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TANAKA TomokoGraduate School of Humanities / Division of Human Cultural StudiesAssociate Professor
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Research activity information
■ Paper- Nov. 2023, 中古文学, 112, 17 - 28曾禰好忠歌の表現[Invited]Scientific journal
- Apr. 2023, 上代文学, (130) (130), 48 - 62天平宝字元年十二月の大伴家持歌―立春をめぐって―[Refereed]Scientific journal
- Jul. 2022, 国語と国文学, 99(7) (7), 20 - 34, Japanese古今和歌六帖と伊勢物語[Refereed]Scientific journal
- Jun. 2021, 四国大学紀要人文・社会科学編, (56) (56), 91 - 101Research institution
- Mar. 2021, 日本文学研究ジャーナル, (17) (17), 112 - 124『源氏物語』の独り言の歌[Invited]Scientific journal
- The study’s purpose is to practice and evaluate collaborative training for newly assigned faculty and office staff members to foster awareness of University Social Responsibility (USR). The training was conducted in February 2019 as discussions on improving the university’s social value. The rubric, questionnaire, and impression descriptions were analyzed, leading to two findings. First, the USR-based training content allowed participants to find social value in their university work. This finding supports part of this study’s hypothesis that "fostering awareness of USR among faculty and staff leads to feeling the value of work." Secondly, the training provided an opportunity to broaden the horizons of participants through personal interaction. At the same time, the training also appeared to function as a place for sharing emotions and information among participants.Japan Society for Educational Technology, Mar. 2021, Japan Journal of Educational Technology, 44(4) (4), 443 - 451, Japanese[Refereed]Scientific journal
- Nov. 2019, 国語と国文学, 96(11) (11), 62 - 76, Japanese万葉集から古今和歌六帖へ―和歌分類の方法をめぐって―[Invited]Scientific journal
- Sep. 2018, 国語と国文学, 95(9) (9), 18 - 32古今和歌六帖の物名歌―三代集時代の物名歌をめぐって―[Refereed]
- Dec. 2017, 言語文化, 15, 27 - 36, Japanese古今和歌六帖と実方集―古今和歌六帖の享受の様相―Research institution
- Dec. 2017, 四国大学紀要人文・社会科学編, 49, 71 - 78Research institution
- 東京大学文学部国文学研究室, Mar. 2017, 東京大学国文学論集, (12) (12), 17 - 32, Japanese古今和歌六帖の万葉歌と天暦古点[Refereed]
- 東京大学文学部国文学研究室, Mar. 2016, 東京大学国文学論集, (11) (11), 19 - 34, Japanese円融院子の日の御遊と和歌 : 御遊翌日の詠歌を中心に[Refereed]
- 和歌文学会, Dec. 2015, 和歌文学研究, (111) (111), 1 - 13, Japanese曾禰好忠の「つらね歌」[Refereed]
- 明治書院, Feb. 2015, 国語と国文学, 92(2) (2), 21 - 35, Japanese源順の大饗屏風歌 ―古今和歌六帖の成立に関連して―[Refereed]
- 武蔵野書院, Dec. 2014, むらさき, 51, 24 - 33, Japanese述懐歌の機能と類型表現 ― 『毛詩』「鶴鳴」篇を踏まえた和歌を中心に―[Refereed]
- Jun. 2024, 四国大学紀要人文・社会科学編, 62, 141 - 144四国大学附属図書館蔵 源氏物語関連貴重書目録Report research institution
- Dec. 2023, 講演会源氏物語の魅力関連研究論文集（四国大学）, 1 - 9紫式部の生涯―和歌を手がかりに―Others
- Oct. 2023, 国語と国文学, 100(10) (10), 66 - 70書評 高橋由記著『平安文学の人物と史的世界ー随筆・私家集・物語ー 並製版』[Invited]Book review
- 18 Jun. 2021, 図書新聞書評 鉄野昌弘『大伴旅人』吉川弘文館[Invited]
- Mar. 2019, 東京大学国語国文学会会報地方大学でのくらし
- 明治書院, May 2016, 国語と国文学, 93(5) (5), 140 - 142, Japanese紹介 半澤幹一・津田潔『対釈新撰万葉集』[Invited]
- Single work, 花鳥社, Feb. 2025, ISBN: 9784868030164古今和歌六帖の文学史
- 第一編「夕霧」～「椎本」、「舞台となった地」、コラム「平安貴族の呼称、位階と官職」「紫式部の生涯と思想」、第二編「頭中将」「空蟬」, ユーキャン学び出版,自由国民社 (発売), May 2024, Japaneseマンガと図解で身につく よくわかる源氏物語
- Contributor, 人名一覧, 明治書院, Dec. 2021, ISBN: 4625424380和歌文学大系 5 古今和歌集
- Joint work, 青簡舎, Oct. 2019, 「『古今和歌六帖』第四帖《恋》から『源氏物語』へ―〈面影〉項を中心に」を担当。, ISBN: 9784909181213新たなる平安文学研究
- 中古文学会大会, May 2023曾禰好忠歌の表現（シンポジウム・中古和歌文学研究の現在）[Invited]Nominated symposium
- 上代文学会大会, May 2021大伴家持と暦・二十四節気―立春の歌を中心に―Oral presentation
- 東京大学古代文学研究会, Apr. 2021大伴家持の立春詠
- 四国大学言語文化研究所例会, Jul. 2019, Japanese土佐日記を読みなおす―鳴門・土佐泊条を中心に―Oral presentation
- 中古文学会春季大会, May 2019, Japanese, Domestic conference古今和歌六帖の構成Oral presentation
- 東京大学古代文学研究会3月例会, Mar. 2019古今和歌六帖の構成についてOral presentation
- 和歌文学会1月例会, Jan. 2016, Japanese, Domestic conference古今和歌六帖の題と配列について――第五帖「雑思」項を中心に――Oral presentation
- 和歌文学会第60回大会, Oct. 2014, Japanese, Domestic conference曾禰好忠と円融院子の日の御遊―好忠の述懐歌の表現―Oral presentation
- 東京大学古代文学研究会8月例会, Aug. 2014, Japanese, Domestic conference曾禰好忠のつらね歌―円融院子の日の御遊に関連して―Oral presentation
- 和歌文学会1月例会, Jan. 2014, Japanese, Domestic conference源順の屏風歌についてOral presentation
- 東京大学古代文学研究会8月例会, Aug. 2013, Japanese, Domestic conference源順の和歌について―「西宮の源大納言大饗日たつるれうに四尺屏風あたらしくてうぜさしむるれう哥」を中心に―Oral presentation
- THE ASSOCIATION FOR THE STUDY OF JAPANESE HEIAN LITERATURE
- THE ASSOCIATION OF WAKA POETRY STUDIES
- 東京大学国語国文学会
- 上代文学会
- 東京大学古代文学研究会
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 若手研究, 四国大学, 01 Apr. 2024 - 31 Mar. 2028初期定数歌と『古今和歌六帖』を中心とする10世紀後半の和歌表現史の研究
- Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Early-Career Scientists, Grant-in-Aid for Early-Career Scientists, Shikoku University, Apr. 2020 - Mar. 2024和歌史のなかの古今和歌六帖―歌集の構成を中心に―2021年度は、主に『伊勢物語』と『古今和歌六帖』との影響関係についての考察に取り組んだ。『古今和歌六帖』の成立過程、成立年代については不明な点が少なくないが、通説では10世紀後半の成立とみられており、一般に、『伊勢物語』との重出歌については、『古今和歌六帖』が『伊勢物語』から歌を採録したものと考えられてきた。こうした研究史をふまえつつ、稿者は『伊勢物語』と『古今和歌六帖』の重出歌すべてに分析を加え、『古今和歌六帖』の歌に『伊勢物語』から採録されたとおぼしいものが存する一方で、『伊勢物語』の複数の章段において、『古今和歌六帖』から採歌して歌物語が創造された可能性があることを明らかにした。すなわち、『古今和歌六帖』はある段階の『伊勢物語』を撰集資料として成立したが、のちに『伊勢物語』の章段が増補された際、『古今和歌六帖』の歌が物語に取り込まれて歌物語が生み出されたということである。上記の研究成果は論文として2022年度に公表される予定である（田中智子「古今和歌六帖と伊勢物語」『国語と国文学』99-7、2022年7月、掲載決定済）。 また、本年度には、2020年度に執筆した論文が公表された（田中智子「四季のはじめとはての和歌―古今和歌集と古今和歌六帖を中心に―」『四国大学紀要人文・社会科学編』56、2021年6月）。本稿は、『古今和歌六帖』のなかでも特に第一帖歳時部に分析を加えたものである。歳時部では春夏秋冬のはじめとはての項目がもれなく立項されるという網羅的な構成がとられており、その配列が、『古今和歌集』四季部の配列構造に倣いつつも、独自の特徴を有していることを、個々の和歌表現の分析に基づき、明らかにした。
- 四国大学, 学術研究助成：特色ある研究（個人）に対する助成, Apr. 2019 - Mar. 2020, Principal investigator古今和歌六帖の配列構造の研究Competitive research funding
- Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Research Activity start-up, Grant-in-Aid for Research Activity start-up, Shikoku University, Aug. 2017 - Mar. 2019A Study of Manyoka in "Kokin Waka Rokujo"In this study, I made a list of Manyoka in "Kokin Waka Rokujo", and based on it, re-examined the positioning of Manyoka in "Kokin Waka Rokujo".I did research on how Manyoka was quoted by the story works and poets from "Kokin Waka Rokujo". In 2017, I did research on "Sanekata shu".It is considered that Manyoka of "Kokin Waka Rokujo" was quoted by waka of Fujiwara no Sanekata. In 2018,I did research on the relationship between the "The Tale of Genji" and the "Kokin Waka Rokujo" . I considered that "The Tale of Genji" quoted Manyoka from "Kokin Waka Rokujo" . I also studied how the structure of "Kokin Waka Rokujo" learned and incorporated the structure of "Manyoshu".
- Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for JSPS Fellows, Grant-in-Aid for JSPS Fellows, The University of Tokyo, Apr. 2015 - Mar. 2017十世紀の和歌史と古今和歌六帖昨年度に引き続き、『古今和歌六帖』を中心として、十世紀後半の和歌文学作品について研究を行った。特に、『古今和歌六帖』編者が、『万葉集』や『古今集』といった先行の歌集を、どのように享受・摂取したのかという問題に考察を加えた。 今年度に発表した論文「古今和歌六帖の万葉歌と天暦古点」では、『古今和歌六帖』所載の万葉歌について、『万葉集』の巻ごとの採歌歌率に偏りがあることを指摘し、『古今和歌六帖』編者が、『万葉集』二十巻のうち、そのすべてを目にできたわけではなかった可能性があることを考察した。そのうえで本論文では、『古今和歌六帖』の万葉歌のうち、『万葉集』巻四を出典とするとみられるものに焦点を絞り、その本文・訓に検討を加え、それらの万葉歌の中に、『万葉集』の古点の特徴的な訓と一致するものが少なくないこと、また一方で、その本文には、『古今和歌六帖』独自の平安和歌的な変容が生じてもいることを指摘した。以上の検討内容をふまえ、『古今和歌六帖』編者が参照した『万葉集』巻四が、仮名に訓み下された、いわゆる「仮名万葉」のようなものだった可能性を指摘し、同時に、『古今和歌六帖』が、『万葉集』の古訓のありようや、平安朝における『万葉集』享受の具体相を知る資料としての意義をもつことを考察した。 また、上記論文の執筆後は、昨年度に行った学会発表「古今和歌六帖の題と配列について――第五帖「雑思」項を中心に――」の内容に基づき新たに論文を執筆しており、近日中に学会誌に投稿する予定である。当該論文では、『古今和歌六帖』第五帖「雑思」の項目の立て方とその配列の方法について、各項目の所載歌の表現内容も含めて詳細な検討を加えた。そのうえで、『古今和歌六帖』の項目の配列が、『古今集』などの先行する歌集の配列構造に学びつつも、項目同士の関係性を重視するという独自の構成を有してることを指摘した。