谷 正人 | ![]() |
タニ マサト | |
大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻 | |
准教授 | |
音楽関係 |
2011年10月 (社)東洋音楽学会, 「第28回田邉尚雄賞」, 『アラブの音文化』(共著)に対し。
2008年10月 (社)東洋音楽学会, 「第25回田邉尚雄賞」, 『イラン音楽―声の文化と即興―』(単著)に対し
1998年 第1回イラン学生音楽コンクール(於:テヘラン大学) サントゥール独奏部門奨励賞受賞
[査読有り][招待有り]
研究論文(大学,研究機関等紀要)
[査読有り]
研究論文(大学,研究機関等紀要)
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
[招待有り]
研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
本来目に見えない音を視覚化すること―楽譜に書いたりそれを読んだりすること―が如何に音楽認識を巡る様々な事象と深く関わりあっているのかを民族音楽学の研究成果とイラン音楽の事例をもとに論じたもの。
音楽之友社, 2016年03月, 徳丸吉彦 監修/増野亜子 編『民族音楽学12の視点』, 36 - 46, 日本語[招待有り]
研究論文(その他学術会議資料等)
[査読有り][招待有り]
研究論文(その他学術会議資料等)
[査読有り][招待有り]
研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
[査読有り][招待有り]
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
[査読有り][招待有り]
研究論文(その他学術会議資料等)
[査読有り]
[招待有り]
その他
[査読有り][招待有り]
記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
[招待有り]
記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
[招待有り]
記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
学術書
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
口頭発表(一般)
[招待有り]
口頭発表(一般)
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
口頭発表(招待・特別)
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
The Society for Ethnomusicology
International Council for Traditional Music
日本中東学会
日本音楽教育学会
(社)東洋音楽学会
東洋音楽学会
日本音楽学会
駐日イラン・イスラム共和国大使館文化参事室(イラン文化センター)主催、『世界の心イラン4』音楽特集号出版記念セミナーにて
https://www.youtube.com/watch?v=mfs88n43zkQ&t=1280s
上記シンポジウムにおけるレクチャーコンサート「地球音楽を生きる―中東と日本をつなぐ楽器たち」演奏2 サントゥール 谷 正人
展示趣旨 南アジアは弦楽器の宝庫です。世界中で知られるシタールだけでなく、多種多様な弦楽器が、様々な人々によって、千差万別のスタイルで演奏されてきました。宮廷の華として王侯貴族を陶酔させた弦の響きは、古典音楽として受け継がれています。儀礼に使われた弦楽器は、神を讃える歌や祈りの支えとなり、物語の世界を眼前に蘇らせ、歌手の紡ぎだす旋律を引き立ててきました。これらの楽器の多くは、西アジアや中央アジアから伝えられ、南アジアで演奏家や職人たちによって改造され、生まれ変わったものです。南アジアで定着した楽器が、さらに形や音を変えながら、東南アジアや東アジアに伝えられた場合もあります。本展示では、このような弦楽器の遥かな旅を、南アジアを中心にして紹介します。
『緊張をとる』 『集中力のひみつ』の著者,伊藤丈恭氏を招き,演劇的観点からの緊張をとる・集中するための方法論を学ぶ。また本ワークショップへの参加を通して,プレゼン,音楽,ダンス,演劇などさまざまな場面で役立つメソッドへの応用を目指す。
「シルクロードの文化と建築」講演会(主催:武庫川女子大学建築学科)でのイランの伝統楽器サントゥールの演奏
スウェーデン在住のイラク系クルド人でクルド語現代詩を代表する詩人ファルハード・シャーケリー氏の講演会におけるイランの伝統楽器サントゥールの演奏
2月19日にイランの伝統楽器サントゥールの演奏者として出演
2016年11月13日(日)に開催された上記イベントの企画・招聘・出演に関わった
10月22日にイランの伝統楽器サントゥールの演奏者として出演
3月2日にイランの伝統楽器サントゥールの演奏者として出演
3月2日にイランの伝統楽器サントゥールの演奏者として出演
2015年11月16日(月)に開催された上記イベントの企画・招聘・出演に関わった。
イラン、トルコ、アラブ諸国でこれまで調査研究を行ってきた三名の研究者が参加している本研究は、中東少数派の音文化の解明を目的としている。少数派や非主流派の音文化・音楽はときとして多数派や主流派との区別が難しい。本研究では各研究者がこれまで培ってきた知識や経験を活かし、多数派と共有している部分を認めつつも共有していない部分への理解を深めたいと考えている。こうした課題を遂行するために、本研究は三つの部分から成り立っている。第一は代表者と分担者二名の個別の調査研究、第二は年に一度行う研究会、第三に海外からの演奏家や研究者の招へいである。 個別の研究としては、トルコ、シリア、イラク、イランの国境をまたがって居住している人々、主にクルド人の音楽研究があり、イランでは谷が、トルコ・シリア・イラクのそれに関しては飯野が担当する。トルコで少数派/非主流派であるアレヴィー教徒に関しては、オーストラリアのディアスポラ集団を米山が担当している。平成30年度が一年目であったことから、業績には上記の目標は必ずしも反映されていないが、上述地域の少数派の一つであるシリア正教徒の音楽研究をこれ以前から行っている代表者の飯野による学会発表等は、これから議論を深めるための序論的な内容となっている。 いまだ音楽研究としては議論の深まっていないテーマではあるが、7月下旬に行われた研究会には予想を超える数の参加者があり、関心は低くないことが明らかになった。12月上旬には、シリアの古都アレッポを代表するウード奏者のムハンマド・カドリー・ダラール氏と他二名を招へいし、東京大学と神戸大学でレクチャー・コンサートを行った。同氏の演奏家としての実績と経験に裏打ちされた演奏内容は、専門家の間で関心を集めた一方で、一般参加者にも強い印象を残した。東京大学での公演には予想を超える100名以上の参加があった。
イラン音楽における身体性については、特にウード(発展的にはセタール・タール)という楽器の身体性をサントゥールのそれと比較する観点から論文「指で感じ理解すること ―楽器間で異なる身体感覚の研究にむけて」として発表した。 また同一楽器内での身体性の差異という観点から、サントゥール演奏を従来型の身体性と、新しい身体性とに大きく分けて論じた「サントゥール演奏の新しい身体性――「楽器盤面の地政学」へ向けて」論文を発表し、また音楽家の身体理解の観点から有益なアレクサンダーテクニークについては「ミュージッキングとアレクサンダー・テクニークとの共振:私たちが諸民族の音楽から学ぶもの」論文を発表予定である。
競争的資金
古来、一つの伝統とみなされてきたインド古典音楽が、12世紀に北インドにムスリム政権が成立してより南北で徐々に異なる変容を辿り、今日、北のヒンドゥスターニー音楽と南のカルナータカ音楽という二つの様式に大別されるに至った。本研究では、ヒンドゥスターニー音楽の歴史的な成立過程を、従来のヒンドゥー教徒側の視点に立ったサンスクリット語・ヒンディー語文献に依拠した説明ではなく、当時北インドの公用語であったペルシア語や古ウルドゥー語の諸文献に基づき、ムスリム側の視点に立った異なる角度からとらえなおすことによって、全く新しい諸様相を浮かび上がらせた。
本研究課題の目的はイランの音楽家達を対象に、それぞれの音楽教授方法の差異を、映像としてデータベース化する中からその差異の要因を考察しその成果を音楽教育学に還元することである。 イラン国内外において収集した多くの教授法のサンプルとそれらの考察からは、特にセタールやウードなどの身体性とそれに対応した教授の中身はサントゥールのそれとは大きく異なることが判明した。このことから「諸民族の音楽」の授業においては、音楽そのものだけではなく、楽器ごとに大きく異なる音楽認識の差異についても将来的には教材化が必要だという点を指摘した。
競争的資金
本科研の研究代表者および研究分担者は、その全員が、本科研・研究期間内に、主に中東諸国(エジプト、モロッコ、イラン、トルコ等)およびフランス(パリ、アラブ世界研究所)において、フィールドワーク、ならびに資料収集をおこなった。そこで得られた研究成果を、他に5名の研究協力者の参加を得て、国内で独自に開催した研究会で発表し、あわせて討議を実施した。その結果を、研究成果論文集『中東世界の音楽文化――うまれかわる伝統』として、2016年夏までに出版することがきまった。研究成果論文集はB5版、約400ページ。現在、初校をへて、再校にむけて、鋭意編集中である。
本研究は新疆ウイグル自治区のウイグル人作曲家、ウメル・マーマットを主たるインフォーマントとして、比較文化・文明の観点から中央・西アジア音楽研究に携わってきた研究代表者(龍村)が、トルコ(小柴はるみ)、イラン(谷正人)、アラブ(屋山久美子)の音楽研究者と共に、トルコ語系民族のウイグルと他の中央・西アジア地域の音楽との比較を行ったものである。今日の伝承におけるウイグルの「ムカーム」は、他の地域の伝統よりも固定性が強く、各ムカームが固有の旋法のみならず、固有のリズムと舞踊の様式を持っている。ムカームに基づく一人の奏者の即興演奏も見られるが、音楽・舞踊の一体化した全体が一つのムカームの表現なのである。
本研究は、かつて徒弟制の中で実践されてきたイラン音楽の教育観や知識観が、五線譜や練習曲を用いる近代教育的観点の導入によって如何に変容したのかを考察したものである。 従来イランでは音楽は口頭で伝承されてきた。しかし『タール教本』(1921)のような教則本の登場によって、それまでのただひたすら師匠の模倣に専念するなかか自ら問いを立て学ぶというような徒弟制的教育に、より具体的で体系的な指導という近代教育的な知識の伝授段階をもたらされたことを指摘した。
競争的資金
競争的資金
中央・西アジア地域のトルコ、イラン、アラブ系民族の間には、「マカーム」「ダストガー」などと呼ばれる旋法・演奏体系を持つ古典伝統音楽が広く存在する。この研究は中国新疆のトルコ系民族であるウイグルの「ムカーム」と呼ばれる音楽を中心にそれらの伝統を比較し、特に東西交流の要衝の地に栄えたウイグル音楽の独自性と他の文化との関連を明らかにしようとするものである。詳細については、別添論文集の龍村の論文を参照のこと。
競争的資金
競争的資金
競争的資金