田中 順子 | ![]() |
タナカ ジュンコ | |
大学院国際文化学研究科 グローバル文化専攻 | |
教授 | |
人文科学その他 |
研究論文(大学,研究機関等紀要)
研究論文(その他学術会議資料等)
研究論文(大学,研究機関等紀要)
This study experimentally examined (1) the effects of specificity with or without Especially Stated Knowledge (ESK) in selecting L2 English articles by L1 Japanese speakers at three L2 proficiency levels in six semantic contexts which consisted of combination of [±definiteness], [±specificity], and [±ESK], and (2) how those effects differed relative to the learners’ L2 English
神戸大学大学院国際文化学研究科, 2014年09月, 国際文化学研究, 42 (1), 25 - 53, 日本語研究論文(大学,研究機関等紀要)
本研究は,外国人児童生徒教育,継承語教育の一助とするため,世界各地に未整理のまま散在する継承語教育に関する文献を収集し,それに国内の最新の文献を加えてデータベース化をしてウエッブ上に公開し,継承語教育研究に資することを目的とするものである。研究者向けの入力支援機能を持つ編集管理システムを構築する上でさまざまな課題があるが,その中から,対象言語,対象領域,対象地域などに関する分類項目,キーワードの設定,研究者項目に関わる問題を取り上げ,その対処方法について述べる。
日本語教育とコンピュータ国際会議(CASTEL/J), 2012年08月, 第5回「日本語教育とコンピュータ」国際会議(CASTEL/J)予稿集, 日本語[査読有り]
研究論文(国際会議プロシーディングス)
グローバル化に伴って国を越えて移動する年少者や異言語環境で学齢期を過ごす2世児、3世児が増える一方である。このような年少者の言語形成、人問形成にとって現地語の教育と同時に、親の母語・母文化継承(つまり子どもにとっての継承語・継承文化)は教育上重要な意味を持つ。国内の言語的、文化的に多様な背景を持つ外国人児童生徒にも継承語教育は必要不可欠であり、長い歴史を持つ継承日本語教育の知見が今やいかされるべき時が来ている。本研究は、未整理のまま放置されてきた継承語教育の文献を収集、整理、統括したものをデータベース化して母語・継承語・バイリンガル教育研究会(MHB)会員にMHBホームページ上で公開することを目的とする。このために、世界各地に在住する母語・継承語・バイリンガル教育研究会(MHB)会員の中から文献調査協力者を募り、現在2,135点の継承語文献が集まった
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会, 2011年03月, 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究, 7 (1), 1 - 23, 日本語[査読有り][招待有り]
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
研究論文(国際会議プロシーディングス)
第二言語(L2)を授業言語として教科学習をするマイノリティー児童にとって、学年相当の知識を得ることは難しい。先行研究で提案されてきたように、日常生活に必要な言語能力と教科学習に必要な言語能力が異なる(Cummins,1991)ため、マイノリティー児童が授業についていけるまで何年もかかることがある。日本の場合、日本語指導が必要とされているマイノリティー児童・生徒の中でもブラジル人が最も多い(文部科学省,2008)。本研究では、従来あまり研究対象とされていなかった非集住地区に居住するブラジル人児童(N=41)の日本語とポルトガル語のバイリテラシーや彼らの生活背景・家庭環境について調査した。その結果、彼らのL1とL2の語彙力に親子間での使用言語が大きく関連することがわかった。L2で教育を受けているにも関わらず、学年相当のL2読解力を持つ者は8名(20%)のみであり、授業内容の理解への障害になっていると思われる。
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会, 2010年03月, 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究, Vol. 6, 23-41 (6), 23 - 41, 日本語[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
研究論文(国際会議プロシーディングス)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
研究論文(国際会議プロシーディングス)
学位論文(博士)
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
学位論文(修士)
速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
その他
その他
学術書
学術書
学術書
調査報告書
口頭発表(一般)
ポスター発表
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
[招待有り]
シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
ポスター発表
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
その他
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
ポスター発表
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
ポスター発表
ポスター発表
口頭発表(一般)
ポスター発表
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
[招待有り]
口頭発表(招待・特別)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
ポスター発表
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
ポスター発表
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
ポスター発表
競争的資金
競争的資金
本研究は、英語冠詞を日本語母語話者が習得する際に困難となる要因について、実証的に検討したものである。具体的には、発話の状況を動画あるいは文章で提示して、英語を話したり、書いたりして産出した。書き言葉データ(1699例)の分析を行った結果、各冠詞の産出頻度はthe(747例)、a(658例)、φ(294例)の順であり、正答率はφ(89.80%)、a(87.23%)、the(82.73%)の順であった。またtheの誤用が多いことが目立った。一方、クローズドテストを使った実験においては、学習者がtheと結びつけ易い特定性の有無が、冠詞を正しく使用するかどうかに関わっていることが分かった。
本研究の目的は,第二言語学習者の背景情報収集用クライアント・サーバシステムを構築し、それを通じて得られた情報を、第二言語教育に役立つように提供することであった。具体的には,(1)ウェブ上でアンケートや心理テストに回答するシステムの構築し、(2)そのシステムの運用を通じて得られた結果を含めて、学習者の背景情報や適性などの学習者情報を分析し,第二言語習得の成功と関連のあるいくつかの要因を拾い上げ,それら諸要因と第二言語習得との関連を検討し、(3)その結果得られた情報を公開して、第二言語教育者が授業開始前(あるいは開始後)に学習者人口に見られる傾向を迅速に把握し,学習者の適性や志向にあった授業方法を選択するための判断材料が得られるようにすることを目指した. 本研究の被験者として、日本語を第一言語とし、外国語環境下で英語を学んでいる日本人大学生の参加を得た。(1)の第二言語学習者の背景情報収集用クライアント・サーバシステムは、情動知能尺度を中心に開発を行った。このシステムを使用して得たデータと紙媒体の尺度を用いて得たデータ間において、実施モードの違いによる結果の相違がないかを検討した。(2)については、情動知能尺度、批判的思考能力などの値を、第二言語としての英語能力テストの結果と照らし合わせた。(3)に関しては、当初データベースの形で公開することを目指していたが、結果の情報公開の方法について問題が残っている。公開対象範囲、公開内容に利用価値を残しつつどのように普遍化するか、などについて今後の検討が必要である。