保田 隆明 | |
ホウダ タカアキ | |
大学院経営学研究科 経営学専攻 | |
准教授 | |
商学・経済学関係 |
2016年03月 早稲田大学大学院ファイナンス研究科, 早稲田大学大学院ファイナンス研究科研究科長賞, 学術研究活動において、特に顕著な業績を挙げたと認められる者
その他の賞
2012年10月 日本ベンチャー学会, 日本ベンチャー学会賞(第7回清成忠男賞), 「わが国の新規株式公開企業の質の変遷」
日本国[査読有り]
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
本稿では, ふるさと納税による子育て支援策の拡充の是非について検討すること
を目的とする。調査対象地域の上士幌町は, ふるさと納税の寄付金を活用した子育て支援策拡充によって人口が増加したと報告されているが, 分析の結果, 上士幌町で見られた近年の人口増加は, 当初は周辺地域からの子育て世帯の転入を促した一方, タイムラグを置いてそれ以外の地域からの流入も一部見られる。また, 子育て世代の転出抑制効果としては, 周辺地域への流出防止効果が明らかになったが, 遠方への移住を抑制する効果は見られなかった。ふるさと納税を通じて都市部から地方への人の移動を促すためには, 移住定住政策の他に, 都市部からの訪問, 交流を促すような政策も合わせて必要である。
研究論文(学術雑誌)
本稿の目的は、ふるさと納税をきっかけとする地域事業者の事業ニーズを、地域金融機関が自身の機能強化の事業機会として認識しているか、またコンサルティングサービスや融資の提供に繋がっているかを全国の地域金融機関へのアンケート調 査で明らかにした。結果は、地域金融機関は、ふるさと納税を通じた新商品開発意欲やデザイン力の向上などによる地域事 業者の活性化や育成効果は認識しているものの、コンサルティング機能や新規・追加融資の提供には至っていない。一方、 地域事業者からは融資に関する相談も融資以外の相談も一定数が地域金融機関に持ちこまれており、地域金融機関の積極的な対応と活用が求められる。
地域活性学会, 2019年03月, 地域活性研究, 10, 21 - 30, 日本語[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
本稿では、ふるさと納税の返礼品市場の地域事業者の属性とふるさと納税の売上の事業者への影響を明らかにした。分析の結果、返礼品提供事業者は、4割以上が従業員数5名以下の零細企業が占めていること、インターネット販売比率が20%未満の企業が約8割を占めている。返礼品市場は、地方の中小事業者が数の面では中心を占め、それら事業者にネット通販の疑似体験、足がかりを提供している可能性がある。これは商圏が縮小する地方でこそ重要である。また、一部のB2B企業がB2Cに進出するきっかけになっている可能性も伺えた。以上から、返礼品市場は地域の中小企業に広くビジネスチャンスを提供していると言え、地場産業や地域特産品に乏しい地域でも、地域の中小企業を活用することでふるさと納税による資金調達は可能だと言えよう。なお、全体としてはふるさと納税の返礼品を通じた売上高への依存度は高くな
日本ベンチャー学会, 2019年03月, Venture Review, 33, 57 - 62, 日本語[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(その他学術会議資料等)
記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
[招待有り]
記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
記事・総説・解説・論説等(その他)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
その他
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
一般書・啓蒙書
学術書
学術書
学術書
一般書・啓蒙書
学術書
一般書・啓蒙書
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(基調)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
競争的資金
世界の証券市場は高速化の進展で劇的な変革期を迎えている。高頻度取引業者(HFT)の存在感の上昇は、市場の価格形成や流動性にとってよい影響があるのか、悪い影響なのか、多様な視点から分析した。本研究の結果を総合すれば、日本の株式市場においてもHFTの影響は、価格発見や流動性にプラスの効果を発揮している。取引所外取引の発展や東京・大阪両証券取引所の合併などで市場間競争が促進され始めた。金融危機時にどのマーケットでも経験する流動性の枯渇は、日本の株式市場も例外でなく、この緩和についてなにができるかの検討が必要である。また、証券市場多様化のひとつの方向として、クラウドファンディングについて分析した。
わが国におけるエクイティファイナンスの現状を実正分析を通じて行った。第三者割当増資、公募増資に関してそれぞれ案件の発表時の株式市場の反応を分析し、市場から評価される案件の系類を明らかにした。また、第三者割当増資、公募増資実施後の中長期の収益分析、株価パフォーマンス分析をあわせて実施し、事後的にも評価されるエクイティファイナンスのタイプを明らかにした。分析結果を要約すると、資金使途が借入金の返済ではない案件、特に第三者割当増資の場合は増資の引き受けをする株主と発行体の関係性、シナジーの有無が重要であることが分かった。
World Business and Economics Research Conference
競争的資金
わが国における第三者割当増資についての実証分析を実施し、市場はどのような案件を評価しているかを明らかにした。
競争的資金