープ・放射線研究発表会, 1, 40, 日本語


• 摂津国西成郡下新庄村文書

  松下正和

  2020年03月


• 水ぬれ資料を救おう－被災資料の救出と日頃の備え－2018（平成30）年度文書等保存利用研修会記録

  松下正和

  2019年03月


• 亀山藩領の村々を描いた絵図

  松下 正和

  2019年, 広報たんば, 179, 18 - 18, 国際共著していない


• 身近な文化財を災害と日常の滅失から守るために

  松下 正和, 内田 俊秀

  2016年, 翰苑, 5, 7 - 50, 国際共著していない


• 阪神淡路大震災から始まった歴史資料ネットと地域への展開―関西地域における震災・水害と文化財防災

  松下 正和

  2016年, 平成27年度文化財防災ネットワーク推進事業：九州国立博物館の取り組み, -, 35 - 41, 国際共著していない


• 平成25年度姫路市政策研究助成事業 コミュニティーの歴史文化を活かした安全安心なまちづくり 成果報告書

  松下正和

  2014年03月


• 播磨国風土記の地名が語る古代の神崎郡

  松下 正和

  2013年, 福崎町文化, 29, 2 - 8


• 「荒ぶる女神と河川氾濫伝承～古代住民の災害認識について」「佐治川流域の災害文化～神楽川板橋碑を中心に」

  松下正和

  2012年03月, 『前近代日本における歴史的景観形成についての災害文化論的アプローチ』科研報告書, 25 - 32


• 「『播磨国風土記』神前郡川辺里条」

  松下正和

  2012年03月, 平成23年活動報告書別冊・共同研究「福崎町の地域歴史遺産掘り起こし及び大庄屋三木家住宅活用案の作成等」『ふくさき再発見～歴史をたずねて～』, 15 - 27


• 歴史資料ネットワークによる東日本大震災への後方支援活動について-大規模災害における歴史資料保全活動の現状と課題

  松下 正和

  2012年, 東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援委員会平成23年度活動報告書, 282 - 287


• 東求女塚古墳と莵原処女伝承(2)

  松下 正和

  2012年, 住吉歴史資料館だより, 第4号, 9 - 12


• 「『播磨国風土記』にみえる古代の福崎」

  松下正和

  2011年03月, 戸大学大学院人文学研究科地域連携センター『平成22年度活動報告書 共同研究「辻川界隈の地域歴史遺産掘り起こし及び三木家住宅の活用基本構想作成」』, 32 - 40


• 特集にあたって (<小特集>風水害から歴史資料を救う : 2009年台風9号被害をめぐって)

  松下 正和

  神戸大学, 2010年08月, Link : 地域・大学・文化 : 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター年報, 2(0) (0), 66 - 69, 日本語

  神戸大学リポジトリ（Kernel）へのリンク


• 新自由主義時代の博物館と文化財 歴史資料ネットワークによる水損史料救出活動について--二〇〇九年台風九号への対応を中心に—Museum and cultural properties in the neo-liberalism ages: Historical materials network rescue activities of the historical records damaged by flood

  松下 正和

  日本史研究会, 2010年07月, 日本史研究 = Journal of Japanese history / 日本史研究会 編, (575) (575), 55 - 61, 日本語


• 歴史資料ネットワークによる水損史料救出活動について

  松下 正和

  2010年, 日本史研究, 575, 55 - 61

  [査読有り]


• 科学研究費補助金若手研究（B)研究成果報告書①『日本古代のモニュメント空間分析による地域社会と歴史認識の形成過程に関する研究』

  松下正和, 宇野淳子, 田中秀典

  2009年06月


• 歴史資料ネットワークによる被災史料救出活動について 台風23号への対応を中心に

  松下 正和

  日本史研究会, 2005年05月, 日本史研究, 513号・68-72頁(513) (513), 68 - 72, 日本語

  その他


• 吉田王塚古墳（玉津陵）の陵墓参考地指定について～吉田郷土館所蔵文書調査の成果～

  松下正和

  2005年03月, 神戸大学文学部『平成16年度大学改革関係推進等経費報告書 歴史文化に基礎をおいた地域社会形成のための自治体等との連携事業(3)』, pp.137-143, 137 - 143, 日本語


• 科学運動通信 楠・荒田町遺跡(神戸市兵庫区)の保存運動について

  松下 正和

  歴史科学協議会, 2004年08月, 歴史評論 = Historical journal / 歴史科学協議会 編, (652) (652), 107 - 110, 日本語


• 陵墓公開運動への若干の提言 : 二〇〇二年度陵墓懇談会の記録

  松下 正和

  京都民科歴史部会, 2003年04月, 新しい歴史学のために = For new historical science, 2002年度(2) (2), 24 - 30, 日本語


• 「第7回歴史と文化を考える市民講座」参加記

  松下 正和

  地方史研究協議会, 1997年12月, 地方史研究, 47(6) (6), 76 - 79, 日本語

• 震災30年を未来へつなぐ : 神戸大学と阪神・淡路大震災

  神戸大学阪神・淡路大震災30年事業委員会

  分担執筆, 松下正和「地域の歴史を掘り起こし、災害文化のアップデートを」pp.60-65, 神戸大学, 2025年01月, 日本語, ISBN: 9784343012524


• ソーシャルイノベーションの教科書 : 災害に強いレジリエント社会を創る

  「レジリエンス人材」育成プログラム開発チーム

  共著, pp.26-61第2章「極度の状況変化による影響を予測する」を鶴田宏樹・松下正和・大石哲・大路剛と共同執筆, ミネルヴァ書房, 2024年03月, 日本語, ISBN: 9784623096312


• 地域歴史文化のまもりかた : 災害時の救済方法とその考え方

  天野, 真志, 松下, 正和, 日高, 真吾, 大林, 賢太郎, 山内, 利秋, 阿部, 浩一, 市沢, 哲, 奥村, 弘, 根本, 峻瑠

  共編者(共編著者), pp.23-34,51-61を単独執筆 第2章「資料救済に関わる人々」(Chapter 2 People Involved in Materials Rescue)、第4章「写真資料の救済」(Chapter 4 Rescuing Photographic Materials)を執筆, 文学通信, 2024年03月, ISBN: 9784867660430


• 汚染された古い日本の図書と洪水によって損傷した文書からの菌類の不活性化のためのガンマ線の利用【JST・京大機械翻訳】

  古田雅一, NGUYEN Thi Thuy Linh, 久米田裕子, 久米田裕子, 松下正和, 廣庭隆行, 藤田和久, 内田俊秀

  2022年


• よみがえった上小倉の古文書

  木村, 修二, 松下, 正和

  共編者(共編著者), pp.3-16,57-64「はしがき」「すきばめ法による虫喰い古文書の修復」「苅野神社の由緒を読み解く」を単独執筆, 木村修二, 2021年03月, 日本語, ISBN: 9784909838049


• 古文書サロン活動報告書 : 姫路市大塩公民館での活動を中心に

  室山, 京子, 松下, 正和

  共編者(共編著者), 松下正和, 2021年03月, 日本語, ISBN: 9784909838032


• 汚染された古い日本の図書と洪水によって損傷した文書からの菌類の不活性化のためのガンマ線の利用【JST・京大機械翻訳】

  NGUYEN Thi Thuy Linh, 古田雅一, 久米田裕子, 松下正和, 吉川圭太, 天野真志, 内田俊秀, 藤田和久, 酒井浩一

  2021年


• ガンマ線照射による天然岩絵具への影響に関する研究

  松下正和, 天野真志, 内田俊秀, 藤田和久, 酒井浩一, 古田雅一

  2021年


• 汚染された古い日本の図書と洪水によって損傷した文書からの菌類の不活性化のためのガンマ線の利用【JST・京大機械翻訳】

  NGUYEN Thi Thuy Linh, 古田雅一, 久米田裕子, 松下正和, 吉川圭太, 天野真志, 内田俊秀, 藤田和久, 酒井浩一

  2020年


• ふるさと丹波の歴史を読む－小ばなし30話

  松下正和

  分担執筆, 「釣り鐘の古写真」「氷上郡の「ええじゃやないか」」「神楽橋たもとの江戸時代の碑」pp22,23,63-65,81,82, 神戸大学大学院人文学研究科, 2019年03月


• 大字誌 : ふるさと請戸

  分担執筆, 松下正和「古代の請戸」pp.82-98, 蕃山房, 2018年04月, 日本語, ISBN: 9784990985301


• 社会変容と民間アーカイブズ : 地域の持続へ向けて

  国文学研究資料館, 大友, 一雄, 渡辺, 浩一, 早川, 和宏, 加藤, 聖文, 工藤, 航平, 平井, 義人, 菅野, 直樹, 新井, 浩文, 西向, 宏介, 長谷川, 伸, 松下, 正和, 太田, 尚宏, 西村, 慎太郎

  分担執筆, 松下正和「兵庫県丹波市内での民間所在史料の保存と活用について」pp.267-298, 勉誠出版, 2017年03月, 日本語, ISBN: 9784585200543


• 水損和紙資料(古文書)に発生したカビの放射線殺菌に関する基礎的検討

  松下正和, 天野真志, 内田俊秀, 酒井浩一, 藤田和久, 吉川圭太, 古田雅一

  2017年


• 播磨の災害史

  松下正和

  単著, 姫路大学, 2016年10月


• 播磨国風土記 : はりま1300年の源流をたどる

  播磨学研究所, 今津, 勝紀, 古市, 晃, 亀田, 修一, 埴岡, 真弓, 岸本, 道昭, 森田, 喜久男, 松下, 正和, 中元, 孝迪

  分担執筆, 「地名研究の最前線」「地域で読み解く播磨国風土記－中播磨・西播磨」、pp.178-196,198-215,240-250, 神戸新聞総合出版センター, 2016年09月, 日本語, ISBN: 9784343009111


• 古文書整理解読手引き－但馬国気多郡知見村篇

  松下正和

  単著, 近大姫路大学, 2016年03月


• たつの史研究 : たつの史ブックレット

  たつの市教育委員会

  分担執筆, 松下正和「襖の下張りからわかる地域の歴史」pp.19-29, たつの市教育委員会, 2015年02月, 日本語


• 交錯する知 : 衣装・信仰・女性

  武田, 佐知子

  分担執筆, 松下正和「荒ぶる女神伝承成立の背景について」pp.322-339, 思文閣出版, 2014年03月, 日本語, ISBN: 9784784217380


• 明延鉱山生活文化調査報告書

  養父市教育委員会

  分担執筆, 養父市教育委員会, 2014年03月, 日本語


• 神戸謎解き散歩

  大国, 正美

  「知られざるさまざまなオトメ塚古墳の不思議」「自然石に刻まれた防災への思い－阪神大水害記念碑」, KADOKAWA, 2014年02月, 日本語, ISBN: 9784046001757


• 歴史文化を大災害から守る : 地域歴史資料学の構築

  奥村, 弘

  分担執筆, 松下正和「民間所在史料保全のためのネットワーク形成」pp.327-338, 東京大学出版会, 2014年01月, 日本語, ISBN: 9784130201520


• 「地域歴史遺産」の可能性

  神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター

  分担執筆, 松下正和「市民とともに伝える地域の歴史文化－兵庫県丹波市での取り組み－」pp.331-350, 岩田書院, 2013年07月, 日本語, ISBN: 9784872948165


• 動産文化財救出マニュアル : 思い出の品から美術工芸品まで

  動産文化財救出マニュアル編集委員会

  分担執筆, 「災害発生時、救出作業を開始する前に」「和紙でつくられた資料、古文書、手紙、文書史料」「歴史資料ネットワークの取組にみる資料救済事業」、pp.38-42、133-143、221-226, クバプロ, 2012年07月, 日本語, ISBN: 9784878051241


• 江戸時代の古絵図にみる山本村の歴史

  石川, 道子, 河野, 未央, 藤本, 清志, 松下, 正和

  山本共有財産管理組合, 2012年03月, 日本語


• 『香寺町史・村の歴史』通史編

  加藤 史郎, 松本 正信, 坂江 渉, 古市 晃, 松下 正和, 大山 喬平, 樋口 健太郎, 村井 良介, 大国 正美, 森元 純一, 河野 未央, 添田 仁, 木村 修二, 前田 結城, 奥村 弘, 三村 昌司, 吉原 大志, 深見 貴成, 河島 真, 大槻 守

  分担執筆, 「播磨国造と佐伯直氏」「律令制下の神崎郡」「飢饉と災害」「中央貴族・寺社と富豪層」、pp. 64-68,75-80,85-89,113-116, 姫路市, 2011年10月, 日本語, 香寺町史編集委員会・香寺町史編集室編集。総頁数770頁。第5章第6節2-4,第7節1,2(567-631頁)を執筆。

  一般書・啓蒙書


• 神戸・阪神間の古代史

  坂江, 渉

  分担執筆, 「神戸・阪神間の災害と古代国家」「武庫川と猪名川の女神の争い」、pp.91-100,249-256, 神戸新聞総合出版センター, 2011年04月, 日本語, ISBN: 9784343006189


• 丹波ブックレット１ 丹波の歴史文化を探る～古文書との出合い～

  松下正和

  分担執筆, 丹波市教育委員会, 2011年03月


• 古文書から分かった江戸時代の村のすがた

  松下正和

  分担執筆, pp.37-73, 棚原自治会パワーアップ事業推進委員会, 2011年03月, 日本語


• 新修神戸市史 歴史編 2 (古代・中世)

  新修神戸市史編集委員会

  分担執筆, pp.194～227,868～880, 2010年03月


• 罹災文化財救済処置技術意見交換会報告書

  東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター

  分担執筆, 松下正和「被害状況の確認方法」、松下正和・手代木美穂「救済活動期ごとの罹災文化財救済マニュアル」（pp.108～112、pp.114～115), 東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター, 2009年12月, 日本語


• 歴史資料の保存と地方史研究

  地方史研究協議会, 加藤, 隆志, 桜井, 昭男, 池田, 悦夫, 白井, 哲哉, 浜田, 弘明, 平田, 豊弘, 松下, 正和, 橋詰, 茂, 平井, 義人, 太田, 富康, 福島, 幸宏, 小松, 寿治, 渡辺, 嘉之, 鎮目, 良文, 田中, 洋史

  分担執筆, 松下正和「災害と歴史資料保全」pp.77-90, 岩田書院, 2009年10月, 日本語, ISBN: 9784872945867


• 水損史料を救う : 風水害からの歴史資料保全

  松下, 正和, 河野, 未央

  岩田書院, 2009年05月, 日本語, ISBN: 9784872945645


• 『香寺町史 村の歴史』通史資料編

  大山 喬平, 加藤 史郎, 松本 正信, 堀本 裕二, 坂江 渉, 古市 晃, 松下 正和, 野田 泰三, 大国 正美, 木村 修二, 河野 未央, 添田 仁, 森元 純一, 奥村 弘, 河島 真, 三村 昌司, 深見 貴成, 吉原 大志, 大槻 守, 地主 喬, 谷本 京子

  その他, p.76,81,84,85,87,88～90, 姫路市, 2009年03月, 日本語, 香寺町史編集委員会・香寺町史編集室編集。総頁数756頁。編集委員として第5章第5、6節(611-674頁 史料含む)を担当。

  一般書・啓蒙書


• 加西市史 第一巻 本編Ⅰ 考古・古代・中世

  今津勝紀, 大村拓生, 坂江渉, 中林隆之, 松下正和

  分担執筆, 松下正和「古代の生業」「播磨の芸能」pp.150～165、253～260, 加西市, 2008年03月


• 全国文化遺産防災サミット&フォーラム in 山形 : 報告書

  東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター

  分担執筆, 「歴史資料ネットワークの地域遺産保全活動」pp.28～34, 東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター, 2008年03月, 日本語


• 風土記からみる古代の播磨

  坂江, 渉

  分担執筆, pp.61～65,85～91,99～102,112～129, 神戸新聞総合出版センター, 2007年03月, 日本語, ISBN: 9784343004031


• 私たちの文化財を救え!! : 災害と向きあう

  文化財保存修復学会

  分担執筆, pp.74,75,83,84, クバプロ, 2007年01月, 日本語, ISBN: 9784878050800


• 史料の被災と救済・保存 : 福井史料ネットワーク活動記録 : 敦賀短期大学地域交流センター公開シンポジウム

  敦賀短期大学地域交流センター

  分担執筆, pp.15～45, 敦賀短期大学地域交流センター,同成社 (発売), 2006年11月, 日本語, ISBN: 4886213774


• 加西市史 第八巻史料編２古代・中世・近世Ⅰ

  加西市, 今津勝紀, 坂江渉, 中林隆之, 大村拓生, 松下正和

  分担執筆, 松下正和pp.8～15,24～26,32～41, 加西市, 2006年05月, 日本語

  調査報告書


• 播磨新宮町史 史料編Ⅰ

  分担執筆, pp.19,20,23-26,31-33,46,47,50-52,56,57,77,91,92,99-101,112-114, 新宮町, 2005年09月, 日本語

  調査報告書


• 平家と福原京の時代

  歴史資料ネットワーク

  分担執筆, 松下正和「「楠・荒田町遺跡」保存運動の経緯と本書出版にいたる経過」pp.133-140, 岩田書院, 2005年05月, 日本語, ISBN: 4872943791


• 王と公 : 天皇の日本史

  鈴木, 正幸, 坂江, 渉, 井上, 勝博, 松下, 正和, 栗山, 圭子, 東島, 誠, 上安, 祥子

  分担執筆, 松下正和「古代王権と仕奉」pp.91-131, 柏書房, 1998年10月, 日本語, ISBN: 4760116796

• 水損紙資料に発生したカビのガンマ線照射による滅菌

  松下正和, 内田俊秀, 藤田和久, 古田雅一

  第43回文化財保存修復学会, 2021年05月

  ポスター発表


• 水損資料に発生したカビ類の放射線殺菌の実証試験

  古田雅一, NGUYEN Thi Thuy Linh, NGUYEN Thi Thuy Linh, 久米田裕子, 松下正和, 廣庭隆行, 藤田和久, 内田俊秀

  アイソトープ・放射線研究発表会(Web), 2021年


• 被災資料救済ワークショップの考え方―紙媒体資料の救済に向けた連携と実践―

  天野真志, 松下正和

  第42回文化財保存修復学会, 2020年06月

  ポスター発表


• ガンマ線照射による天然岩絵具への影響に関する研究

  松下正和, 天野真志, 内田俊秀, 藤田和久, 酒井浩一, 古田雅一

  第41回文化財保存修復学会, 2019年06月

  ポスター発表


• 被災家屋における文化財汚染の実態

  松下正和

  日本防菌防黴学会年次大会要旨集, 2019年


• 水損資料の災害種別・処置法別の揮発成分特性について

  及川規, 松井敏也, 芳賀文絵, 森谷朱, 天野真志, 松下正和, 安田容子, 伏見拓朗

  第40回文化財保存修復学会, 2018年06月

  口頭発表（一般）


• 洪水被災古文書の臭気成分に関する研究

  松下正和, 西川大介, 安田容子, 天野真志

  第40回文化財保存修復学会, 2018年06月

  ポスター発表


• 水損和紙資料(古文書)に発生したカビの放射線殺菌に関する基礎的検討

  古田雅一, 古田雅一, 古田雅一, NGUYEN Thi Thuy Linh, 松下正和, 天野真志, 内田俊秀, 酒井浩一, 藤田和久, 吉川圭太

  日本食品照射研究協議会年次大会, 2018年


• 兵庫県佐用町における浸水シミュレーションの文化財防災への活用

  天野真志, 小林健一郎, 松下正和, 河野未央, 松岡弘之, 吉川圭太, 内田俊秀, 藤木透

  第39回文化財保存修復学会, 2017年07月

  ポスター発表


• 飽和水蒸気加熱による汚損古文書の脱臭

  松下正和, 天野真志, 内田俊秀

  第39回文化財保存修復学会, 2017年07月

  ポスター発表


• An Attemp;a;he Geographical Computerization abou;Nankai megathrust earthquakes’ Tsunami Monuments

  Yochi SEINO, Masakazu MATSUSHITA, Shuji KIMURA, Masaaki MAEDA, Tomokatsu UOZU

  ANGIS (Asian Network for GIS Studies - Japan), 2012年12月

  ポスター発表


• 被災文化遺産支援コンソーシアムの活動－防災遺産学の提起

  松下正和, 金田明大

  文化財科学会大会第29回大会

  ポスター発表


• 大規模自然災害時の歴史資料ネットワークの資料保全活動について

  河野未央, 松下正和, 中岡宏美

  保存科学研究集会2011, 2011年12月

  ポスター発表


• 歴史資料ネットワークの地域遺産保全活動

  松下 正和

  第1回全国文化遺産防災サミット, 2006年10月, 日本語, 東北芸術工科大学, 国内会議

  口頭発表（一般）


• Rescue and preservation processing of historical records which suffered damage from typhoons

  松下 正和

  WAC Inter-Congress Osaka, 2006, 2006年01月, 日本語, 国内会議

  口頭発表（一般）


• 被災歴史資料保全活動と丹波の災害史

  松下 正和

  兵庫県公館県政資料館セミナー, 2005年12月, 日本語, 丹波の森公苑, 国内会議

  口頭発表（招待・特別）


• 播磨国風土記の墳墓伝承について

  松下 正和

  京都民科歴史部会12月例会, 2005年12月, 日本語, 京都薬科大学, 国内会議

  口頭発表（一般）


• 被災地の自治体と住民との連携による被災歴史資料保全活動

  松下 正和

  全史料協研修会, 2005年11月, 日本語, 福井県国際交流会館, 国内会議

  口頭発表（一般）


• 2004年台風23号による水損歴史資料の保全・修復活動について

  松下 正和

  地方史研究協議会第56回敦賀大会, 2005年10月, 日本語, 地方史研究協議会, 万象プラザ（敦賀市）, 国内会議

  ポスター発表

• 災害文化を内包する地域の記憶継承に資する地域歴史資料学と地域形成史の構築

  奥村 弘, 古市 晃, 上田長生, 今津勝紀, 市澤哲, 三村昌司, 胡光, 小野塚航一, 添田 仁, 天野真志, 松下正和, 蝦名裕一, 阿部浩一, 吉川圭太, 川内淳史

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(A), 神戸大学, 2025年04月 - 2030年03月


• 被災文化財の救出、修復時の衛生確保を目的とした放射線殺菌地域ネットワークの構築

  古田 雅一, 松下 正和, 片岡 憲昭, 朝田 良子, 久米田 裕子, 秋吉 優史

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 大阪公立大学, 2024年04月01日 - 2028年03月31日


• 地理空間情報を活用した文化遺産の保全・救済手法の研究

  蝦名 裕一, 原 直史, 松下 正和, 西村 慎太郎, 佐藤 宏之, 川内 淳史, 柴山 明寛, 吉森 和城, 水井 良暢, 半田 信之

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 東北大学, 2023年04月01日 - 2028年03月31日


• 認知的共感性を育成する映像教材とeポートフォリオを活用した質的評価の開発

  鳥井 新太, 鶴田 宏樹, 板倉 史明, 松下 正和

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 神戸大学, 2024年04月 - 2027年03月


• 可搬型X線照射装置による殺菌を利用したベトナムの文化財修復の要素技術の共同開発

  古田 雅一, 松下 正和, 安藤 太一, 朝田 良子

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 大阪府立大学, 2021年10月07日 - 2024年03月31日

  ベトナム側の共同研究者がベトナムの文化財のうち微生物汚染や修復の必要性のある文化財資料の候補、すなわちグエン王朝時代の文書の木製の版木をはじめ、ベトナム国内に所蔵されている木製資料、紙資料、絹資料のカビ汚染状況の文献を調査し、当該研究者の所属機関（ダラット大学）があるラムドン州の博物館の関係者と直接対話して調査を行った。またこれらの関係者から得られた版木の資料についてカビの汚染状況の調査と菌体収集を行い、所属機関（ダラット大学）の低エネルギーX線の装置を用いて予備的な殺菌試験を行い、基礎的なデータを得て殺菌可能性を確認した。すなわちベトナムグェン王朝の版木から分離されたカビの中で，最も放射線抵抗性の株はCladosporium sp. であった。 版木中心部のカビは表面6.2 kGy の照射で4 桁減少し，8.3 kGy で検出されなくなった。これらの結果から，版木中の汚染カビはX 線（F1）を用いた両面照射により，線量10 kGy，線量均一度1.04 で効果的な殺菌が可能であることが示された。日本側研究者も文献検索を行い、ZOOMシステムによるオンライン会合により、上記のベトナム側の予備試験条件の策定をともに行った。この結果を踏まえ、ベトナム側研究者と必要な実験条件、研究環境構築についてのプランを作成した。それに従い、研究代表者は必要備品の発注のための業者選定、ベトナム側への設置方法について必要な手続きを完了した。
  以上の検討の途中で、ベトナム側のX線照射装置が故障し、日越両国のコロナ禍のために装置の修理、整備が遅延し、今後の復旧の目処が立たない状況下、代替の装置を保有する東京都立産業技術研究センターとの共同研究体制の構築し、予備実験を継続している。


• 地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成

  奥村 弘, 松下 正和, 阿部 浩一, 天野 真志, 日高 真吾, 市澤 哲, 後藤 真, 佐藤 大介, 白井 哲哉, 佐々木 和子, 今津 勝紀, 矢田 俊文, 胡 光, 三村 昌司

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 特別推進研究, 神戸大学, 2019年04月23日 - 2024年03月31日

  当初計画の方針「災害時の地域歴史資料学研究を基礎とした地域歴史文化創成の基盤整備」に基づき、研究課題の整理や資料保全関連データの収集を行い、各研究領域による研究を進める他、2019年東日本台風における被災資料保全に関する実践的研究を進めた。 2019年6月から特命助教2名を任用して神戸大コアグループの研究体制を構築し、研究グループ全体の研究体制を整備した。8月には科研グループ最初の全体研究会を開催した。9月には第1回地域歴史資料学研究会を開催し、地域歴史資料継承をめぐる課題について整理した。2018年成立の改正文化財保護法を受け、2019年7～9月に兵庫県文化遺産防災研修会を行い、大学・自治体が連携した歴史資料防災の手法に関して研究を進めた。 2019年10月にブリュッセルで国際シンポジウムを行い、地域歴史資料保全活動の意義や、地域歴史資料データインフラ構築について研究代表者・分担者が報告した。文化財等保全のための国際的共同事業について討議し、新たな国際的研究プラットフォームの構築を準備した。 研究計画に従い2020年1・2月にはキックオフフォーラムおよび阪神・淡路大震災フィールドワークを開催した。阪神・淡路大震災以降培われた地域歴史資料学をめぐる研究状況を報告し、現地研究会ではフォーラムの成果を総括した。地域住民を核とする地域歴史資料継承の基盤となる地域歴史資料データインフラ「khirin C」については、システムを構築できた。 2019年10月には東日本台風が発災した。甚大な被害を受けた東日本各地において、水損資料保全活動にかかる地域住民や各地資料ネットとの連携に基づいた実践的研究を深化させた。 A班「地域歴史資料継承領域」、B班「地域歴史資料インフラ構築領域」、C班「災害文化を内包した地域社会形成史研究領域」の各領域では研究会を開催し、実践的・理論的研究を進めた。


• 自治会保管文書の恒久的保全・活用体制構築に関する研究

  松下 正和

  日本学術振興会, 学術研究助成基金助成金／基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2017年04月 - 2021年03月, 研究代表者

  地域住民とともに自治会文書の内容解読や伝来に関する研究を行い、防虫・虫干しや保存箱・保管場所の確保など地区住民でも可能な日常的管理方法の開発や、自治会文書を利用した講演会の実施、大字誌作成やまちづくり活動等に利用する等の活用事例を積み重ねることで、地域住民の自治会保管文書の存在や意義の重要性に関する意識涵養や、文書保存を自治会引き継ぎ事項に加え、自治会文書を活用し続ける文化運動にまで高めることで、自治会長や住民の代替わりにも影響のない、恒久的な保全と活用のためのシステムづくりに寄与することが出来た。

  競争的資金


• 災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―

  奥村 弘, 平川 新, 阿部 浩一, 高橋 修, 白井 哲哉, 久留島 浩, 天野 真志, 三村 昌司, 矢田 俊文, 内田 俊秀, 市澤 哲, 佐々木 和子, 古市 晃, 松下 正和, 今津 勝紀, 胡 光, 町田 哲, 小林 准士, 板垣 貴志, 伊藤 昭弘

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(S), 神戸大学, 2014年05月30日 - 2019年03月31日

  阪神・淡路大震災以降の地域歴史資料学研究の蓄積を踏まえ、東日本大震災及びその後の大規模災害被災地での実践的研究が進展した。この成果を踏まえ、隣接諸科学を含む多様な歴史文化関係の研究者コミュニティの連携により、資料保全の実践的方法論と文化財防災体制構築における新たな展開を生み出した。 さらに東日本大震災以降の国内外におけるデジタルアーカイブを含めた災害資料の保存・活用と、地域社会の中で災害記憶を継承していく実践的方法論について国際的視点から検討した。その成果を国際会議等で発信し、地域歴史資料学に関する国際連携の基盤を構築した。


• 近世南海地震記録の現代語訳化；防災・減災活動への現地的活用にむけた実践的研究

  木村 修二

  日本学術振興会, 学術研究助成基金助成金／基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2016年04月 - 2019年03月

  本研究では、近世に発生した東南海・南海地震津波に際し当時の人々が書き残した被災記録を体系的に収集・分析し、テキストの現代語訳化を進めた。具体的には、①多くの地震・津波の被災記録が、局地性と広域性の二つの観点から記されていることを明らかにし、それが災害の持つ両義性に起因することを明らかにした。②地域に伝わった被災記録を解読したいという現代の地域住民の需要に応えるべく、筆記文字の判読困難性、独特な文体の解釈困難性、記録事物の理解困難性といった諸障害を除去した現代語訳の作成を実践した。③現地に赴き住民に直接過去の被災記録の意義を解説し防災の重要性を訴えるべく講演会やワークショップなどを開催した。

  競争的資金


• 災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―

  奥村 弘

  日本学術振興会, 科学研究費補助金／基盤研究(S), 基盤研究(A), 神戸大学, 2014年04月 - 2019年03月

  本研究は、大災害が継起する日本列島の地域社会において、災害を記憶し、災害に強い「災害文化」形成に対応しうる地域歴史資料学を、従来の成果の上に確立することをめざすものである。 本年度は、4～5月に科研基盤研究（A）の準備を進め、5月に基盤研究（A）遂行の前提のための報告を歴史学研究会大会特設部会で代表者・分担者が行った。また、その成果を分担者・協力者の間で共有・議論し、新規採択された基盤研究（S）「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―」に引き継いだ。

  競争的資金


• 地域遺産を活用した古代郷域史研究手法の開発

  松下 正和

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 近大姫路大学, 2013年04月01日 - 2016年03月31日

  地域に残されてきた様々な種類の歴史資料を活用することで、古代資料の少ない地域における地域史研究の新たな手法を開発することを目的とした。特に、郷を設定する際の人為性・政治性をふまえつつ、古代氏族集団の存在や交通のあり方や地理的環境により、古代の郷を中心とする地域社会の多様性が形成されることが明らかとなった。また、古代の郷域と比較することで、中世の荘域や、近世の郷村への展開についての見通しを得ることができた。


• 大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築

  奥村 弘, 市沢 哲, 坂江 渉, 佐々木 和子, 平川 新, 矢田 俊文, 今津 勝紀, 小林 准士, 寺内 浩, 足立 裕司, 内田 俊秀, 久留島 浩, 伊藤 明弘, 松下 正和, 添田 仁, 三村 昌司, 多仁 照廣

  日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(S), 神戸大学, 2009年05月11日 - 2014年03月31日

  大規模自然災害と地域社会の急激な構造転換の中で、歴史資料は滅失の危機にある。その保存活用を研究する新たな学として地域歴史資料学の構築をめざした。その成果は、第１に、地域住民もまた保存活用の主体と考え地域歴史資料を次世代につなぐ体系的な研究手法を構築しえたことにある。第２は、それを可能とする具体的な地域歴史資料の保存と修復の方法を組み込んだことである。第３は、科研の中間で起こった東日本大震災での地域歴史資料保存について理念と具体的な方法を提示するとともに、全国的な研究者ネットワークによる支援体制を構築したことである。第４は、地域歴史資料学をグローバルイシューとして国際的に発信したことである。


• 前近代日本における歴史的景観形成についての災害文化論的アプローチ

  木村 修二

  日本学術振興会, 科学研究費補助金／基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2011年 - 2014年03月31日

  本研究では、前近代日本における歴史的景観・地域秩序の形成に、自然災害が与えた影響を通時代的に検討した。具体的には、①水田農業の支柱である灌漑用水の地域的利用に注目し、分水慣行の変容に水害や旱害などの自然災害が深く関わり、景観や地域秩序の形成にも大きな影響を与えていたことを明らかにした。②災害文化の蓄積が地域社会で進んできたことを、地域住民の努力による災害記念碑の保全の現状を通して確認した。③災害や治水に関する伝承や伝説が、地域的災害の記憶や現実の対応を反映したものであることを明らかにした。

  競争的資金


• 播磨国風土記を通してみる古代地域社会の復元的研究

  坂江 渉

  日本学術振興会, 科学研究費補助金／基盤研究(C), 基盤研究(C), 神戸大学, 2007年 - 2009年

  3年間の研究を通じて、(1)『播磨国風土記』所載の地名の新しい現地比定と景観復元、(2)国文学的研究の成果の吸収と課題の明確化、(3)地名起源説話に引用される神話・伝承にもとづく民間儀礼や祭祀分析への接近、(4)地名起源説話にもとづく古代播磨政治史へのアプローチ、(5)地域連携の成果にもとづく新しい文字資料の発見、という5つの研究成果を得た。

  競争的資金


• 日本古代のモニュメント空間分析による地域社会と歴史認識の形成過程に関する研究

  松下 正和

  日本学術振興会, 科学研究費補助金／若手研究(B), 若手研究(B), 神戸大学, 2007年 - 2009年, 研究代表者

  『播磨国風土記』『日本書紀』などの古代文献にみえる記念碑としての古墳を主な研究対象とし、古墳にまつわる伝承が記録化・視角化されるモニュメント空間を分析することで、地域社会の人々と史跡の関係についての歴史や、国家・王権と地域の人々が史跡に対して持つ認識の差について解明をおこなった。

  競争的資金

• 応急処置手順学ぶ 被災の歴史資料救え 静岡県内学芸員ら講習会 水損時の乾燥など実践

  静岡新聞DIGITAL ウェブ版, 2025年03月18日

  インターネットメディア


• 阪神大震災30年芸術と災害（下）文化財救出、復興のため 地域住民こそが担い手

  日本経済新聞, 2025年01月17日, 朝刊44頁文化面

  新聞・雑誌


• 被災歴史資料 守り方紹介

  読売新聞, 2024年06月08日, 東京夕刊5頁

  新聞・雑誌


• 能登の未指定文化財守る 「阪神」でも活動の専門家ら 泥落とす講習会■SNSで情報収集

  読売新聞, 2024年02月15日, 大阪夕刊10頁

  新聞・雑誌


• 被災の古文書救い出せ 能登の「未指定文化財」 専門家情報集約や整理

  読売新聞, 2024年02月15日, 東京夕刊11頁

  新聞・雑誌


• 江戸時代の“指名手配書”古いふすまの中から発見

  神戸新聞NEXT, 2021年09月16日

  インターネットメディア


• 地誌「丹波志」現代語訳へ 郷土史研究「必読の書」子どもでも読みやすく

  神戸新聞, 2021年07月28日, 朝刊 丹波篠山25頁

  新聞・雑誌


• 「丹波志」現代語訳へ 歴史の〝よりどころ〟氷上郷土史研 分かりやすい資料に

  丹波新聞, 2021年07月18日, 1頁

  新聞・雑誌


• お墓調べたら先祖は有名な宮廷絵師だった 碑文から謎の半生も明らかに

  神戸新聞NEXT, 2021年05月15日

  インターネットメディア


• 国領村長の上田氏 明治時代の学生 親への手紙解読 市教委歴史講座

  丹波新聞, 2020年10月04日

  新聞・雑誌


• 古文書 大災害に備え 所有者情報共有 破損対応 愛知、岐阜の研究者 連携組織成立へ

  中日新聞, 2020年01月06日, 朝刊22頁社会面

  新聞・雑誌


• 水没資料の復旧語る 但馬文教府で神戸大・松下氏

  神戸新聞NEXT, 2019年12月05日

  インターネットメディア


• 台風19号：台風19号 文化財222件被害 災害対策と保存に課題／岩手

  毎日新聞, 2019年11月08日, 地方版／岩手23頁

  新聞・雑誌


• 台風19号：台風19号 文化財222件被害 白川城跡・富岡製糸場…災害対策に課題

  毎日新聞, 2019年11月06日, 大阪朝刊27頁社会面

  新聞・雑誌


• 歴史資料の活用策探る 華僑博物館、研究者ら論議 市民に協力求め情報発信を

  神戸新聞, 2019年11月05日, 18頁文化面

  新聞・雑誌


• 台風19号：台風19号 福島・白川城跡など、文化財222件被害 災害対策に課題

  2019年11月05日, 東京夕刊7頁社会面

  新聞・雑誌


• 豪雨被災地 真備町で活動 救援隊報告会

  神戸大学ニュースネット委員会NEWS NET, 2019年04月14日

  インターネットメディア


• 山境論争解決の絵図修復 江戸期に対立の2村 今は地域の「宝」に

  丹波新聞, 2019年02月24日

  インターネットメディア


• ふすまはがすと古文書続々 「鉄砲持ってません」報告史料も 足利将軍建立の古刹で

  丹波新聞, 2019年01月31日

  インターネットメディア


• 小 冊子：地震・津波の記憶、後世に 県立博物館、第５号を刊行／和歌山

  毎日新聞, 2019年01月19日, 地方版／和歌山 23頁

  新聞・雑誌


• 地域づくり・夢フォーラム「石の宝殿・竜山周辺史跡の魅力と明日への提言」

  朝日新聞, 2019年01月16日, 朝刊27頁播磨

  新聞・雑誌


• 西日本豪雨：地域の記録、精神的よすがに 歴史資料、研究者ら救済

  毎日新聞, 2018年08月24日, 大阪朝刊14頁家庭面

  新聞・雑誌


• 先人の記憶が伝えること 歴史から学ぶ防災の報告会 北山村

  熊野新聞オンライン, 2018年03月02日

  インターネットメディア


• 古文書調査結果を発表 春日・松森で神戸大学 住民で同好会も発足

  丹波新聞, 2018年02月18日, 4頁

  新聞・雑誌


• 市民と共に文化財守る 博物館災害対策連絡会議が公開研修会 新宮市

  熊野新聞, 2018年02月17日

  新聞・雑誌


• 下貼り古文書はがし：相手は古文書、慎重に 尼崎・ボランティアら、古いふすまから取り出し／兵庫

  毎日新聞, 2016年11月27日, 地方版／兵庫28頁

  新聞・雑誌


• 先人からのメッセージ 防災減災わかやま 安政南海地震津波記念碑（御坊市塩屋町北塩屋） 先人が残した「警告」現代語に

  本人, 産経新聞, 2016年02月23日

  新聞・雑誌


• 播磨学特別講座から第8講 演題「地名研究の最前線－風土記の災害史」 対応で徳を示す為政者 近大姫路大准教授 松下正和さん

  神戸新聞, 2015年11月22日, 西播28頁わがまち面

  新聞・雑誌


• 講演会 一般向け公開講座「地域で読み解く播磨国風土記」

  朝日新聞, 2015年10月30日

  新聞・雑誌


• 古代播磨の地名の由来は？ 姫路の風土記講座で紹介

  神戸新聞NEXT, 2015年05月24日

  インターネットメディア


• 地域の記憶 伝え学ぶ 津波の碑文 強く意識 和歌山・那智勝浦

  読売新聞, 2015年03月10日, 大阪夕刊6頁文化面

  新聞・雑誌


• 編集委員インタビュー 記憶の継承が復興の力 被災史料の保全 その意義とは？

  神戸新聞, 2014年12月14日

  新聞・雑誌


• 播磨 講演会 相生歴史研究会講演会

  朝日新聞, 2013年11月15日

  新聞・雑誌


• 講演会：先人の精神生かそう、石碑や文献から防災学ぶ 津波対策、住民・研究者が意見交換－－白浜／和歌山

  毎日新聞, 2013年03月20日, 地方版／和歌山26頁

  新聞・雑誌


• 津波の碑 未来への警告 白浜で講演会

  朝日新聞, 2013年03月17日, 朝刊34頁 和歌山3

  新聞・雑誌


• フォーラム：歴史研究者、過去の津波の碑や古文書紹介 地域防災活動の活用、呼びかけ－－田辺 ／和歌山

  毎日新聞, 2013年02月20日, 地方版／和歌山24頁

  新聞・雑誌


• 災害記念碑フォーラム：過去から防災学ぼう－－田辺、１１日 ／和歌山

  毎日新聞, 2013年02月08日, 地方版／和歌山25頁

  新聞・雑誌


• 「災害碑」から学ぶ 来月、田辺でフォーラム

  朝日新聞, 2013年01月26日, 朝刊26頁 和歌山全県

  新聞・雑誌


• ほいでよ：記念碑の教訓／和歌山

  毎日新聞, 2012年08月24日, 地方版／和歌山24頁

  新聞・雑誌


• 「歴史資料ネットワーク」松下副代表 鹿大で講演

  南日本新聞, 2012年07月25日, 朝刊13頁文化面

  新聞・雑誌


• 記念碑：津波や洪水の歴史伝える、県内１００カ所に 県立博物館「災害の教訓を後世に」 ／和歌山

  毎日新聞, 2012年07月24日, 地方版／和歌山25頁

  新聞・雑誌


• 歴史生かす「災害文化」 青垣に残る石碑読み解く 丹波OB大学で講義

  丹波新聞, 2012年07月22日, 6頁

  新聞・雑誌


• 津波石碑：防災に生かせ 南海地震に備え、大学研究員ら調査 来春ネット公開計画

  毎日新聞, 2012年06月27日, 大阪夕刊8頁社会面

  新聞・雑誌


• 紡ぐ2012 3･11後を生きる 先人の教え広めたい 関西発「防災遺産学」

  東京新聞, 2012年06月18日, 朝刊4頁

  新聞・雑誌


• 災害から史料守ろう 県博物館等協議会 水ぬれ時の復元研修 宮崎市

  宮崎日日新聞, 2012年06月09日, 25頁社会面

  新聞・雑誌


• はりま本だより 山崎断層の地震備えを 「いひほ学研究会」会報 第4号「災害と地域社会」

  朝日新聞, 2012年06月05日, 朝刊29頁 播磨

  新聞・雑誌


• 歴史に学び備えよう 播磨の自然災害特集会誌 9世紀の地震や津波など いひほ研究第4号発刊

  神戸新聞, 2012年05月21日, 朝刊22頁地域ニュース西播

  新聞・雑誌


• 西から3･11を見つめる 文化財保護 津波対策安全な場所へ 「現地保存」どう守る

  読売新聞, 2012年03月06日, 夕刊7頁文化面

  新聞・雑誌


• 【レポート】災害に向けて、文化財を守る備えを...和歌山市で公開フォーラム - 震災17年ブログ

  神戸新聞NEXT, 2012年03月01日

  インターネットメディア


• 被災した歴史資料の保全考える

  わかやま新報, 2012年02月20日

  インターネットメディア


• フォーラム：災害から文化財守ろう 和大まちかどサテライトで開催－－和歌山／和歌山

  毎日新聞, 2012年02月20日, 地方版／和歌山25頁

  新聞・雑誌


• ふすまから年貢請求書 たつの「八瀬家住宅」で発見

  朝日新聞, 2011年11月01日, 朝刊33頁 播磨

  新聞・雑誌


• 紀伊半島豪雨 文化財レスキュー本格化 古文書からアルバムまで少しでもきれいに

  産経新聞, 2011年10月31日, 朝刊25ページ社会面

  新聞・雑誌


• 「コミュニティー復興のお手伝いを」近大姫路大学教育学部講師 松下正和さん

  リビング姫路, 2011年06月18日, 2頁

  会誌・広報誌


• 聞き書き＠京都 東日本大震災 郷土史の証人守れ 津波で傷んだ史料を修復 歴史資料ネットワーク 奥村弘さん（51）松下正和さん（39）

  朝日新聞, 2011年05月25日, 朝刊35頁 京都市内

  新聞・雑誌


• 支援だより 復興へ 地域の歴史伝えたい 泥まみれの文献1000冊 歴史資料ネットワーク副代表松下正和さん

  読売新聞, 2011年05月18日, 大阪朝刊34頁

  新聞・雑誌


• 津波被害の農業書を再生 神戸・歴史資料ネット

  神戸新聞NEXT, 2011年05月05日

  インターネットメディア


• 古文書1000冊レスキュー 神戸から宮城の高校に「出動」

  産経新聞, 2011年05月04日, 朝刊19頁社会面

  新聞・雑誌


• 泥まみれの古い書物修復 関西の歴史団体 「阪神」の経験生かす

  読売新聞, 2011年04月30日, 大阪夕刊2頁

  新聞・雑誌


• 古文書アルバム〝救出〟「文化財レスキュー」宮城へ 水・泥で傷み 時間との闘い

  産経新聞, 2011年04月23日, 朝刊11頁社会面

  新聞・雑誌


• 支援通信 思い出の品 残そう 立ち直る 心の支え 日記やアルバム あきらめずに

  朝日新聞, 2011年03月30日, 朝刊27頁東京本社

  新聞・雑誌


• 減災 文化財を救え 泥まみれ古文書 乾燥、補修 佐用豪雨

  読売新聞, 2010年08月29日, 大阪朝刊28頁

  新聞・雑誌


• 水害被災史料を修復 松山 学生ら保全法学ぶ

  愛媛新聞, 2010年06月24日

  新聞・雑誌


• 台風９号：佐用町の豪雨被害 研究者らの団体、歴史資料を保存／兵庫

  毎日新聞, 2009年09月08日, 地方版／兵庫21頁

  新聞・雑誌


• 県西・北部豪雨 水損歴史資料乾燥し復元 研究者らのボランティア被災地で 旧家や公民館 約1万点回収 大正期の「勘定帳」も

  神戸新聞, 2009年09月, 朝刊22頁 はりあプラス 但馬姫西地域ニュース

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• 阪神大震災：伝える方策探るシンポ－－神戸・長田であす／兵庫

  毎日新聞, 2009年04月24日, 地方版／兵庫25頁

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• 記者から 神戸 震災「記憶と記録」伝える

  読売新聞, 2008年09月14日, 大阪朝刊 神戸 29頁

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• 地震災害から文化財を守る 京都 「面」で防災 研究者、住民、行政が協力 失えば復旧不可能

  読売新聞, 2007年08月26日, 大阪朝刊19頁

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• 記者から 心和ませる修復史料

  読売新聞, 2007年07月02日, 大阪朝刊35頁

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• 水損の史料1000点修復 豊岡・2004年の台風23号 神大のボランティア団体 手作業、冷凍保存も

  読売新聞, 2007年06月07日, 大阪朝刊30頁

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• 台風23号被害 古文書手入れ 舞鶴で歴史資料ネット

  読売新聞, 2005年02月18日, 大阪朝刊 京市内 31頁

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• 災害から古文書を守れ 神戸の民間組織 ノウハウを伝授

  日本経済新聞, 2005年01月15日, 地方経済面29頁

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• 新潟中越地震：歴史資料散逸の危機 つかめぬ「宝」の実態

  毎日新聞, 2004年11月15日, 東京朝刊24頁総合

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• 集中豪雨禍の福井 水害地に教訓継承 被災史料保全ネット発足 神大助教授ら呼び掛け

  神戸新聞, 2004年07月26日, 夕刊8頁

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• 近況 地域密着の歴史保全 史料ネット事務局長 松下正和さん（神戸市）

  神戸新聞, 2003年12月08日, 朝刊22頁文化面

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• 中世の兵庫津 役割を検証 震災被害の歴史資料 保護団体が講演会 「宮城北部地震」募金も

  読売新聞, 2003年10月04日, 大阪朝刊 神明2 30頁

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