研究者紹介システム

真下 裕之
マシタ ヒロユキ
大学院人文学研究科 社会動態専攻
教授
史学関係
Last Updated :2021/11/20

研究者情報

所属

  • 【主配置】

    大学院人文学研究科 社会動態専攻
  • 【配置】

    文学部 人文学科

学位

  • 修士(文学), 京都大学

授業科目

ジャンル

  • 各国事情 / 南アジア
  • 文化・芸術・流行 / 歴史・考古学

コメントテーマ

  • インド史
  • 南アジア史
  • イスラーム史
  • ムガル帝国

研究活動

研究キーワード

  • インド洋
  • イスラーム
  • 南アジア

研究分野

  • 人文・社会 / アジア史、アフリカ史 / 南アジア史

論文

MISC

  • 真下, 裕之

    国立民族学博物館, 2021年07月01日, 月刊みんぱく, 45 (7), 14 - 15, 日本語, 国内誌, 国際共著していない

    [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(その他)

  • 建築物に込められたさまざまな物語の意味をたどってみよう:タージ・マハルの歴史と物語

    真下 裕之

    山川出版社, 2018年05月, 佐藤昇編『歴史の見方・考え方:大学で学ぶ「考える歴史」』山川出版社, 118 - 131, 日本語

    記事・総説・解説・論説等(その他)

  • 「ムスリムの到来とデリー・スルターン朝」「ムガル帝国の興隆と衰退」「アーグラー」

    真下 裕之

    丸善出版, 2018年01月, インド文化事典編集委員会編『インド文化事典』丸善出版, 250 - 251, 254-255, 730, 日本語

    [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(その他)

  • 世界史Q&A 「ムガル帝国の公用語やイスラームとの関係について教えてください」

    真下 裕之

    山川出版社, 2015年11月, 歴史と地理 世界史の研究, 245, 47 - 49, 日本語

    [招待有り]

    その他

  • 海外文献調査ガイド 8 インド

    真下裕之

    名古屋大学出版会, 2008年07月, 小杉泰・林佳世子・東長靖『イスラーム世界研究マニュアル』, 532 - 533, 日本語

    [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(その他)

  • ムガル帝国

    真下 裕之

    名古屋大学出版会, 2008年07月, 小杉泰・林佳世子・東長靖『イスラーム世界研究マニュアル』, 183 - 189, 日本語

    [査読有り][招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

  • 真下 裕之

    史学会, 2005年05月, 史学雑誌:2004年の歴史学界 回顧と展望, 114 (5), 285 - 289, 日本語

    [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等

  • インド

    稲葉穣, 真下裕之, 小松久男

    平凡社, 2005年04月, 中央ユーラシアを知る事典, 69 - 71, 日本語

    [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)

  • 真下 裕之

    東京大学東洋文化研究所付属東洋学情報センター, 2004年04月27日, アジア研究情報ゲートウェイ, http://ricas.ioc.u-tokyo.ac.jp/asj/html/025.html, 日本語

    [招待有り]

    その他

  • 書評:近藤治著『ムガル朝インド史の研究』

    真下 裕之

    歴史科学協議会, 2004年03月, 歴史評論, 647, 130 - 134, 日本語

    [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等

  • 古典の写本(9) ムガル朝のペルシア語写本

    真下 裕之

    2002年, 古典学の再構築 ニューズレター, 10, 1 - 2, 日本語

    [招待有り]

    その他

  • インドの図書館案内:イスラーム写本研究のために

    真下 裕之

    日本イスラム協会, 1999年02月, イスラム世界, 52, 106 - 114, 日本語

    [査読有り]

    その他

  • 十八世紀半ばのデリー:あるデカン・ムスリムの見聞記から

    真下 裕之

    21世紀の関西を考える会, 1998年, あうろーら, 13, 137 - 144, 日本語

    [招待有り]

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)

  • Jos. J. L. Gommans 著 The Rise of Indo-Afghan Empire c. 1710-1780

    真下 裕之

    西南アジア研究会, 1996年03月, 西南アジア研究, 44, 45 - 55, 日本語

    [査読有り]

    その他

書籍等出版物

  • Royal Asiatic Society Classics of Islam II. The Muslim World 1100-1700: Early sources on Middle East History, Geography and Travel

    真下 裕之

    Roudledge, 2007年, 英語

    学術書

  • Royal Asiatic Society classics of Islam: Theology, ethics and metaphysics

    真下 裕之

    単著, RoutledgeCurzon / Edition Synapse, 2003年, 英語

    学術書

  • 英国・アイルランド王立アジア協会の単行書シリーズについて:イスラーム学の歴史との関連から

    真下 裕之

    単著, Edition Synapse, 2002年, 日本語

    その他

講演・口頭発表等

  • ムガル帝国宮廷における贈与儀礼とマンサブ制度

    真下 裕之

    メトロポリタン史学会 第15回大会 シンポジウム「世界史の中の武人―越境と帝国秩序―」, 2019年04月, 日本語, 首都大学東京, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • Contextualizing the so-called A'in-i Akbari in the Mughal historiography

    真下 裕之

    The Sixth Perso-Indica Conference "The Classification of Indic Knowledge at the Mughal Court: the A'in-i Akbari", 2019年03月, 英語, Perso-Indica, ILCAA Joint Research Project "Culture and Society in Early Modern South Asia: Cross-Linguistic Comparative Studies of Literary and Religious Texts", Tokyo University of Foreign Studies, 国際会議

    [招待有り]

    口頭発表(一般)

  • ムガル帝国宮廷における贈与儀礼:マンサブ制度の一側面として

    真下 裕之

    科学研究費助成事業基盤研究(B)「ユーラシア諸帝国の形成と構造的展開」第4回研究会, 2017年03月, 日本語, 首都大学東京・秋葉原サテライトキャンパス, 国内会議

    口頭発表(一般)

  • アズファリー著『サーニハート』の新発見写本について

    真下 裕之

    東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所・共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」2016年度第2回研究会, 2017年03月, 日本語, 東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所, 国内会議

    口頭発表(一般)

  • ムガル帝国におけるペルシア語キリスト教典籍とその周辺

    真下 裕之

    国立民族学博物館共同研究「近世カトリックの世界宣教と文化順応」研究会, 2016年12月, 日本語, 国立民族学博物館, 国内会議

    口頭発表(一般)

  • インドのムスリム諸政権とカリフ:デリー・スルターン朝時代からムガル帝国時代へ

    真下 裕之

    九州史学会大会, 2015年12月, 日本語, 九州大学, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • マンサブ制度における人的結合の一側面:ムガル帝国の乳兄弟

    真下 裕之

    2014年度第3回「前近代南アジアにおける中間的諸集団の再検討」共同利用・共同研究課題研究会, 2015年03月, 日本語, 東京外国語大学本郷サテライト, 国内会議

    口頭発表(一般)

  • ムガル帝国における君主と軍事集団:マンサブ制度下における人的紐帯

    真下 裕之

    平成26年度九州史学会、イスラム文明学部会、シンポジウム「ユーラシア諸帝国における君主と軍事集団の展開」, 2014年12月, 日本語, 九州大学・箱崎文系キャンパス, 国内会議

    口頭発表(一般)

  • 近世南アジアにおける人的移動の記録と記憶:アーディル・シャーヒー朝、クトゥブ・シャーヒー朝の場合

    真下 裕之

    シンポジウム「人の移動・移住とその記録:陸と海の近世アジア」, 2014年09月, 日本語, 北海道大学・文学部, 国内会議

    口頭発表(一般)

  • 17世紀初頭デカン地方のペルシア語史書 Tadkirat al-Muluk について

    真下 裕之

    「近世イスラーム国家と多元的社会」第2回研究会, 2012年10月, 日本語, 東京外国語大学 本郷サテライト, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • 「インド史」の歴史:前近代インド・イスラーム社会における通史的歴史叙述

    真下 裕之

    神戸大学イスラーム地域研究会(KOBE-IAS)第6会研究会, 2012年02月, 日本語, 神戸大学イスラーム地域研究会(KOBE-IAS), 神戸大学国際文化学部, 国内会議

    口頭発表(招待・特別)

  • 南アジア史におけるイスラーム化と改宗

    真下 裕之

    千葉大学COEスタートアッププログラム「邂逅と共生の歴史学:新しい世界史像の構築」研究会「近世世界における「改宗」問題」, 2011年01月, 日本語, 千葉大学COEスタートアッププログラム「邂逅と共生の歴史学:新しい世界史像の構築」, 千葉大学, 国内会議

    口頭発表(招待・特別)

  • インド・イスラーム社会の歴史書における「インド史」について

    真下 裕之

    史学研究会総会, 2010年04月, 日本語, 史学研究会, 京都大学文学部, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • インド洋海域史における海港都市:17世紀前半におけるインド西海岸の海港都市スーラトの一側面

    真下 裕之

    東亜細亜海港都市의共生倫理와文化交流, 2008年11月, 日本語, 韓国海洋大学校 国際海洋問題研究所 HK海港都市文化交渉学研究団, 神戸大学海港都市研究センター, 社)海洋産業発展協議会, 国際地域研究学会, 韓国海洋大学校, 国際会議

    [招待有り]

    口頭発表(基調)

  • 前近代南アジアの言語文化にみるペルシア語文化圏の重層性

    真下 裕之

    ペルシア語が結んだ世界―前近代ユーラシアにおける言語使用と文化交流をめぐって, 2006年09月, 日本語, 北海道大学スラブ研究センター4階小会議室(420室), 国内会議

    口頭発表(一般)

  • 南アジアのペルシア語文化をめぐる文語表現の重層性

    真下 裕之

    ペルシア語文化圏研究の可能性, 2005年12月, 日本語, 21世紀COEプログラム『スラブ・ユーラシア学の構築:中域圏の形成と地球化』, 東京外国語大学, 国内会議

    口頭発表(招待・特別)

  • アクバル時代末期の史料について:いわゆる『アフワーリ・アサド・ベグ』を中心に

    真下 裕之

    東洋史研究会大会, 2001年11月, 日本語, 東洋史研究会大会, 京大会館, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • インド・イスラームの歴史記述における古典とその研究史

    真下 裕之

    平成12年度第3回原典班研究集会-総括と方法ー, 2001年01月, 日本語, 科学研究費補助金特定領域研究「古典学の再構築」, 学士会館, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • Iranians in the Early Modern India

    真下 裕之

    Population Movement beyond the Middle East: Migration, Diaspora, and Network, 2001年01月, 英語, JCAS, National Museum of Ethnology, National Museum of Ethnology, 国際会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • インドのイスラーム政権とアッバース朝:13~16世紀:貨幣資料の分析から

    真下 裕之

    文部省科学研究費・特定領域研究「南アジアにおける構造変動とネットワーク」第4班「南アジアにおける生活世界の探究」1999年度第二回研究集会「イスラーム圏としての南アジア:歴史から現代へ」, 2000年02月, 日本語, 文部省科学研究費・特定領域研究「南アジアにおける構造変動とネットワーク」, 東京外国語大学, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • ムガル帝国をめぐる最近の諸研究から

    真下 裕之

    第1回 上ヶ原アジア学懇話会, 1999年12月, 日本語, 上ヶ原アジア学懇話会, 関西学院大学, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

  • イスラム時代インド(16-18世紀)におけるペルシア語文書の研究状況

    真下 裕之

    イスラーム地域研究第1回ペルシア語文書研究会, 1999年06月, 日本語, 東京大学文学部アネックス, 国内会議

    [招待有り]

    口頭発表(招待・特別)

所属学協会

  • 西南アジア研究会

  • 史学研究会

  • 日本オリエント学会

  • 東洋史研究会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 前近代ユーラシア世界における広域諸帝国の総合的研究:移動する軍事力と政治社会

    杉山 清彦, 清水 和裕, 真下 裕之, 前田 弘毅, 舩田 善之, 柳谷 あゆみ, 山下 将司, 鈴木 宏節, 伊藤 一馬

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 基盤研究(A), 東京大学, 2019年04月01日 - 2023年03月31日

  • 真下 裕之

    学術研究助成基金助成金/基盤研究(C), 2017年04月 - 2021年03月, 研究代表者

    競争的資金

  • イスラーム国家の王権と正統性--近世帝国を視座として

    近藤 信彰, 秋葉 淳, 小笠原 弘幸, 二宮 文子, 清水 和裕, 真下 裕之, 後藤 裕加子, 高松 洋一

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 基盤研究(A), 東京外国語大学, 2015年04月01日 - 2020年03月31日

    今年度は、二つの国際研究集会を開催し、これまでの研究の成果を国際的に位置づけることに専心した。2018年12月15日~16日にアジア・アフリカ言語文化研究所で開催された“Kingship, Ideology, Discourse: Legitimation of Islamicate Dynasties”には、海外から5名、国内から4名の研究者が報告し、イスラーム諸王朝の正統性ついて、有意義な議論を行った。海外からの招聘者はいずれも第一線の研究者で、Melvin-Koushki氏はオカルト・サイエンスと王権の関係について論じたが、きわめて斬新かつ難解な研究を手際よくまとめており、今後の日本の諸研究に大きな刺激を与えるものとなった。 2019年3月9日~10日には、 “The Classification of Indic knowledge at the Mughal court: the A'in-i Akbari”を、フランスを本拠地とする国際的なプロジェクトPerso-Indicaとの共催で同じくアジア・アフリカ言語文化研究所で開催した。イスラーム期のインドに関して我が国で行われた史上最大の国際研究会議であり、海外の研究者が8名、国内から6名が報告(そのうち4名が本科研の関係者)であった。近世のムガル帝国の王権とかかわるさまざまな問題が議論され、他地域との比較を含めて、大きな成果があった。 国内では、2018年10月14日に、日本オリエント学会年次大会(於:京都大学)の企画セッション「イスラーム王朝の正統性―古典的枠組みを越えて―」を組織した。アッバース朝、マグリブ・アンダルス、ポスト・モンゴル期のペルシア語文化圏について、最新の研究成果を踏まえつつ、今後の研究の方向性について、熱い議論をかわした。立ち見が出るほどの聴衆が押し寄せた。

  • ユーラシア諸帝国の形成と構造的展開──王権と軍事集団の比較史的研究──

    杉山 清彦, 清水 和裕, 真下 裕之, 前田 弘毅, 山下 将司, 鈴木 宏節

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 東京大学, 2015年04月01日 - 2019年03月31日

    本研究は、前近代のユーラシア諸地域に興亡した帝国を対象として、その国家建設の原動力にして運営・統治の担い手ともなった軍事集団・軍事制度の様態とその特質について、比較史的に検討するものである。最終年次である本年度は、研究の総括とその発信が目標となった。具体的な取り組みとして、第一に、3回の研究会を開催して、各研究メンバーが本研究の到達点となる成果を報告するとともに、武人集団の類型、および武人集団と君主・宮廷との関係のあり方について、比較検討を行なった。これを通して、部族や信仰など結集核を有する武人集団が、ユーラシアの乾燥帯諸地域の広域帝国において、移動・越境して軍事・統治に起用され、重要な役割を果していたこと、その一方で故地との連絡や近しい集団との紐帯を維持し続けていたこと、このような武人集団は、君主の宮廷と密接に関係していたことなどが明らかとなった。第二に、武人集団の揺籃の地となってきた農牧接壌地域の踏査として、中国・内モンゴル地域の共同現地調査を実施した。これを通して、遼・金・元・清といった諸帝国の枢要の地を実見するとともに、南北数百kmにおよぶ乾燥地域を縦走することで、自然環境と人間集団の関係を比較史的にとらえることができた。第三は、これまでの成果を総括・発信するためのシンポジウムの企画である。開催自体は研究期間外ながら、本研究終了直後の次年度4月に、「世界史の中の武人──越境と帝国秩序──」と題して公開シンポジウムを開催することを決定し、唐・ムガル両帝国についての研究報告と、大清帝国の分野からのコメントを行なうこととした。各研究メンバーの個別論文・学会報告とあわせて、3年間にわたる共同研究の成果発信として期待される。このように、最終年度の本年度において、実証研究の深化とその比較史的総合という本研究課題は、対外発信も含めて充分に果されたといえよう。

  • 真下 裕之

    学術研究助成基金助成金/基盤研究(C), 2014年04月 - 2017年03月, 研究代表者

    競争的資金

  • 川本 正知, 河原 弥生, 矢島 洋一, 中西 竜也, 今松 泰, 真下 裕之

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 奈良学園大学, 2013年04月01日 - 2016年03月31日

    インドのアフマド・スィルヒンディー(1564&-1624)の思想とムジャッディディーヤと呼ばれた彼の後継者たちが率いた多くの教団は、イスラーム改革思想・改革運動として17世紀以降の各地域のイスラーム社会に大きな影響を与えた。本研究では、インド、トルコ、ウズベキスタン、中国北西部地域を訪ね、各地域に残されているスィルヒンディーの生涯と思想の研究に必須の一次資料を収集し、同時にそれらの地域に現在でも活動を続けるムジャッディディーヤの教団を調査し、それぞれの教団の宗教結社としての特徴と異なる地域におけるその教団の社会的存在形態を明らかにし、総合的なムジャッディディーヤ理解の研究基盤をつくった。

  • 清水 和裕, 真下 裕之, 杉山 清彦, 前田 弘毅

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 九州大学, 2012年04月01日 - 2015年03月31日

    本研究では、イスラーム帝国アッバース朝、ムガル帝国、サファヴィー帝国、大清帝国というユーラシア諸帝国における軍事集団の「越境」の実態に注目することで(1)「武の人」の君主との絆および軍事集団内部の相互の紐を支えた理念的および現実的背景(2)統治機構・支配イデオロギーとの関係の主要2点を、(1)武人の主人に対する隷属性、(2)越境する人々の「他者性」、そして(3)これらの集団のキャリア形成と国家体制の関連性、の面から具体的に明らかにした。

  • 真下 裕之

    学術研究助成基金助成金/基盤研究(C), 2011年, 研究代表者

    競争的資金

  • 緒形 康

    学術研究助成基金助成金/挑戦的萌芽研究, 2011年

    競争的資金

  • 真下 裕之

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究(B), 若手研究(B), 神戸大学, 2007年 - 2010年, 研究代表者

    パキスタンや英国・フランス等の研究機関に所蔵されている未公刊の手写本資料の複写を多数収集した。これらによって得られた歴史文献資料を参考にして、南アジアとインド洋海域におけるメッカ巡礼、南アジアにおけるペルシア語文語文化の展開、南アジアのイスラーム社会における歴史認識の形成と展開、南アジア史におけるイスラーム改宗など、南アジア社会のイスラーム化に関する諸問題について、新たな知見を得、これを公表した。

    競争的資金

  • 白鳥 義彦, 油井 清光, 佐藤 光, 真下 裕之, 小山 啓子, 樋口 大祐

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 神戸大学, 2007年 - 2010年

    本研究では、社会学、文学、歴史学といった人文学の学際的な共通基盤の上に、「結社」という研究視点を共有して、フランス、イギリス、インド、アメリカ、日本等を主たるフィールドとして研究を行った。また「結社」の概念を幅広く捉えながら研究を遂行することにより、「結社」の多様性と、社会における人間の活動を考察する際の「結社」という枠組みの有効性を把握することができた。歴史的な展開のコンテクストを踏まえつつ、地域的な比較の観点にも着目しながら、社会における「結社」の意義を明らかにした。

    競争的資金

  • 近藤 信彰, 菅原 睦, 真下 裕之, 森本 一夫, 川口 琢司, 中西 竜也, 二宮 文子, 守川 知子, 矢島 洋一, 渡部 良子

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 東京外国語大学, 2006年 - 2009年

    研究計画に従ってペルシア語関連史料、および現地の歴史叙述に関する資料の収集、および現地歴史研究者との交流を行った。代表の近藤信彰は、8月にタジキスタン、2月にイランインドへ出張し、ペルシア語文化関連資料を収集するとともに、現地の研究者との交流に努めた。 タジキスタンでは、17世紀末の詩人伝Muzakkir al-Ashabなど現地発行の図書を入手した。同じペルシア語をいえがら、イランと異なった文字を使用するタジキスタンの現状は、ペルシア語文化圏のあり方を考える上で示唆に富んでいた。 イランでは、サファヴィー朝のインシャー文献写本4点のコピーを入手した。サファヴィー朝後期の書簡集やインシャー文献はその重要性が指摘されながらも、十分な研究がなされていない。新たに議会図書館から刊行れたMonsha'at-e Soleymaniとともに、これは今後の制度史研究の基盤となるものである。 研究分担者の菅原睦は、3月にトルコに出張し、ペルシア語の影響を強く受けているチャガタイ言語学関係の資料収集と研究者との交流に努めた。 なお、最終年度にあたって、以前からの課題であった『ペルシア語が結んだ世界-もうひとつのユーラシア史』が刊行された。研究代表者・分担者全員が執筆したものであり、今後の研究の出発点となるものである。4年間の研究成果を踏まえて、さらに進展した研究を、来年度中に形とすることを目標としたい。

  • 稲葉 穣, 田中 雅一, 高田 時雄, 藤井 正人, 船山 徹, 奥山 直司, 真下 裕之, 真下 裕之, 奥山 直司

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 京都大学, 2006年 - 2008年

    文化接触、特にそこから生じる宗教文化の変容を、理論と歴史的事例の検討の両面を通じて考究した。具体的には、複数の宗教文化が接触、融合、衝突する領域において、いかなる文化変容が生じるのか、その結果として生じる宗教文化の重層性と多様性は社会にどのように影響を与えるのか、という問題設定を行い、歴史的中央アジアを舞台に、その社会的・政治的・経済的要因と、結果として生じた宗教表象の諸相を考察することを目指して研究を進め、国際学会の開催、成果刊行などの成果をおさめた。

  • 真下 裕之

    科学研究費補助金/基盤研究(C), 2005年, 研究代表者

    競争的資金

  • 古典学の再構築・調整班研究A01「原典」

    池田 知久, 御牧 克己, 高橋 孝信, 五味 文彦, 真下 裕之, 間野 英二

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特定領域研究, 特定領域研究, 東京大学, 1999年 - 2002年

    1.各文明における原典の状況を文明横断的に解明、過去半世紀間の各文明における古典学の総括及び古典学全体に対する大局的総括、古典形成の一般理論を確立などのために、今年度は計4回の研究会議を開催した(7月・11月・11月・12月、東京3回・京都1回)。毎回1名〜4名(計10名)の研究者が各文明における原典について報告し、それに基づき出席者全員で討論を行った。出席者は延べ計約120名。 2.会議で報告された文明の内訳は、日本1名、中国3名、インド2名、チベット1名、中央アジア2名、イスラム1名。内、中国の2名は、北京師範大学周桂鈿教授と山東大学鄭傑文教授を招聘、現代最先端の中国古典学の現状と課題を報告してもらった。それ以外の、日本・中国・インド・チベット・中央アジア・イスラムの報告もみな、過去半世紀間の世界と日本の各文明における、原典の存在・保存の状況、原典研究の現状と歴史的総括、新しい方法論の提唱と検討、日本の研究者の役割などに関して、大きな問題提起を行った。また、古典学全体に対しても大局的な総括を行って21世紀の新たな古典学の方向を見出すべく努力したが、この方面では我々のやり残した課題はまだ多いと言わなければならない。 3.昨年度に引き続いて今年度も、古典形成の一般理論の確立に向けて模索するという目的のために、諸文明の相異を超えた共通点として、原典の形成に対する口承・伝承・説話・神話と筆写・写本の持つ意義、原典の有する規範性の内容・性質や強弱などについての報告・討論を重点的に行った。 4.原典の内外における写本・版本の調査を進め、電子機器を用いてそれらをデータ・ベース化するために、新たにパソコン1台を購入した。また今年度は本研究プロジェクトの最終年度に当たるので、原典班論文集を出版したが、その入力・出力や編集作業のために学生・嘱託アルバイトを多数使った。

  • チャガタイ・トルコ語、ペルシャ語文献の諸写本研究

    真下 裕之, 間野 英二, 間野 英二, 真下 裕之

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特定領域研究, 特定領域研究, 京都大学, 1999年 - 2002年

    本年度は真下が、昨年度の学会発表をもとにムガル朝時代の文人アサド・ベグの回想録についての研究をまとめた。そこでは文献学的な写本研究の結果として校訂テキストの底本としてアーンドラプラデーシュ州東洋写本図書館所蔵本に拠るべきことを明らかにした。さらにこの回想録の史料価値に関する歴史学的研究の結果として、他の諸史料の内容との比較からこの回想録が他には見られない独自のかつ信頼しうる貴重な一次的情報を伝えていることを明らかにした(MASHITA2002)。また2002年12月の原典班の研究会議では写本研究の知見を踏まえ「イスラームにおける古典」というテーマで、イスラーム文明における古典テキストの伝達の意義と背景について簡単な報告を行なった。また昨年度までに収集してあった諸写本のマイクロフィルムのうち、なお数多く残っていた未整理のものに集中的に取り組んだ結果、その過半をデジタル的に焼付けて電算機上で処理することができるようになった。焼付けデータの一部については解読・テキストデータ入力を進め、研究に利用しているところである。 また間野は、大英図書館(英国・ロンドン)、フランス国立図書館(フランス・パリ)に出張し、以前より研究を継続している『バーブル・ナーマ』のチャガタイ・トルコ語の写本1点と二種類のペルシア語訳の写本それぞれ1点計3点を調査し、それぞれについてマイクロフィルム複写を将来した。フィルムはすべてすぐに焼き付け、現在解読作業を進行させているところである。【以上、636字】

  • 石窟寺院の成立と変容

    桑山 正進, 船山 徹, 稲葉 穣, 高田 時雄, 真下 裕之, 上原 真人, 稲本 泰生

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 基盤研究(B), 京都大学, 1998年 - 2001年

    1.石窟の地域独立的研究の批判の上に立って、石窟の本質的問題を通地域的通時間的に俯瞰し、人文学隣接諸学の方法との連携のなかで石窟造営の歴史的全体像を求める。これが本研究の基本的方法である。 2.人文科学研究所所蔵バーミヤーン、フォーラデーをはじめとするアフガニスタンの石窟写真資料のデジタル化により、褪色する壁画カラーの保存作業をおこない、実測図の写真化と整理に基づき、バーミヤーン石窟構造の比較分析を行い、あわせて壁画色彩分析をキジル壁画との比較でおこなった。 3.英国所在タキシラ佛教遺跡発掘写真資料の蒐集と佛教寺院平面図の整理により、建築上、ガンダーラ佛教寺院構成を細部から見直し、建築石材と石組みとの分類に及び、寺院跡編年の再検討に着手することができたが、これは今後にその成果がもちこされた。なお、以上の研究によって西インド石窟寺院の窟構成とガンダーラ佛教寺院との建築構成上の比較研究を可能にした。 4.本研究所所藏漢籍に基づく文献的分析と石窟関連図書を多数蒐集することにより、バーミヤーン石窟年代を抜本的に見直すことができ、革命的な年代論を発表して本研究の最終研究報告とした。 5.本研究の補助的研究成果は、石窟成立に背景でかかわる、遠距離交易とその交通路の問題である。これについてはイスラーム時代の研究が有效であり、研究報告中にその成果を発表した。また、インド初期石窟寺院開窟にかかる問題に、中央アジア遊牧族の動向が大きく関わることをほぼ明らかにすることができたが、これについては今後の検証を未だまつ必要がある。

  • イスラム時代インドにおける歴史史料の文献学的研究(制度史史料を中心に)

    真下 裕之

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究(A), 奨励研究(A), 京都大学, 1999年 - 2000年

    研究代表者は今年度、昨年度中に入手した、行政業務要領ジャンル『ダストゥール・アルアマル』の諸写本のマイクロフィルム複写の整理・検討を継続した。また十六世紀に成立した宮廷典範書『アーイーニ・アクバリー』の一部を、校訂本と良写本のテキストとの批判的な校合を行いつつ、電算機入力を行った。その一部はすでに研究に利用している。 その成果の一部として、[論2]を発表し、ムガル朝アクバル時代のある主要な歴史書に見える年代の錯誤について論じ、その史料についての写本研究の必要性を示した。これは、ムガル朝時代の制度史研究にかかわる基礎作業のひとつである。また[論1]においては、本来「ティムール」朝である上記王朝が、インドにおいて「ムガル」朝と呼ばれた背景をさまざまな史料から論じた。王朝の系譜意識にかかわるこの問題は、制度史研究にも密接に関係する。 またアクバル時代の貴族によってペルシア語で書かれた回想録『アフワーレ・アサド・ベグ』について、すでに別の経費で入手してあったマイクロフィルム複写を参照して、検討した。制度史研究の上でも重要なこの史料は、いまだ公刊されていないため、その批判校訂本の刊行を視野に、研究を行った。これに関して、未見の同書の写本を閲覧するため、インド、ハイデラーバードのアーンドラ・プラデーシュ州政府東洋写本図書館に赴いた。その結果、同図書館所蔵の写本が、現存するもののうちではもっとも古く、かつテキストも正確な良写本であることが判明した。同写本については、滞在期間中にすべて手写し、ごく一部について電子複写の提供を受けた。 また、個々の制度史関係史料の調査において、研究代表者の属する機関にて利用できない文献の調査のために、東京大学などにおもむき、いくつかの資料については複写の提供を受けた。 【以上、754字。文中、[論1]等は、次頁項目11の研究発表論文に対応。「論」は雑誌論文。数字は登場順。】