研究活動情報

• 2021年05月 日本私立学校振興・共済事業団, 若手・女性研究者研究奨励賞, 「オノマトペに対する幼児の定型的な身体表現と自分なりの身体表現」

• 「何かになる表現」における定型的な身体表現と自分なりの身体表現ー身体表現があらわれるまでの内部過程に着目してー

  村瀬瑠美, 浅井麻里

  2024年04月, （公社）日本女子体育連盟学術研究, 40, 1 - 17, 日本語

  [査読有り]

  研究論文（学術雑誌）


• 保育者養成課程のリズムダンス授業における学生のダンスのリズム認識の実態と指導のポイントに関する研究—The study of an actual condition of the cognition of rhythm that the student apprehends and points of teaching on the class of rhythm-dance at nursery teacher training school

  村瀬 瑠美, 寺山 由美

  日本スポーツ運動学会, 2022年12月, スポーツ運動学研究 = Japan journal of sport movement and behaviour, 35(35) (35), 103 - 119, 日本語

  [査読有り]

  研究論文（学術雑誌）


• 幼児がオノマトペから想起するイメージとあらわれる動き

  村瀬瑠美

  2021年02月, 日本語

  学位論文（博士）


• 幼児がオノマトペから想起するイメージと動き：イメージと動きの関係と〈自分〉概念に着目して

  村瀬 瑠美, 寺山 由美

  幼児の身体表現活動における保育者のオノマトペは，幼児一人一人のイメージを広げ，多様な動きに導くことを目指している。それゆえ，保育者の用いるオノマトペから幼児が想起するイメージと動きの関係は詳細に検討されなければならない。そこで，本研究は，幼児の身体表現活動において，幼児一人一人がオノマトペから想起するイメージとあらわれる動きについて，イメージと動きの関係の3つのタイプ（村瀬・寺山，2020）と〈自分〉概念に着目して検討することを目的とした。本研究は，幼児に対する実験と観察によって明らかにされた。対象となった幼児は5歳児16名（男子5名，女子11名）であった。実験は6つのオノマトペに対して行われ，オノマトペに対する対象者の反応が記録された。観察は5つの場面に対して行われた。本研究で明らかになったことは以下の2点である。まず，3つのタイプと〈自分〉概念には関係が見られた。次に，幼児の身体表現活動において，オノマトペによって幼児のイメージを広げ，動きを導く際には，〈自分〉ではないもののイメージから，〈自分〉ではないものになる動きを導くことが，多様な動きにつながる可能性があった。さらに，イメージを動きにあらわすことができるかどうかについて，想起したイメージが〈自分〉に近いものか，遠いものかという距離と，〈自分〉を他者から区別できていく発達過程という2つの観点で考えることができることが示唆された。

  公益社団法人 日本女子体育連盟, 2021年, 日本女子体育連盟学術研究, 37, 1 - 16, 日本語

  [査読有り]

  研究論文（学術雑誌）


• 身体表現活動におけるオノマトペが幼児に想起させるイメージと動き：:オノマトペの性質・意味内容に着目した実験から

  村瀬 瑠美, 寺山 由美

  In physical expression activities for infants, onomatopoeia used by caregivers has a large impact. Therefore, there is a need to examine in detail the relationship between images and movements elicited by onomatopoeia. The purpose of this study was to reveal the relationship between images and movements from differences in the characteristics/semantics of onomatopoeia. The subjects of this study were 16 infants aged 5 or 6 years. Each infant was investigated for 6 types of onomatopoeia. For the experiment, spoken images and movements of the infants were all video-recorded and transcribed. From the results obtained, the following 3 points were suggested. 1. Onomatopoeia is generally easy for infants to imagine and respond to. However, some onomatopoeia is easy to imagine but difficult to respond to. 2. Differences and trends in images and movements lead to differences in the characteristics/semantics of onomatopoeia perceived by infants. 3. Three relationships of images and movements elicited by onomatopoeia in infants were considered. 1) "do": the relationship of images and movements are represented by the verb 2) "become": the relationship of images and movements are represented by identifying with something not myself 3) "be": the relationship of images and movements are represented by condition or situation of something not myself.
  There finding might be useful for the way of speaking onomatopoeia to infants on physical expression activities.

  一般社団法人 日本体育学会, 2020年, 体育学研究, 65, 35 - 52, 日本語

  [査読有り]

  研究論文（学術雑誌）


• 幼児期の身体表現活動における保育者の用いるオノマトペ:―身体表現活動におけるイメージに着目した分類―

  村瀬 瑠美, 寺山 由美

   The purpose of this study is to examine the actual conditions of the onomatopoeia used by caregivers, and to show the characteristic/semantic classification of onomatopoeia in physical ex pression activities with focusing on images for infants. 83 caregivers answered a questionnaire and reported 385 types onomatopoeias. As a result, caregivers use frequently onomatopoeia in physical expression activities for infants, no matter what years of experience, child care form. And there are five categories of onomatopoeia that are used by caregivers in physical expression activi ties for infants. The five categories each are classified as "movement", "object/phenomenon", "condition/situation", "sense/emotion", "other". From this result, we discussed the following three points. 1) The education of physical expression activities does not only in dancing or acting the part but also in various situations like watching dance by other infant. 2) There are two pat terns about the relationship of images between onomatopoeia and movements in infants. Pattern1 is that caregivers have specific images, and lead infants' movements with the same specific imag es. On the other hand, pattern2 is that caregivers have abstract images, and lead infant's move ment with infants' own images. In pattern2, there are 2 perspective "be" and "become". 3) Caregiv ers use onomatopoeia in 2 formats: sign/symbol.

   After this study, it is necessary to substantiate that images between onomatopoeia and move ments in infants based on classification of onomatopoeia in this study. To examine images between onomatopoeia and movements will be able to make a contribution for study of language in various sports coaching not for infants but for all development stages.

  日本スポーツ運動学会, 2018年, スポーツ運動学研究, 31, 65 - 78, 日本語

  [査読有り]

  研究論文（学術雑誌）


• 他者作品を踊る際の踊り手による作品イメージの現実化の取り組み : 振付の動きの習得との関係性に着目して

  村瀬 瑠美, 寺山 由美

  日本教育大学協会全国保健体育・保健研究部門舞踊研究会「舞踊教育学研究」編集委員会, 2018年, 舞踊教育学研究 = Japan journal of dance education, (19) (19), 3 - 14, 日本語

  [査読有り]

  研究論文（学術雑誌）

• インタビュー 人と出会うことから

  市川まや, 村瀬瑠美

  2025年01月, 女子体育, 67(1) (1), 6 - 9, 日本語

  その他


• オノマトペから多様な身体表現をする幼児と定型的な身体表現をする幼児：日常保育中にあらわれる繰り返しの動きとリズムに着目して

  村瀬, 瑠美

  千葉敬愛短期大学, 2023年03月, 千葉敬愛短期大学紀要 = BULLETIN OF CHIBA KEIAI JUNIOR COLLEGE, 45, 55 - 65, 日本語


• インタビュー 水と人との関わりを彩る—今、ダンスにできること ライフステージを彩る

  糸山 直文, 村瀬 瑠美

  日本女子体育連盟, 2023年, 女子体育 / 日本女子体育連盟 編, 65(1) (1), 6 - 9, 日本語


• 水中での自己保全能力を高める大学水泳授業の教育効果と教育成果の検証

  山中 裕太, 村瀬 瑠美, 本間 三和子, 高木 英樹

  The purpose of this study was to verify the educational effectiveness and outcomes of university swimming classes for enhancing self-preservation skills in the water, which had been formulated by Yamanaka et al. (2022), and to re-structure the teaching theory for these skills based on their design. Educational effectiveness was evaluated in terms of changes in students' water movement skills and a questionnaire survey. For analysis of changes in water movement skills, we used the results of 10-minute drifting, 12-minute swimming, and Stallman's skill check. Also, to analyze the educational outcomes of the class, we qualitatively analyzed the assignments in the class report to the students. The results of the skill measurements showed that the percentage of students who successfully achieved the 10-minute drifting and 12-minute swimming tasks was significantly higher in the last class session than in the first. In addition, for all measurements, the percentage of students who answered “I can do” in the last class session was significantly higher than in the first. Analysis of the class reports confirmed that the students were able to achieve the set objectives and tasks of the class. Consequently, the teaching theory for self-preservation ability in the water was re-structured by: (1) giving students the opportunity to experience coping with water disaster based on water movement skills and knowledge of underwater safety, (2) letting students experience various aquatic activities, (3) allowing students to recognize their own self-preservation skills in the water, and (4) enhancing the ability of students to cope with water disaster situations by allowing them to think of their own responses.

  一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会, 2022年12月, 体育学研究, 67, 619 - 644, 日本語

  [査読有り]


• 幼児の身体表現における感性の能動的応答に関する研究：保育者の捉える幼児の日常的身体表現・感性的行動に着目して

  村瀬, 瑠美

  千葉敬愛短期大学, 2022年03月, 千葉敬愛短期大学紀要 = BULLETIN OF CHIBA KEIAI JUNIOR COLLEGE, 44, 77 - 93, 日本語


• 水中での自己保全能力を高める大学水泳授業の設計

  山中 裕太, 村瀬 瑠美, 本間 三和子, 高木 英樹

  大学や専門学校を含めた高等教育の授業において，「学修者本位の教育への転換」の必要性が掲げられているが授業設計という観点からすると，大学の水泳授業は改善する余地が大きい．本調査では，水泳教育の前提であり欠かすことができない水中での自己保全能力を高めることをねらいとした大学水泳授業を設計することを目的とした．設計した授業では，大学の定める大学体育授業の理念と教育目標を達成できるように以下の６つの授業目標を設定した．①水中での運動の特性を理解する，②水中運動技能・水中安全の知識・水難状況への対応力を高める，③様々な水中運動・スポーツを通して，水の危険性を体感する，④主体的に学習することを通して水中での自己保全能力を高める，⑤水中安全に関わる能力や知識を客観的・主観的に評価する，⑥他者の安全を確保するための技能や知識を高める．この授業目標を達成するために知識・技能・水難状況への対応力の３つの観点から課題を設定し，効果的に学修，定着させるために，「事前学修」，「水中運動技能練習」，「技能テスト」，「水難状況への対応力を高める指導」，「事後評価」などの授業構成パートを設定し，その構成と割合を設計した．「水難状況への対応力を高める指導」では，授業で学生が身につける水中安全能力の課題と想定される危険や高めるべき資質や能力を予め設定し，それを支援する様々な水中スポーツや水中運動を教材として配置した．また，「事前学修」，「水中運動技能練習」，「技能テスト」，「事後評価」を通して，学生が自身の課題の把握，水中運動技能の練習計画の作成，練習計画の実践，技能テストによる技能レベルの評価，自身の取り組みを改善するPDCAサイクルを回し，学生が主体的に授業を進めるようにした．実施教材の点から，本研究で設計した水泳授業を参考に，目的に沿って内容を修正することで，多くの大学が，学生が主体的に水中での自己保全能力を高める大学水泳授業を実施できると考えられる．

  公益社団法人 全国大学体育連合, 2022年, 大学体育スポーツ学研究, 19, 73 - 83, 日本語

  [査読有り]


• 幼児のオノマトペに対する身体表現と「ゆれる」「ふる」「はずむ」動き—オノマトペのリズムと動きのリズムに着目して

  村瀬 瑠美

  はじめに 幼児の身体表現活動において、オノマトペはイメージと動きを引き出し、多様な身体表現へ導く言葉であると認識されている。しかし、先行研究では、オノマトペに対して定型的でステレオタイプな動きをする幼児が一定数存在することも報告されており、オノマトペが幼児の多様な身体表現を導くとは一概には言えない。オノマトペによって自分なりの身体表現を導く方法を検討する前に、オノマトペに対して自分なりの身体表現ができる幼児と定型的な身体表現をする幼児の違いがあらわれる背景や要因は何かを検討しなければならない。このような問題意識から、本研究はオノマトペに対して自分なりの身体表現／定型的な身体表現をする傾向のある幼児を対象に日常保育の観察を行い、動きと発言に着目して、オノマトペから自分なりの身体表現をする幼児の特徴について明らかにすることを目的とした。 方法 事前に5歳児に対してオノマトペを試技とした実験を行い、自分なりの身体表現／定型的な身体表現をする傾向のある対象者を2名ずつ、計4名選出した。観察は2021年11月、1週間に1回2時間半で計4回行い、ビデオカメラで映像記録をした。得られた映像記録をテキスト化し、質的分析ソフトMaxqdaを用いて対象者の動きと発言をコーディングした。その後、対象者ごとのコードの生起数や頻度を比較した。 結果と考察（2022年5月時点） 本発表では、自分なりの身体表現をする傾向のある対象者の中で、特徴が顕著であった1名の結果を発表する。本発表で取り上げる対象者A（女児、5歳9か月）は、他の対象者に比べ「ゆれる」「ふる」「はずむ」といった繰り返しの動きを多く行っていた。「リズミカルな発話」や動作の「効果音」なども多く見られた。オノマトペの持つ音の反復や、促音・撥音などによって作られるリズムへの感受性と、繰り返しによって生まれる動きのリズムには関係があると考えられた。

  一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会, 2022年, 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集, 72, 290, 日本語


• 大学の水泳授業の全国的実態と授業実施の問題点に関する調査

  山中 裕太, 村瀬 瑠美, 本間 三和子, 仙石 泰雄, 角川 隆明, 高木 英樹

  水泳は，小学校から大学までの体育の授業で広く活用されている．小学校から高校にかけての学校体育の水泳の授業は指導要領に沿って行われているが，大学の水泳の授業では学習内容に規定はない．そのため，大学の水泳授業は各大学の教育理念に沿った独自の水泳授業が行われており，全国の大学でどのような水泳授業が行われているのかは不明である．加えて，大学水泳授業を実施するにあたっての問題点は明らかにされていない．本研究では，大学の水泳授業の現状把握し，担当教員が経験してきた問題点を洗い出すことで，大学の水泳授業の改善を目指すことを目的とした．データ収集は，オンラインシラバス調査とオンラインアンケート調査によって行った．その結果，分析した全大学（780校中244校）の31.3％が水泳授業を実施しており，そのうち約8割が教職やコーチングの学位を目指す学生のための専門課程の一環の授業として実施されていることが明らかとなった．大学の水泳の授業の標準的な学習内容は，4泳法の泳法習得である．専門課程の授業では，4泳法の指導方法と水中安全の技術についての学習を実施する授業が多く，教養課程の授業では，水球，シュノーケル，アクアビクスなどの学習を実施する授業が多かった．大学によって授業の内容や施設は異なるが，回答者からの授業の問題に関する指摘で最も多かったのは，大学所有の屋内プールがないため，天候や水温の影響で予定通りに授業ができないなどのプール環境についてであった．さらに，授業内容についての問題も多く確認され，時間数が足りない，学生数が多い，習熟度にばらつきがあるなどの問題点が指摘された．得られた大学水泳授業の実態を踏まえ，これらの問題に対処することで充実した大学の水泳授業の展開が期待される．

  公益社団法人 全国大学体育連合, 2021年, 大学体育スポーツ学研究, 18, 152 - 161, 日本語

  [査読有り]


• 水中での自己保全能力を高める大学水泳授業の指導理論の解明

  山中 裕太, 村瀬 瑠美, 高木 英樹

  The purpose of this study was to translate tacit knowledge about enhancement of self-preservation skills in the water into explicit knowledge, and to clarify the aspects that should be taught and evaluated. Based on the findings, an attempt was made to devise a teaching theory for the design of university swimming lessons aimed at enhancing such skills. The participants were 17 experienced teachers who teach university swimming lessons, and SCAT was used to analyze the textual data to create a story line for each lesson in self-preservation skills. From the obtained storylines, we extracted important and common concepts of teaching aspects and how to assess them, and classified them into categories. The number of concepts generated by the text analysis was 36, and from among them, 2 small categories, 2 medium categories, 5 large categories and 5 core categories were generated. The 5 core categories were “Reasons for teaching self-preservation skills in the water in university swimming classes”, “Aims of university swimming classes”, “Self-preservation skills in the water to be taught in university swimming classes”, “Methods of teaching self-preservation skills in the water”, and “Methods of assessing selfpreservation skills in the water”. Based on these core categories, a conceptual diagram of the relationship between water self-preservation skills and methods for teaching and assessing them was presented. In order to enhance self-preservation skills in the water in university swimming classes, it became clear that it was necessary to design classes using four basic theories: 1) to enhance knowledge of water safety, 2) to enhance water movement skills, 3) to enhance the ability to cope with drowning situations, and 4) to assess water movement skills and knowledge of water safety. Also, it was considered necessary to incorporate the following 3 points when designing university swimming lessons for this purpose :1) to set the teaching objectives of the lesson, keeping in mind the type of lesson and the skill level of the students; 2) to set the ratio of the teaching of the 4 basic theories in each lesson in order to achieve the desired teaching objectives; 3) to provide time each hour for students to assess their selfpreservation skills in the water in order to monitor their own skill level.

  一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会, 2021年, 体育学研究, advpub, 657 - 675, 日本語

  [査読有り]


• オリンピックを通して考えたい 日本柔道の魅力 : バルセロナオリンピック銀メダリスト 日本女子体育大学 教授 溝口紀子氏に質問!—ダイバーシティー(多様性)とダンス ; 特集 もっと知りたいオリンピック・パラリンピック

  溝口 紀子, 村瀬 瑠美

  日本女子体育連盟, 2020年, 女子体育 / 日本女子体育連盟 編, 62(8・9) (8・9), 28 - 31, 日本語


• 高校1 年生のボディ・イメージに関する報告：男女の差に着目して

  村瀬, 瑠美, 佐久間, 敦子

  千葉敬愛短期大学, 2019年03月28日, 千葉敬愛短期大学紀要 = BULLETIN OF CHIBA KEIAI JUNIOR COLLEGE, 41, 75 - 80, 日本語


• 09方-11-口-16 幼児の身体表現における保育者の用いるオノマトペ—幼児のイメージと動きの創出について

  村瀬 瑠美, 寺山 由美

  幼児の身体表現の領域では、保育者の用いるオノマトペが幼児の身体表現を豊かにすると認識されているが、オノマトペが本来持つ性質・意味内容や、オノマトペが想起させるイメージと動きの関係を詳細に検討した研究は少ない。そこで、本研究は、性質・意味内容の違うオノマトペが幼児に想起させるイメージと誘発する動きを明らかにし、オノマトペが引き起こすイメージと動きの関係について5歳児を対象に検討することを目的とした。本研究では、5歳児16名（男子5名、女子11名）へ6つのオノマトペを用いて実験を行なった。結果として以下の3点が明らかとなった。①幼児にとって、イメージを想起させやすいオノマトペ、動きやすいオノマトペが存在する。また、イメージは想起しやすいが、動きにあらわしづらいオノマトペも存在する。②性質・意味内容が異なるオノマトペが幼児に想起させるイメージには違いと傾向が見られた。③オノマトペが幼児に想起させるイメージとあらわれる動きには、3つの関係性が考えられた。

  一般社団法人 日本体育学会, 2019年, 日本体育学会大会予稿集, 70, 249_1 - 249_1, 日本語


• 保育者養成過程におけるリズムダンスの指導についての一考察 : オノマトペの持つリズム性に着目して

  村瀬, 瑠美

  千葉敬愛短期大学, 2018年03月12日, 千葉敬愛短期大学紀要 = BULLETIN OF CHIBA KEIAI JUNIOR COLLEGE, 40, 341 - 349, 日本語

• 自分以外の何かになって表現することが難しい子ども―自由遊び場面の事例から―

  村瀬瑠美

  第76回舞踊学会大会, 2024年12月, 日本語

  口頭発表（一般）


• Physical expressions that appear with children's defensive lying

  Rumi Murase

  The 24th PECERA Annual Conference Tokyo 2024, 2024年08月, 英語

  ポスター発表


• 「何かになる表現」場面で自分なりの身体表現をする幼児と定型的な身体表現をする幼児のイメージと動きの差異と特徴

  村瀬瑠美

  第75回舞踊学会大会, 2023年12月, 日本語

  口頭発表（一般）


• A child that participates in playing make-believe as an observer

  Rumi Murase

  The 23rd PECERA Annual Conference Bali 2023, 2023年07月, 英語

  ポスター発表


• 幼児のオノマトペに対する身体表現と「ゆれる」「ふる」「はずむ」動き

  村瀬瑠美

  日本体育・スポーツ・健康学会第72回大会, 2022年09月, 日本語

  ポスター発表


• 幼児のオノマトペによる身体表現における「何かになる表現」―自分なりの表現と定型的な表現に着目して―

  村瀬瑠美

  第73回舞踊学会大会, 2021年12月, 日本語

  口頭発表（一般）


• 幼児の身体表現活動におけるオノマトペが引き起こすイメージと動き―幼児それぞれのイメージに着目して―

  村瀬瑠美, 寺山由美

  第71回舞踊学会大会, 2019年12月, 日本語

  口頭発表（一般）


• 幼児の身体表現における保育者の用いるオノマトペ 幼児のイメージと動きの創出について

  村瀬瑠美, 寺山由美

  第70回日本体育学会, 2019年09月, 日本語

  口頭発表（一般）


• 幼児がオノマトペから想起するイメージと動き―幼児期の身体表現活動中に使用されるオノマトペの分類から―

  村瀬瑠美, 寺山由美

  第70回舞踊学会大会, 2018年12月, 日本語

  口頭発表（一般）


• 舞踊における踊り手の認知プロセスに関する研究－他者から振り付けられた作品を踊る際の「感受する」段階に着目して－

  村瀬瑠美

  第68回舞踊学会大会, 2016年12月, 日本語

  口頭発表（一般）

• オノマトペに対する幼児の定型的な身体表現と自分なりの身体表現

  日本私立学校振興・共済事業団, 日本私立学校振興・共済事業団 若手・女性研究者研究奨励金