板倉 史明 | ![]() |
イタクラ フミアキ | |
大学院国際文化学研究科 文化相関専攻 | |
教授 | |
芸術その他 |
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
[査読有り]
https://da.lib.kobe-u.ac.jp/da/kernel/0100483363/0100483363.pdf
2015年03月, 『視る』(京都国立近代美術館ニュース), (475), 5 - 8[招待有り]
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
[招待有り]
研究論文(大学,研究機関等紀要)
[査読有り]
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
本稿では,フィルムセンターが株式会社IMAGICAと富士フイルム株式会社の協力を得て実施した『銀輪』(1956年)のデジタル復元の概要を解説することによって,三色分解フィルムを用いた映像の長期的な保存の可能性を検討した.本文Fig. 3に示したように,異なる3つの方法で作成した復元版の上映用プリント(③・⑤・⑦)を比較検証した結果,いずれもほぼ同等の画質をもった映像として復元することができた.さらに②と④を比べると,解像度の点で④が勝っており,新開発されたデジタル・レコーディング用の白黒ネガフィルムは,映像の長期保存性に加え,画質面での優位性も確認された.
[査読有り]
[査読有り]
[査読有り]
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
[査読有り]
研究論文(学術雑誌)
研究論文(学術雑誌)
書評論文,書評,文献紹介等
[招待有り]
記事・総説・解説・論説等(その他)
[招待有り]
記事・総説・解説・論説等(その他)
[招待有り]
記事・総説・解説・論説等(その他)
[査読有り][招待有り]
書評論文,書評,文献紹介等
2007年2月号
2007年02月, 『日本映画学会会報』第7号http://jscs.h.kyoto-u.ac.jp/kaihou07.html2006年9月号
未来社, 2006年09月, 『未來』, 480号、7-11 (480), 7 - 11, 日本語書評論文,書評,文献紹介等
書評論文,書評,文献紹介等
<巻頭言>明治文章小史 / 渡辺実<インタビュー>学問の宗教的背景 / 上山安敏, 聞き手 高橋義人<特集 : 関西三都 ― その近代化>京都 ― 中庭を忘れた西洋館 / 伊從勉<特集 : 関西三都 ― その近代化>大阪 ― 大縮尺地図にみる大阪の近代化 / 山田誠<特集 : 関西三都 ― その近代化>神戸 ― 大震災と新空港 / 松島征<リレー連載 : 環境を考える>京都議定書遵守の意味 / 阪本浩章, 西井正弘<サイエンティストの眼>生活習慣病としての糖尿病、しかし… / 林達也<知の息吹>"青"に思う地球科学 / 大西将徳<社会を斬る>法律・CSRにより環境を守る / 小畑史子<フロンティア>はねかえり係数の起源を探る / 國仲寛人<フロンティア>捕食によって進化する餌生物の色彩多型 / 繁宮悠介<奈文研の散歩道>古建築の妙 ― 見える建築、見
京都大学大学院人間・環境学研究科, 2005年09月, 人環フォーラム, 17, 日本語[査読有り]
速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
<巻頭言>専門の壁を超える学問 / 北川善太郎<対談>時間とあいだ / 木村敏, 大澤真幸, 司会 高橋義人<特集 : 大学はどうあるべきか>京都大学の過去と未来 / 岡本道雄<特集 : 大学はどうあるべきか>大学問題雑考 ― 「旧制度」下ヨーロッパの大学制度を手がかりに / 中川久定<特集 : 大学はどうあるべきか>幻の大学? ― 変わる大学・変わらぬ大学 / 木下冨雄<フィールド便り>路と住まい ― 台湾ヤミ族の住まいをとおして / 足立崇<フィールド便り>高島北海とエミール・ガレ / 鵜飼敦子<リレー連載 : 環境を考える>九州南部から南西諸島の自然環境と人々の暮らし ― 交流と重層と隔離の歴史 / 堀田満<フロンティア>分子のかたちをみる / 髙橋弘樹<フロンティア>原子の世界の三体問題 / 佐野光貞<サイエンティストの眼>愚か者の合理性 /
京都大学大学院人間・環境学研究科, 2003年07月, 人環フォーラム, 13, 日本語[査読有り]
速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
学術書
一般書・啓蒙書
学術書
[招待有り]
[招待有り]
口頭発表(招待・特別)
[招待有り]
口頭発表(一般)
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
口頭発表(一般)
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
[招待有り]
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
口頭発表(一般)
[招待有り]
シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
[招待有り]
口頭発表(招待・特別)
[招待有り]
口頭発表(招待・特別)
[招待有り]
シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待有り]
公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
口頭発表(一般)
口頭発表(招待・特別)
口頭発表(招待・特別)
口頭発表(招待・特別)
口頭発表(招待・特別)
口頭発表(招待・特別)
口頭発表(招待・特別)
口頭発表(基調)
口頭発表(招待・特別)
口頭発表(一般)
口頭発表(一般)
2018年度における本研究プロジェクトは、準備年度であった2017年度を踏まえ、具体的にそれぞれのセクションにおいて国内外での調査研究に本格的に着手し、調査資料の収集を行うとともに、2回の研究会を実施し、研究情報の共有、プロジェクトの進展についての議論を行った。具体的には、(1)ロケット開発技術者のオラリティデータの整理、検討を行い、これまで得たロケット開発技術者についてのインタビュー調査に加え、有人宇宙飛行関係者、宇宙関連産業、そして宇宙基地周辺の地域住民(種子島、内之浦)などに対するフィールドワーク、インタビュー調査を開始した。(2)国内では内之浦、種子島および名古屋と東京の宇宙関連産業における調査を実施し、関連する研究機関での資料収集(国立科学博物館、国立天文台)も並行して行った。国外調査としては、ドイツにおけるロケット開発萌芽期の現地調査(ドイツ科学技術博物館、ペーネミュン技術歴史博物館)を行った。(3)平行して実施している国立民族学博物館の共同研究プロジェクトと本プロジェクトを連携させ、2回の共同研究会を実施、関係する専門家、研究者を招聘して議論を行った。加えて関連のある学会、宇宙惑星居住科学連合、宇宙科学技術連合会、日本航空宇宙工学会、自然史アーカイブ研究会)に出席し、現在の宇宙開発の動向の把握、情報、資料を収集した。(4)宇宙開発の近年の急速な展開を踏まえ、2020年度に本研究プロジェクトの中間的な成果報告として、学術論文集の公表を行うこととし、その編集方針を検討した。 なお、研究分担者の一人、木村大治は本研究プロジェクトの成果を踏まえた著書を2018年に公刊した。
本年度は映画学および認知心理学におけるアイトラッキングを活用した先行研究文献を収集し、その課題や問題点を確認するとともに、共同研究者の松本氏が現在保有しているアイトラッカー機材を活用して、試行的な実験を実施した。また愛媛大で眼球運動の専門家と意見交換し、本プロジェクトにもっとも適したアイトラッカーやソフトウェアについて検討することができた。次年度は適切なアイトラッカーおよびソフトウェアを購入し、映画作品の場面を使ったアイトラッキングの実験を開始する予定である。具体的には映画監督の演出(フレームの中のすべての要素をコントロールすること)が、実際の映画観客の視線移動とどのようにかかわっているのかを実証的に解明する実験である。これまで研究代表者は小津安二郎監督作品『彼岸花』(1958)のある場面において、実際に観客が背景に意図的に配置されている3人の通行人を見るのか(あるいは通行人を認識していたか)を実験したことがあるが、次年度はさらに実験対象とする場面を増やすとともに、比較対象として同じ映像で異なる条件の映像を作成し、実験の精度を高めたい。
初年度の平成29年度の課題である渡部コレクションのアーカイビング(整理、分類、デジタル・スキャンニング)及びそのメタデータの作成、そして同コレクションの各素材に関する業界関係者へのヒヤリング調査を継続しつつ、平成30年度には海外との受発注関係の中間素材に関する調査のため韓国に赴き、1980年代東映アニメーション社で研修していたキム・ジェホ氏、ミン・ギョンジョ氏へのヒヤリング調査を行った。両氏のヒヤリング調査は、東映アニメーション社と長い協力関係にある韓国側の大元動画社の活動に関する韓国語の最新文献を入手し照らしあわせる一方、同じ1980年代に海外下請けの仕事にかかわっていた渡部英雄氏へのヒヤリングを行うことで、アメリカ・日本・韓国といった三国間のトランスナショナルなアニメーション生産に関する詳細が確認できた。 渡部コレクションからは特定のアニメーション作品を選定したうえ、行為遂行性理論・生成論のアプローチから分析を進め、なおかつ国内・海外の研究者との学術交流・協力も重ねることで、同コレクションをはじめアニメ中間素材のアーカイビングをテーマにした研究成果を一冊の図書として編集、刊行した。特に同書は本研究課題の国際的な理解の広がりを目指し、全文英語で執筆或いは翻訳され、紙媒体のみならずインターネットでも配布できるよう電子書籍化を実現した。さらにスウェーデンのストックホルム大学との共催でアニメのアーカイビングに関する国際シンポジウムを開催し、本研究課題の研究代表・分担者はもちろん海外の研究者が加わり発表を行った。同大学での発表には大学院生・学部生も出席し活発な議論がなされ国際的な理解を広げることができた。 本研究課題から得られた成果の一部は、八王子夢美術館でアニメの中間素材をメーンにした展覧会に提供・協力し、社会における同研究の意義や効果を確認することができた。
競争的資金
競争的資金
競争的資金
映画製作から上映まであらゆる側面においてデジタル化が進行する現在の状況下において、映画フィルムや資料の発掘・調査・分析を通じて、失われつつある映画フィルム文化の批判的再検討と再評価をさまざまなレベルで実施することができた。特に神戸映画資料館とIMAGICAの協力を得て、多くの成果をあげることができた。
競争的資金
本研究では、通常のプリンターでは複製作業が不可能な極度に劣化したフィルムにも対応できるプリンターのフィルム送り機構を開発することが目標のひとつであったが、結果として、センサーを用いた画像処理システムを応用し、35mmフィルム用のフレーム自動補正装置の試作品を完成させ、新しいテスト用35mmフィルムを用いた位置補正の精度を確認する検証作業を実施することができた。
可燃性フィルムの素材に関する実験、調査、研究、分析を十分に実施することができ、日本における映画フィルム保存の基盤をさらに広げることに成功した。特に近赤外線機器を使用することで、瞬時に可燃性か不燃性かの判別することが可能であることが明らかなった。また、可燃性フィルムを保存・復元というテーマについても、アナログ的な側面では染色調色の実験を日本ではじめて実施し、またデジタル的な技術を使った長期保存の可能性についても検討することができた。
2007年初頭に全米日系人博物館から東京国立近代美術館フィルムセンターへ移送された124本の映画フィルム(伴武の遺品である「バン・コレクション」の一部)の調査を実施し、2007年12月に正式にそれらのフィルムの寄贈手続きが完了した(1本のみ可燃性フィルムであった)。調査の結果、入江たか子主演の無声映画『月よりの使者』(1934年)や、時代劇映画の巨匠・伊藤大輔監督の『薩摩飛脚』(1938年)をはじめとして、これまで日本では失われていたと思われていた1930年代の日本映画のフィルムが10本以上ふくまれていることが判明した。第二次世界大戦以前の日本映画はきわめて残存率が低いため、これらのフィルムは日本映画史の欠落を埋める大きな「発見」である。また、『GeishaGirl』(1933年)という日米合作映画には、1910年代にハリウッドで俳優として活躍していた青山雪雄が脚本家として参加しているが、この作品はこれまでその存在さえ知られていなかった珍しいものである。 寄贈された「バン・コレクション」のフィルムは、現在フィルムセンターのフィルム保存庫において安全かつ恒久的に保存されている。ただし、ほとんどのフィルムは製作されてから70年以上の年月が経過しているためにひどく劣化しており、そのまま上映ることができない状態にある。そのため一部のフィルムを35mmフィルムに複製して恒久的な映像の保存をおこなうとともに、上映用プリントを作成して一般に公開できるようにし、2008年4月から開催予定の「発掘された映画たち2008」で上映る予定である。 復元したフィルムの冒頭に、「このフィルムは、2007年に全米日系人博物館から東京国立近代美術館フィルムセンターへ寄贈され、その元素材より復元した「伴武コレクション」の一部である。」という字幕を作成し、挿入する予定である。
(1)4月5日〜11日までメリーランド州国立公文書館(NARA Archive II)において日系移民が保持していた日本映画フィルムの接収状況について一次資料を調査した。 (2)6月5日に八戸大学において日本マス・コミュニケーション学会春季研究発表会が開催され、「1950年代の日本映画研究を歴史化する-南博と佐藤忠男」と題する研究発表を行った。 (3)6月26日に早稲田大学において開催された第14回日本移民学会年次大会において、「戦前米国日系移民による映画上映の政治学-宗教、ナショナリズム、アメリカニゼーション」と題する研究発表を行った。 (4)12月11日に日本大学芸術学部において開催された第15回映画文献資料研究会において、「日本映画史のメタヒストリー-『日本映画検閲史』を手掛かりに」という研究発表を行った。 (5)『第四回京都映画祭公式カタログ』(第四回京都映画祭実行委員会事務局、2004)に、『ちゃんばらグラフティー』など時代劇映画8本の作品解説を執筆した(21-23、30,32頁)。 (6)韓国で開催された日本映画特集上映のカタログ『日本映画:愛と青春 1965-1998』(文化庁、2004)に、『やくざ絶唱』の作品解説を執筆した(28-29頁)。